ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

石原莞爾平和思想研究会コミュの暮らしの中のニヒリズム

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

我々は少なからずとも安全に暮らしたいと願っています。様々な情報の中から、役に立ちそうな意見にしたがって生きていく。健康、経済、思想、政治、職業、それらをなんとかうまくやっていきたいと思う。私たちの周囲には、様々な情報があふれている。

新聞、雑誌の記事。テレビのニュース。友人、知人の噂。その他あらゆる方面から、無数の情報が日々流れこんできます。それらの情報のなかから、なるほど納得できるものを選んで、日々の暮らしに使う。しかし、あふれる情報は、ほとんど当てにならない。

ある人は白といい、ある人は黒という。またこれまで常識として信じられてきたことが、一夜でくつがえされたりもする。私が子供のころから今まで、手足に傷を負ったりすると、必ず消毒をしたものです。オキシドールの白い泡が傷口にひろがるのを見ると、それだけで治ったような気がした。あとは赤チンとか、ヨードチンキをつける。

ところが、最近、傷口は消毒するな、という説がにわかにひろまってきた。水道水で傷口を洗って、あとは放っておくのがいいというのです。場合によってはラップフィルムで密封しておくと傷の治りがとても早いという。

朝食はしっかり食べろ、という。その説を説く人々は、どちらかというと厚生労働省などの教育的な立場の人であることが多い。朝食をきちんと摂っている子供は、非行に走らない、などと断言する人もいるが、これはどうだろうか。

栄養学の先生方も、ほとんど朝食をきちんと摂れという。バランスのとれた食事が健康のみならず、健全な精神を保たせるというのです。しかし一方で、朝食は摂るな、という説もでてきた。私が所属している石原莞爾平和思想研究会の元会長である渡辺先生はたくさんの本を出版しています。これはこれで説得力があっておもしろい。

一日二食というのは、古くからの日本人の食生活であった、などと聞くと、やはりそうか、と納得する。野菜を多く食べなさい、と、あらゆる情報は教えている。その一方で、農薬まみれの野菜の恐ろしさを説く人も多いので私は無農薬野菜を自ら作った。

一体、どっちが本当なのか。すべての分野において、迷うことばかりです。多くの日本人は、世の中の経済がどうなるかを心配なさっているかたも少なくないだろう。これまでの常識としては、この国の経済はお先真っ暗で、国債が売れなくなり、超インフレが襲いかかり、日本が極東のギリシャになる、という意見がひろく語られています。
 
円はカミクズになる。物価は千倍、万倍になる。貯金は封鎖され、タンス貯金は新円切替えで使えなくなる。敗戦後と同じような時代がくる、というのです。長期ローンなどをかかえていると、家なき家族になりかねないという。

ところが一方で、日本は絶対大丈夫、と断言する人たちが最近、急に増えてきた。もちろんちゃんとした専門家である。日本国にデフォルトなどありえない。ギリシャと日本では根本的に立場がちがう。国債はもっとどしどし発行すべきだ。ハイパーインフレなど、ありっこない。そんな情報が急にひろまりはじめたのは、わけがあるのだろうか。

どちらも眉ツバものの意見だと思う。明日のことなど、誰にもわかるわけがないではないか。それを、自信をもって予言するなど天を恐れぬ仕業としかいいようがない。大地震がきたらどうなる?戦争がおこったらどうする?世界は常によきされざる事態によって変動してきた。そのことは歴史をふり返ってみると、子供にでもわかることである。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

石原莞爾平和思想研究会 更新情報

石原莞爾平和思想研究会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング