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MTG専門店 『夢屋』コミュの結果 第16回 夢屋杯 MTG編

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いつも夢屋をご愛顧頂きありがとうございます、YPR・夢屋杯主催の店員ダンと申します。
12/3(日)開催させて頂きました第16回夢屋杯のカバレッジです。
YPR・夢屋杯に興味を持ってくださっている方に夢屋杯の雰囲気・面白さが伝われば幸いです。

夢屋杯についてのご説明

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR=夢屋ポイントランキングの上位7名、期間中に行われました夢屋杯トライアル優勝者4名に前回王者を加えた12名による招待制の大会です。
MTGスイスラウンド4回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

今期YPRはランキング争いが接戦となり最後の最後まで気の抜けない熾烈な戦いが繰り広げられていました!
そんな激戦を戦い抜いた参加者の方々はこちら↓

王者 67点 ヌマタススム様
1位 81点 オオクボジュンペイ様(夢屋杯トライアルモダン優勝)
2位 71点 ニシカワユウジ様(夢屋杯トライアルレガシー優勝)
3位 68点 コマチアキノリ様
4位 66点 サイトウアツシ様
5位 65点 オオドウヒロユキ様(夢屋杯トライアルヴィンテージ優勝)
6位 63点 タカハシトシロウ様(夢屋杯トライアルスタンダード優勝)
7位 60点 ミハラケント様
8位 52点 コクマイヒロカズ様
8位 52点 シナダマアサ様
10位 42点 フクダタツヤ様(資格者欠場につき繰り上がり出場)
11位 37点 マツザワハヅキ様(資格者欠場につき繰り上がり出場)

前回は30点を下回っていた当落ラインが10点以上も引き上げられ上位も僅差となりました。
王者ヌマタ様も積極的に大会に参加して頂きイベントの盛り上げに尽力してくれました。
そんな中今期YPR1位を奪取したのはオオクボ様!混戦を一人抜け出し2位と10点差をつけての1位は相当な頑張りが伺えます。

2位は10月初頭に連休を利用してスタートダッシュを掛けたニシカワ様。後半加点は緩やかになりましたが逃げきる形で好位置をキープしました。

前回の初参加時に比べ倍以上のポイントを獲得して3位に入ったのはコマチ様。本腰を入れて夢屋杯に臨んで頂き主催者としては嬉しい限りです。

4位には4大会ぶりの参加となったサイトウ様。これまではヴィンテージトライアルを抜けての参加が多かったですが今回はまっとうにポイントを稼いでの参加!上位に入った事によりサイトウ様より下位のプレイヤーはヴィンテージ被せを意識しないといけない事態に。サイトウ様によるヴィンテージ旋風が巻き起こるのかご注目下さい!

まさかのヴィンテージトライアル優勝を果たしたオオドウ様。借り物とはいえヴィンテージで結果を出せるのはMTG力の高さの現れ、活躍が期待出来るのではないでしょうか?

6位は夢屋杯初参加のタカハシ様。スタンダードトライアルでプレイオフ4位抜けから優勝まで駆け抜けたゲーム力を武器に夢屋杯でも台風の目として活躍して欲しいです。

7位は歴代タイの王者戴冠記録を持っているミハラ様がランクイン。前回夢屋杯では10位で復帰戦を飾れませんでしたので今回の爆発に期待したいと思います。

8位は同点で夢屋杯皆勤記録を伸ばしたコクマイ様と初参加のシナダ様が並びました。MTGの幅を元のリミテッド中心からスタン・モダン・レガシー・ヴィンテージと広げ進化が止まらないコクマイ様の初戴冠を目にしたいです!シナダ様はMTGではモダンを中心に活動しているプレイヤーでボードゲーム交流会・e-sports交流会にも積極的に参加してくれているマルチプレイヤー、そのゲーム力が発揮されるのを楽しみにしています。

10位も初参加のフクダ様が入りました。夢屋では主にドラフトに精力的に参加されており上位陣の欠場により参加権を得ての参加となりました。構築フォーマットでの実力は未知数なので今回の台風の目になってくれる事でしょう!

11位は上位の欠場により辛うじて最後の席に滑り込んだ元3連覇王者マツザワ様。今回はYPR最下位からのスタートではありますがヴィンテージ参入を果たし全てのフォーマットをプレイ出来るようになった事で状態万全隙は無し!?


今回はこのような強者揃いのメンバーで開催出来た事を嬉しく思います。
それでは本戦開始です!


夢屋杯スイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの中からYPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。(※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1

MTGラウンド1回戦

前回王者ヌマタの初戦は夢屋杯初参加のフクダ。普段はドラフトをメインにイベント参加しているのでどのフォーマットが得意なのか全く手の内が判らない。その為相手に然程依存しないコンボデッキ「ANT」を使用デッキとして持ち込んだレガシーを選択。フクダはレガシーを持ってきておらずモダンでレガシーのデッキと相対する事に。
しかしフクダのデッキはメイン19枚の手札破壊が光る白黒「スモールポックス」!コンボデッキには滅法強い構成でヌマタを撃破しいきなりの大金星!
まさかの敗戦に呆然とする王者、今後の対戦に向けて切り替えられるのか!?


今回YPR1位を獲り万全の体制で臨むオオクボ、これまでの夢屋杯ではMTGラウンドで実力を発揮しきれず上位に食い込むことが出来ていなかったがそろそろジンクスを払拭して夢屋杯制覇を狙いたいところ。対するサイトウは選ばれし者のフォーマットヴィンテージを武器に猛威を振るいMTGラウンド全勝のみならず夢屋杯王者に君臨したこともある強豪だ。オオクボは自らの主戦場レガシーで真っ向勝負を選んだ!
ミラクルマスターとして名高いオオクボのデッキは勿論トリコミラクル!サイトウは普段使っているコンボ・コントロールデッキから一転赤単のドラゴンストンピーを選択している。
《思案》手札を整え静かにゲームの口火を切ったオオクボに対しサイトウの1ターン目は《裏切り者の都》《猿人の指導霊》からの《血染めの月》!これを通した勢いのままにサイトウが先取しまたもオオクボに試練の時が。
しかし大きく息を吐き気を取り直したオオクボは2・3ゲームをミラクルらしい盤石のコントロールを見せて連取し波乱の幕開けとなった1回戦を白星で切り抜けた。


ニシカワとオオドウ、前回夢屋杯においてMTGラウンド最終戦で遺恨を残した両者の戦いが1回戦で実現!前回敗れているオオドウにフォーマット選択を委ねる余裕を見せるニシカワにオオドウは前回と同じフォーマット、モダンをプレイすると宣言した。
しかし両者共に前回と違うデッキ選択となっている為勝敗はわからない。ニシカワは非常にオーソドックスな構成のアブザンJUNK「リンリン」。オオドウのデッキもアブザンカラー、しかし同じなのは色だけで内容が全く違い《療治の侍臣》コンボを搭載した《集合した中隊》デッキ「CoCoCo」。
同色ながらコンセプトの違うデッキ対決はオオドウがニシカワを退け、ニシカワの挑発から始まった一連の因縁に終止符を打った。


前回に続きヴィンテージを持ち込んだコマチが最近主要なパワーナインを手に入れヴィンテージに参入したマツザワにヴィンテージ対決を持ちかける。新規勢のマツザワに先人として洗礼を浴びせるか!?
コマチはヴィンテージらしさを全面に出した「オース」。マツザワはレガシーでも愛用している青黒緑ミッドレンジ「チームレオヴォルド」。ヴィンテージ同士選ばれし者達の戦いが始まる。
毎ゲームしっかりと《ドルイドの誓い》を戦場に出すコマチだが、マツザワは間髪入れずに《突然の衰微》で対処し一方的な展開を許さない。決定的な場面を作らせぬままマツザワがストレート勝ち!夢屋杯に持ち込まれるヴィンテージには《ドルイドの誓い》が多いと踏んでの見事なデッキチョイスで初戦を白星で飾った。


夢屋杯初参加ながらYPRで皆勤賞プレイヤーコクマイの上に立ちフォーマット選択権を得たタカハシが選んだフォーマットはレガシー。スタン・モダンをプレイする姿を見かける事が多いタカハシのこの選択にコクマイはやや面食らったようだが最近は最もやり込んでいるといっても過言では無いレガシーは臨むところか。
肝心のデッキはタカハシ・赤単バーン、コクマイ無色エルドラージと序盤の展開、そして《古の墳墓》《発展の代価》が勝敗のカギを握っているだろう。
コクマイは《発展の代価》を警戒し何事にも優先して《難題の予見者》で手札を確認する、タカハシは開き直って本体に火力を打ち込んでいく。壮絶なダメージの応酬は《難題の予見者》で《発展の代価》を追放出来たコクマイが僅差で勝利!


4度目の王座奪取を狙うミハラの最初の相手はこちらも夢屋杯初参加のシナダ。やや小考した末ミハラが選んだフォーマットはレガシー。ミハラはこの日の為に普段の大会で使わず温めて来た珠玉の青赤スニークショー、シナダは《苦花》《梅澤の十手》が強力な青黒フェアリー。
高速コンボデッキのスニークショーに対して打ち消し呪文を絞った構成にしたシナダのフェアリーは相性が良くなかったかあっさりとミハラが連取し夢屋杯制覇回数単独首位を狙うのにまずは1勝。

王者 ヌマタ ●1-2○10位 フクダ  レガシーvsモダン
1位 オオクボ○2-1●4位 サイトウ レガシー
2位 ニシカワ●1-2○5位 オオドウ モダン
3位 コマチ ●0-2○11位 マツザワ ヴィンテージ
6位 タカハシ●1-2○8位 コクマイ レガシー
7位 ミハラ ○2-0●8位 シナダ  レガシー


MTGラウンド2回戦

初戦を思わぬ敗北で気落ちすら見える王者ヌマタ、2回戦にはどのフォーマットも柔軟にプレイ出来るコマチが相手で難しい選択となるがこれまでの夢屋杯でも多くの戦果を挙げている白青副陽に想いを託しスタンダードで臨む。コマチは最近はあまり見なくなったものの環境初期には猛威を振るっていた白青モニュメントをスタンダードのデッキとして選択している。
メタ外の粘り強いトークン戦略に主導権を握られ苦しむ王者ヌマタ、コントロールに強いカード群を駆使しコマチが王者越えを果たした。


際どい初戦を切り抜けたオオクボの2回戦はコクマイとの対戦。何度となく対戦している両者は手の内もわかっている、オオクボは最も自信を持っているレガシーのミラクルでコクマイの無色エルドラージと激突する事を選んだ。
多くの経験からエルドラージへの対処を学び卓越したプレイでオオクボが2連勝!奇策ではなく正攻法でコクマイを切って取った!


1回戦は相手にフォーマット選択権を譲る余裕を見せたニシカワだったが2回戦の相手はサイトウという事もありスタンダードを選択、流石にヴィンテージを被せられる訳にはいかない様だ。
ニシカワのデッキはワールドマジックカップでも多くのチームが選択していた白青《王神の贈り物》。サイトウはスゥルタイアグロ、コントロールを好んで選択するサイトウにしては珍しいチョイスだ。
軽快に1勝したサイトウだったが2度の土地事故に見舞われあえなく敗北、ニシカワは運良く勝利を拾って勝敗を五分に戻して折り返しとなった。


1回戦で因縁の相手ニシカワを下し気合を入れたオオドウが2回戦で対するのはミハラ。地力の高いデッキを好んで使用する傾向にあるミハラを相手に選んだフォーマットはスタンダード、強いデッキが予想しやすく対策も出来ると踏んだか。
ミハラは予想にたがわず環境最強の一角ティムールエネルギーを使用する、オオドウは多くの大会でオオドウを勝利に導いたスゥルタイ打撃体「ワンパンマン」でワンパン勝ちを狙う!
しかしコントロール力に長けるティムールエネルギーにワンパンは届かずミハラが連勝を飾った!


ここで夢屋杯初参加同士の対戦、タカハシ対シナダ。一緒にMTGを楽しむ仲間同士なのでデッキを知っているとうアドバンテージを活かしフォーマット選択権を持つタカハシはモダンを選んだ。
タカハシのデッキは5色人間、イクサランで《帆凧の掠め取り》が登場したことで防御力が増し大幅に強化されたデッキだ。シナダはレガシーでも使っている青黒フェアリーのモダン版、2種の3マナリリアナでマウントを取る事を狙った本来のクロックパーミッションというよりはコントロール寄りに調整されたレシピを採用している。
どちらのリリアナも強いが今回はタカハシの5色人間の展開量が勝り初勝利!


10位のフクダが唯一フォーマットを選べる相手11位のマツザワにスタンダードを被せる!
フクダのデッキは《ルクサの恵み》で緩やかにアドバンテージを取りつつ《副陽の接近》による勝利を目指す白青緑コントロール、マツザワはスタンダードでも愛するカラーリング青黒緑で今回はBUGエネルギーを選択して来た。
《危険な航海》や《花粉のもや》そしてサイドボードに仕込まれた《覚醒の太陽の化身》等独特なチョイスが光るフクダがスタンダード経験の浅いマツザワを翻弄し手堅い勝利!

王者 ヌマタ ●1-2○3位 コマチ  スタンダード
1位 オオクボ○2-0●8位 コクマイ レガシー
2位 ニシカワ○2-1●4位 サイトウ スタンダード
5位 オオドウ●0-2○7位 ミハラ  スタンダード
6位 タカハシ○2-1●8位 シナダ  モダン
10位 フクダ ○2-0●11位 マツザワ スタンダード


MTGラウンド3回戦

2連敗で泥沼に嵌りつつある王者ヌマタ。相手は曲者サイトウ、エターナルに強いサイトウに対してスタンダードを選択し何とか這い上がる機会を探す。
だが《屑鉄場のたかり屋》《キランの真意号》《スカラベの神》と除去に強い生き物に蹂躙され、現王者、まさかの3連敗・・・。


ミラクルマスターオオクボの次なる相手は歴代王者を蹴散らしてきた超新星フクダ。
当然の様にレガシーを選択したオオクボにフクダがモダンで挑む。
ここまで快進撃を見せて来たフクダもオオクボの時に手堅く、時に大胆に勝負を掛ける手腕の前にとうとう轟沈。悲願のMTGラウンド全勝まで後1勝という所まで来たオオクボ、このまま走り切れるか!?


珍しく堅い立ち回りでサイトウを退けたニシカワの相手はマツザワ。最近ヴィンテージに本格参入した事は周知されている為ここでも堅い立ち回りを強いられるニシカワはまだプレイしていないフォーマット=レガシーを選択。
ニシカワのデッキは白単エルドラージ、マツザワは普段のBUGではなくジャンドカラーの土地単!
先行のマツザワが《森》《踏査》《リシャーダの港》と好スタートを切り、ニシカワが《古えの墳墓》《虚空の杯》X=1と応じる!返しのマツザワのターン《演劇の舞台》《暗黒の深部》のコンボが炸裂し20/20飛行・破壊不能の《マリット・レイジ》トークンが降臨!ニシカワがこれに《Karakas》で応じる事が出来ず超高速で終幕!
その勢いのままマツザワが勝利し2勝目!王座返り咲きに一歩前進!


今回2度目となるヴィンテージを選択したコマチ、次第にヴィンテージ率が増えてきており夢屋杯では持っていないまでも対策は必要になってきた感がある。
コマチのヴィンテージ被せに対するのはベテランコクマイ、ヤマモトやサイトウによってヴィンテージ被せが横行していた時も密に対策し勝利を挙げている。今日も当然ヴィンテージ対策はしてきている。
コマチのオースに対してコクマイはレガシーの無色エルドラージ、ヴィンテージ用サイドボードには《太陽の指輪》《魔力の墓所》を搭載しスピードを速めている。
スピード勝負に活路を見出したいコクマイだったがコマチの《ドルイドの誓い》がそれを許さない!コクマイの善戦も1勝に留まりコマチが3度ゲームを制して勝利を挙げた。


モダン・スタンと戦ってきたオオドウは3回戦シナダとの対戦をレガシーで戦う事を決めた。オオドウは白青「Stone Blade」、シナダは青黒「十手フェアリー」。
十手を使うもの同士の戦いは十手にアクセス出来る枚数で上回るオオドウに軍配が上がった。オオドウはこれで2勝目、王座に向けて最終戦へ向かう。


今夢屋杯4人目のヴィンテージプレイヤー現る!夢屋杯初参加プレイヤーのタカハシがミハラを相手にヴィンテージ被せ!タカハシはヴィンテージでアンチMOXとも言えばコレと言われる程の知名度を誇る白単ヘイトベア「白クマ」、ミハラはヴィンテージを用意していなかった為レガシーのスニークショーで対戦に臨む。
当然ながらMOXは入っていないものの《水蓮の花びら》が《石のような静寂》に、1マナのドロー操作カードや《グリセルブランド》が《迷宮の霊魂》に引っかかる。虎の子の《実物提示教育》も《封じ込める僧侶》で抑え込まれ厳しい戦いとなった。かろうじて1勝を挙げたが残りの1勝が遠い、MOXが入っていない代わりの《Elvish Spirit Guide》《猿人の指導霊》から必ず何かを妨害するカードがプレイされ動きが制限されたミハラを悠々と殴り切ったタカハシが勝利!

王者 ヌマタ ●0-2○4位 サイトウ スタンダード
1位 オオクボ○3-0●10位 フクダ  レガシーvsモダン
2位 ニシカワ●0-2○11位 マツザワ レガシー
3位 コマチ ○3-1●8位 コクマイ ヴィンテージvsレガシー
5位 オオドウ○2-1●8位 シナダ  レガシー
6位 タカハシ○3-1●7位 ミハラ  ヴィンテージvsレガシー


MTGラウンド4回戦

まさかの3連敗で失意の王者ヌマタ、最終戦の相手シナダも未だ勝ち星がない。
ヌマタはここまでプレイしていないモダンに望みを託す。ヌマタのデッキは白青エルドラージ、シナダは青黒フェアリー。
盤面の展開速度、1枚当たりの攻撃力に勝るヌマタがストレート勝ちし王者としての意地を見せた。
シナダは全敗でのプレイオフ進出となり優勝への道は険しいが頑張って欲しい。


3回戦を戦い、たった一人全勝を守るオオクボ。プレイオフで圧倒的に有利なるMTGラウンド1位を、そして悲願の全勝を狙い最終戦に臨む。3度頂点を極めた実力者マツザワを相手に全く揺るがずレガシーを選択する。
ミラクル対土地単、じっくりと腰を据えて戦う事になるマッチアップだけにプレイングの余地も多いのであればより自分のデッキを使いこなしている方が勝利に近い。
最終戦までもつれ込んだ対戦はオオクボの手腕が勝り全勝達成!絶対有利なポジションから王座を狙う!


YPR2位の好位置スタートながらここまで1勝2敗で上位を狙うなら負けられないニシカワ。相手となるコマチは逆に2勝1敗で勝てば優勝すら見える位置、どちらも譲れない戦いが始まる。モダン・レガシーは慣れているとみたニシカワはスタンダードを選択し貪欲に勝利を狙う。
ニシカワが駆る「白青《王神》」が早いターンに出した《王神の贈り物》から出てくる6/6の《発明の天使》への対処法が多くないコマチの「白青モニュメント」では分が悪いか盤面を制圧したニシカワが勝利!


YPR4位ながら上位陣との対戦ばかりでフォーマット選択権を得られていなかったサイトウが最終戦で権利を行使するタイミングが到来、当然の様にヴィンテージを指定したが相手は対ヴィンテージを想定していたコクマイ。
3回戦でコクマイの無色エルドラージがコマチに敗れた際のデッキと同系の「オース」を使うサイトウがやや有利かと思われたが戦局の肝となる《ドルイドの誓い》を出せずコクマイの速攻が止められず勝ったのはコクマイ!対ヴィンテージ戦績を伸ばした。


オオドウ対タカハシの2勝1敗同士の対決、頂点を狙うなら勝っておきたい重要な1戦!夢屋杯には初参加ではあるがMTGは古参であることが判明しているタカハシ相手にエターナルフォーマットは不利とみたかスタンダードを選択したオオドウはスゥルタイ打撃体「ワンパンマン」で文字通りワンパンキルを狙う。タカハシはラクドスカラーの機体デッキ、一風変わってはいるが採用しているカードは非常に強力なものばかりなので地力は高そうだ。
《静電気式打撃体》+《気宇壮大》によるワンパンチを入れる隙を伺うオオドウだが《才気ある霊基体》《削剥》《無許可の分解》で待ち構えるタカハシはその隙を見せない。サイドから投入された《強迫》《帆凧の掠め取り》による手札破壊もありタカハシが勝利!初参加の夢屋杯でしかも全てのフォーマットを戦って3勝1敗、古参としての厚みを見せつけた!


こちらも2勝1敗同士で対戦となったミハラ対フクダ。レガシーを持ってきていないという弱点を突きレガシーを被せるミハラ、非情ではあるが当然といえば当然の立ち回り。
ミハラはレガシーでも上位を確立している強デッキ「スニークショー」、フクダはモダンの白黒《小悪疫》。
絶対的不利なマッチアップを強いられたフクダだがここで踏ん張りを見せる!大量の手札破壊でミハラの《実物提示教育》《騙し討ち》をシャットアウトしコンボを決めさせない!機能不全に陥るミハラを《ヴェールのリリアナ》で締め上げ勝利をもぎ取った!夢屋杯初参加プレイヤーにありがちなスタン・モダンのみ参加でレガシーデッキを2度破り3勝1敗は凄い!プレイオフでの実力は未知数だが隠し玉が炸裂すれば優勝も見えるのではないだろうか!?

王者 ヌマタ ○2-0●8位 シナダ  モダン
1位 オオクボ○2-1●11位 マツザワ レガシー
2位 ニシカワ○2-1●3位 コマチ  スタンダード
4位 サイトウ●1-2○8位 コクマイ ヴィンテージvsレガシー
5位 オオドウ●1-2○6位 タカハシ スタンダード
7位 ミハラ ●2-2○10位 フクダ  レガシーvsモダン


これでMTGラウンド4回戦が終了、順位は以下の通り↓

1位 4-0 オオクボジュンペイ
2位 3-1 フクダタツヤ
3位 3-1 タカハシトシロウ
4位 2-2 マツザワハヅキ
5位 2-2 コクマイヒロカズ
6位 2-2 ミハラケント
7位 2-2 オオドウヒロユキ
8位 2-2 ニシカワユウジ
9位 2-2 コマチアキノリ
10位 1-3 サイトウアツシ
11位 1-3 ヌマタススム
12位 0-4 シナダマアサ

1位はとうとうMTGラウンドでその実力を発揮し全勝を達成した『ミラクルマスター』オオクボ!全てのラウンドをレガシーで戦いミラクルの強さを知らしめた。巧みなプレイングに支えられた全勝という結果は決して「ミラクル」ではない。

3-1の好成績を出した2・3位は共に夢屋杯初参加プレイヤーのフクダとタカハシ。フクダはモダンにコンボ耐性の高いデッキを用意したことが功を奏しレガシーのコンボデッキ2つを切って取っての2位!タカハシは全フォーマットで適性を見せての3位。この2人が夢屋杯に継続参戦という事になれば他の参加者にとっては悩みのタネになりそうだ。

もう一人の初参加プレイヤーシナダは無念の全敗、全てのラウンドでフォーマット選択権を行使され夢屋杯の洗礼を受ける形となってしまった。

そして落日の王者ヌマタ。プレイオフ競技全般で浅く広くを実践している為穴は少ないがこの位置から勝ち切るのは至難の業、なんとか奮起を期待したいが失意の淵から立ち上がる事は出来るだろうか?

夢屋杯の参加常連勢と新規勢が共に活躍を見せてくれ、波乱の多かったMTGラウンド。プレイオフの実力が未知数なプレイヤーが多いのでまだどうなるか分からない第16回夢屋杯!プレイオフ編へつづく!→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=84821815

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