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石原莞爾平和思想研究会コミュの極東軍事裁判酒田臨時法廷

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山形新聞は石原莞爾のことをこう報じています。「世紀の謎!何を語るか石原元将軍、裁判の舞台酒田に、満州事変の全容暴かる」(5月1日)「石原将軍元気に大役を果す」(5月3日)「審理大成功、外人記者らの印象」(5月4日)「…長い記者生活中、小さい法廷ならいざ知らず、国際軍事裁判のごとき大きな法廷が、わざわざ3千マイルも出張して審理するなど、全く異例の経験だ。普通は地方の裁判所に委託するのだが、…国際裁判所が如何に石原に興味と関心をもっていたかがうかがわれる…」(AP特派員)

また、UP記者は「日本はどうして、戦争中このような優れた将軍の意見を聞こうとしなかったか」このあと、UP記者カリシヤー、AP記者ホワイトが2世の通訳を連れて、石原莞爾の宿舎だった酒田ホテルを訪ね、意見を求めて来ました。石原莞爾も快くそれに応じました。「ゼネラルは、トルーマンをどう思うか」広島、長崎に対する原子爆弾の投下以来、石原莞爾のトルーマンに対する評価は悪かった。

石原莞爾は歯に衣着せず、酷評しました。「トルーマンは政治家の落第生だ」記者たちのトルーマンに対する評価は、もちろん石原莞爾とは違う。「どうしてか」「政治家と自称する者は、将来を洞察する目がなければならない。彼には今日のことはよくわかる。しかし明日のことは、お先真っ暗のようだ。早い話が、彼はなぜ戦争の土壇場になってソ連を参戦させたか。ソ連の助けを借りなくとも日本はもう参っていた。鳶に油揚げをさらわれるようなものではないか。トルーマンのとった行動は、大笑話として後世の歴史に残るだろう。おかげで全世界諸国こそ、いい迷惑だ。ルーズベルトにしても、似たり寄ったりだ。

ヒットラーがこう予言しているではないか。『君らがわれわれドイツを完全に破壊し去ると、将来必ずソ連とアメリカとが、直接衝突するときが来るぞ』ルーズベルトもトルーマンもソ連と手を結べば、世界平和が来ると思っていたろう。ところがソ連の真意がわからず、ヤルタ協定などを結んだから、今日のような東欧、西欧、中共、国府、南北朝鮮のように、不幸な対立が生じ、全世界のいたるところで、共産主義との間に、民族的国家的なトラブルが起きた。俺ならば、アメリカの軍の力を借りて、日本の軍閥や悪質な官僚どもを粛清するが、東亜赤化の防波堤として、サイパン島を中心とした日本軍は、そのまま残すだろう。日本の全軍を武装解除するなどという、そんな馬鹿げたまねはしなかった。およそ戦略眼のある者ならば、当然打つべき手である。自国軍の武装を即刻解除すべしといわれてもいた仕方がなかろう。

日本の敗戦は、神意によるものである。第一は、世界平和のため、心から反省する機会を与えてくれたことである。第二は、素っ裸の丸腰になって真の世界平和を世界に先駆けて創造せんとする大使命を与えられたことである。第二次世界大戦は終わった。しかしこれは政治的に統一される一段階であって、すでに第三次世界大戦が、十分可能性をもって予想されるにいたった。人類最後の戦争(即ち、世界最終戦争)である。この大破壊に入ろうとするとき、敗戦を契機にして真の平和国家を創造する機会を得たのだ。いよいよ後の島が先になるのだ。この意味において、私は神意に心から感謝する」

これこそ、石原莞爾の戦略眼でした。昭和25年(1950)6月、朝鮮戦争が起こって、日本の国内は騒然となりました。国内警備の手薄さを憂慮したマッカーサーは、日本政府に対して「警察予備隊」の新設を指令しなければならなかったのです。日本軍の武装を解除してから5年目のことなのです。

コメント(2)

石原莞爾を報じた、山形新聞・・・その時の記事は残っているのでしょうかexclamation

有ったら・・見てみたいし・・読んでみたい・・そんな気持ちですドアペン
>>[1] ありますよ。何度も観たけどどこで見たのか忘れてしまいました。

山崎さんや岩崎さんが持っているかなぁ〜聞いてみます。

次回の会報にはここでの投稿を少し掲載させていただきます。

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