第11回夢屋杯MTG編のつづきです。
まずはプレイオフの説明です。
夢屋杯のプレイオフはパラマス式トーナメント方式+敗者復活戦となります。
プレイオフでは参加者が開始時に選択した2つの競技+主催者推薦競技2つ+前回王者の新規選定競技、計23競技の中から各対戦毎に無作為に選出されます。
それではプレイオフ本戦開始です！
プレイオフ1回戦 9位ミハラvs10位アサミ 競技：子育てクイズ マイエンジェル2（参考URL→https:/
時事ネタや一般常識のクイズに答えて子育てをしていくクイズゲームで1997年稼働時の時事ネタが多いゲームこのゲームで夢屋杯プレイオフの口火が切られた。
通常は協力プレイをするゲームなので特殊ルールでの対戦となる。不正解で即負け＆3歳終了の時点で子供になつかれていた方が勝ちとなる。（※なつかれるのは回答数が多い側）
意外とこのゲームをやり込んでいるプレイヤーが多く接戦となる事も多いが今回は瞬間決着となった。
1問目、「ボクシングで、選手の腕の長さのことを何という？」
1．ロング 2.フック 3.ピース 4.リーチ
0.5秒でミハラが2のフックを選び不正解！操作ミスかとも思われたが実はガチ不正解。
一般常識の欠如したミハラの明日はどっちだ？
プレイオフ2回戦 8位サトウvs10位アサミ 競技：子育てクイズ マイエンジェル2
続けてマイエンジェル2が選出されたプレイオフ2回戦。
先程とは違い0歳でアサミが3問。1歳でアサミ1問、サトウ2問と正解を重ねていくが答えている数で負けているサトウは何とか回答数を増やそうとしてアサミの答えられない問題を熟考の末回答し不正解になってしまい敗退。
お互いの早押しがしっかりと駆け引きになっている好勝負となった。一回戦は一体何だったんだ。
プレイオフ3回戦 7位オオクボvs10位アサミ 競技：スーパーストリートファイター��X（参考URL→https:/
格闘ゲームの金字塔「スパ��X」がここで登場。1994年4月に稼働開始してから現在に至るまでプレイされ続けている名作中の名作。格闘ゲームを齧った事のある人なら一度は遊んだ事があるのではないだろうか？
オオクボは格闘ゲームはあまりやったことがないとの事でレバー・ボタンチェックで適当に選んだXリュウをそのまま使用。対してアサミはXサガット、強いキャラではないが迷わず選んだことからやり込みが感じられる。
ゲームはアサミが好き放題タイガーショットを打ち一方的な展開で勝利を収めた。やはりゲームのやり込みは裏切らない。
プレイオフ4回戦 6位オオドウvs10位アサミ 競技：カルカソンヌ（参考URL→http://
都市や道、草原、修道院といった絵の描かれた四角のタイルを置いていき出来た地形によって点数が加算されタイルか無くなった時点での総得点で勝敗を決めるボードゲームだ。
ルール説明では複雑に感じるかもしれないが実際にプレイしてみると非常に簡単なのでボードゲーム初心者にもおススメ出来る、夢屋にも常備しているので是非遊んでみて欲しい。
夢屋杯では短期決戦用にタイルをランダムに三分の一にしての対戦となる。
序盤に小さな都市を完成させ得点を先行したのはオオドウ。アサミは大きな都市の完成を狙うが道のみのタイルを連続して引いてしまい思ったように都市が完成しない、しかし得点効率の良い修道院を2枚も引き当て食い下がる。
勝負は終盤で連続して紋章付きの都市を引き当てたオオドウが34対33の1点差で勝利！
プレイオフ5回戦 5位ヌマタvs6位オオドウ 競技：卓球
夢屋杯での卓球は7点先取（※6-6でデュース有り）で直前に得点した方がサーブ権を得る特殊ルールで行われる。
ヌマタもオオドウも共に無理をせずラリーを続けるスタイルで一進一退となりヌマタ先攻でデュースとなったがここからオオドウが巻き返して8-6で勝利！
対戦後に実は学生時代に卓球部所属だった事が明かされ上手さの理由に納得がいった。しかし夢屋卓球勢の多さには驚かされるばかりだ。
プレイオフ6回戦 4位オオヒラvs6位オオドウ 競技：3D野球盤ACE（参考URL→http://
電光掲示板によるスコア表示や通常の野球盤にある左右に加え上下へ投げ分ける事が出来るのが特徴の野球盤が選出された。
夢屋杯では3回終了までの得点で勝敗を決する。3回裏が終わって同点の場合は延長戦へ、延長戦では得点ではなく先に出塁した側が勝利となる。
お互い慣れないゲームでタイミングが合わず1回は凡退が続く。2回でもランナーこそ出るが得点には至らず、ややオオヒラの打率が上か。3回表2BHで得点圏にランナーを出すが後続が倒れ無得点で攻撃を終えたオオヒラ。3回裏疲れか駆け引きかボール球が多くフォアボールで出塁を許したオオヒラにオオドウが単発のヒットで2アウト1・2塁とチャンスを作る、続く打者で2BHを放ち待望の1点を取りオオドウがサヨナラ勝ち！
プレイオフ7回戦 3位マツザワvs6位オオドウ 競技：新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL（参考URL→https:/
前回王者ヤマモトが選定して導入されたSFCゲーム「新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL」が夢屋杯初登場！
基本はオーソドックスな2D格ゲーながら必殺技使用に必要なジェネレーター出力ゲージや通常より高いジャンプが出来るブーストジャンプ、ガードをしながらダッシュやバックステップがあったりと非常に意欲的な仕上がりのゲームだ。
マツザワは知ってか知らずか最強の一角「シェンロンガンダム」、オオドウは基本性能は平均以下だが小技から即死が狙える「ガンダムデスサイズ」を選択。
リーチのある通常技で牽制し相手のジャンプをしっかり滞空して攻めていくマツザワ、このゲームをやったことは無くても格闘ゲームの素養はしっかりとある事を伺わせる手堅い立ち回りを見せる。オオドウは画面端を背負い劣勢に立たされるがスピードが速く3HITする飛び道具バスターシールドをばら撒きこの戦略に対応しきれなかったマツザワの体力を奪い切り先勝。
後がないマツザワは自分から攻めていくが近づくとジャンプ強武器攻撃→足払い、離れるとバルカン＆バスターシールドでペースを掴むオオドウに対し攻めてがなくなっていく。最後は強引にジャンプ攻撃を敢行したマツザワをオオドウが対空で落とし連取！
プレイオフ8回戦 2位コクマイvs6位オオドウ 競技：おばけキャッチ（参考HP→http://
場にめくられたカードによって指定されたものを素早くキャッチする、一瞬の判断力と瞬発力が問われるパーティゲーム。コクマイが苦手とするゲームだがやたらとプレイ機会が多いと感じるのは気の所為だろうか？
苦手と言いながらもゲームには真剣に取り組むコクマイは以前より善戦しているがオオドウのスピードが速い！お手付きも少なく確実に指定のコマをキャッチしていく。コクマイも食い下がったが結果は17-8でオオドウが圧勝！
プレイオフ9回戦 1位サイトウvs6位オオドウ 競技：ブラフ（参考URL→http://
1つのカップに5個のサイコロを入れて振り自分にしかわからない様に確認してから全体で「どの目」が「何個」出ているかを予想するボードゲーム。
夢屋杯では2人での対戦なので1人カップ2つ×サイコロ5個で出ている目の予想をしていく。相手の予想が外れていると思ったら「ブラフ」と宣言して全てのサイコロの目を確認して予想した数字との誤差分のサイコロが減っていき手持ちのサイコロが0になったら負けとなる。
この手のゲームは苦手だというオオドウは自分の振ったサイコロの振った目を頼りに素直な個数を予想するがサイトウが虚実を混ぜた予想を出してくるのに翻弄される上サイトウの出目が極端に偏るタイミングが乱発したこともあり大差でサイトウ勝利。
サイトウが2度目の優勝に王手を掛けた。
プレイオフ敗者復活戦1回戦 サトウvsミハラ 競技：競技：メタルスラッグ3（参考URL→http://
2000年5月にSNKから発売されたアクションゲーム「メタルスラッグ」シリーズの4作目である「メタルスラッグ3」が敗者復活戦最初の競技となった。
勝負のルールは通常通りゲームを進め1機死ぬか1面クリア時のスコアで勝敗を決する。
自らの指定した競技を引いたミハラ、1機で終盤までいけるくらいにはやり込んでいると豪語しておりそのプレイには期待がかかる。
両者無理をせず無難に攻略していくがアイテムの出る場所やステージクリア時に大きくスコアの伸びる捕虜の位置を把握しているミハラがやはり優勢。中盤の難所である空を飛び掴みかかってくる「ヒュージイナゴ」を率先して倒そうとしたサトウがイナゴの急降下攻撃を受けて死亡。ステージクリアを待たずミハラが勝利！
プレイオフ敗者復活戦2回戦 オオクボvsミハラ 競技：ダウンタウン乱闘行進曲かちぬきかくとうSP（参考URL→http://
ファミコン時代からの人気ゲーム「くにおくん」シリーズの最新作がPS4で発売された。ファミコンソフト「ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会」の人気競技「かちぬきかくとう」を抜き出して洗練したゲームで様々な新要素も盛り込まれている。
ボタンはパンチ・キック・ジャンプの3つだけなので非常に簡単に操作でき誰でも楽しめるのが魅力。PS4があればたった1500円
でダウンロード出来るのでPS4を持っている方は是非遊んで欲しい。
オオクボ・ミハラ・CPU1・CPU2の4キャラでのフリーバトル。オオクボかミハラ総合得点の多い方が勝利となる。
近くにいるキャラに満遍なく攻撃するオオクボと回避重視に立ち回りオオクボのみにターゲットを絞り攻撃を試みるミハラ。攻撃を多く受け退場こそ早いものの手数を多く出しているので獲得ポイントは多く得ているオオクボ。長くゲームに参加し最後まで生き残っていることもあるミハラ。
総合得点はオオクボ573点、ミハラ428点でオオクボが総合優勝を果たしての勝利！
プレイオフ敗者復活戦3回戦 アサミvsオオクボ 競技：真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変（参考URL→https:/
自分の選んだ競技「真サム」を引き意気揚々と席に着くアサミ。「また格ゲーか〜」と肩を落とすオオクボ。
アサミは持ちキャラ柳生十兵衛、「スパ��X」の時といい渋いキャラ選択だ。オオクボは最初にカーソルのある主人公キャラ覇王丸を素直に選ぶ。
持ちゲーで勝つのは当然と言わんばかりに好き放題技を当てるアサミ、オオクボも判らないながらも果敢に技を振るうが流石に年季が違う。アサミがオオクボを寄せ付けず勝利。
プレイオフ敗者復活戦4回戦 ヌマタvsアサミ 競技：美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!? 主役争奪戦（参考URL→https:/
皆大好きセーラームーンの名を冠したSFCの2D対戦格闘ゲームで操作性・システム面でも非常に完成されたゲームだ、1994年にここまでのゲームを作り上げた「ギルティギア」シリーズの開発元でもある『アークシステムワークス』の凄さがわかる。
両者未プレイとの事で有識者に強キャラを聞いていくムーブから入ったことからジュピター同キャラ対決となった。
普通にプレイするとかなり硬派な格ゲーなので「おちゃめ」を+2して多様性を出しつつの対戦となる。
強キャラとはいえ操作が難しいジュピターの性能に振り回される両者だが先にコツを掴んだのはヌマタ。←タメ→パンチの飛び道具シュープリームサンダードラゴンで遠距離戦、近づいてはレバー1回転パンチのジャイアントスイングを決めアサミを沈めた。
プレイオフ敗者復活戦5回戦 オオヒラvsヌマタ 競技：新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL
今夢屋杯2度目の「ガンダムW」。
ヌマタは先程オオドウが使用し勝利を挙げた「ガンダムデスサイズ」、オオヒラは隠しコマンドを使って隠しモビルスーツ「ガンダムエピオン」を選択。オオヒラは確実にこのゲームを知っている！
オオヒラはクイックジャンプを使った中段攻撃を交えつつ凶悪な超必殺技スパークウィンドでヌマタを完全制圧！知らなければ勿論の事、知っていても対処が難しい攻撃の嵐だった。
プレイオフ敗者復活戦6回戦 マツザワvsオオヒラ 競技：真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変
こちらも2度目の「真サム」。
オオヒラは高威力の強斬りと弱・中・強の使い分けで表裏択を掛けられる三連殺が強力なテクニカルキャラ「牙神幻十郎」。マツザワは素早い動きとリーチの長い通常技が非常に厄介な「不知火幻庵」、こちらもかなりテクニカルなキャラだ。
ジャンプ中蹴りと立ち・しゃがみ中斬りでじわじわ迫るマツザワに辟易するオオヒラ。大振りな技が多い幻十郎の技の出掛かりを上手く幻庵に潰され三連殺を出すタイミングを作れないオオヒラが劣勢だ。
1本は強斬りが突き刺さり取ったもののマツザワの冷静な立ち回りを崩しきれない。最後は弱斬りガード後に手を出そうとしたところを中斬りが綺麗に刺さりマツザワが勝利！
プレイオフ敗者復活戦7回戦 コクマイvsマツザワ 競技：THE KING OF FIGHTERS '96（参考URL→https:/
「94」「95」からのシステムを大きく見直し新しい試みが随所にみられる意欲作となる「96」。ステップからダッシュ、避けから緊急回避、ジャンプ軌道の追加など後のKOFシリーズの基盤にもなるシステムを盛り込んだ今作。技の入力受付が特殊で必殺技が出難いので初心者向けとは言えないのが難点ではあるが半面練習が活きやすいゲームではあるので夢屋杯向きのゲームではあるかもしれない。
マツザワの使用キャラは草薙京・チャンコーハン・チョイボンゲとやや特殊よりなキャラ構成。コクマイは大門五郎・テリーボガード・草薙京の3人、大門が異彩を放つがテリー・京は主人公格のキャラなのでオーソドックスよりか。
格ゲーが苦手なはずのコクマイの先鋒大門が猛威を振るう！マツザワの京・チャンを威力・判定に優れる遠強パンチ・遠強キックを当ててなぎ倒して2人抜き！あっという間に残り1キャラなったマツザワ、しかし最後に残っていたチョイが強い！格ゲー初心者には中々対処出来ないジャンプ強パンチでの裏回り攻撃が功を奏し破竹の勢いで3人抜きしマツザワが逆転勝利！
プレイオフ敗者復活戦8回戦 オオドウvsマツザワ 競技：ブラフ
敗者復活戦もこれで最終戦。オオドウかマツザワか、決勝戦の席で待つサイトウに挑むのはどちらになるのか。
5度もの勝利を挙げて順位を大幅に上げたオオドウだがこの大事な場面で苦手なブラフが選出され表情が暗い、ここまで格闘ゲームしかプレイしていないマツザワのボードゲームの実力次第では…。
堅実に確率的にありそうな数字を宣言するマツザワ、しかし出目には虚実を混ぜて的確にブラフを掛けてオオドウのサイコロを削り7-0で圧倒した。
プレイオフ決勝戦 第1戦 サイトウvsマツザワ 競技：子育てクイズ マイエンジェル2
決勝戦ではサイトウが勝てば即優勝、マツザワは2連勝で優勝となる。その1戦目では3度目となるマイエンジェル2が選出された。何で皆このゲーム好きなんだろう？
ともあれ世代的にはサイトウが有利になるかと思われたが結末はあっけなく1問目を素早く正解したサイトウが2問目で普通に間違え不正解で負け。マツザワは幸運にも座ってるだけで優勝リーチ。
プレイオフ決勝戦 最終戦 サイトウvsマツザワ 競技：卓球
夢屋杯が始まって以来選ばれ続けてきた夢屋杯とは切っても切れない間柄である卓球で優勝を争うサイトウとマツザワ。隠れ卓球勢の多い夢屋勢の中にあってサイトウとマツザワの実力は如何程か。
とりあえずの練習を見た限りでは「実は卓球部だったんです」とは言い出しそうにない感じではある。
日本人的には義務教育中の体育や社員旅行の温泉なんかでプレイ機会は人生中そこそこあるのではないかという卓球、多少のやり込みで大きく有利になる競技なのでラウンドワン等でこそ錬するのも良いのではないだろうか。
サーブ権を持つのはサイトウ、技術に拘らず手堅くサーブを打っていく。対するマツザワもまずは返すことを第一に見据えた手堅い返球。しかし両者初心者らしくラリーも長く続かずサクサク点が入る。
やや優勢なのはマツザワだがサイトウも慣れて来たのか連続得点して食い下がる。しかし序盤のリードを巻き返すには至らず7-5でマツザワが勝利！
第11回夢屋杯優勝はマツザワ ハヅキ！！
夢屋杯王者にはチャンピオンベルトが贈呈されます。
また次回夢屋杯開催まで
・YPR大会参加費無料
・YPR大会リミテッドパック代半額
・YPR大会指定席
・デュエルスペースご利用時の優先利用
・荷物・上着等をお預かりするクロークサービス
・YPR大会参加毎にドリンクサービス（任期中上限24本）
・ボードゲームでのデュエルスペーステーブル使用料無料（1卓まで）
・PS4でのデュエルスペーステーブル使用料無料
・店内アーケードゲーム筐体フリープレイ
・YPR・夢屋杯でのプレイオフ競技選定
の王者特権が与えられます。
第10回夢屋杯最終順位は以下の通りです↓
優勝 マツザワハヅキ様
準優勝 サイトウアツシ様
3位 オオドウヒロユキ様
4位 コクマイヒロカズ様
5位 オオヒラシンイチ様
6位 ヌマタススム様
7位 アサミヒロシ様
8位 オオクボジュンペイ様
9位 ミハラケント様
10位 サトウヒロユキ様
初参加で優勝を成し遂げ王座に就いたマツザワ様、MTGラウンドでは得意のレガシーは勿論スタンダードでも勝ち星を上げ疑いようのない実力を見せてくれました。プレイオフでも初見若しくはプレイ経験の浅いゲームでの飲み込みの速さ・要領の良さで見事な活躍をして下さいました。皆様新王者の今後の活躍にもご期待下さい！
決勝では惜しくも敗れたものの準優勝を飾ったのはサイトウ様、普段エターナルフォーマットでは存在感を示しているだけにスタン・モダンを選ばれ続けたMTGラウンドではありましたがしっかりと環境に対応したデッキを持ち込み全勝してのける読みの深さは流石でした。自らの特性を理解し対策に対する対策を施すことによって本来不利であるはずのフォーマット被せに対応する柔軟さは今後の夢屋杯参加プレイヤーに新たな戦略を齎してくれたと思います。間違いなく今回の夢屋杯MTGラウンドではMVPの活躍でした。
3位入賞はオオドウ様。手痛いプレイミスを立て直し2-2となったMTGラウンド、デッキもオリジナル故の途上にある為今後も成長が期待出来ると思います。プレイオフでは様々な競技で5勝して順位を大幅に上げました、最後は苦手競技に泣かされましたが苦手克服を誓っており向上心も旺盛なので上手さ・強さを磨いていってくれる事が期待出来そうです！
4位はコクマイ様。多忙により危うく夢屋杯皆勤賞が途切れる可能性もありましたが何とか踏み留まり皆勤継続です。3勝を挙げイベント参加数が減っても地力は健在であることを見せたMTGラウンド。プレイオフでは苦手競技で2連敗で順位を落としてしまったので今後王座に就けるかどうかは苦手競技の克服に掛かってきそうです。
5位はオオヒラ様。主戦場とするスタンダードで珍しく自信無さ気でしたがそのスタンダードでは全勝していたので自らの求めるレベルの高さが垣間見えたMTGラウンドだったと思います、こうなってくると今後の夢屋杯においてスタンダードでの連勝記録がどこまで伸びるのかも気になってきますね。プレイオフでは得意分野の格闘ゲームで敗れたのが悔やまれますが相手のマツザワ様が一枚上手でしたね。
6位はヌマタ様。ここの所レガシーで非常に勝率の高く活躍が目立ってきた感じはありましたが今回の夢屋杯でもレガシーを使った2戦は勝利していて実績がついてきた印象です。対して自ら選択したスタンダードでは負けてしまっているので得意と勝敗がかみ合わない状態の様です。スタンダードは今後の展開次第でどうなるか分からないフォーマットでもあるので復調が待たれます。プレイオフでの多芸さは元卓球部のオオドウ様、格ゲー勢のオオヒラ様に得意競技で鳴りを潜めてしまいましたが相手や競技次第では立場が逆転する事もあると思います。
7位はMTGラウンド全敗から奮起して順位を引き上げたアサミ様。デッキ傾向を読まれ、しっかりと対策されて思う様な成績を残せなかった事をどう受け止めるかが今後を左右しそうですので動向を注目したいです。プレイオフではオヤジ勢らしく年代物のゲームで勝利を挙げましたがセーラームーンは守備範囲外だったようですね。
8位はオオクボ様。YPR1位で臨んだ夢屋杯でしたが得意フォーマットが認知されているだけに周囲からの対策が厳しかったのか2-2とイマイチ振るわぬ結果となってしまいました。優位を活かせるフォーマット幅・デッキタイプ幅を増やす事が出来れば持ち前のプレイ技術を如何なく発揮出来るのでは無いでしょうか。プレイオフ競技も練習すれば直ぐに上手くなる器用さを持っているでそちらの上達次第でも王座を狙えると思います。
9位はミハラ様。MTGラウンドでもプレイオフでも『まさか』の敗北が見られたので焦らず冷静に対戦に臨んで貰いたいです。3度頂点を極めたのはまぐれではないはずなので日々の修練に加えて精神修養も課題でしょうか。
10位はサトウ様。0点参加ではありますがスタンダードでモダンを倒しての金星を挙げる等成績以上の活躍をしていたのが印象的でした。今後やる気を出して参加してくれれば大きな可能性を持ったプレイヤーだと感じました。
次回の第12回夢屋杯は4/2（日）開催となります。
スタンダード環境も成熟しきったタイミングでの開催ですのできっと各々のデッキも仕上がっているのではないかと楽しみに思っています。
現在毎週月曜日にボードゲーム交流会、毎週水曜日にe-sports交流会を開催してプレイオフ競技の強化をお手伝いしてますので夢屋杯参加を狙っているプレイヤーの方は弱点の克服、得意競技のレベルアップに是非ご活用下さい！
次回で2周年の節目を迎えるYPR・夢屋杯ですが継続して参加して下さるプレイヤーも増え若干ながら夢屋杯参加に競争が生まれる等、企画当初の理想に近づいて来たように思います。
「夢屋杯に出たいからYPR大会に出よう！」と言って下さるプレイヤーの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。その様なお気持ちで夢屋に遊びに来て頂けるお客様にもっと楽しい時間を過ごして頂けるようスタッフ一同努力してまいりますので今後とも夢屋をよろしくお願い致します。
今回もまた長いカバレッジとなってしまいましたが最後までご覧下さり誠にありがとうございます。
それではまた次の夢屋杯でお会いしましょう！
まずはプレイオフの説明です。
夢屋杯のプレイオフはパラマス式トーナメント方式+敗者復活戦となります。
プレイオフでは参加者が開始時に選択した2つの競技+主催者推薦競技2つ+前回王者の新規選定競技、計23競技の中から各対戦毎に無作為に選出されます。
それではプレイオフ本戦開始です！
プレイオフ1回戦 9位ミハラvs10位アサミ 競技：子育てクイズ マイエンジェル2（参考URL→https:/
時事ネタや一般常識のクイズに答えて子育てをしていくクイズゲームで1997年稼働時の時事ネタが多いゲームこのゲームで夢屋杯プレイオフの口火が切られた。
通常は協力プレイをするゲームなので特殊ルールでの対戦となる。不正解で即負け＆3歳終了の時点で子供になつかれていた方が勝ちとなる。（※なつかれるのは回答数が多い側）
意外とこのゲームをやり込んでいるプレイヤーが多く接戦となる事も多いが今回は瞬間決着となった。
1問目、「ボクシングで、選手の腕の長さのことを何という？」
1．ロング 2.フック 3.ピース 4.リーチ
0.5秒でミハラが2のフックを選び不正解！操作ミスかとも思われたが実はガチ不正解。
一般常識の欠如したミハラの明日はどっちだ？
プレイオフ2回戦 8位サトウvs10位アサミ 競技：子育てクイズ マイエンジェル2
続けてマイエンジェル2が選出されたプレイオフ2回戦。
先程とは違い0歳でアサミが3問。1歳でアサミ1問、サトウ2問と正解を重ねていくが答えている数で負けているサトウは何とか回答数を増やそうとしてアサミの答えられない問題を熟考の末回答し不正解になってしまい敗退。
お互いの早押しがしっかりと駆け引きになっている好勝負となった。一回戦は一体何だったんだ。
プレイオフ3回戦 7位オオクボvs10位アサミ 競技：スーパーストリートファイター��X（参考URL→https:/
格闘ゲームの金字塔「スパ��X」がここで登場。1994年4月に稼働開始してから現在に至るまでプレイされ続けている名作中の名作。格闘ゲームを齧った事のある人なら一度は遊んだ事があるのではないだろうか？
オオクボは格闘ゲームはあまりやったことがないとの事でレバー・ボタンチェックで適当に選んだXリュウをそのまま使用。対してアサミはXサガット、強いキャラではないが迷わず選んだことからやり込みが感じられる。
ゲームはアサミが好き放題タイガーショットを打ち一方的な展開で勝利を収めた。やはりゲームのやり込みは裏切らない。
プレイオフ4回戦 6位オオドウvs10位アサミ 競技：カルカソンヌ（参考URL→http://
都市や道、草原、修道院といった絵の描かれた四角のタイルを置いていき出来た地形によって点数が加算されタイルか無くなった時点での総得点で勝敗を決めるボードゲームだ。
ルール説明では複雑に感じるかもしれないが実際にプレイしてみると非常に簡単なのでボードゲーム初心者にもおススメ出来る、夢屋にも常備しているので是非遊んでみて欲しい。
夢屋杯では短期決戦用にタイルをランダムに三分の一にしての対戦となる。
序盤に小さな都市を完成させ得点を先行したのはオオドウ。アサミは大きな都市の完成を狙うが道のみのタイルを連続して引いてしまい思ったように都市が完成しない、しかし得点効率の良い修道院を2枚も引き当て食い下がる。
勝負は終盤で連続して紋章付きの都市を引き当てたオオドウが34対33の1点差で勝利！
プレイオフ5回戦 5位ヌマタvs6位オオドウ 競技：卓球
夢屋杯での卓球は7点先取（※6-6でデュース有り）で直前に得点した方がサーブ権を得る特殊ルールで行われる。
ヌマタもオオドウも共に無理をせずラリーを続けるスタイルで一進一退となりヌマタ先攻でデュースとなったがここからオオドウが巻き返して8-6で勝利！
対戦後に実は学生時代に卓球部所属だった事が明かされ上手さの理由に納得がいった。しかし夢屋卓球勢の多さには驚かされるばかりだ。
プレイオフ6回戦 4位オオヒラvs6位オオドウ 競技：3D野球盤ACE（参考URL→http://
電光掲示板によるスコア表示や通常の野球盤にある左右に加え上下へ投げ分ける事が出来るのが特徴の野球盤が選出された。
夢屋杯では3回終了までの得点で勝敗を決する。3回裏が終わって同点の場合は延長戦へ、延長戦では得点ではなく先に出塁した側が勝利となる。
お互い慣れないゲームでタイミングが合わず1回は凡退が続く。2回でもランナーこそ出るが得点には至らず、ややオオヒラの打率が上か。3回表2BHで得点圏にランナーを出すが後続が倒れ無得点で攻撃を終えたオオヒラ。3回裏疲れか駆け引きかボール球が多くフォアボールで出塁を許したオオヒラにオオドウが単発のヒットで2アウト1・2塁とチャンスを作る、続く打者で2BHを放ち待望の1点を取りオオドウがサヨナラ勝ち！
プレイオフ7回戦 3位マツザワvs6位オオドウ 競技：新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL（参考URL→https:/
前回王者ヤマモトが選定して導入されたSFCゲーム「新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL」が夢屋杯初登場！
基本はオーソドックスな2D格ゲーながら必殺技使用に必要なジェネレーター出力ゲージや通常より高いジャンプが出来るブーストジャンプ、ガードをしながらダッシュやバックステップがあったりと非常に意欲的な仕上がりのゲームだ。
マツザワは知ってか知らずか最強の一角「シェンロンガンダム」、オオドウは基本性能は平均以下だが小技から即死が狙える「ガンダムデスサイズ」を選択。
リーチのある通常技で牽制し相手のジャンプをしっかり滞空して攻めていくマツザワ、このゲームをやったことは無くても格闘ゲームの素養はしっかりとある事を伺わせる手堅い立ち回りを見せる。オオドウは画面端を背負い劣勢に立たされるがスピードが速く3HITする飛び道具バスターシールドをばら撒きこの戦略に対応しきれなかったマツザワの体力を奪い切り先勝。
後がないマツザワは自分から攻めていくが近づくとジャンプ強武器攻撃→足払い、離れるとバルカン＆バスターシールドでペースを掴むオオドウに対し攻めてがなくなっていく。最後は強引にジャンプ攻撃を敢行したマツザワをオオドウが対空で落とし連取！
プレイオフ8回戦 2位コクマイvs6位オオドウ 競技：おばけキャッチ（参考HP→http://
場にめくられたカードによって指定されたものを素早くキャッチする、一瞬の判断力と瞬発力が問われるパーティゲーム。コクマイが苦手とするゲームだがやたらとプレイ機会が多いと感じるのは気の所為だろうか？
苦手と言いながらもゲームには真剣に取り組むコクマイは以前より善戦しているがオオドウのスピードが速い！お手付きも少なく確実に指定のコマをキャッチしていく。コクマイも食い下がったが結果は17-8でオオドウが圧勝！
プレイオフ9回戦 1位サイトウvs6位オオドウ 競技：ブラフ（参考URL→http://
1つのカップに5個のサイコロを入れて振り自分にしかわからない様に確認してから全体で「どの目」が「何個」出ているかを予想するボードゲーム。
夢屋杯では2人での対戦なので1人カップ2つ×サイコロ5個で出ている目の予想をしていく。相手の予想が外れていると思ったら「ブラフ」と宣言して全てのサイコロの目を確認して予想した数字との誤差分のサイコロが減っていき手持ちのサイコロが0になったら負けとなる。
この手のゲームは苦手だというオオドウは自分の振ったサイコロの振った目を頼りに素直な個数を予想するがサイトウが虚実を混ぜた予想を出してくるのに翻弄される上サイトウの出目が極端に偏るタイミングが乱発したこともあり大差でサイトウ勝利。
サイトウが2度目の優勝に王手を掛けた。
プレイオフ敗者復活戦1回戦 サトウvsミハラ 競技：競技：メタルスラッグ3（参考URL→http://
2000年5月にSNKから発売されたアクションゲーム「メタルスラッグ」シリーズの4作目である「メタルスラッグ3」が敗者復活戦最初の競技となった。
勝負のルールは通常通りゲームを進め1機死ぬか1面クリア時のスコアで勝敗を決する。
自らの指定した競技を引いたミハラ、1機で終盤までいけるくらいにはやり込んでいると豪語しておりそのプレイには期待がかかる。
両者無理をせず無難に攻略していくがアイテムの出る場所やステージクリア時に大きくスコアの伸びる捕虜の位置を把握しているミハラがやはり優勢。中盤の難所である空を飛び掴みかかってくる「ヒュージイナゴ」を率先して倒そうとしたサトウがイナゴの急降下攻撃を受けて死亡。ステージクリアを待たずミハラが勝利！
プレイオフ敗者復活戦2回戦 オオクボvsミハラ 競技：ダウンタウン乱闘行進曲かちぬきかくとうSP（参考URL→http://
ファミコン時代からの人気ゲーム「くにおくん」シリーズの最新作がPS4で発売された。ファミコンソフト「ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会」の人気競技「かちぬきかくとう」を抜き出して洗練したゲームで様々な新要素も盛り込まれている。
ボタンはパンチ・キック・ジャンプの3つだけなので非常に簡単に操作でき誰でも楽しめるのが魅力。PS4があればたった1500円
でダウンロード出来るのでPS4を持っている方は是非遊んで欲しい。
オオクボ・ミハラ・CPU1・CPU2の4キャラでのフリーバトル。オオクボかミハラ総合得点の多い方が勝利となる。
近くにいるキャラに満遍なく攻撃するオオクボと回避重視に立ち回りオオクボのみにターゲットを絞り攻撃を試みるミハラ。攻撃を多く受け退場こそ早いものの手数を多く出しているので獲得ポイントは多く得ているオオクボ。長くゲームに参加し最後まで生き残っていることもあるミハラ。
総合得点はオオクボ573点、ミハラ428点でオオクボが総合優勝を果たしての勝利！
プレイオフ敗者復活戦3回戦 アサミvsオオクボ 競技：真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変（参考URL→https:/
自分の選んだ競技「真サム」を引き意気揚々と席に着くアサミ。「また格ゲーか〜」と肩を落とすオオクボ。
アサミは持ちキャラ柳生十兵衛、「スパ��X」の時といい渋いキャラ選択だ。オオクボは最初にカーソルのある主人公キャラ覇王丸を素直に選ぶ。
持ちゲーで勝つのは当然と言わんばかりに好き放題技を当てるアサミ、オオクボも判らないながらも果敢に技を振るうが流石に年季が違う。アサミがオオクボを寄せ付けず勝利。
プレイオフ敗者復活戦4回戦 ヌマタvsアサミ 競技：美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!? 主役争奪戦（参考URL→https:/
皆大好きセーラームーンの名を冠したSFCの2D対戦格闘ゲームで操作性・システム面でも非常に完成されたゲームだ、1994年にここまでのゲームを作り上げた「ギルティギア」シリーズの開発元でもある『アークシステムワークス』の凄さがわかる。
両者未プレイとの事で有識者に強キャラを聞いていくムーブから入ったことからジュピター同キャラ対決となった。
普通にプレイするとかなり硬派な格ゲーなので「おちゃめ」を+2して多様性を出しつつの対戦となる。
強キャラとはいえ操作が難しいジュピターの性能に振り回される両者だが先にコツを掴んだのはヌマタ。←タメ→パンチの飛び道具シュープリームサンダードラゴンで遠距離戦、近づいてはレバー1回転パンチのジャイアントスイングを決めアサミを沈めた。
プレイオフ敗者復活戦5回戦 オオヒラvsヌマタ 競技：新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL
今夢屋杯2度目の「ガンダムW」。
ヌマタは先程オオドウが使用し勝利を挙げた「ガンダムデスサイズ」、オオヒラは隠しコマンドを使って隠しモビルスーツ「ガンダムエピオン」を選択。オオヒラは確実にこのゲームを知っている！
オオヒラはクイックジャンプを使った中段攻撃を交えつつ凶悪な超必殺技スパークウィンドでヌマタを完全制圧！知らなければ勿論の事、知っていても対処が難しい攻撃の嵐だった。
プレイオフ敗者復活戦6回戦 マツザワvsオオヒラ 競技：真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変
こちらも2度目の「真サム」。
オオヒラは高威力の強斬りと弱・中・強の使い分けで表裏択を掛けられる三連殺が強力なテクニカルキャラ「牙神幻十郎」。マツザワは素早い動きとリーチの長い通常技が非常に厄介な「不知火幻庵」、こちらもかなりテクニカルなキャラだ。
ジャンプ中蹴りと立ち・しゃがみ中斬りでじわじわ迫るマツザワに辟易するオオヒラ。大振りな技が多い幻十郎の技の出掛かりを上手く幻庵に潰され三連殺を出すタイミングを作れないオオヒラが劣勢だ。
1本は強斬りが突き刺さり取ったもののマツザワの冷静な立ち回りを崩しきれない。最後は弱斬りガード後に手を出そうとしたところを中斬りが綺麗に刺さりマツザワが勝利！
プレイオフ敗者復活戦7回戦 コクマイvsマツザワ 競技：THE KING OF FIGHTERS '96（参考URL→https:/
「94」「95」からのシステムを大きく見直し新しい試みが随所にみられる意欲作となる「96」。ステップからダッシュ、避けから緊急回避、ジャンプ軌道の追加など後のKOFシリーズの基盤にもなるシステムを盛り込んだ今作。技の入力受付が特殊で必殺技が出難いので初心者向けとは言えないのが難点ではあるが半面練習が活きやすいゲームではあるので夢屋杯向きのゲームではあるかもしれない。
マツザワの使用キャラは草薙京・チャンコーハン・チョイボンゲとやや特殊よりなキャラ構成。コクマイは大門五郎・テリーボガード・草薙京の3人、大門が異彩を放つがテリー・京は主人公格のキャラなのでオーソドックスよりか。
格ゲーが苦手なはずのコクマイの先鋒大門が猛威を振るう！マツザワの京・チャンを威力・判定に優れる遠強パンチ・遠強キックを当ててなぎ倒して2人抜き！あっという間に残り1キャラなったマツザワ、しかし最後に残っていたチョイが強い！格ゲー初心者には中々対処出来ないジャンプ強パンチでの裏回り攻撃が功を奏し破竹の勢いで3人抜きしマツザワが逆転勝利！
プレイオフ敗者復活戦8回戦 オオドウvsマツザワ 競技：ブラフ
敗者復活戦もこれで最終戦。オオドウかマツザワか、決勝戦の席で待つサイトウに挑むのはどちらになるのか。
5度もの勝利を挙げて順位を大幅に上げたオオドウだがこの大事な場面で苦手なブラフが選出され表情が暗い、ここまで格闘ゲームしかプレイしていないマツザワのボードゲームの実力次第では…。
堅実に確率的にありそうな数字を宣言するマツザワ、しかし出目には虚実を混ぜて的確にブラフを掛けてオオドウのサイコロを削り7-0で圧倒した。
プレイオフ決勝戦 第1戦 サイトウvsマツザワ 競技：子育てクイズ マイエンジェル2
決勝戦ではサイトウが勝てば即優勝、マツザワは2連勝で優勝となる。その1戦目では3度目となるマイエンジェル2が選出された。何で皆このゲーム好きなんだろう？
ともあれ世代的にはサイトウが有利になるかと思われたが結末はあっけなく1問目を素早く正解したサイトウが2問目で普通に間違え不正解で負け。マツザワは幸運にも座ってるだけで優勝リーチ。
プレイオフ決勝戦 最終戦 サイトウvsマツザワ 競技：卓球
夢屋杯が始まって以来選ばれ続けてきた夢屋杯とは切っても切れない間柄である卓球で優勝を争うサイトウとマツザワ。隠れ卓球勢の多い夢屋勢の中にあってサイトウとマツザワの実力は如何程か。
とりあえずの練習を見た限りでは「実は卓球部だったんです」とは言い出しそうにない感じではある。
日本人的には義務教育中の体育や社員旅行の温泉なんかでプレイ機会は人生中そこそこあるのではないかという卓球、多少のやり込みで大きく有利になる競技なのでラウンドワン等でこそ錬するのも良いのではないだろうか。
サーブ権を持つのはサイトウ、技術に拘らず手堅くサーブを打っていく。対するマツザワもまずは返すことを第一に見据えた手堅い返球。しかし両者初心者らしくラリーも長く続かずサクサク点が入る。
やや優勢なのはマツザワだがサイトウも慣れて来たのか連続得点して食い下がる。しかし序盤のリードを巻き返すには至らず7-5でマツザワが勝利！
第11回夢屋杯優勝はマツザワ ハヅキ！！
夢屋杯王者にはチャンピオンベルトが贈呈されます。
また次回夢屋杯開催まで
・YPR大会参加費無料
・YPR大会リミテッドパック代半額
・YPR大会指定席
・デュエルスペースご利用時の優先利用
・荷物・上着等をお預かりするクロークサービス
・YPR大会参加毎にドリンクサービス（任期中上限24本）
・ボードゲームでのデュエルスペーステーブル使用料無料（1卓まで）
・PS4でのデュエルスペーステーブル使用料無料
・店内アーケードゲーム筐体フリープレイ
・YPR・夢屋杯でのプレイオフ競技選定
の王者特権が与えられます。
第10回夢屋杯最終順位は以下の通りです↓
優勝 マツザワハヅキ様
準優勝 サイトウアツシ様
3位 オオドウヒロユキ様
4位 コクマイヒロカズ様
5位 オオヒラシンイチ様
6位 ヌマタススム様
7位 アサミヒロシ様
8位 オオクボジュンペイ様
9位 ミハラケント様
10位 サトウヒロユキ様
初参加で優勝を成し遂げ王座に就いたマツザワ様、MTGラウンドでは得意のレガシーは勿論スタンダードでも勝ち星を上げ疑いようのない実力を見せてくれました。プレイオフでも初見若しくはプレイ経験の浅いゲームでの飲み込みの速さ・要領の良さで見事な活躍をして下さいました。皆様新王者の今後の活躍にもご期待下さい！
決勝では惜しくも敗れたものの準優勝を飾ったのはサイトウ様、普段エターナルフォーマットでは存在感を示しているだけにスタン・モダンを選ばれ続けたMTGラウンドではありましたがしっかりと環境に対応したデッキを持ち込み全勝してのける読みの深さは流石でした。自らの特性を理解し対策に対する対策を施すことによって本来不利であるはずのフォーマット被せに対応する柔軟さは今後の夢屋杯参加プレイヤーに新たな戦略を齎してくれたと思います。間違いなく今回の夢屋杯MTGラウンドではMVPの活躍でした。
3位入賞はオオドウ様。手痛いプレイミスを立て直し2-2となったMTGラウンド、デッキもオリジナル故の途上にある為今後も成長が期待出来ると思います。プレイオフでは様々な競技で5勝して順位を大幅に上げました、最後は苦手競技に泣かされましたが苦手克服を誓っており向上心も旺盛なので上手さ・強さを磨いていってくれる事が期待出来そうです！
4位はコクマイ様。多忙により危うく夢屋杯皆勤賞が途切れる可能性もありましたが何とか踏み留まり皆勤継続です。3勝を挙げイベント参加数が減っても地力は健在であることを見せたMTGラウンド。プレイオフでは苦手競技で2連敗で順位を落としてしまったので今後王座に就けるかどうかは苦手競技の克服に掛かってきそうです。
5位はオオヒラ様。主戦場とするスタンダードで珍しく自信無さ気でしたがそのスタンダードでは全勝していたので自らの求めるレベルの高さが垣間見えたMTGラウンドだったと思います、こうなってくると今後の夢屋杯においてスタンダードでの連勝記録がどこまで伸びるのかも気になってきますね。プレイオフでは得意分野の格闘ゲームで敗れたのが悔やまれますが相手のマツザワ様が一枚上手でしたね。
6位はヌマタ様。ここの所レガシーで非常に勝率の高く活躍が目立ってきた感じはありましたが今回の夢屋杯でもレガシーを使った2戦は勝利していて実績がついてきた印象です。対して自ら選択したスタンダードでは負けてしまっているので得意と勝敗がかみ合わない状態の様です。スタンダードは今後の展開次第でどうなるか分からないフォーマットでもあるので復調が待たれます。プレイオフでの多芸さは元卓球部のオオドウ様、格ゲー勢のオオヒラ様に得意競技で鳴りを潜めてしまいましたが相手や競技次第では立場が逆転する事もあると思います。
7位はMTGラウンド全敗から奮起して順位を引き上げたアサミ様。デッキ傾向を読まれ、しっかりと対策されて思う様な成績を残せなかった事をどう受け止めるかが今後を左右しそうですので動向を注目したいです。プレイオフではオヤジ勢らしく年代物のゲームで勝利を挙げましたがセーラームーンは守備範囲外だったようですね。
8位はオオクボ様。YPR1位で臨んだ夢屋杯でしたが得意フォーマットが認知されているだけに周囲からの対策が厳しかったのか2-2とイマイチ振るわぬ結果となってしまいました。優位を活かせるフォーマット幅・デッキタイプ幅を増やす事が出来れば持ち前のプレイ技術を如何なく発揮出来るのでは無いでしょうか。プレイオフ競技も練習すれば直ぐに上手くなる器用さを持っているでそちらの上達次第でも王座を狙えると思います。
9位はミハラ様。MTGラウンドでもプレイオフでも『まさか』の敗北が見られたので焦らず冷静に対戦に臨んで貰いたいです。3度頂点を極めたのはまぐれではないはずなので日々の修練に加えて精神修養も課題でしょうか。
10位はサトウ様。0点参加ではありますがスタンダードでモダンを倒しての金星を挙げる等成績以上の活躍をしていたのが印象的でした。今後やる気を出して参加してくれれば大きな可能性を持ったプレイヤーだと感じました。
次回の第12回夢屋杯は4/2（日）開催となります。
スタンダード環境も成熟しきったタイミングでの開催ですのできっと各々のデッキも仕上がっているのではないかと楽しみに思っています。
現在毎週月曜日にボードゲーム交流会、毎週水曜日にe-sports交流会を開催してプレイオフ競技の強化をお手伝いしてますので夢屋杯参加を狙っているプレイヤーの方は弱点の克服、得意競技のレベルアップに是非ご活用下さい！
次回で2周年の節目を迎えるYPR・夢屋杯ですが継続して参加して下さるプレイヤーも増え若干ながら夢屋杯参加に競争が生まれる等、企画当初の理想に近づいて来たように思います。
「夢屋杯に出たいからYPR大会に出よう！」と言って下さるプレイヤーの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。その様なお気持ちで夢屋に遊びに来て頂けるお客様にもっと楽しい時間を過ごして頂けるようスタッフ一同努力してまいりますので今後とも夢屋をよろしくお願い致します。
今回もまた長いカバレッジとなってしまいましたが最後までご覧下さり誠にありがとうございます。
それではまた次の夢屋杯でお会いしましょう！
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