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石原莞爾平和思想研究会コミュのその上でときたら実現しない

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役人の文書にはスキルがあって、「Aをする。『その上で』Bをする」という具合に、「その上で」という言葉が文章に入ると、Bという改革をするように見せて、いつまでもBはやらないのです。いつまでも「その上で」の先には行きませんから。この言葉が入ったら、もう終わりです。官庁文学の言葉です。

それから、そもそも論も、入ったら終わりです。例えば地方分権改革について、「国と地方の本来の役割のあり方を議論し」とあったら、改革はしないということです。そもそも論には答えがありませんから(笑)。

長年の同志のご経験者には説得力があります。そう言われると、たしかにそうです。具体的には、こんな例があります。小泉内閣では国と地方の「三位一体改革 (地方交付税、補助金、税源配分を一体で改革) 」というむずかしい改革をやりました。

第1次安倍内閣でも、何としてもこれを進めるべきだと思っていたのですが、通常国会の施政方針演説では、まず「新分権一括法案の提出に向けて国と地方の役割分担を見直します」と。ここまではいい。しかし、次に「その上で」が入ってしまったのです。「その上で、交付税、補助金、税源配分の見直しの一体的な検討を進める」と。

これで、三位一体改革はやらないのだな、とガックリきた記憶があります。反対が強い改革でしたから、やるように見せながら、実はやらないという「その上で」という言葉を埋め込んだ人がいるわけです。世の中には知恵者がいるのです。

政策の世界にいると、こういうことには詳しくなっていきます。そういう言葉が入っていても、真の政治家としては、それでも少しは自分たちの改革のほうに向かわせることはできないのだろうか。政策上、首相の言葉は絶対ですから、施政方針演説、所信表明演説にいかに自分たちの政策を盛り込むかは、ものすごく大事です。

石原莞爾平和思想研究会が日本新党の細川元総理にお願いした言葉もそうでした。演説の内容は各省庁には所掌の部分が短冊でしか回ってこないので、それ以外は見ることができません。閣議で全文を読むのですが、まさに演説の直前ですから、そこで「その上で」をはずすべきだとは言えないです。そこには担当の閣僚もいますし。

閣僚というのは横並びです。官房長官以外は、それぞれ自分の所掌事務を持っているので、できることには限界があります。内閣府特命担当大臣だから、立場が弱い。弱いけれども、経済財政諮問会議を預かり、首相がその会議の議長だからそれを通して政策ができるというだけなのです。

石原莞爾平和思想研究会 (ishiwara-kanji.com)

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