東野圭吾さん好きっ！！コミュの分身

10年前くらいに読みました。
「東野圭吾恐るべし」
なんて、思いました。

この頃から、
社会派というか、
社会性の高い作品を書いてるんだなぁ。
しかも、安易な宗教観などに逃げず、
リアリティのある言葉で、
きちんと迫っている。

キーワードだけあげると、
神をも恐れぬ行為→冒涜？！
血（？）のつながり
生みの親より育ての親
母性愛
と言ったところだろうか。

医学的な知識はないので、
その矛盾などあるのかどうなのか、
まったくわからないけど、
助けようとする少年の存在が強引かな。
強引というか、
彼のスーパーマンぶりには無理があるかなぁ・・・。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 03月27日 11:46

＞トラゴロウさん
＞彼のスーパーマンぶり

確かに実は…な面があるといえ大活躍してますね。
しかもその目的は結局打算だったように思いました。
つくづく善人やいい人が出てこない作品です。
特にあの院生!自分の業績のために他人のデータを盗用する気かい!!

本日「韓国でクローンオオカミ成功!」の記事が載っていました。その記事の中でクローン効率が最大25％という実験結果が出ていますが、このようにクローンを医療行為に使用しない理由は単純に
「正常な子供が生まれてくる確率がほとんど無いから」
です。

当然東野先生もそれは知った上で「現在でもあり得ない超技術」を使ってますし、成功は偶然の結果としています。

ストーリーも「作られた命」の人権、生んだ母親と遺伝子提供者のどちらが本当の「親」か、過去と未来の自分が出会ったときの葛藤など、人間同士のドラマの描写がすばらしいですね。

[3] mixiユーザー 05月24日 06:28

ちょっと前に読み終わりました～