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MTG専門店 『夢屋』コミュの結果 第10回 夢屋杯 MTG編

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いつもYPR大会・夢屋杯へのご参加ありがとうございます。
夢屋杯主催の夢屋店員ダンと申します。

とうとう二桁!10回目を迎えた夢屋杯の結果をご報告させて頂きます。

夢屋杯についてのご説明

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR=夢屋ポイントランキングの上位7名、期間中に行われました夢屋杯トライアル優勝者4名に前回王者を加えた12名によるインビテーショナル形式の大会です。
MTGスイスラウンド4回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

今期YPRは後半に入って一気に順位争いが激しくなり一日刻みで順位が入れ替わる激戦となっていました!
上位の点数差も僅差になっており優位を築こうと頑張っている姿が多く見られました。
残念ながら都合がつかず欠場となってしまった方もいらっしゃいましたが当日参加も含めて11名での開催となりました。

今回の夢屋杯へ出場してくださったのはこちらの方々です↓

前回王者 38点 オオヒラシンイチ様
1位 56点 カタヨセタカヒト様
2位 54点 ヌマタススム様
3位 44点 ヤマモトショウタ様(夢屋杯トライアル ヴィンテージ・レガシー優勝)
4位 42点 オオクラケンイチロウ様
5位 40点 コクマイヒロカズ様
6位 38点 オオクボジュンペイ様(夢屋杯トライアル モダン優勝)
7位 24点 ツノダシンゴ様
8位 6点 ナカオムネナリ様(夢屋杯トライアル スタンダード優勝)
9位 4点 サトウヒロユキ様 ※欠場があった為繰り上がり出場
10位 0点 アサミヒロシ様 ※欠場があった為繰り上がり出場

YPR1位はレガシー・モダンに精力的に取り組んでいるカタヨセ様が奪取!曲者揃いの夢屋杯ではフォーマット選択権を持っている事は非常に有利になると思います。
ヌマタ様は今回も安定した参加率で上位をキープ。
前回夢屋杯トライアルで出場権利を勝ち獲ったものの欠場を余儀なくされた第6回夢屋杯王者ヤマモト様がYPR順位だけでなく夢屋杯トライアルを2つも勝利して堂々の凱旋を果たしました。MTGラウンド・プレイオフラウンド共に高い実力を示してきたヤマモト様の活躍にご注目下さい!
4・5位は夢屋杯常連のオオクラ様・コクマイ様が僅差でこの位置。
夢屋杯トライアルモダンを勝ち抜き、YPRでも6位につけたオオクボ様が2度目の夢屋杯出場。夢屋杯独自のルールに理解も深まり前回に勝る活躍を期待したいです。
横浜にあるMTG専門店「信心亭」の店長ツノダ様が夢屋杯に殴り込み!夢屋杯でしっかりと結果を出し秋葉原でも「信心亭」の名を挙げられるのか注目です。
YPR継続参加は出来ていないものの3度目の出場と相成ったナカオ様、今回はスタンダードの夢屋杯トライアルで出場権を獲得しての参加です。
サトウ様とアサミ様は欠場があった為リザーバーとして参加。特にアサミ様はまさかの0点参加!欠場があればワンチャンス参加出来ると足を運んでそのワンチャンスを掴みました!幸運を掴んだ2人は台風の目となれるのでしょうか?

そして参加者を待ち受けるのは前回圧倒的な強さを見せて王座に就いたオオヒラ様、今回も得意のスタンダードに磨きをかけて2連覇を狙っていると思います。


それでは本戦の内容に移りたいと思います。

夢屋杯スイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの中からYPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。(※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1

MTGラウンド 1回戦

王者オオヒラは当然と言わんばかりにスタンダードを選択。今回オオヒラが自身の命運を託すのは現スタンダード環境でもトップクラスの安定感を誇る「青白フラッシュ」だ、事前に多くの大会に参加し実戦経験も積んでおり前回にも増して盤石の態勢で臨む。1回戦で王者と相対するのはあらゆるフォーマットでコントロールデッキを模索するコントロールの名手オオクボ、今回のスタンダードでも「ジェスカイコントロール」を持ち込み環境の支配を目論む!
ギリギリの差し合い、ライフレースを制したのは先手の有利を活かしたオオヒラ!連覇に向けて白星スタートを切った。

YPR1位カタヨセ初戦の相手は横浜のMTG専門店「信心亭」の店長ツノダ。カタヨセは主戦場としているレガシーを選択、デッキはこれまでYPR大会で使う姿を見せてきたMUD系のデッキから一転して「白単兵士」!手の内を変えて相手の読みを外す作戦の様だ。持ってきたデッキの中から使用するものをギリギリまで選別していたツノダは持参したものの最終的にレガシー不使用を決めたのが裏目に出てしまいモダンの「青赤果敢」で対戦する事になってしまった。
そして突き刺さるカタヨセの《虚空の杯》X=1!デッキの生命線ともいえる1マナの呪文を封殺されたうえ《スレイベンの守護者、サリア》で締めあげられたツノダは大挙して押し寄せる兵士の軍勢に為す術無く蹂躙されたのであった。
デッキの主軸を兵士によるビートダウン寄りにシフトしても自分のスタイルであるプリズン系の構成は変えていなかったカタヨセが技あり勝利を挙げYPR・夢屋杯経験の浅いツノダに洗礼を浴びせる一戦となった。

YPR2位ヌマタは最近使い始め調整をしている「ティムール現出《霊気池の驚異》」をヴァージョンアップしてスタンダードに挑む。対するナカオは《活性機構》と《丈夫な手工品》を軸とした独創的なオリジナルデッキ「赤緑トークン」で初戦に臨む。
強烈なシナジーを形成するデッキを使いこなしポテンシャル見せつけて先勝したナカオだったがその後2戦はガス欠に陥り機能不全のまま惨敗、新生コンボデッキ対決はヌマタが制した。

MTGラウンドでYPR下位の相手には容赦のない被せをすることでお馴染みのヤマモトの相手は緊急参加のサトウ、当然ながらヤマモトの方が順位が上なので澄ました顔でヴィンテージを被せていく。
対ヴィンテージでは不安があると夢屋杯前に言ってはいたが裏を返せば対ヴィンテージ以外には盤石ともとれるヤマモトのデッキは《ドルイドの誓い》《修繕》《実物提示教育》から出した《グリセルブランド》《荒廃鋼の巨像》で場を制圧する「オース」、サトウはこの無慈悲な戦いにスタンダードの「黒緑昂揚」で挑む。
ヴィンテージvsスタンダードはヴィンテージ側が4勝する間にスタンダードが1勝すればスタンダード側勝利となるがデッキパワーには天と地ほどの差があるのでかなり厳しい戦いだ。
ヤマモトは嬉々としてパワーナインをプレイし、《ドルイドの誓い》・《実物提示教育》・《修繕》とやりたい放題を尽くしてサトウを料理し悪い笑顔と共に勝利の階段を上る。

レガシーの印象が強いYPR4位のオオクラが緊急参加のアサミに対してどのフォーマットをプレイするか頭を悩ませる。アサミはYPR大会参加こそ少ないが無類の赤バーン好きとして知られておりバーンに強くないデッキを用意したフォーマットは選びにくい、悩んだ末にオオクラはモダンを選択した。
オオクラのデッキは「緑信心」、《絡み根の霊》でのビートダウンや《野生語りのガラク》《ニクスの祭殿、ニクソス》からのマナ加速で《召喚の調べ》《起源の波》から《孔蹄のビヒモス》を出し圧殺を狙う野性味あふれるダイナミックなデッキだ。アサミが使うのはやはり赤単!バーンではないが《怨馬》《ボロスの反攻者》+《火山の乱暴者》での瞬殺ギミックを盛り込んだミッドレンジ「赤単牛馬」で勝負する!
コンボを決めたいアサミだが中々パーツが揃わずまごつく間に《クルフィックスの狩猟者》によってマナを伸ばしたオオクラが《ビヒモス》を走らせ「牛馬」を蹴散らした。

参加者が11名だった為、コクマイが不戦勝。

○王者オオヒラ 2-1 ●6位オオクボ
○1位カタヨセ 3-0 ●7位ツノダ
○2位ヌマタ 2-1 ●8位ナカオ
○3位ヤマモト 4-0 ●9位サトウ
○4位オオクラ 2-0 ●10位アサミ
○5位コクマイ 不戦勝


MTGラウンド 2回戦

王者の優位を活かしスタンダードのみを持って臨んでいるオオヒラ、相手が誰でデッキが何であれ勝てる準備をしてきたと絶対の自信を覗かせる。2回戦の相手はコクマイ、前哨戦となる直近のYPR大会でも戦い倒している相手とはいえコクマイの駆る「マルドゥ機体」は簡単な相手ではない。
案の定1勝1敗まで縺れ込んだ最終戦は先手を取りイニシアチブを握ったオオヒラが辛うじて勝利!「青白フラッシュ」の強みを引き出し接戦を制した。

レガシー対モダンのレシオ戦を軽快に勝って臨むカタヨセの2回戦。フォーマットはモダンを選択。カタヨセはモダンでも奇策を弄する!普段使っているデッキとは一風変わった「赤黒《罠の橋》」で使い込んだ「親和」を操るヌマタを封じ込めに掛かる。軽量の除去と手札破壊の後に場に設置される《罠の橋》が親和の猛攻を封じようとするがその後のドローで土地を引き込み続け手札を消化しきれずその隙をついたヌマタが殴り切り勝利!

ヴィンテージで気持ちよくなったヤマモトの2戦目の相手はオオクラ。オオクラがヴィンテージをプレイしておらずレガシーではマーフォークを愛用しているのは周知の事、そんなオオクラを相手にヴィンテージを選ぶのはリスクが大きいと判断したのか普段オオクラがプレイしていない事がわかっているスタンダードを選択。
しかしオオクラは今回隠し玉としてしっかりとスタンダードの「マルドゥ機体」を用意していた!オリジナルの「バント《霊気池の驚異》」を組み上げてきたヤマモトはスタンダード屈指のビートダウンデッキを捌き切れるのか!?
スタンダード環境が不慣れなゆえかプレイ方針が定まらない上にヤマモトのデッキに入っている見慣れないが強いカード群に圧倒されてしまったオオクラ、追い詰めるところまではいけるがもうひと押しが出来ずに惨敗を喫した。

YPR6位ながら8位のナカオとの対戦でフォーマット選択権を得たオオクボ、普段見慣れない対戦相手であるナカオに対して最も使い慣れていて対応力の高い「トリコミラクル」を使うことを決めレガシーを選択。ナカオはヴィンテージを被せてくるであろうヤマモト対策を施した「赤白工匠MUD」を手に取る。
ヴィンテージ対策をしたデッキでレガシー対決を余儀なくされたナカオ、奇跡の肝である《相殺》には「魂の洞窟」で対抗出来るが展開した場に訪れる《終末》に対処出来ない。装備品はあるが装備先がない状態で場に降り立った《精神を刻む者、ジェイス》がオオクボを勝利へと導いた。

2回戦最後の卓は当日緊急参加ながら辛うじて4点のサトウと確信的0点参加のアサミ。サトウはこの日唯一持っていたスタンダードデッキ「黒緑昂揚」で対戦に臨む。0点なのにしっかりデッキを用意していたアサミのスタンダードデッキはパワーカードを詰め込んだ「ナヤミッドレンジ」だ。
環境トップクラスのメタデッキに対してオリジナルデッキでワカラン殺しを狙ったアサミが作戦勝ちで勝利を挙げた。

このラウンドの不戦勝はツノダ。これで弾みをつけて上位を狙いたい。

○王者オオヒラ 2-1 ●5位コクマイ
●1位カタヨセ 1-2 ○2位ヌマタ
○3位ヤマモト 2-0 ●4位オオクラ
○6位オオクボ 2-0 ●8位ナカオ
●9位サトウ 1-2 ○10位アサミ
○7位ツノダ 不戦勝


MTGラウンド 3回戦

レガシー勢のカタヨセを対戦相手に迎えた3回戦の王者オオヒラ。もちろんスタンダードを選択。スタンダードをプレイしている姿を見せていないカタヨセは今回スタイルをガラリと変えて「マルドゥ機体」を持ち込んだ、慣れないスタンダードで機体を乗りこなしオオヒラの「青白フラッシュ」を轢き倒すことが出来るか?
夢屋杯では機体を使われることを想定して調整・練習を繰り返してきたというオオヒラは今回もゲームを取り合う接戦となったマッチを制し全勝をキープ!現王者に相応しい覇道を歩む。

全勝対決となったヌマタ対ヤマモト。YPRではヤマモトを意識してポイントを稼いでいたヌマタがフォーマット選択権を行使しレガシーを選ぶ。ヌマタは墓地対策さえしっかりされていなければレガシー内でも最強の一角に数えられる「ドレッジ」、ヤマモトはデッキ内のカード選択やプレイングに細やかさを要求されるがどんな相手でも勝てるポテンシャルを持つ「グリクシスデルバー」を今回の相棒にしている。
環境慣れという部分でアドバンテージを持っているヤマモトは墓地に置かれた《黄泉からの橋》に的確な対処をしてヌマタの動きを阻害し盤面を詰めていく、経験に裏打ちされた緻密なプレイングで窮地を逃れ逆にヌマタを追い詰めたヤマモトが全勝を維持して王者の待つ卓へ。

1勝1敗となったオオクラ、有利な条件でプレイオフに行く為にはもう負けは許されない。相手は緊急参加のサトウ、モダンを選ばれてスタンダードを使用したところからモダンは持っていない事は判明しておりデッキも「黒緑昂揚」だと判っている。しかしレガシーを持っているかどうかはまだ判断出来ずオオクラはフォーマット選択に悩む。オオクラの出した結論はモダン。《漁る軟泥》を有する「緑信心」であれば有利になり一度事故で落としても負けにならない賢明なフォーマット選択といえるだろう。
しかしその肝心要の《漁る軟泥》を引けないオオクラ。そうなれば基本的なクリーチャーサイズに勝るスタンダードが優勢。高揚を達成し《残忍な剥ぎ取り》が4/4になってしまうとクリーチャー同士のやり取りでは埒が明かない、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》《最後の望み、リリアナ》も大きな脅威となる。
サトウが劣勢を覆しまさかの2連勝でオオクラを撃破!夢屋杯初勝利を挙げ勢いに乗る!

コクマイは現状手の内を晒していないモダンでYPR・夢屋杯新参であるツノダと対戦する。コクマイのデッキは《白緑呪禁オーラ》、駆け引きいらずのオールインが可能なデッキなので初見同士の対戦では良い選択といえるだろう。ツノダは単体除去が効かない呪禁オーラに《氷の中の存在》で全体バウンスをするか《窯の悪鬼》で殴り切るプランで対抗する。
2ターン目に《氷の中の存在》が出せれば一気に楽になるが中々その存在を見出すことが出来ないツノダにコクマイ呪禁クリーチャーにオーラを貼り付けクロックを増して蹂躙していく。ツノダも《窯の悪鬼》からのオールインで一矢報いるが抵抗虚しく大きく膨れ上がった呪禁クリーチャーを前に天を仰ぐ。

スタン→レガシーとプレイしてきたオオクボはモダンを選択。《修復の天使》+《鏡割りのキキジキ》の瞬殺コンボを《召喚の調べ》でサポートする「ナヤ・キキコード」、アサミも瞬殺コンボを擁する「赤単牛馬」なので瞬殺の機会を伺い合う切迫した戦いになりそうだ。
多色のカードパワーで地力に勝るオオクボが有利にゲームを進めていくが多色ゆえに多用されている特殊土地に《血染めの月》が突き刺さる!少量入っている基本土地と《根の壁》で何とか赤マナ以外を確保しようとしたところにアサミの《ボロスの反攻者》+《火山の乱暴者》コンボが完成してしまう!何とか《召喚の調べ》X=3で打開策を探すが解答は無し。鮮やかにコンボを決めて見せたアサミが2勝1敗で最終戦へ。

不戦勝はナカオ、一息入れて活力を取り戻し最終戦での爆発を期待したい!

○王者オオヒラ 2-1 ●1位カタヨセ
●2位ヌマタ 0-2 ○3位ヤマモト
●4位オオクラ 0-2 ○9位サトウ
○5位コクマイ 2-1 ●7位ツノダ
●6位オオクボ 1-2 ○10位アサミ
○8位ナカオ 不戦勝

MTGラウンド 4回戦 最終戦

全勝対決はオオヒラとヤマモト。ここまで全てのラウンドで2-1と厳しい戦いに身を投じて来た王者オオヒラ、対して全てのラウンドで土つかずの全勝と絶好調のヤマモト。王者の疲れが気になる所だが自らの土俵であるスタンダードでの最終戦を有終の美で飾れるか?逆に勢いのままにヤマモトが王者を飲み込んでしまうのか!?
「青白フラッシュ」vs「バント霊気池」で相性は王者有利に感じるがヤマモトのデッキはオリジナル故に何が飛び出してくるかわからない怖さがある。しかしそこは青白フラッシュならではの高性能クリーチャー群と打ち消しが機能しヤマモトの策を潰しきった!
無敗だったヤマモトを一方的な2連勝で破り王者の貫禄溢れるMTGラウンド全勝を達成したオオヒラが2連覇まで最短ルートをひた走る!
オオヒラに敗れ一歩退いたもののゲーム巧者ぶりを如何なく発揮し3-1で折り返すヤマモト、その視線は王座しか見えていない!

YPR1位ながらここまで1-2と振るわないカタヨセ、ここは何が何でも勝ってプレイオフに臨みたいところ。フォーマット被せを受け続けながらも2-1と勝ち越しているアサミ相手に主戦場レガシーで真っ向勝負する事を選んだ!
《虚空の杯》《スレイベンの守護者、サリア》等で相手の行動を制限し《秀でた隊長》→《警備隊長》で畳みかける「白単兵士」で活路を見出したいカタヨセ。そして本領ともいえる「赤単バーン」を手に取ったアサミ。勝つのはどっちだ!?
軽快なバーンスペルの連打とこだわりの『The Dark』版《Ball Lightning》を走らせ先勝したアサミ。後がないカタヨセも《罠の橋》を張られた厳しい盤面に《ハルマゲドン》を放ちアサミの後続を断って《罠の橋》を《忘却の輪》で追放して《秀でた隊長》→《警備隊長》で取り返す!しかし3ゲーム目はアサミが火力を本体に集中させて突き放した!

スタン・モダン・レガシーと用意したデッキを余すところなく使っているヌマタ。最終戦の相手コクマイにスタンダードを選択。一見スタン民のコクマイにスタンを選択するのは悪手に見えるが、お互い分かっているモダンの「親和」対「白緑呪禁オーラ」、そしてコクマイが普段レガシーで「青緑感染」を使っている為「ドレッジ」対「感染」に分の悪さを感じたか。この選択は吉と出るか凶と出るか・・・。
結果は凶。コクマイの「マルドゥ機体」による1マナから展開される生物によるビートダウンを捌き切れず無念の連敗を喫し2-2。コクマイは前回に引き続き安定した強さを発揮してMTGラウンド3-1でプレイオフへ。

モダンを使ってスタンダードのサトウにまさかの敗戦で暗礁に乗り上げたオオクラ。今日は1-2と波に乗れないが要所要所で上手さを覗かせるオオクボ相手に選んだフォーマットはレガシー。MTGラウンドの締めを長年の相棒「青単マーフォーク」に委ねる、オオクボは非常にオーソドックスな「トリコミラクル」だ。
《霊気の薬瓶》《魂の洞窟》を駆使して打ち消しを掻い潜りマーフォーク達を戦場に送り込むオオクラと早く《終末》に辿り着きたいオオクボの鬩ぎ合いは相性に勝るオオクラが攻め切って勝利!

MTGラウンド最後の対戦は不戦勝での勝ち点こそあるもののマッチ勝利を得ていない2人の対決。ここにきてフォーマット選択権を得たツノダは今回初スタンダード、持ち込んだデッキは多量の呪文で場をコントロールする「青赤《電招の塔》」。ナカオの「赤緑トークン」との相性は如何程か。
しかしゲームは相性を超えたマリガン合戦に。1ゲーム目は先手1マリガンのナカオが3ターン目に戦場に着地させた《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》がトリプルマリガンで身動きの取れないツノダを蹂躙。2ゲーム目は逆に1マリガンのツノダが《ニッサ》で粘るダブルマリガンのナカオを2枚の《氷の中の存在》で殴り切る。そして3ゲーム目はお互い1マリガンから2土地で止まったナカオのマナクリーチャーをツノダが丁寧に除去しながら盤面を作り2人合わせて9回もの壮絶なマリガン合戦を制した。

不戦勝はサトウ。2勝目を幸運な形で手に入れ2-2。

○王者オオヒラ 2-0 ●3位ヤマモト
●1位カタヨセ 1-2 ○10位アサミ
●2位ヌマタ 0-2 ○5位コクマイ
○4位オオクラ 2-1 ●6位オオクボ
○7位ツノダ 2-1 ●8位ナカオ
○9位サトウ 不戦勝

MTGラウンドの最終順位は↓

1位4-0 オオヒラシンイチ
2位3-1 コクマイヒロカズ
3位3-1 ヤマモトショウタ
4位3-1 アサミヒロシ
5位2-2 サトウヒロユキ
6位2-2 オオクラケンイチロウ
7位2-2 ヌマタススム
8位2-2 ツノダシンゴ
9位1-3 カタヨセタカヒト
10位1-3 オオクボジュンペイ
11位1-3 ナカオムネナリ

MTGラウンド1位は王者オオヒラ様!自信を持って臨んだスタンダード4連戦、決して楽な戦いではなかったと思いますが王者の重圧を力に変えて見事に全勝達成!
2・3位にはこれまでの夢屋杯でも安定した強さを見せているコクマイ様・ヤマモト様が並びました。共にオオヒラ様に敗れているのでプレイオフでのリベンジに燃えていると思います、彼らの戦いは激闘になりそうです!
4位は当日緊急参加、しかもYPRのポイントは0点という始まった瞬間から崖っぷちな状態でしたがデッキ選択・プレイスタイル共に自分のスタイルを貫き通して3勝を挙げ下剋上を狙っています!
5位のサトウ様も当日参加枠、スタンダードしか持っていなかったにも関わらずモダンとのレシオ戦で金星を挙げこの位置につけました。サトウ様は夢屋杯初参加なのでどんなプレイオフ競技を得意としているのかわからないだけにプレイオフでも台風の目になりえる存在です、活躍に期待したいです。
6位は前々回王者オオクラ様、今回はモダンでスタンダードに敗れる悔しい敗戦もあったのでメンタル面が気になる所。気を取り直してプレイオフでは元王者の強さを見せて欲しいです。
7位はYPR2位ヌマタ様。3回戦でのヤマモト様、4回戦でのコクマイ様との対戦で両者に有効なフォーマットを用意出来ていなかったのが敗因に見えたので、招待制ゆえの事前のリサーチや読みの大切さが勝敗を分ける夢屋杯ならではの駆け引きが垣間見えます。
8位は夢屋杯初参加のツノダ様。自身が店長を務める横浜のMTG専門店「信心亭」の看板を背負っての参加で気合が入っていたと思います。初めて経験する形式での大会で戸惑う事もあり戦術ミスもあった様ですが実際の対戦では堂々たる戦いを見せてくれました。未知の領域であるプレイオフラウンドではどんなプレイを見せてくれるのか注目のプレイヤーです。
9位はカタヨセ様。YPR1位の優位を持っての参加でしたがもう一押し・後1枚が欲しい場面での引きの弱さが響き勝ち切れていない印象でした。フォーマット・デッキの選択では周囲の予想を覆す上手さを見せ度肝を抜いただけに非常に惜しいMTGラウンドでした、プレイオフではそれを払拭する活躍をみたいです!
10位はオオクボ様、対応力の高いコントロールデッキを愛用しプレイスキルにも確かなものを持っているプレイヤーであることは疑いようがないですが王道を外してこない信頼感から相手に手の内を読まれている部分も見え、環境を度外視したローグデッキへの対応が甘い一面も出てしまい無念の1-3。持ち前の対応力の高さを活かして今後に繋げていければ活躍出来るのは間違いないので頑張って欲しいです。
11位は不戦勝でしか勝ち点が付かなかったナカオ様。独創的なデッキ構築と粘り強いプレイングで相手を翻弄するスタイルを持っているので型に嵌ってしまえば独壇場を築けるのですが今日はその日では無かったようです。プレイオフ競技は手広くプレイしているプレイヤーなので上手く相手の苦手競技を引き続けられれば全勝して優勝もワンチャンス!?

プレイオフ編へつづく↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=81250988&comm_id=5980317

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