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MTG専門店 『夢屋』コミュの結果 第7回 夢屋杯 MTG編

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いつもYPR大会・夢屋杯へのご参加ありがとうございます。
夢屋杯主催の夢屋店員ダンと申します。

今回で7回目となりました夢屋杯の結果をご報告させて頂きます。

夢屋杯についてのご説明

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR=夢屋ポイントランキングの上位7名、期間中に行われました夢屋杯トライアル優勝者4名に前回王者を加えた12名によるインビテーショナル形式の大会です。
MTGスイスラウンド4回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

今期のYPRは上位陣の欠場が相次ぎ繰り下がりで出場権を得たプレイヤーが多く参加してくれています。欠場情報が出揃うのに時間がかかりギリギリでの参加要請に応えて参加してくださったプレイヤーの皆様には非常に感謝しております!

今回夢屋杯へ出場してくださったのはこちらの方々です↓

前回王者 67点 ヤマモトショウタ様
1位 117点 オオクラケンイチロウ様
2位 87点 コクマイヒロカズ様
3位 60点 カタヨセタカヒト様
4位 56点 オオヒラシンイチ様
5位 24点 オオドウヒロユキ様
6位 20点 ナカオムネナリ様(スタンダードトライアルにて権利を獲得)
7位 15点 ヌマタススム様
8位 13点 スギヤマコウイチ様
9位 5点 アラカネダイスケ様(ヴィンテージトライアルにて権利を獲得)

当日欠場もあり10名での開催となってしまいましたがそれでも前回までよりは人数が増えているのでそのことによる影響にも注目していきたいです。
何より今回は夢屋杯トライアルで夢屋杯出場権を勝ち獲ったナカオ様、アラカネ様の実力が特殊なフォーマット形式の夢屋杯でも発揮されるのか期待したいです。

さて、それでは夢屋杯本戦の内容に移ります。

夢屋杯スイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの中からYPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。(※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1

MTGラウンド 1回戦

●王者ヤマモト vs ○9位アラカネ
○1位オオクラ vs ●5位オオドウ
○2位コクマイ vs ●3位カタヨセ
○4位オオヒラ vs ●7位ヌマタ
○6位ナカオ vs ●8位スギヤマ

前回王者ヤマモト、今回は夢屋杯トライアルで権利を獲ったプレイヤー・相次ぐ欠場による繰り上がり出場が多かった為メタを絞り切れずデッキ選択に苦労したとのこと、明確に方針は決めてきてはいるがヴィンテージのトライアルを抜けてきたアラカネが最も当たりたくない相手だと語っていたが1回戦の相手はそのアラカネ。
ヴィンテージ被せが通用しないアラカネに対しスタンダードをぶつけたがアラカネのデッキはスタン環境最強の一角白緑トークン!
ヤマモトの選択したデッキも同じく白緑トークンでまさかの同系対決となったが勝負を制したのはアラカネ!
ヤマモトの事故の隙を逃さず前回王者ヤマモトを相手に大金星を挙げた!

オオクラはモダンを選択、最近になって好んで使用している緑信心に初戦の命運を託す。夢屋ではスタンダードを主にプレイしているオオドウは指定されたモダンでは白青黒緑の4色《先祖の結集》で歴戦の猛者オオクラに挑む。
クリーチャーの並べあいを《孔蹄のビヒモス》で突破を図るオオクラ、《血の芸術家》《ズーラポートの殺し屋》を絡めた《先祖の結集》で逆転を狙うオオドウ。
一進一退の攻防はオオクラが制した。

得意とするスタンダードで波に乗りたいコクマイはGP東京でも2日目に残る強さを見せた相棒白黒エルドラージ。レガシー・モダンを主戦場とするカタヨセは白青黒緑4色《謎の石の儀式》デッキを持ち込んだ。
《集合した中隊》《反射魔道士》は苦手だと戦前言っていたコクマイだったがGPでの経験が活きたかしっかりと対処してみせ、勝利を引き寄せた。

スタンダードは全部勝つ!と気合を入れて夢屋杯に臨んだオオヒラ、初戦の相手はランキング下位のヌマタだったので上位の権利を使いスタンダードを選択。持ち込んだデッキは白青緑人間中隊、《変位エルドラージ》《サリアの副官》を取り入れた非常にアグレッシブ且つ対応力に優れたデッキだ。
対するヌマタは白緑トークン。同日行われていたGPコスタリカを制した程の強いデッキを用いて下剋上を企む。
間違いなくTier1である白緑トークン相手に揺るがぬ自信と巧みなプレイングでオオヒラが堂々と初戦勝利を飾った。

夢屋杯トライアルをスタンダードで抜けてきたナカオ、まさかの初戦レガシーを選択。何かを感じ取ったのか、それとも実はレガシーが得意だったのか?デッキはこれぞレガシーMUD!勝ちに来ている事をうかがわせるデッキ選択だ。
レガシーを被せられたスギヤマはモダンで対抗。《聖遺の騎士》+《珊瑚兜への撤退》コンボを採用した形の白青緑中隊。
1ゲームを落としながらもレガシーのカードパワーを見せつけたナカオが勝利!

MTGラウンド 2回戦

○王者ヤマモト vs ●5位オオドウ
○1位オオクラ vs ●4位オオヒラ
●2位コクマイ vs ○6位ナカオ
○3位カタヨセ vs ●7位ヌマタ
○8位スギヤマ vs ●9位アラカネ

ヤマモトはここで夢屋杯初参加のオオドウに挨拶代わりのヴィンテージ被せ。ヴィンテージを用意していないオオドウはレガシーで戦うことを余儀なくされる。
ヤマモトは《ドルイドの誓い》《全知》《実物提示教育》から《グリセルブランド》《引き裂かれし永劫、エムラクール》に繋げる、対ヴィンテージよりもレガシー・モダンを意識したデッキを持ち込んだ。
そんなオムニオース相手にオオドウが使用するのは白緑エンチャントレスだ。《アルゴスの女魔術師》《女魔術師の存在》から大量のエンチャントを唱えてドローし場に並べ《独房監禁》でのロックに持ち込んだり、《空位の玉座の印章》から沢山出てくる天使トークンで制圧したりとその物量を活かした展開には定評がある。
オオドウは《独房監禁》で何とかヤマモトを抑え込もうとするがエムラクールの滅殺の前には余りに無力。ヴィンテージの壁は余りにも高い・・・。

相手がエターナル環境が苦手なオオヒラとみてレガシーを被せるオオクラ、デッキは愛用の青単マーフォーク。これに対してオオヒラは夢屋杯用にレガシー仕様の赤バーンを組み上げていた!
しかし《梅澤の十手》を持った《真の名の宿敵》に襲い掛かられるオオヒラは十分な火力も十手を除去する手段も引き込めず万事休す。オオクラが思惑通り勝利を呼び込んだ。

得意のスタンダードを選択してテーブルにつくコクマイだったが夢屋杯トライアルをスタンダードで抜けてきたナカオにとってもスタンダードは得意分野。
トライアルを制した際に使用した《現実を砕くもの》や《黄金夜の懲罰者》+《突撃陣形》のスマッシュコンボを軸にしたオリジナルチューンの赤緑エルドラージでコクマイを粉砕し2連勝!

何度も調整を重ね練りこんできたMUDを携え主戦場レガシーに乗り込むカタヨセ。
レガシーをプレイする印象の薄いヌマタだが持ち込んだのは最速1ターン目には勝ちを確定させることもある尖ったコンボデッキ続唱《超起源》!
しかし続唱は非クリーチャー呪文を複数唱えることが必要なデッキ、《アメジストのとげ》《抵抗の宝珠》を1ターン目に出され動きを抑制されたあげく《磁石のゴーレム》まで追加されれば為す術はない。カタヨセがMUDらしい動きで完封した。

電撃参加となったスギヤマ、初戦を落としたものの上当たりで且つ唯一フォーマット選択権があるマッチアップであるアラカネとの2回戦。
スギヤマが最もやりこんでいるスタンダードを選択。デッキは白緑人間ウィニー、軽量高打点の人間達を並べ《サリアの副官》で後押しをするアグレッシブなデッキを用意してきた。
序盤のクリーチャーの質、量共に上回るスギヤマの攻勢を白緑トークンのデッキ構成では捌き切れないアラカネ。環境最強の一角に対して堂々たる戦いを見せスギヤマが勝利。

MTGラウンド 3回戦

○王者ヤマモト vs ●3位カタヨセ
○1位オオクラ vs ●6位ナカオ
●2位コクマイ vs ○8位スギヤマ
○4位オオヒラ vs ●9位アラカネ
○5位オオドウ vs ●7位ヌマタ

ヤマモトが王者の権利を惜しみなく行使しヴィンテージを押し付けていく。戦場に出されたカードへの解答は少ないものの、最序盤から妨害カードを戦場に出してやりたい事をやらせないデッキタイプであるカタヨセのMUDとやりたい事が出来れば勝ってしまうカードパワーの塊であるヤマモトのオムニオースの対決。
1ゲーム目は先手を取り1ターン目《アメジストのとげ》2ターン目《抵抗の宝珠》でしっかりとロックし《磁石のゴーレム》に繋げ土地を引き込めないヤマモトを完封したカタヨセだったが気炎を吐いたのもここまで、《Ancestral Recall》を始めとする超強力ドローカードにサポートされたヤマモトが事故らなければ勝てるんだよ!と3連勝でマッチをものにした。
4ゲーム目もとげ・宝珠と良いスタートが切れたが3枚目の土地に巡り合えずロック状態を維持できなかったカタヨセだったがヴィンテージ相手にワンチャンスあることを見せた一戦となった。

マーフォーク対MUDレガシーではよく見るであろうマッチアップが夢屋杯でも。
ずっと温め続け全幅の信頼を置いているデッキマーフォークを駆るオオクラがナカオのMUDを寄せ付けず全勝をキープ!

コクマイはこだわりのスタンダードで3回戦に挑む。相手は王者ヤマモトをスタンで下したアラカネを、そのスタンダードで捻じ伏せてきたスギヤマ。
白緑人間ウィニーが圧倒的展開力・攻撃力をみせて連取しスギヤマ勝利!コクマイはこだわりが仇になったか。

研究・練習に絶対の自信を持ってスタンダードを選択したオオヒラ。スギヤマの白緑人間に敗れたとはいえ使用デッキは間違いなく強いアラカネ。
当然ながら白緑トークンへの解答を持っていたオオヒラのバント人間中隊、最先端のメタデッキを見せつけ圧勝し最終4回戦に挑む。

上位陣によるフォーマット被せがあったとはいえ2連敗でいいところがないオオドウとヌマタ。緊急参加で準備時間が少ないことも影響しているのか。
そんな良くない展開の中でオオドウが選択したのはスタンダード。二人にとっては最も得意であろうフォーマットだ。
オオドウが使用するのは《ズーラポートの殺し屋》《ナントゥーコの鞘虫》を軸にした粘り強いデッキ黒緑アリストクラッツだ。相当にドレインするのが好きと見える。
この選択が功を奏しヌマタの白緑トークンを切って取り、オオドウ夢屋杯初勝利!

MTGラウンド 4回戦

○王者ヤマモト vs ●2位コクマイ
○1位オオクラ vs ●8位スギヤマ
○3位カタヨセ vs ●5位オオドウ
○4位オオヒラ vs ●6位ナカオ
●7位ヌマタ vs ○9位アラカネ

ここまでスタンダードで通してきたコクマイにヤマモトが非情なヴィンテージ被せ。しかしコクマイもレガシーの黒緑感染で道を開きたい。
しかし1ゲーム目を《ドルイドの誓い》で、2・3ゲームを打ち消し・盤面への対処で長期戦にして《グリセルブランド》を素出しする対応でヤマモトが3-0勝利。数字で見れば圧勝だがゲーム自体は僅差だったのでしっかりと視界の範囲に捉えていればヴィンテージにも対応できると思わされた1戦だった。
これでヤマモトはスイス3-1、プレイオフで有利な立ち位置につけた。コクマイは1-3を喫し念願の夢屋杯制覇に黄色信号が灯ってしまった。

オオクラはこのラウンドでもレガシーを選択。スギヤマはモダンでの不利な対戦を強いられる。
一度はオオクラのマナフラッドで勝ちを拾ったがその後はマーフォークによる横綱相撲を見せられる。クリーチャーデッキ相手には《真の名の宿敵》+《梅澤の十手》の組み合わせが余りにも強い!
これでオオクラがMTGラウンド4戦全勝!圧倒的優位を作ってプレイオフに向かう。スギヤマはこれで2-2、YPR8位での参加ではかなりの頑張りを見せた。プレイオフでの活躍にも期待したい。

スタンダード・レガシー・ヴィンテージと常に異なるフォーマットで対戦をしてきたカタヨセが最後に残ったフォーマット=モダンを自ら選択してマルチな面を見せる。
オオドウの4Cラリー相手に持ち出したデッキは『イニストラードを覆う影』で収録された《傲慢な新生子》《秘蔵の縫合体》で強化された、墓地から戻ってくる生き物と「発掘」を組み合わせたドレッジ。
クリーチャーの相打ちはいくらでもOKなデッキ同士の対決は2ターン目にオオドウが繰り出した《漁る軟泥》によってカタヨセの目から光が消えるが緑マナがつまり脅威を取り除き切れないオオドウを少しづつ物量で押し潰し逆転!そしてその流れに乗って連取を決めMTG最終ラウンドを勝利で締めた。
カタヨセはMTGラウンド2-2とし不運な上位当たりを実力でカバーして見せた。オオドウも順位の割にはフォーマット選択権が少なく不運な面が強かったが1-3でプレイオフに。

MTG最終ラウンドでフォーマット選択権を得られる相手に恵まれたオオヒラ、当然自信のあるスタンダードを選択。しかしナカオもスタンダードは得意分野自らのオリジナルデッキで最終戦へ。
1ゲーム目ナカオが《現実を砕くもの》でライフを詰めタップアウトの隙に《黄金夜の懲罰者》+《突撃陣形》のコンボでライフをごっそり奪い去り先取!だがここで油断したかダブルマリガンのオオヒラに対して1マリガン後に山と荒地しか土地がない手札をキープしてしまい緑マナにたどり着くのが1ターン間に合わずゲームを3ゲーム目に持ち込まれる!そして運命の最終3ゲーム目でもマナトラブルに見舞わられあえなく撃沈。
ギリギリの戦いをオオヒラが制し宣言通りスタンダードを3戦全勝で3-1、意気揚々とプレイオフに。敗れたナカオも2-2ではあるがオポーネントが高いため良い位置でプレイオフ進出。

何とか1勝をもぎ取りたいヌマタ、初めてのフォーマット選択権ではモダンを選ぶ。デッキは黎明期から常に上位に位置する親和、展開力はモダン随一だ。対するアラカネはナヤズー、コンボデッキが禁止による消滅や極端な警戒によって隆盛しきれないモダン環境だからこそ強みを持つアグロデッキだ。
親和対策は完璧だったか1ゲームも譲らない完璧な流れでアラカネが勝利を掴み2-2、ランキング最下位からの下剋上を狙う!ヌマタはあえなく0-4となってしまった、優勝までの道のりは険しいがプレイオフでの活躍を見守りたい。

これでMTGラウンドが終了順位は以下の通りとなった↓

1位 オオクラケンイチロウ
2位 オオヒラシンイチ
3位 ヤマモトショウタ
4位 ナカオムネナリ
5位 スギヤマコウイチ
6位 アラカネダイスケ
7位 カタヨセタカヒト
8位 オオドウヒロユキ
9位 コクマイヒロカズ
10位 ヌマタススム

プレイオフ編につづく

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