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石原莞爾平和思想研究会コミュの杉原千畝と外務省

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日本を代表する俳優、私が大好きな隣町に住んでいる唐沢寿明が、第二次世界大戦中に多くのユダヤ難民の命を救った外交官・杉原千畝の壮絶な半生を映画化する「杉原千畝 スギハラ チウネ」に主演したので鑑賞しました。

東京裁判には、平和に対する罪と人道に対する罪は、太平洋戦争(大東亜戦争)が勃発する以前にはないもので、ドイツの戦犯を裁くニュルンベルグ裁判で創設されたものでした。つまり、ドイツと同じように、侵略と大量虐殺で日本を裁こうとしたのです。

インドのパール判事の発言では、「この裁判は戦勝国による復讐裁判である。欧米諸国がアジア諸国に行なった行為こそ侵略だ!事後法で裁く事は、法の審理を蹂躙する愚挙である。この裁判は国際法違反、よって全被告は無罪!」と発言しております。

検察側は日本がナチスドイツと同じようなファシズム体制で、計画的に侵略と虐殺が行なわれたというふうに判決を出そうとしていました。しかし、これは大きな誤算になりました。たとえばファシズムという、政治体制は、全体主義とも訳されますが、要は一党独裁で、独裁者がいて、独裁者が思うように政治が行なわれるというものです。

よく東条英機が独裁者だと言われますが、東條が総理大臣になったのも、また総理を辞めたのも、いずれもきちんとした法律に則って行なわれたもので、革命も何も起きてはいないのです。石原莞爾率いる東亜連盟(現在・石原莞爾平和思想研究会)を潰そうと憲兵隊を張り巡らせたが潰すことすら出来なかったし政治運動を行なったわけでもないのです。

東條英機は、たまたま日米開戦当時の首相だったということが強く、東京裁判では最重要のA級戦犯にされてしまったのです。日本にはナチスドイツのような人種的虐殺計画などどこにも存在していません。それどころか、ユダヤ人を救った将軍として、日本陸軍の樋口季一郎はいまだにイスラエルで顕彰されているくらいです。

さらにこの度、映画化されている外交官であった杉原千畝の「6000人の命のビザ」も有名な話でしょう。樋口季一郎陸軍中将は、明治22年〜昭和45年。陸軍士官学校、陸軍大学を経て、昭和12年にハルピン特務機関長を務めている時、多くのユダヤ人がナチスドイツの迫害から逃れて、ロシアを経由し満州国境にたどり着いていた。

ナチスドイツからの抗議を覚悟のうえで、およそ2万人に及ぶユダヤ人の満州入国を手助けし、救援列車を手配したのです。戦後、イスラエルで顕彰され、有名な「ゴールデン・ブック」には、「偉大なる人道主義者 樋口将軍」と、上から4番目に記されているのです。

武蔵野大教授の杉原誠四郎は、著書「杉原千畝と日本の外務省」(大正出版)の中で、責任を不問とする外務省の体質について言及しています。真珠湾攻撃の「宣戦布告」を指定時間までに米側に通報できず、日本に騙し討ちの汚名を着せることになった外務官僚は、処罰を受けるどころか次官にまで昇格しました。

この甘やかしの体質が大きなトラウマとなり、その後の外務省の劣化をもたらした、と杉原先生は言います。その理屈で言えば、機密費問題を隠蔽し通した外務省は、組織として必ずや行き詰っていくでしょう。監督責任を問われるべき地位にあった幹部職員は、誰一人として真の処罰を受けていないのです。

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