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二輪画報社コミュの自主制作映画「ガムボールラリー」草案

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自主制作映画 ガムボールラリー(仮)

九州で悪ガキ6人がバイクでレースする話。

・タカ(高森啓太)    バイク馬鹿。(演技不要)
・ナル男(吉竹修平)   タカをライバル視する男。ナルシスト歯医者。
・フジヤマ(仲光龍太郎) この六人のまとめ役。頭脳派ポジション。
・ゲイシャ(山口晋平)  呑んだくれ。行動に一貫性が無い。
・テンプラ(塚部康隆)  ゲイシャに誘われ、参加。ルーキー。
・ペタジーニ(堤晴彦)  片言しゃべりの変人。
・ヤマケン(福田孝)   刑事。悪ガキ達を目の仇にする。ヤク中。
・バイクを盗まれる男(福島)


・スタートは芥屋の海岸。ゴールは天草。
・実家の祈祷師の小屋を、ゴール地点のガムボール安置所に。

コメント(9)

シーン1
・タカがガレージで不動車を整備していると、ラジオから一通の風変わりなお便りが届き、DJは困惑しながらも読み上げる。
・DJ「えー、次のお便り。ラジオネーム”ヘンリー”さん。最近、考えるのですが、塩など生活の必需品と、オモチャなどの娯楽品が同じ額の消費税だというのはおかしくないですか?ただし、アルコールは除く!追伸、ガムボール。」
・タカはカッと目を見開く。
・DJ「・・・まぁ季節の変わり目だからね。ははは。それじゃあリクエストの曲です。”飛ばせ都市高”」

シーン2
・曲は流れたままシーン2へ。
・駅(久保駅)の待合場でぼけーと座るフジヤマ。手には「不採用」と書かれた書類。
・うなだれるフジヤマにメールが入る。
・文面は『ガムボール!2012、8、11』

シーン3
・公衆便所(鵜殿石仏郡)でぼけーと煙草を吹かすフジヤマ。
・バイクに乗った男(福島)が慌ててトイレに駆け込むのをフジヤマは横目で見送り、フジヤマはゲラゲラ笑いながらバイクを盗んで走り去る。
シーン4
ラジオが流れる廃墟然とした部屋。
ウイスキーの入ったグラスに金属片が落とされる。
・ナル男「自分のミスで怪我すりゃざまぁないよ、ホンと」
・ナル男、白衣を着、男の背中に刺さった金属片をピンセットで抜き取る。
・ナル男「いいか、兄弟、自衛隊には二種類の包帯の巻き方があって、だ」
・ナル男、ウイスキーを口に含み、鷲頭の背中に吹きかける。
・ナル男「緊縛止血法と圧迫止血法の二つなんだが、要はきつく縛るだけの話なんだ」
・ナル男、熱されたアイロンを手にし、鷲頭に当てようとする。
・ナル男「包帯の巻き方なんてそんなもんさ。・・・しかし、悪いが包帯が無いんだ。」
・ナル男「…それに、俺は歯医者だからホントの包帯の巻き方なんか知らんし、ね」
・アイロンを当てられた鷲頭の絶叫。


・シーン5
・包帯グルグル巻きでベッドに寝たゲイシャ。
・横にはフジヤマ。
・フジヤマ「ほんとに出るのか?」
・ゲイシャ「勿論だ」
・ゲイシャ「あれを見ろよ、あれさえあれば左足はちゃんと動く。医者のナル男が作ってくれた補助具だ。」
・フジヤマ「ナル男は医者じゃない。…歯医者だよ」
・ゲイシャ「だから何だ?あれさえあればちゃんと左足は動く」
・フジヤマ「そういう問題じゃない!今度こそ死ぬぞ!」
・ゲイシャ、フジヤマに掴みかかる。
・ゲイシャ「…だから何だ?」
・フジヤマ、沈黙。
・ゲイシャ「…俺だってガムを食ってみてぇんだ」

シーン6
・居酒屋にテンプラが入って、ゲイシャとフジヤマの席へ。
・テンプラ「あんたらがガムボールのメンバーですか?」
・フジヤマ「そうだ、歓迎する。俺はフジヤマと呼ばれてる」
・ゲイシャ「ウェルカム、俺はゲイシャ。そしてお前は”テンプラ”だ」

シーン7
・瞑想するペタジーニ。右手からは白い粉が常に流れ落ちている。
・「…時が、来た」
・立ち上がるペタジーニ左手には携帯を手に、メールを読む。
・「俺、証明する。…一番速いのは、長崎人」
・ペタジーニ、バイクに跨り、呟く。
・「ガムを手にするのは、俺」

シーン8
・居酒屋で、フジヤマとゲイシャがテンプラにガムボールの説明。
・フジヤマ「要は、一番早くに天草の鎮痔寺に奉納されてるガムボールマシーンに辿り着いた奴が優勝だ」
・ゲイシャ「そして、そいつだけがガムボールを手に出来る」
・テンプラ「…それだけ?」
・フジヤマ&ゲイシャ「それだけ」
シーン9
・ダムの路肩でバイクを止めて休憩するタカ。
・そこにナル男がやってくる。
・タカ「よお」
・ナル男「何がよお、だ。三年連続優勝者は余裕だな」
・タカ「…やめろよ、喧嘩じゃお前に勝てねぇんだ」
・ナル男、タカの胸倉を掴み、宣言する。
・ナル男「…次こそガムを手に入れるのは俺だ」
・タカ「…やってみろ、よ。歯医者さん」
・そこで、ヤマケンが会話に割り込んでくる。
・ヤマケン「…いかんなぁ、公道レースなんかされちゃぁ、さ」
・ヤマケン、自分の車のボンネットに流したクスリを鼻で一気にスニッフィングし、気分爽快。
・ヤマケン「僕も警察官だからね、そういうの見過ごせないのよ。解る?」
・黙り込む二人。
・ヤマケン「僕が何でヤマケンなんて呼ばれてるか解るよね?」
・言いながら拳銃を抜くヤマケン。
・ナル男「…拳銃の、山本」
・ヤマケン「そうそう。始末書、不祥事なんかを僕は気にしない。OK?」
・タカ「俺たちは公道レースなんかしない」
・ヤマケン「そうか、それならいいんだ」
・ヤマケン、二人に近づき、ジッパーをおろす。
・ヤマケン「僕に逆らったらどうなるか、解るね?」
・ヤマケン、二人の足元に小便を撒き散らすが、二人は動けない。
シーン10
・フジヤマ、電話で内定が決まったことを聞かされている。
・フジヤマ「はい!ありがとうございます!頑張っていきたいと思います!はい!はい!…えっ」
・フジヤマ、カレンダーを一瞥し、声のトーンを変える。
・フジヤマ「…あぁ、その日ですか」

シーン11
芥屋の砂浜でテンプラが煙草を吸っていると、続々とメンバーが集まってくる。
・フジヤマ、砂浜で内定を蹴ってまでココに来たことに無言の後悔。
・ナル男「お前が新入りか」
・テンプラ煙草を吹かしながら会釈。
・ナル男「よろしく、俺はナル男。医者だ」
・タカ「本当は歯医者だ」
・ナル男「うるっせえなぁ、おい」
いきなりペタジー二が割り込んできて、タカの胸ぐらを掴み、宣言する。
・ペタ「今度こそ一番速いの、俺。お前、二番目に速い」
皆きょとんとするも(この間、ゲイシャは後方で、手持ち花火で遊んでいる)
・タカ「OK、OK、じゃあ速いとこ一番速い奴を決めようぜ」

後方で停車していた車のドアが開き、怒号。
ヤマケン「きっさまらぁあああああああ」
拳銃を抜き、空に向けて拳銃を発射。

それがスタートの合図のように、慌ててその場から逃げだすように各自バイクのアクセルを捻る。

ヤマケン、皆が逃げ去った後に、絶叫。
ヤマケン「貴様らぁあああああ!追いかけて、ぶっころすからなぁああああ」


シーン11
各自の走行シーンをそれぞれ2秒程度。
シーン12(以後シーン17まで各自バイク乗車中の顔面アップでナレーション)
フジヤマ、走行中に悔悟。
フジヤマ「畜生!内定蹴ってまですることかよ!」

シーン13
ナル男「絶対に勝つ、タカには負けねえ!」

シーン14
タカ「ガムを!ガムを!」

シーン15
ペタ「一番速いのは、俺。ガムを手に入れるのは、俺」

シーン16
テンプラ「…なんでみんなそんなにガムが欲しいんだ」

シーン17
ゲイシャ「ガム!ガム!ガム!ガム!」

シーン18
(走行シーンを適当に)

シーン19
テンプラ、コンビニで休憩中。横を見るとペタジーニもコンビニの駐車場にいる状況。
テンプラが煙草を吹かしながら横へ視線を向けると、ペタと目が合う。
テンプラ、話題に困り「お、いい女」と通行人に目を向ける。
ペタ「俺、女、好き。・・・でも、男、もっと好き」
テンプラ、どん引いた目でペタを見る。
ペタ「・・・俺、お前好き」
慌ててバイクに乗り、逃げるテンプラ。
後を追おうとするペタ。
シーン20
バイクが不調のフジヤマ。
とうとうバイクが止まり、路肩にある自転車をパクリ、ペダルを漕ぎ出す。
「なんだってこんな目に!」


シーン21
ペタジーニから逃げるテンプラ。
ロータリーに入り、天ぷらは一周で抜け出すが、ペタは延々とロータリーを回り続ける。


シーン22
タカとナル男のデッドヒート。

シーン23
泳いで川岸にたどり着き、川原でぐったりするゲイシャ。
対岸では、煙が上がっている。
ゲイシャ「・・・やっぱ、無理だったか」

シーン24
何らかの「天草」と表示された看板を画面の隅に映し、タカとナル男が走り去る。

シーン25
延々とロータリーを回り続けるペタジーニ。
ペタ「テンプラ、どこだ」

シーン26
自転車で必死に走るフジヤマ。

シーン27
鎮座寺の看板
タカのバイク乗車中のアップで、
「・・・あと、100m!」
シーン28
ゴール目前でデッドヒートのタカとナル男の前に老人(ジョニー)が通行しようとし、
二台ともジョニーを通そうと停車。
そこをテンプラがぶち抜く。
ポカンとする二人。

シーン29
一番でゴールしたテンプラ。寺に入り、寺に鎮座するガムボールマシーンへ。
シーン30
ゴール地点で、タカとナル男、そしてガムをくちゃくちゃと噛むテンプラ。
タカ「・・・けっ」
そして車が一台やってくる。
ヤマケン「きっ、さま、らぁぁぁああああああああ!」
拳銃を乱射しながらヤマケン。
ナル男「やべぇ!」
タカ「逃げろ!」
三人ともまたバイクにまたがる。

シーン31
真っ暗な画面に、セル音からエンジンがかかる音。そしてエンディングロールと曲。

シーン32
まだロータリーを回るペタジーニ。

end

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