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石原莞爾平和思想研究会コミュの民族の名称・呼称について

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民族の名称・呼称については様々な問題が世界各地にあるでしょう。「ブッシュマン」もそのひとつです。藪(ブッシュ)、すなわち未開の地に住む人(マン)は、欧米人が今のナミビア、アンゴラ、ボツワナなどの先住民族に対してつけた名称なのです。

そこで、映画配給会社が映画『ブッシュマン』の二作目を『コイサンマン』としました。でもこれもやはり問題が残ります。「コイサン」は言語学者がいくつもの言語を一つのグループにまとめた専門用語であり、「インド・ヨーロッパ諸語と同じく、民族名称にあたらないのです。

問題の本質は、本来いくつもの民族集団に分かれていた人々を我々が便宜的に深く考えずに人束でまとめてしまいました。「エスキモー」の代わりに「イヌイット」、「ブッシュマン」の代わりに「コイサンマン」と呼べば問題がすべて解決したと思っているのです。

「エスキモー」も「ブッシュマン」も、元々はお互いに敵意を燃やしていたいくつもの民族集団に分かれており、独自の自称をそれぞれありました。それを一まとめにしようとする我々のやり方自体に本質的な問題があるわけです。また、ある用語を禁止することによって差別の実体が変わるわけでもないのです。

ちなみに最初の民族と言えばエデンの園でアダムとエバはカインとアベルという子どもを授かりました。やがて、カインはアベルを殺し、その子孫の中からノアの家族が選ばれ、「聖書」では、彼の息子セム、ハム、ヤペテから世界の人々に繋がったとされています。

セムの子孫はアッシリア、アラビア、イスラエルなど、西アジアの諸民族に、ハムの子孫はエジプト、アフリカ、カナンなど、ヤペテの子孫は地中海周辺の海辺の国々に分かれて行きました。セムの系統では、アブラハムがカルデアのウルにあらわれ、エホバ神は、アブラハムに移住をうながします。

実は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では、アダムからこのアブラハムまで、まったく起源が同じなのです。このあと、イスラム教では、アブラハムと息子イシュマエルがメッカのカーバ神殿を建てたとし、アブラハムが祭壇を築いた岩のドームは、預言者ムハンマドが昇天した場所となっています。ここから世界に民族が離散していくのです。

また、話は大きく変わりますが、私が研究している石原莞爾は世界の歴史を変える革命家であって、そのための日本改造は考慮したが、日本一国の革命などは世界一家となれば当然国家は消滅するが、民族はなくならないと言っています。

それで各民族はあくまでも平等でなければ、対立を生んで、その対立は戦争となって又歴史は逆転すると考えていたので、民族の平等を念願していました。日本民族の世界統一などは石原莞爾にとっては考えもしないことでした。

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