1977年にアメリカで発行されたアメリカ人の為の「菊とバット」それの改稿版ですね 2005年1月20日初版 完全版と謳ってます アメリカ人から見た日本の野球とは 1000本ノックなどの練習があり 摩訶不思議な世界であった試合前のクタクタになる程練習させられ シーズンの終わりには選手はガス欠になってしまう それでも練習 練習 ピッチャーは連投は当たり前 疲れていてもチームの為にと言って投げてしまい 選手生命はあっという間に尽きていった 名ピッチャー達 、長島 王 江夏 村山 そんなスーパースターが活躍していたプロ野球 本書は野球を通じてユニークな日米文化比較論を描いた書籍として知られています 来日する外国人選手のバイブルとも言われております、イチロー 松井秀喜など後半に登場してきますが 本来の原書にはありません 今回の完全版での登場となりました とても良い本書です ただ原書には当時の日本プロ野球の軍隊並みの規律などが描かれて日本人描写が上手いものです 本書ではそれを もう一回売ろうとする魂胆が見え見えなのが残念に感じられました 原書を読んでなければ気にはならないですけどね 兎に角良い本書です。
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