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Kingdom under Mt.Hotenowコミュのテーマ

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テーマについて:

昨今の新しい追加ルールとして、キャラクター作成時に「テーマ」というものを選択することができます。
これはキャラクターの生い立ちや側面、背景設定をよりゲーム的に表現したもので、
選択したテーマに応じた「テーマ特徴」をキャラクター作成時、5レベル時、10レベル時に受けることができます。
さらに、2レベル、6レベル、10レベル時の汎用パワー取得の際に、
通常のクラスごとの汎用パワーリストに加えて、テーマ特有のものからも選ぶことが可能となっています。

今シナリオ「ネヴァーウィンターの失われた王冠」では、
シナリオ背景と関わりの深い13種類のテーマの中から選択することが可能です。
これはいわゆるハンドアウトのようなものを兼ねており、キャラクターイメージの作成や、ロールプレイの際の参考になるかと思います。

以下に使用可能なテーマの概略を列挙します。

1、ネヴァーウィンターの貴族(Neverwinter Noble)
 …ネヴァーウィンター崩壊の際にウォーターディープに落ち延びていた、ネヴァーウィンターのかつての支配者の正統なる子孫(種族制限:人間)

2、オグマの信徒(Oghma's faithful)
 …神からの啓示を受け、ネヴァーウィンターの再建を志す知の神オグマの信者

3、ハーパー・エージェント(Harper agent)
 …仲間の裏切りによってハメられた、善の秘密組織ハーパーズのエージェント

4、デッド・ラットの脱走者(Dead Rat deserter)
 …ネヴァーウィンターの北にある海賊町ラスカンを席巻するシーフギルド"デッド・ラット"を抜けて逃げ出したメンバー(種族制限:人間、ハーフエルフ、ハーフリング)

5、イリヤンブルエンの守護者(Iliyanbruen guardian)
 …呪文荒廃によってフェイワイルドからフェイルーンへと戻り、自分たちのかつての故郷を汚した者達を追い求めるエラドリンの1人(種族制限:エラドリン)

6、ウスガルトの蛮人(Uthgardt barbarian)
 …同胞の聖地を汚した者を復讐のため追い求める、北方の蛮族(種族制限:人間)

7、群れの追放者(Pack outcast)
 …古代魔法帝国ネザリルの影の民"シャドヴァー"の思惑によって歪められた仲間の群れから、自らの意志で離れた蛮族のワーウルフ(種族制限:人間かシフター)

8、デルズーンの子孫(Heif of Delzoun)
 …古のドワーフ王国デルズーンの血を引き、祖霊の啓示によって失われた王国を捜し求めるドワーフの1人(種族制限:ドワーフ)

9、レッド・ウィザードの背教者(Renegade Red Wizard)
 …リッチの支配する死の国と化した東方の魔法国家サーイを離脱し、追われる身となった魔法使い(クラス制限:ウィザード(メイジ))

10、影の子(Scion of shadow)
 …ネザリル帝国の影の民として生まれながら、光に魅せられてその影から抜け出そうとする者(種族制限:人間、シャダーカイ)

11、悪魔の手先(Devil's pawn)
 …おふざけのカルトごっこのはずが、ひょんなことから地獄の主アスモデウスのしるしを身に受けることになってしまったウォーターディープの没落貴族の跡取り

12、呪痕の前兆(Spellscarred harbinger)
…呪文荒廃の影響によって、周囲の者を焼き、変質させる呪いの青い炎をその身の内に宿すことになってしまった者

13、ブレガン・ダールセのスパイ(Bregan D'aerthe spy)
…権力闘争に破れて、地底世界アンダーダークの都メンゾベランザンを追われたはぐれドラウたちの傭兵団"ブレガン・ダールセ"によって、北方へと偵察に送り込まれた斥候(種族制限:ドラウ)

コメント(13)

1、ネヴァーウィンターの貴族

・君は生後まもなく両親と死別し、
ウォーターディープの貴族の一家であるタン家にて養子として育てられた。
君の出自について養父母が話してくれることはなかったが、
君は育ての両親から愛情と教育を豊かに受けて育った。

・昨今になってウォーターディープの君主の1人であるダガルト・ネヴァレンヴァー卿が
自らがネヴァーウィンターのかつての支配者の系譜を自称し、
軍を率いてネヴァーウィンターへと乗り込み、護民卿を名乗って町の再建を始めた。
それを受けて、君の両親は君の素性についてついに君へ明かした。

・君はかつてのネヴァーウィンターの支配者であったアラゴンダー家の血を引く者だったのだ。、
君の母親は大地震の時に君を連れて脱出した貴族の女性であったが、
故郷が引き裂かれた姿を見て悲嘆と狂気のあまりに
君を生んで間もなくして、亡くなってしまったのである。

・君は悩んだ末に、ネヴァーウィンターへ戻って自らの出自と向き合うことを決めた。
ダガルト・ネヴァレンヴァー卿はネヴァーウィンターで軍を率いて一大勢力を築いているし、
ソードコーストの有力者にも顔が利く。
まず、君は支配者の血を引く者として、自分の正統性の証拠を見つけなくてはならない。
象徴のようなもの、たとえば王冠や王錫といったものを。
そして人々の心を勝ち取らなくてはならない。
そのためには君には仲間が必要だ。

・かくして、君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かうことになった。


クラス制限:なし
種族制限:人間(ネヴァーウィンターの支配者は常に人間だった。君もその系譜に連なる者である。混血も有り得なくはないが、君のクエストはより困難なものになるだろう。)

背景特典:交渉か歴史


テーマ特徴:
○『テイク・ハート、フレンド!』のパワーを修得。

テイク・ハート、フレンド!/友よ、しっかりしろ!
遭遇毎、[武勇]
マイナー・アクション、近接範囲・爆発5
目標:範囲内の味方1人
効果:目標は君の次のターン終了まで全ての防御値に+2のパワーボーナスと一時的HP5点を得る。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

オノラブル・チャレンジ/名誉ある挑戦
遭遇毎、[オーラ]、[武勇]
マイナー・アクション、自分自身
効果:君は次の君のターン終了まで持続するオーラ2を起動する。
オーラ内の敵は君以外のクリーチャーに対する攻撃ロールに-2のペナルティ。

2、オグマの信徒

・君は知識の神オグマの信徒だ。
最近、君の周りの者たちは奇妙な悪夢に悩まされるようになった。
しかし君は1人その中で、悪夢の中にオグマからの啓示を見た。
青緑の炎が悪夢を焼き尽くし、君は気がつくと広大な図書館の中にいた。
通路には果てがなく、走っていこうとすると、端に着く前に目が覚めた。
君の耳には水時計が時を刻む音が、確かに残っていた。

・かつて「ネヴァーウィンターの時計にかけて」とは最も誠実な誓いの言葉のひとつであった。
ネヴァーウィンターの町にあった、匠の手によって作られた水時計にちなんだ言葉である。
君はこの夢を、「オグマが、ネヴァーウィンターにある彼の寺院を再建するよう」自分に伝えている啓示であると確信した。

・君は町の再建のために、
そしてオグマ寺院が町の再生の中心となるべく、
ネヴァーウィンターへと旅立つことにした。
かくして、君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かうことになった。

クラス制限:なし
種族制限:なし(オグマはあらゆる知識の探求者を受け入れる)

背景特典:歴史、宗教、事情通


テーマ特徴:
○『アンダースタンド・ランゲージ』のパワーを修得。

アンダースタンド・ランゲージ/言語理解
遭遇毎、[信仰]
マイナー・アクション、自分自身
効果:過去24時間以内に君が見聞きした言語をひとつ選ぶ。
この遭遇の終了まで、君はその言語を読み書きできるようになる。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

ラーンド・レスポンス/学習された反応
一日毎、[信仰]
フリー・アクション、自分自身
トリガー:君がイニシアチブをロールする
効果:1回の看破判定を行う。この結果と好きな方をイニシアチブ判定の結果とすることができる。

3、ハーパーのエージェント

・レルムには"ハーパーズ"と呼ばれる秘密組織がある。
彼らは自分たちの信じる善とバランスのために活動をしている。
呪文荒廃の後も組織は再建され、現在もネザリル帝国の拡大を阻止すべく働いている。

・君は幼い頃よりハーパーの話を聞いて、その活躍にあこがれていた。
君にはごまかしと策略についての才能があり、そして同時に確固とした善悪の基準を持ち合わせていた。
成長した君は、それらを役立てるべくハーパーの拠点がある町・エバーランドへ旅をし、
ハーパーの証である"ハーパー・ピン(留め針)"を授かるための任務に就くことになった。

・君はネヴァーウィンターへと派遣されることになった。
現地にはすでにシムリルという名のエージェントが派遣されており、
君は彼女と合流して、彼女がリーダーを務めている地下組織、
「サンズ・オブ・アラゴンダー(アラゴンダーの息子たち)」に協力する手はずとなっていた。

・「サンズ・オブ・アラゴンダー」はウォーターディープから乗り込んできたダガルト・ネヴァレンバー卿の
専制的な支配体制に反抗する地下組織であり、
ハーパーはネヴァレンバー卿は私利、自身の勢力拡大の一環として
ネヴァーウィンターの再興を行っていると考えている。

・現地に到着した君は、シムリルに率いられ、レジスタンスたちと共に偵察任務に乗り込むことになった。
しかし状況は一変した。
君たちはネヴァレンバー卿の傭兵に待ち伏せされ、取り囲まれていたのだ。
とっさに壁のくぼみ(アルコーブ)に隠れた君が見たのは、
傭兵たちと共に、仲間を切り殺すシムリルの姿だった。
明らかに、彼女は傭兵たちと結託しているようすだった。
シムリルの部下の一人がシムリルに致命傷を与え、彼女と相打ちになった。
傭兵たちが去って行った後、残されていたのはおびただしい数の死体だけだった。
間違った者の手に渡らぬよう、君はシムリルの遺体から彼女のハーパー・ピンを回収した。

・シムリルははたしてネヴァーウィンター側に裏切ったのだろうか?
それとも、二重スパイをやっていたのだろうか?
確かなことは、待ち伏せていた集団の中に裏切り者がいるということを、
お互いがすぐに疑ったということである。

・シムリルの死によって、町の抵抗勢力は混沌とした状態になった。
新顔として、君にはこの町のハーパーがどれほど信頼できるものかもわからない。
君の目的は、シムリルに関する真相を突き止めること。
そしてその過程においてネヴァレンバー卿の町についての計画を突き止めることだ。

・一匹狼のエージェントとして、君は通常のハーパーによるサポートを受けずに
自分の判断で任務を遂行するのだ。
ネヴァーウィンターを離れた君はとあるハーフエルフの女性を護衛する一団に同行し、
雇われ仲間と共に、再びネヴァーウィンターへと向かうことになった。

クラス制限:なし
種族制限:なし

背景特典:はったり、看破


○テーマ特徴
君はアイテム「ハーパー・ピン」を得る。
ハーパー・ピンの見た目は小さな安っぽい留め針だが、
ピンは守りの力と、ハーパーズを守護する女神たちの祝福を秘めている。

ハーパー・ピン
3レベル(レア)
〜この留め針は三日月と竪琴をかたどっており、三人の女神の祝福を秘めている。
その他のアイテム、680gp
必要条件:ハーパー・エージェントのテーマを選択していること

特性:
このピンを手に入れた時に、「リイーラの憐み」「マイリーキーの忍耐」「ティモラの幸運」の三つの祝福のうち、1つを選ぶ。
君が「ハーパーズ・ブレッシング」を使う時には、選択した祝福を使用する。
君は5レベルと10レベルにおいて、それぞれ追加の祝福を選ぶことができる。

「ハーパーズ・ブレッシング/ハーパーの祝福」
遭遇毎、汎用
効果:君は自分が得た祝福を使用する。

「リイーラの憐み」
トリガー:君が1回の攻撃をミスする
効果(アクション不要):1d6をロールし、結果をトリガーとなった攻撃ロールに加える。

「マイリーキーの忍耐」
トリガー:君がダメージを受ける
効果(即応・割込):ダメージを5+君のレベルの半分だけ軽減する。

「ティモラの幸運」
トリガー:君が1回のセービングスローに失敗する
効果(アクション不要):+2のパワーボーナスを得て、再度セービングスローを行う。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

ハーパーズ・ヒーリング・ブーン/ハーパーの癒しの恩恵
一日毎、[信仰]
即応・割込、自分自身
トリガー:君に1回の攻撃がヒット
効果:君はその攻撃から半減ダメージしか受けない。攻撃が解決した後、君は1回のセービングスローを行う。

4、デッド・ラットの脱走者

・ソードコーストの北岸には港町ラスカンがある。
現在のラスカンは海賊や盗賊の町であり、多くの犯罪組織が抗争を繰り広げては消えて行く。
"デッド・ラット(死んだネズミ)"はその中の例外であり、このシーフ・ギルドは一大勢力となっている。
君はそのデッド・ラットに所属していた。

・デッド・ラットを率いるのは"トイテア"という名のハーフリングのバードであり、
彼には未来を予知するふしぎな力があると言われている。
本当にこの"キング・トイ"にそのような力があるのかは定かではないが、
彼はこれまでに何度も反逆の企みを、事前に潰すことに成功している。

・一仕事終えた君は、取り決めどおりに儲けの四分の一をキング・トイに上納した。
この時の仕事の儲けは、しかし君が当初思っていたよりも少ないものだったのだ。
君はとつぜんキング・トイによって反逆者として捕らえられ、忠誠心に背いたとして処刑されそうになった。

・君は何とか命からがらラスカンから逃げ出し、
新天地を求めてネヴァーウィンターへ向かうことにした。
復興に向けてまっさらな状態のあの町なら、新しい人生を始められると思ったのだ。
君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、新天地ネヴァーウィンターへと向かうことになった。


クラス制限:なし
種族制限:人間、ハーフエルフ、ハーフリング(ラスカンの主な住人はこれら三種族であり、他の種族は歓迎されない。)

背景特典:威圧、隠密、盗賊

テーマ特徴:
○『ボディ・オブ・ザ・ラット』のパワーを修得。

ボディ・オブ・ザ・ラット/ネズミの身体
無限回(特殊)、[変身] [原始]
マイナー・アクション、自分自身
効果:君は人型形態から超小型のネズミ形態へ、そしてその逆へと変身できる。ネズミ形態から人型形態へ変身する際には1マスシフトできる。
ネズミ形態では君は攻撃を行うことはできない。ゲーム的なステータスは代わらないが、君は自身の移動速度の半分までの登攀速度と、隠密判定に+4のボーナスを得る。
君の装備品はネズミ形態の一部となり、手にしていたその他のアイテムはその場に落ちる。
君は装備している品物の利益を受け続けることができるが、盾とアイテム・パワーは使用できない。
装備品はネズミ形態の間君自身の一部となっているため、取り外すことはできず、鞄など収納品の中身にアクセスすることはできない。

特殊:君はこのパワーを1ラウンドに1回しか使用できない。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

サヴェッジ・ヒス/獰猛な鳴き声
遭遇毎、[恐怖] [原始]
アクション不要、近接範囲・爆発5
トリガー:君がクリティカル・ヒットを出す
目標:範囲内の敵全て
効果:君の次のターン終了まで、目標はそれぞれ君に対する攻撃に-4のペナルティを受ける。
5、イリヤンブルエンの守護者

・イリヤンブルエンは大昔のフェイルーンに存在したエルフ(エラドリン)の王国だった。
王国の滅亡によってフェイルーンのエルフたちは海を渡って西のエヴァーミート島へと旅立ったが、
一部のエルフは、魔法の力によって、イリヤンブルエンの首都シャランダーの一部をフェイワイルドへと転移させた。

・フェイワイルド(妖精界)で、侵入してくる原住の者たちと戦いながら、
イリヤンブルエン王国はなんとかその領地を保った。
このイリヤンブルエンは君にとって常に故郷であり、
君の民たちは長い年月を、その地で平和に暮らしていた。

・しかし呪文荒廃によって、フェイワイルドはフェイルーンと繋がってしまった。
エラドリンたちの中には、かつての彼らの定命の者の地における故郷の状況を知りたがる者も出てきた。

・シャランダーの跡地はハグ(鬼女)や闇のしもべたちによって穢された後だった。
激しい戦いの末に邪悪な者は追い出されたが、
王国の古の木々の都市は荒廃していただけでなく、荒らされ、穢されていた。
古の宝物、彫像、工芸品、聖像は全て盗み去られていた。

・君はソードコーストを旅して周り、シャランダーを穢した者たちについての噂を集めている。
ウォーターディープで手がかりを探すうちに、
君は仲間のエラドリンたちがネヴァーウィンターの郊外で強力な魔法で殺害されたことを耳に挟んだ。
いま、君は何が起きたのか、詳細を突き止めるために北へと戻らなくてはならない。

・シャランダーと、同胞の身に起きた運命について突き止めるには、君には仲間が必要だ。
君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かうことになった。
この仕事が済めば、きっと彼らを説得して、自分の使命を助けてもらうことができるかも知れない…

クラス制限:なし
種族制限:エラドリン(エルフやノームといった他のフェイの種族も可能だが、テーマから得られる恩恵は少ないだろう。)

背景特典:魔法学、自然


テーマ特徴:
○君がフェイ・ステップを使う時、君は自分に隣接した味方1人を一緒に連れて行ける。
その味方は君の目標地点に隣接するマスへ瞬間移動する。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

ブリンク・アウェイ/瞬間退避
遭遇毎、[秘術] [瞬間移動]
即応・対応、自分自身
トリガー:敵1体が君に隣接するマスでターンを終える
効果:君は2マスまでの瞬間移動を行う。
6、ウスガルトの蛮人

・君は蛮族の守護神ウスガーを信仰する北方の蛮人の部族のひとつ、サンダービースト(雷獣)族の蛮人だ。

・最近、君の部族はハイ・フォレストの故郷を離れ、
西のネヴァーウィンターの森へと儀式のためにはるばるやって来た。
それは"ルーンミート"と呼ばれる冬に行われる伝統的なウスガルトの儀式であり、
この時期には部族はそれぞれの祖先の塚へ行き、祖先を奉るのである。
君の部族の塚は"モルガーの塚"。
そこは部族の長であり、神ウスガーの兄弟であったモルガーが眠っているのだ。

・ルーンミートにおいては、
部族の中で一人前だと認められるために、若者は狩りをすることになっている。
獲物はそれぞれの部族によって異なり、君の雷獣族の場合は狼だ。
今年は君が狩りをする年であり、君は期待に胸を躍らせていた。

・しかしやってきたモルガーの塚は、見る影もなく荒らされ、穢されていた。
塚の頂に長きに渡って飾られていた雷獣の骨は持ち去られ、
塚も掘り返されて、埋蔵されていた財宝と共に、モルガーの骨も奪われていた。

・略奪者たちは足取りを巧みに消しており、手がかりもない。
塚を元通りに復旧するにはあまりにも時間がかかり、部族の者たちの士気に関わる。
部族の長グランサーは、ハイ・フォレストに戻り、
フリントロックにて別のウスガルトであるエルク族と合流することを決めた。

・グランサーは君に、狩りの代わりとして、塚を穢した者について突き止めることを命じた。
通常、ここネヴァーウィンターの森は"グレイ・ウルフ(灰色狼)"族の縄張りである。
彼らは現在、ルーンミートのために自分たちの祖先の塚がある北方のレイブン・ロックへ行っているはずだ。
グランサーはグレイ・ウルフ族に、この塚荒らしについての手がかりを尋ねるよう命じた。
そしてもし彼らがこの件に関わっているとしたら、その時は君が狩るべき獲物は、やはり"狼"であるべきだと。
君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かうことになった。


クラス制限:なし(ただし原始と信仰の力が一般的であり、その他の魔法を使う者は隠すことが多い。)
種族制限:人間(ハーフエルフとハーフオークも少数ながら見受けられる。他の種族の者が部族に養育される例外も中にはある。)

背景特典:運動、自然

テーマ特徴:
○『サンダー・ストンプ』のパワーを修得。

サンダー・ストンプ/雷の踏み鳴らし
遭遇毎、[オーラ] [原始]
マイナー・アクション、自分自身
効果;君は次の自分のターン終了まで持続するオーラ2を起動する。オーラ内にいる敵は、機会攻撃を行うことができない。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

スピリチュアル・ガイダンス/精霊の導き
一日毎、[原始]
フリー・アクション、自分自身
トリガー:君が1回の歴史・自然・宗教判定を行い、その結果が気に入らない
効果:君はその判定に+5のパワーボーナスを得て再度ロールする。結果が低くても、二度目のものを用いる。
7 、群れの追放者

・君はワーウルフの血を引くウスガルトの蛮族、グレイ・ウルフ(灰色狼)族の一員だ。あるいは、一員だった。

・長年にわたり、君の部族は五つの精神的支柱を守ってきた。
伝統、原始の精霊、君の神であるウスガー、君の先祖の霊、そして自然の秩序である。

・灰色狼族はもともと獰猛な部族として知られていたが、
先ごろ族長が新しくなってからは、より血に餓えたものとなっていた。
部族の者たちは狩人であると同時に略奪者になりつつあった。
ひどい時には、自らの楽しみのためだけに殺すこともあった。

・そんな折、ネザリルからシャドヴァーの民が灰色狼族を訪れた。
彼らによると、灰色狼族はネザリルの子孫に系譜をたどるものであり、
彼らのライカンスロピー(獣人化)は当時、子孫によって部族に持ち込まれたのだという。

・族長や部族の者たちはネザリル側のこの主張を信じ、
ネザリル帝国が北方を支配した暁には、他の場所は灰色狼族のものだという約束によって
ネザリルのために戦って、殺して、死ぬようになった。

・君は部族の中でも数少ない、そんなやり方に異を唱えた者だった。
部族の者たちは戦おうとしない君を弱い臆病者だと罵り、そして君は追放された。
しかし君は直感的に、それが正しいことだとわかっていた。

・かくして君は、ネザリル帝国の北方支配を止めるために戦うことを選んだ。
そのために、君には仲間が必要だ。新しい群れが。
君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かうことになった。


クラス制限:なし(ウスガルトの一部族として、君は原始と信仰以外の魔法の力を避ける慣習で育った。しかし群れを離れた後は自由であるため、それらに限定はされない。)
種族制限:人間かシフター(灰色狼族の中にはハーフエルフとハーフオークのメンバーも少数ではあるが存在する。)

背景特典:自然、知覚

テーマ特徴:
○『ボディ・オブ・ザ・ウルフ』のパワーを修得。

ボディ・オブ・ザ・ウルフ/狼の身体
無限回(特殊)、[変身] [原始]
マイナー・アクション、自分自身
効果:君は人型形態から狼形態へ、そしてその逆へと変身できる。狼形態から人型形態へ変身する際には1マスシフトできる。
狼形態では君は通常のサイズとゲーム的なステータスを維持するが、移動速度に+1のボーナスを得る。
君の装備品は君の狼形態の一部となる。
君は装備している品物の利益を受け続けることができるが、盾とアイテム・パワーは使用できない。
装備品は狼形態の間君自身の一部となっているため、取り外すことはできず、鞄など収納品の中身にアクセスすることはできない。

君は狼形態の間、自身のバイト(噛み付き)に習熟する。バイトは+3の習熟ボーナス、1d8のダメージダイスを持つ近接武器として扱い、君の主武器の強化ボーナスを受けることができる。

特殊:君はこのパワーを1ラウンドに1回しか使用できない。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

バイト・オブ・ザ・ウルフ/狼の噛み付き
遭遇毎、[原始]
アクション不要、特殊
トリガー:君が戦術的優位を得ている敵1体に対して近接攻撃をヒットさせる
効果:その敵は倒れて伏せ状態となる。
8、デルズーンの子孫

・数千年前に興ったドワーフの古代王国デルズーン。
君の一族は、北方のドワーフの中でも彼らの直系の子孫であると主張していた。
もちろん、他にもおおぜいそう主張する者たちがいる以上、それを証明するものはない。
君自身でさえ、これまでの人生においてたいがい信じてはいなかった。

・17年前の"召喚"の間、霊たちがやってきた。
ドワーフのうち1000人に1人が、その目撃者となった。
君もまた、その希少な1人だった。
霊は君に、封印された"目覚めつつある獣"について警告した。
そしてゴーントグリムへと来るように。

・ゴーントグリムはデルズーンの伝説的な首都であり、
北方でも(あるいは世界中でも)最も大きなドワーフの古代都市であると言われている。
伝説によると、扉は純粋なミスラル製であり、選ばれたドワーフがそっと触れるだけで開くという。
しかし大昔にオークや人間たちの手によって陥落し、今ではその場所を知るものはいない。

・"召喚"によって、多くのドワーフたちがゴーントグリムを探して旅立った。
君もその中の1人だ。
そして最終的に、君の探索は君をネヴァーウィンターの一帯へと導くことになった。
君の家族の中には、そんな君を気が狂ったと思う者もいれば、
これが君の家族のデルズーンの血統の正統性を証明する機会だと喜ぶ者もいる。

・多くの者が霊の言葉を受けてゴーントグリムを探している。
もし君が見つけ出すことができれば、君と一族はドワーフの歴史に燦然とその名を残すことになるだろう。
霊の警告の言葉も気にかかる。
しかしともあれ、君は今、とあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かっていた。


クラス制限:なし
種族制限:ドワーフ(このテーマは古のドワーフ王国から続く直系の血筋のドワーフでなくてはならない。)

背景特典:地下探検、歴史

テーマ特徴:
○君は毒に対して5+自分のレベルの半分の抵抗を得る。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

スカラー・オブ・エンシャント・ウェイズ/古の手法の学び手
遭遇毎、[武勇]
フリー・アクション、自分自身
トリガー:君が1回の知力もしくは判断力に依存する能力値もしくは技能判定を行う
効果:君は知力依存の判定の代わりに歴史判定を、判断力依存の判定の代わりに地下探検判定を行うことができる。
9、レッド・ウィザードの背教者

・フェイルーンの東方にある国家サーイは魔法と死の国である。
ザス・タムと彼のリッチの評議会が骨と鉄の拳によってこの国を支配している。
この国で生まれ育った者にとっては、それが普通のことだ。
加えて、魔法の素質を持った者は死霊術師の魔道師団において、自らの地位を築くこともできるのだ。

・君はそのような魔法使いの1人だった。
君の秘めるすばらしい魔法の素質によって、君には偉大な将来が約束されていた。
家族の誇りである君はサーイのレッド・ウィザードを育成するアカデミーに進学し、
そこで専門的に死霊術を学んだ。

・当時の君にとっては生と死を思いのままに弄ぶこれらの所業は、まったく自然なことだった。
しかしある時、君の一番の親友である学友が、ちょっとしたしくじりをした。
大したことではなかったのだが、激怒した教師によって、彼は死霊のエネルギーで引き裂かれて死んだ。

・彼はそのクラスにおける、君の次の課題の対象となった。
君1人ではとても達成できないであろう難しい魔法。
死体の蘇生である。
断ることによる恐怖を考えると、君は従うしかなかった。

・初めてのことだった。グロテスクに崩れかけたその顔は、見知らぬ他人の者ではなかった。
初めてのことだった。君は"生命"の絶対的な喪失について、ようやく感じ取ることができた。
君はようやく自分の教えられてきたことの恐ろしさに気がついた。
その時、君は死霊術を、そしてサーイであることを捨てた。

・アカデミーを脱走するのは難しいことではなかった。
ザス・タムのサーイで力を得るために最もふさわしいその場所から逃げ出す者がいるなどと、
誰も考えはしなかったからだ。
逃避行の間のことを、君はほとんど思い出すことができない。
君は逃げられる果て、ソード・コーストまでやってきた。

・そして君は今、とあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、新天地、ネヴァーウィンターへと向かっていた。


クラス制限:ウィザード(メイジ)(他の種類の秘術系クラスでも良いが、テーマから得られる恩恵は少ないだろう。)
種族制限:なし(サーイでは人間が大多数だが、自らの才覚を示すことが出来ればどの種族でもレッド・ウィザード候補として受け入れられる。)

背景特典:はったり、治療、宗教、隠密


○このテーマでは、他のテーマと異なり、固有の汎用パワーリストは追加されない。
代わりに、レッド・ウィザードの背教者は通常のメイジがレベルアップで受けるクラス特徴を置き換える。
サーイのレッド・ウィザードは特定の学派に専門化する伝統があり、現在のサーイではそれは死霊術である。
君はサーイを離れた際に、それらを捨て去ることを選んだ。
君が(4、8レベルにおいて)第二の専門学派を得る時、君はそれらを得ずに、
代わりにテーマに記載された特徴を得る。


テーマ特徴:
○君が隠れている状態で1回の秘術攻撃パワーを隠れた状態で使用し、目標全てをミスした場合、君が自動的に姿を現すことはない。(ただし、目標は君の存在に気づいたかどうか、再度の知覚判定を行う。)


○4レベル特徴
君は通常メイジが4レベルで得る初級魔導師の特徴を得ない。
代わりに、君の秘術攻撃パワーがセーブ終了の効果を与えた際に、
目標はその効果に対する最初のセーブに-2のペナルティを受ける。
10、影の子

・かつて魔法の力によってフェイルーンを支配していた古代ネザリル帝国は滅んだと思われていたが、
影の世界シャドウフェルへと逃げ延び、影の民シャドヴァーとなって存続していた。
彼らは呪文荒廃と魔法の暴走によってフェイルーンへと帰還し、世界の支配を目論んでいる。

・君はシャドヴァーでもそこそこの位の貴族の家に生まれた。
君は当然のように自分たちネザリル人の優越性を信じ、
地上を取り戻すというネザリル帝国の野望のため身を投じようとしていた。

・やがて君の教育の一環として、君は軍に同行してネザリル軍の軍事行動に立ち会うことになった。
そこで生まれて初めて太陽の光の中に出て、
これまで「取るに足らない脆弱な者」であると教えられてきた者たちの姿を見た時、
君はそれこそが今まで君が求めていたものだということを悟った。
ささいなことにも喜びを見出すその素朴な生き方は、ネザリルにいた頃には決して考えられないものだった。

・君はネヴァーウィンター・ウッドのとある遺跡調査の任務にまぎれて、姿をくらますことに成功した。
しかし話はそれで終わりではなかった。
ネザリルを離れる前に聞いた噂から考えると、彼らがその遺跡で調査していたのは
新たな領地を築くための魔法だったのだ。

・呪文荒廃以来、これまでにも、ネザリル帝国は地に落ちていたかつての彼らの領地を
儀式によって再び空中へと浮かせていた。
しかしそれはあくまで"かつて存在していた"ものを再び浮かび上がらせただけだ。
ミサラー(魔力を増幅する装置)の強力な魔力によってそういった建造物を宙へと浮かせる技は
すでに現存しており、必要なことは、装置を修復するだけだ。
一から何もないものを宙へ浮かび上げるような大掛かりな儀式に、いったいどれほどの魔力が必要なのだろうか?
そんなものがネヴァーウィンター付近に存在するはずがない。はずがない…のだが…

・君はまっさらな新たな人生を始めるべく、とあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
新興の地であるネヴァーウィンターへと向かっていた。
しかしネザリル帝国の企みが成功してしまえば、この地にシャドヴァーの新たな要塞が興ることになる。
そうなれば君は再びネザリルの影に囚われることになってしまう。
君は暗闇の中に消えてしまいたいと願う一方で、その場所は君の民が最も危険な力を振るう場所なのだ。
残された道はひとつ。彼らに立ち向かうしかない。


クラス制限:なし
種族制限:人間、シャダーカイ

背景特典:魔法学、はったり、隠密

テーマ特徴:
○『アイズ・オブ・ナイト』のパワーを修得。

アイズ・オブ・ナイト/夜の目
一日毎、[影]
マイナー・アクション、自分自身
効果:君は次の自分のターン終了まで、擬似視覚10を得る。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

フリッティング・シャドウ/飛び回る影
遭遇毎、[影]
アクション不要、自分自身
トリガー:君が瞬間移動パワーを使った後、姿を現す
効果:君の次のターン終了か、もしくは君が攻撃を行うまで、君は非物質かつ位相移動となり、光輝に対する脆弱性5を得る。
加えて、君は遮蔽か視認困難を得ていれば隠れるための隠密判定を行うことができ、君は隠れるため、そして隠れ続けるために味方による遮蔽を用いることができる。
11、悪魔の手先

・北方においては昔からカルトは盛んであり、悪魔やデーモン、その他様々な闇の主を崇拝している。
特にここ数十年の暗い世情から、なおのことであった。
しかし実のところ、本当に悪魔とのつながりを持っているようなカルトはほとんど存在しない。
せいぜい貴族の子弟がいちゃつくネタに使用したり、商売敵を追い出したりする程度のものである。
そのようなカルトではたいてい悪魔を呼び出すと称してふざけてまわり、
飲み食いして散らかした後、召使いに片付けさせるだけだ。

・君は貴族の跡継ぎではあったが、特に裕福でも、影響力がある家系でもなかった。
そのような君が、有力者の息子たちと仲良くしておくことは、有用だと思えたのだ。

・ある日、君が"儀式"に遅れていくと、儀式の間は血の海になっていた。
仲間の血と肉片が部屋中に散乱しており、部屋の中央の儀式のかがり火が君を呼んだ。
君はとりつかれるように火の中へと足を踏み入れ、その炎に身も心も焼かれた。

・気がつくと、君は自分の部屋で目覚めた。
だが夢ではなかった。
君の胸には真紅の印が刻まれていた。地獄の主アスモデウスのシンボルだ。

・君はパニックになり、我を失って逃げ出した。
ウォーターディープを出て、誰も自分を知る者がいない場所へと逃げ出した。

・気がつくと、君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、新天地ネヴァーウィンターへと向かっていた。
そこならばきっと、まっさらに、新しい出発が出来るだろう。
しかし君は自分の秘密を、仲間には打ち明けてはいない。
今もなお頻繁に見る悪夢の中で、君は親しい者たちを裏切っていた…



クラス制限:なし(ただし、このテーマにはウォーロックのような秘密主義のクラス、中でも地獄の契約が適しているだろう。)
種族制限:なし(ウォーターディープの貴族としては、人間、ハーフエルフ、エルフ、エラドリン、ドワーフが最も一般的だ。)


背景特典:はったり、宗教

テーマ特徴:
○『ヘルファイア・アンド・ブリムストーン』のパワーを修得。

ヘルファイア・アンド・ブリムストーン/地獄の炎と硫黄
遭遇毎、[秘術] [火] [区域]
マイナー・アクション、近接範囲・爆発2
効果:範囲内の敵は5点の火ダメージを受ける。
爆発は君の次のターン終了まで持続する区域を作り出す。区域内の敵は攻撃ロールと全防御値に-2のペナルティを受ける。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

トレイターズ・ブランド/裏切者の烙印
一日毎、[秘術] [火]
即応・対応、近接範囲・爆発5
トリガー:5マス以内の敵1体の攻撃が君にヒット
効果:トリガーとなった敵に隣接する全てのクリーチャーは1d6点の火ダメージを受ける。
 地獄の契約:このパワーは追加で君の知力修正値ぶんの火ダメージを与える。
12、呪痕の前兆

・およそ一世紀前に、フェイルーンは呪文荒廃によって打ちのめされた。
大地は捻じ曲がり、魔法は暴発し、何千もの人々が死に絶えた。
荒廃の影響を直接受けた者は、すぐさま、あるいは何年もしてから変化し、二度と戻らなかった。

・君がそのような運命と関わりがあろうとは、きっと幼い頃には誰も思わなかっただろう。
君は平凡な一般人であり、普通の人生を送っていた。
君には家族がいて、友がいて、結婚と子作りを楽しみにしていた。

・ある晩のこと、悪夢を見た君が目覚めると、夢ではなく、あたりは青い炎で包まれていた。
炎はなぜか君自身を傷つけることはなく、
しかし君の家、そして君の愛する人たちを焼き尽くしていた。

・炎が消えた後、それは燃えた跡に異変を残していた。
死体は奇妙に肋骨が突き出し、青い傷が刻まれ、あるいは見たこともない言語のルーンが刻まれていた。
君は死ぬことはなく生き延びたが、君の身体も同様に変化していた。

・君は逃げ出してさまよった末に、苦難の神イルメイターの僧侶に保護され
ネヴァーウィンターの町の外にある"ヘルムズ・ホールド"へ導かれた。
そこは彼のような"呪痕"を刻まれた者たちが受け入れられる場所だった。

・旅の間、君は自身の呪いについて考えていたが、答えは見つからなかった。
おそらく君はずっと昔に、呪文荒廃の影響に曝されていたのだろう。
あるいは、呪痕は遺伝するという噂もあった。

・眠る度に、悪夢が再び押し寄せてきた。
君は自分に残された時間はもう少ないのではないかと思うようになった。
はたしてヘルムズ・ホールドの人々は、自分を本当に救うことができるのだろうか?
無我夢中のまま、君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、新天地ネヴァーウィンターへと向かっていた。


クラス制限:なし
種族制限:なし

背景特典:魔法学、治療

テーマ特徴:
○以下の中から選んだ能力ひとつを得る。
・ディメンション・シフト(次元変位):遭遇毎に1回、君は1回のマイナー・アクションとして2マスまでの瞬間移動を行える。
・ツイスト・フェイト(運命歪曲):遭遇毎に1回、君は失敗した1回のセービングスローを振りなおすことができる。
・ヴァニッシュ(消失):遭遇毎に1回、君は1回のマイナー・アクションとして次の自分のターン開始までの間、不可視になれる。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

プレイグ・ディスラプション/呪疫炸裂
遭遇毎、[秘術] [オーラ]
マイナー・アクション、自分自身
効果:君は君の次のターン終了まで持続するオーラ2を起動する。
オーラ内の敵は攻撃ロールに-2のペナルティを受け、パワーの再チャージするためにロールする際にはダイスを2回振って、低い方の結果を用いなくてはならない。


※呪痕について
スペルスカードの弱点:
呪痕を持つキャラクターは、呪痕を持つ者に対して全防御値とセービング・スローに-2のペナルティを受ける。荒廃したクリーチャーや、その他の呪痕を受けたクリーチャーに対しても同じペナルティを受ける。

呪文荒廃感知:
呪文荒廃地域、荒廃クリーチャー、呪痕クリーチャーが自身から5マス以内にいる時、呪痕クリーチャーはそれを認識する。

13、ブレガン・ダールセの密偵

・君は仲間と共に故郷メンゾベランザンの外、アンダーダークを偵察していた。

・とつぜん、まるで精神的な命令を受けたかのように、仲間たちが一丸となって君を攻撃してきた。
裏切りはドラウの本質ではあるが、ここまであからさまで激しいものとなると、答えはひとつ。
君の家が、滅んだのだ。

・君は何とか逃げ出したが、味方もなく、目的もなく、途方に暮れていた。
アンダーダークの荒野でたった一人で生き残ることは難しい。
君を見つけたのがブレガン・ダールセでなければ、君は死んでいたことだろう。

・ブレガン・ダールセは、家をなくしたドラウたちによる傭兵団である。
彼らは君がメンゾベランザンで耳にしていた悪評とは程遠く、
君は彼らに迎え入れられ、その一員として名誉と仲間と帰るべき場所を取り戻すことができた。

・しばらくの間、君はブレガン・ダールセの一員として港町ラスカンでの活動を行っていた。
しかし大地震が起き、傭兵の仕事が減って行ったため、部隊の大部分は一帯から退いた。
君も仲間と共に行きたかったのだが、
団長ジャーラクスルからネヴァーウィンターの町と一帯で活動している勢力について
情報収集の任務を受けたため、残ることになった。

・比較的安全な地上世界においても、単独で動くことは賢い手ではない。
ドラウ1人を殺したところで、気に留める地上人は少ないだろう。
ジャーラクスルや、かの有名なドリッズトのように、
君も目的を遂げるためには仲間と共に動く必要がある。
君はとあるハーフエルフの女性の護衛の任務に同行し、
雇われ仲間と共に、ネヴァーウィンターへと向かっていた。


クラス制限:なし
種族制限:ドラウ

背景特典:はったり、地下探検、隠密


テーマ特徴:
○『レヴィテイション』のパワーを修得。

レヴィテイション/浮遊
遭遇毎
移動アクション、自分自身
効果:君は垂直方向に4マス、水平方向に1マスまでの飛行を行い、次の自分のターン終了までそこに浮遊する。
君の高度限界は4マスであり、もし何かの効果によってそれを越えた場合は、君はその効果を解決した後、ただちに地面へと4マス落下する。
飛行の終了時には、君は落下ダメージを受けることなく地面に着地する。


○2レベル時に汎用パワーとして以下を選択可能

サドン・ステルス/突然の隠密
遭遇毎、 [武勇]
フリー・アクション、自分自身
トリガー:君がイニシアチブをロールする時、何らかの遮蔽や視認困難を得ている
効果:君は隠れるための隠密判定を行うことができる。

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