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MTG専門店 『夢屋』コミュの結果 第12回 夢屋杯 MTG編

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いつも夢屋をご愛顧頂き誠にありがとうございます。YPR・夢屋杯主催の夢屋店員ダンと申します。
YPR・夢屋杯は2周年を迎える事となりました!
夢屋をご愛顧頂き大会に熱心に参加してくださっている皆様のお力あっての事です!ありがとうございます!
今後も夢屋を、YPR・夢屋杯をどうぞよろしくお願い致します。
4/2日曜日に開催しました第12回夢屋杯の模様をカバレッジ形式でご紹介させて頂きます。

夢屋杯についてのご説明

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR=夢屋ポイントランキングの上位7名、期間中に行われました夢屋杯トライアル優勝者4名に前回王者を加えた12名によるインビテーショナル形式の大会です。
MTGスイスラウンド4回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

2〜3月で行われた今期のYPRですが非常に多くの大会参加を頂き全体的な盛り上がりを感じました。
それに伴いランキング争いも激化し最後の最後まで気の抜けない戦いが続きました!

年度末の絡みで忙しい中沢山大会に参加してポイントを稼ぎ夢屋杯に出場したのはこちらの方々です↓

前回王者 35点 マツザワハヅキ様
1位 100点 ミハラケント様(夢屋杯トライアル スタンダード優勝)
2位 87点 オオクボジュンペイ様(夢屋杯トライアル モダン優勝)
3位 86点 ヌマタススム様
4位 83点 オオドウヒロユキ様
5位 51点 カタヨセタカヒト様
6位 44点 コクマイヒロカズ様
7位 40点 ハガユウスケ様
8位 37点 オオヒラシンイチ様
9位 13点 サイトウアツシ様(夢屋杯トライアル ヴィンテージ優勝)
10位 10点 ツノダシンゴ様(夢屋杯トライアル レガシー優勝)
10位 10点 オオクラケンイチロウ様(※欠場があった為繰り上がり出場)

前回夢屋杯で初参加・初優勝を飾りMTG・プレイオフ競技の両方で高い実力を見せたマツザワ様。今回も実力を如何なく発揮出来れば連覇も見えてくると思います。

多種多様なフォーマットで大会に参加し研鑽を積んできたミハラ様が3桁の大台を突破しYPR1位を獲得!準備・気合も十分で臨む夢屋杯で前人未到の4回目の優勝を見据えている事でしょう。

参加している大会で高い勝率を挙げ続けているオオクボ様がYPR2位に付けました。「上位を取るつもりはなかった」と言ってはいましたがモチベーションのままに大会に出た結果出た順位という事でしょう。中々勝ち切る事の出来ない夢屋杯MTGラウンドで発奮する姿を見せて欲しいです。

1点差の僅差で3位となったのはヌマタ様。MTG各フォーマットは勿論の事プレイオフ競技の練習・対策にも余念が無いようで使われそうなゲームを入手し準備万端で挑む今回は期待のかかるプレイヤーだと言えるでしょう。

80点台の接戦には敗れたもののYPR4位に入ったのはオオドウ様。積極的に大会に参加すると共にプレイオフ競技も熱心に練習していたのが印象的でしたのでその成果の集大成となるのでしょうか。

やや点数が離れて5位に入ったのはカタヨセ様。しっかりと点数を計算し無理なくスタンダード勢のコクマイ様を抑える立ち回りの巧さで好位置をキープしました。普通ではないメタデッキを作成している事の多いカタヨセ様の隠し玉がどこで炸裂するかも見物です。

夢屋杯皆勤を続けるコクマイ様は6位での出場。得意とするスタンダード以外のフォーマットもコツコツ地道に参加して手応えを掴んでいるようでデッキ選択の幅や知識も広がっている様で未だ成長を続けているので今回も新しい何かを魅せてくれるに違いありません。

7位には夢屋杯初参加となるレガシー勢ハガ様が入りました。MTGを始めた時から愛してやまないマーフォークデッキをこの夢屋杯でも躍動させられるか注目のプレイヤーです。

スタンダードの雄オオヒラ様は今回8位での出場。上位にはレガシー勢が多いのでこの順位で挑むMTGラウンドでどのような立ち回りを見せるのか気になる所です。

前回と同じくヴィンテージの夢屋杯トライアルで出場権を獲り参加となったのはサイトウ様。今回も同じく9位からのスタートではありますが前回はMTGラウンドで全勝しているので活躍を期待できるのではないでしょうか。

10位はレガシーの夢屋杯トライアルで出場権を獲得したツノダシンゴ様。横浜のMTGショップ「信心亭」店長は今回どこまで勝ち上がれるのか注目です!

11位は当日欠場枠として買い物しに来ていたオオクラ様が滑り込み参加。デッキを何も持っていなかったので貸出用デッキでの参加にはなりますが果たして勝利を掴むことは出来るのでしょうか!?

夢屋杯の出場枠が12名体制になって初の12名フルメンバーでの開催となった第12回夢屋杯!いつもにも増して盛り上がっていきたいと思います!


それでは夢屋杯本戦の内容に移りたいと思います。

夢屋杯スイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの中からYPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。(※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1

MTGラウンド 1回戦

マツザワが王者として迎える夢屋杯初戦。対戦相手は平日のレガシー大会で良く顔を合わせるハガとの対戦。ハガは普段青単マーフォークを愛用しておりマツザワが普段から使用し今日も持ち込んだBUG続唱では相性が良くないと踏んだか敢えてお互いの主戦場であるレガシーを外しスタンダードを選択。
マツザワのスタンダードデッキは黒赤緑ジャンドカラーの《致命的な一押し》や《無許可の分解》等高性能除去が満載されたコントロール。
対してハガは・・・スタンダードデッキを用意しておらず貸出用デッキで対戦に臨むことに、今回の貸出用デッキはスタンダードではなく構築済みデッキ!「Planechase Anthology」の構築済みデッキ4種類からランダムに選んだものを今回の夢屋杯ではお供として使用して頂く。ハガのデッキは族霊鎧をテーマにした白緑デッキ「凶暴なるオーラ」となった。
夢屋杯でしかありえない対戦だが族霊鎧のついた《老木の末裔》をマツザワが《餌食》できっちりと対処して難所を乗り切りスタンダードの強さを証明する2-0勝利!
王者マツザワが状況対応の巧さを見せ初戦を白星で飾った。

他の追随を許さぬ100点ものポイントを稼いでYPR1位を奪取し4度目の王座を狙うミハラ。対するオオクボも自己最高の87点と相当に意気込んで臨んでいるであろう。
ミハラは小考しモダンを選択、最近よく使用しているところを見るバントエルドラージにオオクボとの上位対決を託す。オオクボは手札破壊、打ち消し、除去と沢山の妨害要素が詰まったグリクシスコントロールを持ち込んだ。
打ち消しには《魂の洞窟》、除去には《難題の予見者》《現実を砕くもの》がプレッシャーを掛けるミハラがベタ足の総力戦を力で押し切り快勝!
入れ込み過ぎにも見えるほど気合を入れて臨んだミハラは4度目の王座を手に出来るか!?

オオクボとの接戦の末1点差でYPR3位となったヌマタ。そんなヌマタ初戦の相手はオオヒラ、明確にスタンダードに強みを持っているオオヒラに対して要求したフォーマットはレガシー。
大量の2マナ土地から本来出てこないマナレシオのエルドラージ達を連打する無色エルドラージで蹂躙しようとするヌマタ。オオヒラは効率の良いダメージソースで速攻を掛ける赤単バーンで焼き切りを狙う。
息もつかせぬ殴り合いとなった一戦は2-1の僅差でヌマタが勝利!
初参加以降安定してYPR上位に食い込む男が夢屋杯初制覇へ向けて好発進!

YPR4位のオオドウ、今期YPRで最後の最後まで上位戦線で踏ん張っていたがその上位陣の中では一歩及ばなかったが全体で見れば83点の4位は十分な成績、この優位を活かしていきたい。初戦は主戦場のスタンダードは勿論モダン・レガシーと他フォーマットへの適応も見せ始めた唯一の夢屋杯皆勤プレイヤーコクマイを相手にモダンを選択し対戦に備える。
そんなオオドウのデッキはアブザンカンパニー、これまで使ってきたデッキとはガラリと変えてきた。「強さの割に値段が安くて好き」だと印象を語るコクマイのデッキはバントエルドラージ。
オオドウは大量のクリーチャーで盤面を固め受けの構え、そうなるとコクマイも目を瞑ってのアタックは出来なくなる。混戦した場面を動かすのはアドバンテージ&展開力に勝るオオドウ!アブザンカンパニーが得意とするボード制圧をしっかりと行いリベンジを果たした。

今期のYPRで第2勢力となった30〜40点台から一人抜け出し51点で5位に入ったカタヨセ。相手はリザーバー枠で出場したオオクラ。リザーバー枠とはいえオオクラも一度は王座に就いた猛者、油断は出来ない。
様々な状況を考えつつカタヨセが選んだフォーマットはレガシー。オオクラの主戦場ではあるが逆に読み易いと考えての事だろう、しかしオオクラは「買い物に来ただけでデッキ持ってないけどたまたま枠があったので出てみた」というエンジョイ参加。
カタヨセのデッキはメイン感染、サイドでショーテルという情報の無い1発勝負で活きる奇策を用意してきた。どちらのモードも良い意味で『カタヨセらしくない』選択で意表を突く作戦だ。オオクラは貸出用デッキ5色続唱「混沌の支配」を使用する事となった。
スタン(※それに準ずる貸出用デッキ)対レガシーのレシオ戦ではスタン1勝に対しレガシー3勝でマッチ勝利となるのでワンチャンス!と言いたいところではあるが当然と言えば当然とも言える3-0でカタヨセが勝利。負けたオオクラは渋い顔をして「感染は相性が悪いですね」と背後関係が分かっていれば爆笑物のコメント、演技派のオオクラがゲーム外で見せ場を作った1戦だった。

MTGラウンド1回戦最後の卓は両者共に継続して大会に参加してはいないものの夢屋杯トライアルで優勝して出場権を掴んだ2人。ヴィンテージ優勝の9位サイトウとレガシー優勝の10位ツノダ。
サイトウは順位が低かろうとしっかりと主戦場ヴィンテージのデッキを用意していおり当然の様にフォーマットはヴィンテージを選択。対するツノダはサイトウが参加する事を知ってはいたが11分の1しか当たらないので対策は必要ないとデッキはおろかサイドボードすら用意していなかった。
現在のヴィンテージ界で最強の一角《逆説的な結果》ストームを使うサイトウと夢屋杯トライアルで自分を優勝に導いたティムールLandsに命運を賭けるツノダの夢屋杯初戦。
使う確率が低くてもしかるべき準備をしっかりとしてきたサイトウが勝利!ツノダも1ゲームを取り粘ったがヴィンテージの壁は高かった。

王者 マツザワ○2-0●7位 ハガ
1位 ミハラ ○2-0●2位 オオクボ
3位 ヌマタ ○2-1●8位 オオヒラ
4位 オオドウ○2-0●6位 コクマイ
5位 カタヨセ○3-0●10位 オオクラ
9位 サイトウ○3-1●10位 ツノダ


MTGラウンド2回戦

王者マツザワ2回戦の相手はカタヨセ。1回戦で瞬殺×3でゲームを締めたカタヨセの奇策に気付いていないマツザワ、『いつものカタヨセ』なら相性の良い相手とレガシーを選択。
これが完全に裏目に出る。BUG続唱vs感染、そして続唱vsショーテルへ。カタヨセの知略にばっちりと嵌り何とか1ゲームを取ったが読み切れぬ相手に翻弄されてしまい敗北。見事という他ないカタヨセの作戦勝ち!

ミハラはまたしても難敵ヌマタを相手にフォーマット選択に頭を悩ませる。しかし直近の傾向を読んでかスタンダードを選択。
マルドゥ機体のミハラと4色サヒーリのヌマタ、現在のスタンダードシーンを垣間見るかのようなマッチアップとなった。
結果も巷で話題になる相性通りマルドゥ機体のミハラが勝利。ここまで完全にミハラの手の内か。

オオクボは2回戦の相手となるコクマイの手の内を読みつつ得意のレガシーを選択。長年の相棒トリコ奇跡でコクマイの青緑感染を捌きに掛かる。
ともすれば危険なマッチアップだが巧みに単体除去と打ち消しを使い分け緻密な計算の元、接戦をモノにしたオオクボが勝利した。

前回夢屋杯でYPR下位ながらMTGラウンド全勝を成し遂げたサイトウを相手にフォーマット選択を悩むオオドウだがこれまでの傾向を踏まえスタンダードを選択。
オオドウは今回ティムールカラーの《電招の塔》デッキを持ち込んだ、これでサイトウのデッキが前回の様なクリーチャーを激しくメタったコントロールなら相性は抜群だが・・・。しかしサイトウのデッキはティムール《霊気池の驚異》!ここでコンボデッキを使う事で上手く読みを外した形だ。
打ち消しによる驚異の排除でオオドウが、隙間を通した《霊気池》→《絶え間ない飢餓、ウラモグ》でサイトウがそれぞれ1ゲームづつ取った。3ゲーム目サイトウが大量のエネルギーを持った状態で《逆毛のハイドラ》を戦場送り出す!ティムールカラーでは対処し難い《ハイドラ》に対しオオドウも《ハイドラ》を送り出すが持っているエネルギーに差がありすぎた。オオドウは打開策を見つけられぬままカードを片付けるしかなかった。

フォーマット選択権を得て文字通り水を得た魚となったハガは意気揚々とレガシー選ぶ。事前の準備をしていればマーフォーク対決かとも思われたマッチアップだがオオクラは手ぶら参加なので貸出用デッキでの対戦。
1勝出来れば勝利とはいえレガシーの壁は余りにも高い。ハガの《銀エラの達人》2体に《断片無き工作員》の続唱で《電弧の痕跡》をめくりあわやという場面もあったが後続として出てきた《真の名の宿敵》には手出し出来ず完敗、しかし見所を作るオオクラのファンタジスタぶりには脱帽であるが現実は非常である。

YPR8位ながらも相手が10位のツノダという事で得意のスタンダードを選択する機会を得たオオヒラ。デッキは押しも押されぬTier1マルドゥ機体、調整も練習も時間をかけて行ってきておりデッキもプレイも自信を漲らせている。ツノダは最近のメインはエターナル環境との事でスタンダードはいまいちと語っていたがそこはMTGショップ店長、そつなくティムール《電招の塔》を使うようだ。
オオヒラが先勝しツノダが取り返す展開、しかしこれも想定の内か全く揺るがぬオオヒラは先手の有利を活かし勝利を掴んだ。

王者 マツザワ●1-2○5位 カタヨセ
1位 ミハラ ○2-1●3位 ヌマタ
2位 オオクボ○2-1●6位 コクマイ
4位 オオドウ●1-2○9位 サイトウ
7位 ハガ  ○3-0●10位 オオクラ
8位 オオヒラ○2-1●10位 ツノダ


MTGラウンド3回戦

想定外の戦略で敗北を喫し連覇に黄色信号の灯るマツザワ、冷静に立て直しを図りたい。3回戦の相手はオオヒラという事でデッキの割れているスタンダード・レガシーを避けモダンを選択。
マツザワのデッキは《天使の嗜み》+《むかつき》によってストームへとつなぐアドグレイス。オオヒラはウルザ土地+高性能エルドラージという構成のエルドラージトロン。
マツザワのコンボスピード次第といった感のあるマッチだが無色故対処法の少ないオオヒラを相手に早々にコンボを決め爽快に勝利を挙げた。

難敵サイトウを対戦相手に迎えレガシーを選択したミハラ。ミハラのデッキはここ最近使う姿を見せているカウブレード!ではなくこれまでの夢屋杯で使っていたトリコ奇跡!ブラフのカウブレードだったのか調整が間に合わなかったのか真相は定かではないがこれまで多くの戦いを共にしたデッキで対戦に臨む。サイトウは何であれペースを崩さずこれまで通りスニークショー、予想を裏切らないデッキ選択ではあるのでミハラにとっては想定通りか。
1ゲームづつ分け合い迎えた最終戦、土地が詰まったミハラはジリ貧にはなりたくないとリスクを冒して《僧院の導師》を唱える!が当然と言えば当然ではあるがお咎めの《実物提示教育》→《グリセルブランド》でサイトウが大幅アドバンテージを得てそのまま勝利を確定させた。

続けてフォーマット選択権を得たオオクボは奇策を用いるカタヨセにも動じずレガシーを選択。ネタが割れてしまえば奇策も通じぬとばかりにメイン・サイド共しっかりと対処し正攻法で策士カタヨセを撃破!

既にスタンダードは貸出用デッキであることが発覚しているハガを相手に安全策でスタンダードを選択するヌマタ。
普通にやれば勝てると言いつつも2ターン目にハガが戦場に出した《コーの精霊の踊り手》を放置したが故に族霊鎧が貼り付けられアドバンテージを取りながら膨れ上がる《踊り手》に蹂躙されまさかの負け!貸出用デッキで初勝利なるか!という所まで来たがヌマタが気を引き締めて卓に向かった2・3ゲームは付け入る隙も無く「勝てるデッキは用意しない」と明言している貸出用デッキが勝ちそうになってヒヤリとした主催も胸を撫で下ろすヌマタの勝利。危ない危ない。

1回戦で勝利を挙げ調子の良いモダンを選択したオオドウ。対戦するツノダは今回初モダン、ヴィンテージ(ツノダはレガシー)・スタンダードと負けが続きもう負けられない3回戦このフォーマットで再起出来るか。
オオドウはアブザン中隊、ツノダはアーティファクトを主体としたコントロール寄りミッドレンジであるスゥルタイテゼレッター。
ミッドレンジ同士の総力戦は僅差でツノダが勝利!ここまでの戦績に表情が優れなかったが欲しかった初勝利に笑顔が溢れたツノダ、残り1戦を戦う気力を取り戻したようだ。

YPR上位陣に被せられモダン・レガシーと勝ち星のないコクマイがようやく得たフォーマット選択の機会は勿論スタンダード!
オオクラの使う構築済みデッキに採用されている見慣れないカード達に辟易しながらも黒赤エルドラージのパワーで押し切り勝利を挙げた。

王者 マツザワ○2-0●8位 オオヒラ
1位 ミハラ ●1-2○9位 サイトウ
2位 オオクボ○2-0●5位 カタヨセ
3位 ヌマタ ○2-1●7位 ハガ
4位 オオドウ●1-2○10位 ツノダ
6位 コクマイ○2-0●10位 オオクラ


MTGラウンド4回戦

王者マツザワの最終戦、ここまで2-1と連覇する為には勝っておきたい1戦で相手はヌマタ。スタンダードは経験でレガシーはデッキ相性でややヌマタが有利に見える対戦だ、ヌマタのモダンはまだ内容がわからず選ぶには難しいタイミングの様に感じる。
そんな中でマツザワが選択したのはレガシー、やはり迷った時は自分が最も得意とするフォーマットという事だろう。
厳しいマッチアップではあったが接戦を制してMTGラウンド3-1で折り返したマツザワ、連覇も十分に視界に入る好位置に付けた。
常に最終ゲームに縺れ込む接戦続きだったヌマタは2-2とイーブンの成績ではあるが実力は示せたMTGラウンドだったのではないだろうか、プレイオフラウンドの発奮を期待したい。

今回明確に優勝する事を意識して参加しているミハラ、言葉巧みにレガシー・モダンへと誘導するカタヨセの策に嵌らずスタンダードを選択し必勝を誓う。
マルドゥ機体同士の対戦となったがそうなると経験や知識がモノをいう。
スタンダードのキャリアに勝るミハラがそのアドバンテージ活かしてラウンドを制しMTGラウンド3-1でプレイオフへ、前人未到である4度目の王座へ向けて視界良好!
一度は上手く奇策が嵌り王者マツザワに土を付ける事に成功したカタヨセだったがその後はネタバレしたが故のフォーマット被せで2-2と煮え切らない。弱点となるスタンダードで力を付ける、若しくはYPR上位を取れればその知略に磨きが掛かるはずなので今後の動向が気になるプレイヤーだ。普段のYPR大会ではプレイオフラウンドを忌避している様なのでその実力は測りかねるが隠し玉を期待したい。

前回に引き続き全勝で最終戦までやってきたサイトウ、相手となるオオクボはサイトウの快進撃を止めて念願のMTGラウンドを勝ち越し優勝戦線に絡めるか。
最後までレガシーに拘る姿勢を貫くオオクボ、トリコ奇跡でサイトウのスニークショーに真っ向勝負!
多くの駆け引きを経て1ゲームを取り合った両者、運命の3ゲーム目へ。
先手のオオクボは1ターン目《思案》で次ターン以降の優位を築きにかかる。しかしサイトウはここで1ターン目《実物提示教育》!手札にはマナのかかる打ち消ししかないオオクボは為す術無し、戦場に送り出された《グリセルブランド》が大量のアドバンテージと共にサイトウを勝利に導いた。
2大会連続となるMTGラウンド全勝を達成したサイトウ、王座奪取目前!2度目の戴冠はなるのか。
夢屋杯MTGラウンドで中々勝ち越す事の出来ないオオクボは今回も2-2で折り返し、悔しさをバネにプレイオフラウンドでの飛躍を見たい。

YPR4位ではあるが全てのラウンドでフォーマット選択権を得ながらも1-2と振るわないオオドウ、スタンダードでは圧倒的な実力を誇るオオヒラに対してもフォーマット選択権を得て無難にモダンを選んでいく。
アブザンカンパニーのオオドウ対エルドラージトロンのオオヒラ、序・中盤のカンパニーにエルドラージトロンがどう対応していくかがゲームの分かれ目だがカンパニーの展開力がここで爆発する!高速展開される生き物の群れがオオドウを流れに乗せ勝利への道を開いた。
最終戦で快勝し星を五分に戻してプレイオフへ進んだオオドウ、普段からプレイオフ競技をコツコツ練習している姿を見せているので競技の引き次第ではかなり期待が持てるのではないだろうか。
得意のスタンダードで勝利を挙げられず1-3となってしまったオオヒラだがどんなゲームも幅広くプレイできるスキルを持っているのでまだまだ順位を上げるチャンスはあるだろう。

こちらもスタンダード以外で苦戦しているコクマイだったが3回戦に続き4回戦もフォーマット選択権を得てスタンダードをプレイする機会を得た。相手はまたも貸出デッキのハガ。
ハガは勝利寸前までは持っていけるもののデッキに入っているカードのパワーにムラがあり最後の一押しが出来ない、コクマイはちゃんとした構築デッキの総合的な強さを活かして消耗戦を制した。
この勝利でMTGラウンド2-2としてプレイオフへ向かうコクマイ、初優勝への道程は険しいが上位食いを狙ってほしい。
初参加で貸出用デッキ3回使用と洗礼を浴びた感のあるハガ、しかし主戦場のレガシーではしっかりと勝利し不利な貸出用デッキでもあわやという場面を何度も見せてくれたので「YPRがもう少し上なら」「スタンダードを持ってきていれば」とタラレバにはなるが今後に期待が出来るプレイヤーだと感じた、プレイオフでの番狂わせに期待したい。

MTGラウンド最後の卓は夢屋杯出場者としてはYPR最下位同士の戦い。フォーマットは協議によりスタンダードでの対戦。
とはいえオオクラは貸出用デッキ、ツノダはティムール《電招の塔》で対戦。
ツノダもオオクラのデッキから飛び出す《断片無き工作員》に瞠目しつつも続唱でめくれたカードにほっと胸を撫で下ろす一幕もありつつツノダが勝利。良い勝負は出来るものの勝つまでには至らない貸出用デッキはその役目を十分に果たしたようだ。
ツノダはこれで2-2、以前夢屋杯に参加したときは最終成績5位だったのでより上位を目指す。
オオクラはMTGラウンド全敗ではあるがエンジョイ勢らしく晴れやかにプレイオフへ。

王者 マツザワ○2-1●3位 ヌマタ
1位 ミハラ ○2-0●5位 カタヨセ
2位 オオクボ●1-2○9位 サイトウ
4位 オオドウ○2-0●8位 オオヒラ
6位 コクマイ○2-0●7位 ハガ
10位 ツノダ ○2-0●10位 オオクラ

これでMTGラウンド4回戦が終了。MTGラウンドの順位は以下の通り↓

1位 サイトウアツシ
2位 ミハラケント
3位 マツザワハヅキ
4位 オオクボジュンペイ
5位 オオドウヒロユキ
6位 カタヨセタカヒト
7位 ツノダシンゴ
8位 ヌマタススム
9位 コクマイヒロカズ
10位 オオヒラシンイチ
11位 ハガユウスケ
12位 オオクラケンイチロウ

プレイオフラウンド編へ続く→http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=82510997&comm_id=5980317

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