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石原莞爾平和思想研究会コミュの過去に国葬を行った方

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昭和41年(1966)6月29日、かのビートルズが日本にやって参りました。その時の騒ぎはすごかったといいます。私はビートルズをレコードしか聴くことがありませんでしたが、こういう世界的な大人気者を日本に呼べる時代が来たということでした。

公演は翌日からわずか三日間、日本滞在は合計で102時間、ギャラ六千万円、当時としてはものすごい額です。警備に動員された警察官の8400百人、その経費九千万円。またこの騒ぎで補導された少年少女は6500百人余り、とにかく熱狂的な騒ぎが三日間続いたわけです。

またテレビでは7月17日、「ウルトラマン」が放映を開始します。人間が変身して、「シュワッチ!」と叫んで飛んで行ったり、腕をクロスさせるとスペシウム光線が発射されるのです。初の怪獣番組であり、また変身ものの第一号で、後に仮面ライダーなどが続きます。

当時、女学生がトイレに入り、普段着に着替えて出てきて「シュワッチ!」なんて言うのがはやりまして、どうも若い人たちには変身願望があったのでしょう。きっちり出来上がって落ち着いてしまった時代に対しての閉塞感が出はじめていたような時でした。

そして、この年、初の建国記念の日をつくることになります。戦争に敗け、日本の神話が全否定されて何も残っていない、そこで建国記念の日をつくろうというわけです。古き日本の復活です。2月11日をそれと決めよう、というのは戦前派なら皆知っているのです。

神武天皇が日本の国をはじめた紀元節として昔からお祀りしていたのがこの日で、それを復活しようとしたのです。すると「また神話の復活か」と大論争がはじまり、社会党は憲法が発布された5月3日案、民社党と公明党は対日平和条約が発効された4月28日案(昭和27年4月28日を日本の独立した日、本当の独立記念日とする考え)を出してきました。

ほかにも、それなら終戦の8月15日にしたほうがいいのでは、とかいや立春だ、元旦だ、などさまざまな案が出たのですが、結局2月11日で押し切られます。見事に戦後復興に成功して自信のついた国民の気分も、復興調へと少しずつ変わっていたのでしょう。

ついでにいうとこの年の9月、「国民の祝日に関する法律」が改定され、「老人の日」が「敬老の日」となる。 老骨が敬われなくなったはじまりがこのころなのでしょう。翌、昭和42年(1967)10月20日、あの吉田茂がお亡くなりになり、31日に大々的な国葬が行なわれます。

戦前の昭和史で昭和18年(1943)6月の山本五十六、そして昭和20年(1945)6月の閑院宮載仁親王以来、戦後としてははじめての国葬でした。まあ、国民の考え方としてはいろいろありますから、ときに論争が起こってもそれにともなって大きな政治的衝突とはならず、日本全体の空気としては良き時代、昭和元禄の謳歌が続いていたということです。

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