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MTG専門店 『夢屋』コミュの結果 6/10 第19回 夢屋杯 MTG編

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いつも夢屋をご愛顧いただきありがとうございます、YPR・夢屋杯主催の店員ダンと申します。
こちらは6/10(日)に開催致しました第19回夢屋杯のカバレッジです。
夢屋に遊びに来て頂いている方々にYPR・夢屋杯の面白さを伝え、興味を持って頂き、あわよくば参加して貰えるようになれば非常に嬉しいです。
その為にも読んで楽しい記事になるよう努めたいと思います!


夢屋杯についてのご説明

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR=夢屋ポイントランキングの上位7名、期間中に行われました夢屋杯トライアル優勝者4名に前回王者を加えた12名による招待制の大会です。
MTGスイスラウンド4回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

イベント事が重なり多くの欠場が出た今回の夢屋杯、当日欠場もあり11名での開催となりました。台風も近づいており天候不安もある中参加してくれた気合の入った方々はこちら!↓

王者 70 ヌマタススム様
1位 109 シナダマアサ様
2位  97 コマチアキノリ様
3位  85 マツザワハヅキ様
4位  80 コクマイヒロカズ様(夢屋杯トライアルスタンダード優勝)
5位  62 カタヨセタカヒト様
6位  55 ニシカワユウジ様
7位  47 ナカオムネナリ様
8位  45 アサミヒロシ様(夢屋杯トライアルモダン優勝)
9位  39 サイトウアツシ様(夢屋杯トライアルヴィンテージ優勝)
10位  0 ツノダシンゴ様(当日欠場により繰り上がり出場)

王者ながらコンスタントに大会に参加し前回にも増して腕を磨いて来たヌマタ様、連覇に向けて準備は万端といったところでしょうか。

2期連続でYPR1位参加を決めたのはシナダ様、前回よりペースを落としてはいますが十分にポイントを積み上げ100点超えての参加となりました。

前回は欠場となっていたコマチ様が100点に迫る高得点で2位に。前回の分まで活躍してくれる事が期待出来ます。

3位は歴代最高回数の王者経験を誇るマツザワ様がランクイン。意外にもMTGラウンドで全勝した事は無いので3位という有利な位置からそれを目指している事でしょう!

4位は得意のスタンダードでトライアル優勝の実績を引っ提げて参加するコクマイ様。唯一第1回から連続出場を続けて今回も当然の様に記録を更新!

5位は第12回夢屋杯以来7大会ぶりに参加となるカタヨセ様。独自のデッキ構築、調整、発展に定評のあるデッキビルダーとして知られているプレイヤーだけに久しぶりの夢屋杯でどんなデッキを披露するのか非常に楽しみです。

6位には夢屋杯におけるメタ読み、サイドボード戦略を得意としているニシカワ様が入りました。順位によるフォーマット・デッキ選択での読みでは右に出る者の無い冴えを披露しているニシカワ様の戦略は今回も炸裂するのでしょうか?

夢屋では珍しいリミテッドが主戦場のナカオ様が7位で参加。リミテッド以外ではスタンダードも嗜んでいるナカオ様は独創的なデッキビルダーでもあるので持ち込んだデッキに注目したいです。

8位は“漢の赤単”をこよなく愛するアサミ様。しかし今回はモダントライアルをトロンで制しており、いつもとは違った側面を見せてくれる期待感があります。

9位はヴィンテージトライアルで出場権利を得たサイトウ様。噛み合った時の爆発力は参加者の中でも随一なので発奮に期待が掛かります。

10位は当日欠場の空きに滑り込んだツノダ様。元々夢屋の常連で今は横浜のMTG専門店『信心亭』店長でもあるツノダ様、横浜で培ったMTG力は秋葉原でも通用するのでしょうか!?

今回は以上の11名で覇権を争います!

夢屋杯スイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの中からYPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。(※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1

MTGラウンド1回戦

王者ヌマタの初戦はいきなりYPR1位シナダと頂上対決!『ドミナリア』で登場した《ドミナリアの英雄、テフェリー》で強化された古式ゆかしきトリココントロールを初戦の相棒に選んだ王者、対するシナダも『ドミナリア』で登場した《リッチの熟達》をメインに据えたミッドレンジ「グリクシス・リッチ」を組み上げ持ち込んできた。
どっしりとしたコントロールと持久力の高いミッドレンジの対決はテフェリーから大量のアドバンテージを得たヌマタが《悪魔の契約》の魔の手を凌ぎ切り勝利!


フォーマット選択権を持つコマチは初戦の相手アサミにモダンを選択する。コマチのモダンデッキは《不朽の理想》から《精神の檻、迷心》《鳩散らし》《ドラゴン変化》等の強烈なエンチャントを出して勝負を決める特殊なデッキ「GOD」を使う。アサミはいつもの赤単ではなくトライアルを勝ち抜いたエルドラージトロンを駆る!
本来であれば《不朽の理想》まで辿り着けば大体勝ちなはずのコマチだがアサミのデッキには《精霊龍ウギン》や《全ては塵》が採用されておりある程度耐性がある。今回はアサミの早くて大きいクロックがあり手札、場に干渉出来るエルドラージに軍配が上がった。


夢屋杯のMTGラウンドで中々思う様な結果を出せていないマツザワ、初戦で難敵サイトウを迎えフォーマットを思案する。様々な可能性を考えた上でマツザワが選んだフォーマットはモダン。マツザワが持ってきたモダンデッキはこれまで見せた事の無かった「白緑呪禁オーラ」で奇襲をかける、サイトウは《聖遺の騎士》《珊瑚兜への撤退》コンボをメインに据えた「バント撤退」でワンショットキルを狙う。
1ゲームずつ取り合う接戦となったが序盤からオーラを貼り付け電光石火の攻勢でコンボ始動前のサイトウを粉砕!


対戦相手にニシカワを迎えたコクマイは自信のあるスタンダードで戦う事を決めた。デッキは黒緑で《原初の飢え、ガルタ》をトップに据えた「緑でっかいの」を携えている、ニシカワは黒の優秀な除去とクリーチャーをメインに青のドロー操作と環境を支配しうる神《スカラベの神》を添えた青黒ミッドレンジを持ち込んだ。
コクマイのマナレシオに優れたクリーチャー群を丁寧に捌きスカラベで蓋をし完封したニシカワが順位の不利を撥ね退け初戦を勝利で飾った。


久しぶりの夢屋杯参加となるカタヨセは夢屋杯の為の仕込みをしっかりとやってきているという、その注目の初戦はナカオとの対戦となった。小考の後カタヨセが選んだフォーマットはレガシー、ナカオは前回と同じくレガシーを持ってこない戦略を取っていた。これは予想しておらず苦悶の表情を浮かべるカタヨセだが必要勝利数を除けば圧倒的に有利な戦いと気付き気を取り直して対戦に向かう。
カタヨセは普段使っているボンバーマンではなく今回は赤単ペインターを使用デッキに選んだ、ナカオは前回夢屋杯と同じくトライバルZooを調整して使用する。
1ゲーム目を順当に勝利したカタヨセだったが2ゲーム目でナカオの猛攻を凌ぎ切れず先に王手を掛けられる!残り2ゲームを連取しなければいけないカタヨセは慎重にターンを進め付け入る隙を潰していく、この丁寧なプレイが勝利を引き寄せ辛勝を収めた。


リザーバー枠出場のツノダは強運を発揮し1回戦不戦勝。


王者 ヌマタ ○2-0●1位 シナダ  モダン
2位 コマチ ●1-2○8位 アサミ  モダン
3位 マツザワ○2-1●9位 サイトウ モダン
4位 コクマイ●0-2○6位 ニシカワ スタンダード
5位 カタヨセ○3-1●7位 ナカオ  レガシーvsモダン
7位 ツノダ ○不戦勝


MTGラウンド2回戦

幸先の良いスタートを切った王者ヌマタは2回戦でリザーバー枠参加で情報の少ないツノダにスタンダードを選択する。
ヌマタはモダンに続きスタンダードでもドロー・打ち消し・除去と少量のフィニッシャーというエスパーカラーの重コントロール、対するツノダは線は細いものの爆発力のある新型の青赤ウィザードアグロで早期決着を狙う。
当然ながら序盤から攻勢に向かうツノダだが線の細さが災いし丁寧な除去体制を敷くヌマタのエスパーコントロールの前にビッグターンを迎える事が出来ない。頼みの本体火力も届かぬライフを維持されツノダは王者の高い壁を越える事は成らなかった。


初戦で王者と対戦となり順位による優位を活かせぬ雲行きの怪しいシナダだがここからは誰が相手でもフォーマットを選択出来るので事前に立てたプランを有効に使えるはずだ。2戦目の相手はどんなフォーマットもそつなくこなすコマチに対し選んだフォーマットはスタンダード。あまりスタンダードをガッツリプレイしている印象の無いシナダにしては攻めた選択に感じる。
黒タッチ青機体のシナダと赤単RDWのコマチ、最序盤のやり取りがゲームの趨勢を決めるといっても過言ではないであろう対決でロケットスタートを決めたコマチが赤単らしい展開で快勝!


モダン・レガシーで読みの効かない怖さがあるカタヨセに対してはスタンダードが無難だという選択をしたマツザワ。現在のスタンダードでは強さの象徴ともいえる赤黒機体を無難にチョイスしているマツザワ、カタヨセは《ベナリア史》《ウルザの後継、カーン》《悪意の騎士》《黎明をもたらす者ライラ》といった『ドミナリア』で追加された強力カードとカラデシュで颯爽と登場した搭乗システムを組み合わせたカードパワーの塊「白黒ベナリア」を駆る。
マツザワの目論みを上回りカードパワーで圧倒したカタヨセがストレートで勝ち名乗りを上げた!


得意のスタンダードを選択したもののニシカワに一蹴されてしまったコクマイだが黄を取り直して2回戦でもナカオを相手にスタンダードを選ぶ。敗れたとしても揺るぎない自信があるが故の選択の様だ。
コクマイの《鉄葉のチャンピオン》《原初の飢え、ガルタ》を主軸とした黒緑アグロに対するナカオのデッキは《水底のドルイド、タトヨヴァ》の能力を《むら気な長剣歯》で上手く使うオリジナルデッキ、青緑ビッグマナだ。
非常にナカオらしい独創性溢れる使っていて楽しそうなデッキだが現実は非情である。コクマイのマナレシオに優れた強力クリーチャーによる猛攻に曝されれしまうと《タトヨヴァ》が多少のライフを与えてくれようとも雀の涙、敢え無く轟沈するのであった。


いつも通りであれば色々なフォーマットをプレイしたがるニシカワだが初戦での感触が良かったのかフォーマット選択権を得た2回戦で自らスタンダードを選んでいく。
そんな自信に溢れたニシカワの青黒ミッドレンジに対するのは、敢えて主流の機体を避けアグロに寄せた形にした赤黒ビートを調整して来たアサミ。
色は違えどタイプは同じアサミのアグロ攻勢を淡々と捌き《スカラベの神》で蓋をするニシカワが全く危なげの無い立ち回りで連勝!


このラウンドの不戦勝はサイトウ。一息ついて次のラウンドへの弾みにしたい。


王者 ヌマタ ○2-0●10位 ツノダ  スタンダード
1位 シナダ ●0-2○2位 コマチ  スタンダード
3位 マツザワ●0-2○5位 カタヨセ スタンダード
4位 コクマイ○2-0●7位 ナカオ  スタンダード
6位 ニシカワ○2-0●8位 アサミ  スタンダード
9位 サイトウ○不戦勝


MTGラウンド3回戦

2連勝で2連覇への道が見えて来た王者ヌマタはスタンダードで2連勝してきたニシカワにスタンダードで真っ向勝負する事を望んだ。
エスパーコントロール対青黒ミッドレンジ。色が増えれば強くなるという単純な構図にはならないのが今のMTG、色よりも構成がモノを言う。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》《奔流の機械巨人》をフィニッシャーに据えているヌマタ。序盤は《光袖会の収集者》《帆凧の掠め取り》《才気ある霊基体》といった軽量クリーチャーで、終盤は《スカラベの神》《ウルザの後継、カーン》《死の権威、リリアナ》で締める構成を取っているニシカワ。
ジリジリとした主導権の奪い合いを制したのはニシカワ!3連勝で最終戦へ!


ここまで勝ち星のないYPR1位のシナダ、何とか勝って次に繋げたいところ。相手のツノダも不戦勝のみで自力勝ち星はないので心境はシナダと大きく差はないだろう。
ツノダは以前にもレガシーでヴィンテージを倒す等エターナル環境において強さを見せてきている為それを加味してシナダはスタンダードを選択した。
カラデシュ・アモンケットのカードメインの黒タッチ青機体に搭乗するシナダとドミナリアで増えたウィザードを主軸にした青赤ウィザードアグロを駆るツノダの新旧デッキ対決となった。
カラデシュはやっぱり、本当に凄かった。目新しさ等全く意に介さず《キランの真意号》《領事の旗艦、スカイソブリン》を乗り付けたシナダが軽量小粒なウィザード達を蹴散らした。


2度戦い1勝1敗のコマチと2勝のカタヨセの1戦。エターナルでは怖さのあるカタヨセに2回戦でのマツザワと同じくスタンダードを選択したコマチ。
赤単と白黒機体で相性はやや赤単有利な印象だが勝負は時の運も絡む。
連勝の勢いに乗っているカタヨセが十全の回りをみせコマチを圧倒!デッキ相性の不利を撥ね退け3連勝!全勝を賭けた最終戦に臨む。


1敗を喫し王座奪還の為にはもう負けたくないマツザワはコクマイを相手に得意のレガシーを選択する。
クリーチャーデッキには滅法強い黒赤緑の土地単を今回のレガシーデッキに選んだマツザワに対してコクマイは普段から愛用しているエルドラージポスト。
《雲上の座》を複数置ければ膨大なマナから好き放題出来るエルドラージポストだが《不毛の大地》をサーチしたり墓地から回収までして使い回す土地単の土地攻めには完全にお手上げ。軽量のエルドラージ達も《燃え柳の木立ち》+《罰する火》コンボの前には戦線を維持出来ず完封されてしまう。相手のデッキを読み切ってフォーマット選択をしたマツザワの戦略勝ち!


今夢屋杯初のフォーマット選択権を得たアサミはサイトウ相手には鉄板ともいえるスタンダードを選択した。
アサミの赤黒アグロに対するサイトウのスタンダードデッキは白青王神!敢えて主流のデッキを外しながらも地力のあるデッキを選択している。
《王神の贈り物》に対処出来る《削剥》4枚という構築が活きたアサミが攻め切りドミナリア登場後の赤の強さを見せつけた!


3回戦での不戦勝は連敗していたナカオ、小休止を入れて嫌な流れを変えられるか。


王者 ヌマタ ●1-2○6位 ニシカワ スタンダード
1位 シナダ ○2-1●10位 ツノダ  スタンダード
2位 コマチ ●0-2○5位 カタヨセ スタンダード
3位 マツザワ○2-0●4位 コクマイ レガシー
8位 アサミ ○2-0●9位 サイトウ スタンダード
7位 ナカオ ○不戦勝


MTGラウンド4回戦

モダン・スタン・スタンと相手に合わせてフォーマットを選んできたヌマタの最終戦、アサミを相手にヴィンテージを選択!アサミはヴィンテージを持っていなかった為レガシーでヌマタのヴィンテージに挑む。
ヌマタのヴィンテージデッキは《Bazaar of Baghdad》が基幹を成す「ドレッジ」。アサミのレガシーデッキは黒単ポックス。墓地対策の枚数がそのまま勝敗を分けそうなマッチアップとなった。
《Bazaar of Baghdad》に《不毛の大地》を合わせ動きを阻止しに掛かるアサミだが既に発掘カードは墓地に落ちてしまっている。大量に墓地が肥えた状態では如何に《Bazaar of Baghdad》を破壊してもデッキの動きはもう止まらない。なんとか1ゲームを取りあわやという場面を作りたかったがヴィンテージの壁は高かった。
ヌマタは華麗なブン回りで3ゲームを先取し3-1でMTGラウンドを終えた。
アサミはかなりの善戦をしたが2-2で夢屋杯を折り返した。


2勝1敗同士で最終戦を迎えたコマチとマツザワ、フォーマット選択権を持つコマチは黒い笑みを浮かべつつレガシーを選択。
その笑顔の理由はコマチの選択したデッキにある。前のラウンドでマツザワが土地単を使っていたことで完全な被せになった「ANT」がコマチのレガシーデッキだ。
根本的な相性差があるこの対戦でマツザワが出来た事はマナ・ストームのカウントをコマチが間違える事を祈る事、そしてその祈りが天に届くことはなかった。
3回戦で手の内を明かしたことが結果的に裏目に出てしまったマツザワ。コマチはYPR順位での優位を活かし強敵マツザワを下す事に成功した!


1勝2敗同士で後1勝のあるなしが今後に多大な影響があるコクマイとサイトウ。コクマイもアサミと同じくサイトウへはスタンダードというセオリーを守る。
黒緑《ガルタ》と白青王神、《原初の飢え、ガルタ》と《王神の贈り物》共に辿り着ければ一気に優勢になるカードだがメインから《打ち壊すブロントドン》が4枚採用されているコクマイに若干分があるように感じる。
しかし有効なカードも引くことが出来なければ無いも同然。早々に《王神の贈り物》を戦場に《復元》した上《燻蒸》でリセットをかけたサイトウが勢いに乗り殊勲の勝利を挙げ星を五分に戻してプレイオフに臨む。


全勝対決。2度ものスタンダードによるフォーマット被せを撥ね退け実力を示したカタヨセがスタンダードのみで全勝しているニシカワを相手に選んだフォーマットはモダン。どちらもまだプレイしていないフォーマットで勝負する事を望むカタヨセの自信が伺える。
カタヨセのデッキは《心なき召喚》から《ギトラクの怪物》や上陸システムを持つ高性能なクリーチャーを展開する黒緑「ハートレスギトラク」、普段使用している《虚空の杯》《罠の橋》から離れ大会前の皆の予想を外してきた!ニシカワは無色エルドラージトロンを使う。
全く予想外の動きを見せるカタヨセに戸惑いを隠せないニシカワはそれでも出来る事をこなしていくがデッキ的にも出来る事は限られる。妨害の少ない相手に悠々と場を構築していくカタヨセは《迷える探究者、梓》《むら気な長剣歯》による追加セットランドで《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》にザラザラとカウンターを積み上げると同時にニシカワのライフを奈落へと消失させた。
見事なフォーマット・デッキ選択でカタヨセがMTGラウンド4戦全勝!毒舌家のニシカワも賞賛の言葉しか出て来ない程余りにも鮮やかな勝利だった!


今回初めてフォーマット選択権を得たナカオはリザーバーとして参加しているツノダを相手にリミテッドの次に得意なスタンダードを指定する。
青緑タトヨヴァビッグマナは序盤ゆったりとした展開になる事が多くどうしても早いデッキが苦手だ、そしてツノダの青赤ウィザードは1マナからクリチャーを展開し攻撃し始めるアグロなデッキである。要するにキツイ。
青緑という色ではクリーチャー除去もままならずツノダの攻撃的なウィザード達に好き放題に蹂躙されてしまった。
効率よくカードをプレイするだけの簡単なお仕事をこなしたツノダが悲願の自力1勝をでMTGラウンドを2-2の五分で切り抜けた。


最終ラウンド不戦勝で力を蓄える機会を得たシナダ、2勝2敗で王座を伺える位置につきプレイオフへ進む。


王者 ヌマタ ○3-1●8位 アサミ  ヴィンテージvsレガシー
2位 コマチ ○2-0●3位 マツザワ レガシー
4位 コクマイ●1-2○9位 サイトウ スタンダード
5位 カタヨセ○2-0●6位 ニシカワ モダン
7位 ナカオ ●0-2●10位 ツノダ  スタンダード
1位 シナダ ○不戦勝

MTGラウンド終了時点での順位はこちら↓

1位 4-0 カタヨセタカヒト
2位 3-1 ニシカワユウジ
3位 3-1 ヌマタススム
4位 2-2 コマチアキノリ
5位 2-2 アサミヒロシ
6位 2-2 シナダマアサ
7位 2-2 マツザワハヅキ
8位 2-2 ツノダシンゴ
9位 2-2 サイトウアツシ
10位 1-3 ナカオムネナリ
11位 1-3 コクマイヒロカズ

完全な戦略勝ちでMTGラウンド全勝を成し遂げたカタヨセ様にはお見事の一言!デッキ構築の緻密さが磨き上げられ夢屋杯への意気込みが感じられる内容だったと思います!
プレイオフでも絶対的な強さを誇るゲームを持っているだけに競技次第であっさり優勝を決めてしまいそうな雰囲気すら漂います!

スタンダードの青黒ミッドレンジを駆使し勝ち星を積み上げたニシカワ様が2位!プレイオフでもそつないプレイを見せるプレイヤーですので好成績が期待できます!

前回王者ヌマタ様が3位をキープ!連覇もしっかりと視界に入っている事でしょう!

20対戦中12ものマッチでスタンダードが行われた第19回夢屋杯MTGラウンド、過去最高にスタンダードが注目された大会になったと思います!やはりドミナリアの力は大きかったですね!

夢屋杯はまだまだこれから!プレイオフラウンドに進んでいきたいと思います!
続きはこちらへ→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=86595170

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