今から約100年前。 ミキモトパールの創業者である御木本幸吉が世界で初めてアコヤ真珠の養殖に成功したことを契機に、ブラックパールROBERT WAN Tahitiの創設者ロバート・ワンは、御木本幸吉と交流を深め、日本の技術者がタヒチに渡りました。 そして、ロバート・ワンはタヒチのブラックパールの養殖の創成期を担った功労者として知られています。 人々はその彼の生き様を「A man of the challenge」と称えるように、年月をかけて自然を相手にする養殖事業は並みの精神力では務まらない。 故に、タヒチアン・ブラックパールには他の宝石にはない独特の温もりがあるのです。 現在ロバート・ワンはタヒチにツアモツ・ガンビエ諸島の3つの環礁と一つの島で、7つの養殖場を経営しています。 タヒチアン・ブラックパールを育む黒蝶貝。 「美しい自然の中でしか美しいパールは生まれない」?その言葉通りロバート・ワンは周りの環境、生態系を決して崩さず、ありのままの自然の中で真珠の養殖を行っています。 自然の中で生まれる真珠のクオリティーの高さが評価され、アメリカン宝石学会は、タヒチアン・ブラックパールに宝石としての肩書きを与えました。 そして、現在、その真珠のクオリティーの高さと彼のビジネススタンスが、シャネル、カルティエ、ハリーウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペル、ブシュロン、ミキモトなどの数多くのジュエリーメーカーが支持している理由であります。