ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

石原莞爾平和思想研究会コミュの私が総理大臣だったら

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トルーマンは大統領に就任した時、日本国民が軍閥に協力して戦争を継続するならば、老若男女の別を問わず爆撃する、といった。そして、彼はその通り、B29をもって、日本の都市を空撃し、数百万の罪なき者の生命を奪い、見るも無残な残虐行為を行なった。

これは何たる野蛮行為か。非戦闘員を殺したことは言うまでもなく国際法違反である。世界の道義心に訴えても、世論を喚起すべき性質のものだ。戦時中、日本軍人が多くの悪いことをしたことは否定しない。私は特に東亜諸民族に対しては、平身低頭謝罪する。

しかし一国の末端兵士が、戦場の興奮によって、非戦闘員を侵害することは住々にしてあり得ることだ。無論、恥じるべき行為であるが、トルーマンの行為こそ、戦犯第一級中第一級の行為である。今日如何に戦勝国がこれを抗弁しようとしとも、第三者と高背の人類によって、歴史的審判を受けることは、まぬがれるものではない。

一国の大統領ともあろうものが、かかる野蛮行為を行ない、しかも少しも恥ずるところがない。我々はかかるものを相手にして戦ったことは、なんとしても恥ずかしい。トルーマンが第一級戦犯であることは、明確に意識してもらいたいと石原莞爾が語っています。

さらに石原莞爾の身の回りの世話をしていた私の父(仲條立一)が掲載した「歴史街道」から抜粋すると。私が総理大臣だったら、賠償を請求する。昭和22年5月、酒田で国際軍事裁判の臨時法廷が開設され、石原将軍は参考人として出廷する事になった。

当時、将軍は膀胱の乳嘴腫のため血尿が出て、ひどく痛み、片時も尿瓶を離せない状態です。長時間の歩行は出来ません。そこで裁判の前日、私を含む3人で、将軍をお宅から吹浦駅まで、リヤカーでお送りしました。西山から駅まで、私の足で約20分。揺れてはお体に障るだろうと、林道の木の根を避けながら、慎重にお運びしたことを覚えています。

将軍は和服に戦闘帽をかぶり、膝に毛布をかけておられました。5月1日から裁判です。その日、私は将軍の奥様から膝かけと書類を託され、列車で酒田に向かいました。将軍が宿泊されている酒田ホテルに着いたのは夕方5時頃です。ちょうどその時、応接室で将軍と数人の外国人も含めた記者団の会見が始まるところでした。

その場に居合わせることになった私は、興味津々で耳を傾けました。以下、その時の、将軍のお話の要点をかいつまんで紹介してみます。君たち。私がこれから話すことは、日本で発表してもらっては困る。自国に帰ってからにしてほしい。当然マッカーサーの検閲を受けて、発表が禁止されるだろうからだ。

私は僭越ながら日本国民を代表して、日本が何十年もの間、アジアの諸国民にご迷惑をおかけしたことをお詫びする。日本は侵略者だといわれるが、欧米諸国が昔からやってきたことを日本が見習ったのも事実である。反面、日本人の心の底には、アジアの解放があったことも確かだ。

(満州事変は日本軍の謀略かという質問に対し)超満員の汽車の中で足を踏まれると、『お前が踏んだ』『いや、お前が先だ』という争いになって、どちらが先という決め手はない。満州事変がどちらの謀略かというのも、当時の満州の情勢を知らない者のいうことだ。

アメリカの無差別爆弾や原子爆弾の使用は、全く非人道的な暴虐行為であり、国際法を完全に侵犯したものだ。私が総理大臣だったら、アメリカに対して賠償を請求する。ソ連が不可侵条約を一方的に破って戦争を仕掛けた上、何十万人もの人々を捕虜として酷使したことは、非人道の極みである。これを見たらマルクスが地下で泣くだろう。

今度の戦争裁判なるものは、馬鹿げた猿芝居だ。ルーズベルトは死んだから仕方ないが、トルーマン、スターリン、チャーチルを一堂に集め、日本からは及ばずながら私が出て、堂々と論戦したらよかろう。それが本当の戦争裁判である。この度の出張裁判の関係者は、特別列車を仕立ててやって来たそうだ。

ご覧の通り日本人は列車に溢れているのに、占領軍の僅かな連中が威張り返っている。日本が満州や中国で威張っていたといっても、そんなことはやらなかった。満員列車の中で、赤ん坊を抱いた日本人の母親が、ギュウギュウ押されて苦しんでいるのに、一方では占領軍が、がら空きの特別列車でキャアキャア騒いでいる。

こんなことが続くようでは、軍勢は完全に失敗するだろう。会見は2時間位続きました。将軍は澄んだ瞳と独特の笑顔で、冗談と皮肉を連発して一同を爆笑させながら、聞くもの一人一人に深い感銘を与えていたように思います。筆者・仲條立一。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

石原莞爾平和思想研究会 更新情報

石原莞爾平和思想研究会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。