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MTG専門店 『夢屋』コミュの【結果】第4回 夢屋杯 プレイオフ編

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スイスラウンドが終わりここからはプレイオフ。
これまでの夢屋杯では上位4名のみプレイオフを行ってきたが今回から上位4名のプレイオフと下位4名のプレイオフを行う形式に。
それぞれの対戦で参加者が選択した競技を無作為に選出し対戦する。

準決勝 第一試合
MTGラウンドで完璧なメタ読みを見せ他者を圧倒したスイス1位ヤマモト。
初戦で敗北を喫しながら辛くも2連勝してスイス4位でプレイオフに滑り込んだ前回王者ミハラ。

厳正な抽選の結果選ばれた競技は「卓球」。
選ばれた瞬間に
「よしっ!」
力強いガッツポーズを見せるミハラ。突然自信を見せるミハラに対戦するヤマモトも観客も困惑している。
「元卓球部だったんですよ!」
ここに来て得意競技を隠し持っていた前回王者。底が見えないポテンシャルに会場から感嘆のため息が漏れる。

通常の卓球台よりも小さなテーブル、7点先取の特殊ルールで行われる夢屋での卓球でも経験が生かされるのは過去のプレイオフでも実証済み、この時点で大きなアドバンテージを持つミハラにヤマモトは食下がれるか!?

スイスの順位により場所の選択権・サーブ権を持つヤマモトだがミハラの卓球の実力は本物だった!いかにも経験者といったラケット捌きについていけず1点を返すのが精いっぱい最後の抵抗となってしまった。

7-1 ミハラ勝利


準決勝 第二試合
第2回夢屋杯王者でありMTG以外のゲームも器用にこなすスイス2位ニシカワ。
MTGラウンドではデッキ選択を含め試合巧者ぶりを見せたスイス3位クワハラ、プレイオフには初進出の為MTG以外の競技に関しては未知数。

抽選によって選ばれた競技は「餓狼伝説スペシャル」。
「格ゲーやったことない!(;_:)」
クワハラの悲痛な叫びが響く。
対するニシカワは涼しい顔だ。

1P側に座ったニシカワ。キャラは「テリー・ボガード」このゲームの主人公であり飛び道具・対空・突進技と多彩な技を持つ攻守ともにバランスが良いキャラだ。
どのボタンで何が出来るのかを確認しながら2P側に着いたクワハラ。当然ながらどのキャラどんな性能なのかもわからぬまま選んだキャラは「タン・フー・ルー」キャラ自体が小さく相手の技を空かしながら攻撃出来るといった長所もあるが技も癖が強くコマンドも特殊なものが多い為、初見で使いこなすのは難しいキャラだ、このゲームにおいては最弱キャラという汚名を被ることもある。

距離を取り飛び道具パワーウェイブを撃ちつつ時折突進技バーンナックルで飛び込むという非常に堅い立ち回りを見せるニシカワ。
「ガードってどうやんの??」と基本操作すらままならないクワハラには飛び道具を避けることも難しい状態。
危なげなく2本先取したニシカワが決勝進出を決めた。

2-0 ニシカワ勝利


3位決定戦
前回夢屋杯での格闘ゲームに続いて卓球でもその実力を見せたミハラに惨敗したヤマモト。
プレイ経験がなく得意かどうかもわからない格闘ゲームでボコられたクワハラ。
失意を引きずらずに次に迎えるだろうか。

そんな二人がプレイするのは「THE KING OF FIGHTERS'98」。格闘ゲームである。
ヤマモトは普段都内某所にあるゲームセンターで「ギルティギア」をやり込んでいる生粋の格ゲーマーであり基礎力が高い。しかも夢屋杯プレイオフで選ばれることを見越して一夜漬けではあるが強いキャラと強いムーヴは調査済みとのこと。
先ほど格闘ゲームを初めてまともにプレイし動かし方を知ったばかりのクワハラには余りにも過酷な対戦となった。

ヤマモトは悠々と1P側に座り「アテナ」「ダイモン」「ラルフ」とお手軽強キャラを選択しクワハラを待つ。
KOF98のキャラの多さに面喰い苦肉の策でキャラはランダムセレクト。
対戦はヤマモトの先鋒「アテナ」がひたすら飛び道具サイコボールを撃ち、近寄ってきたらしゃがみ強パンチで迎撃という完全処理モードで3人抜き。あまりにも無情である。

3-0 ヤマモト勝利

これで3位ヤマモト、4位クワハラが確定。


下位プレイオフ 第一試合
スイス5位のコクマイと8位オオクラの対戦。
抽選競技は「卓球」。実は両者共にプレイオフ競技に「卓球」を選択しており得意競技で雌雄を決する事になった。

序盤攻勢に出たのはコクマイ。夢屋での卓球は何度かプレイしており、その経験を生かし際どいラインを狙いアウトを誘う。
しかし中盤は慣れてきたオオクラが盛り返す!左右への打ち分けを武器にコクマイを揺さぶっていく。
夢屋の卓球は基本は7点先取だが6-6になった場合はデュースとなり2点差がつくまで続けるルール。
実力伯仲の戦いは6-6のデュースにもつれ込んだ。
先にリードしたのはオオクラ。勝利に手を掛ける。
しかしコクマイが際どいラインを返した際テーブルの端に当たり球が脇に逸れる技ありの一打。
これがオオクラのペースを乱したか短いラリーの後コクマイの変化球が決まり長期戦になるかと思われた一戦に終止符を打った。

9-7 コクマイ勝利


下位プレイオフ 第二試合
MTGラウンド2回戦で対戦した両者が再び激突。
スイス6位サイトウvs7位ハセガワ。
ハセガワとしてはヴィンテージで弄ばれた借りを返しておきたい所。

抽選競技は「ストライク」。
サイトウの指定競技であり細かい駆け引きこそあれど9割は運で決まるといってもいいゲームだ。
このゲームを指定するサイトウは強い“運”を持っているのだろうか?

サイトウは持っていた。
若干不利な目が出ようとも一切関係ないゾロ目の連続。
手持ちのダイスを2度も全投入させられることを余儀なくされたハセガワには同情を禁じ得ない。
通常1手で1個しかダイスを投入しないゲームで、最初10個持っていたダイスが3投、たった3投で0になった。
恐るべしサイトウの“豪運”。

11-0 サイトウ勝利


下位プレイオフ 5位決定戦
オオクラとの卓球で激闘を演じたコクマイ、最後の戦いは圧倒的運量でハセガワを破って上がってきたサイトウ。
抽選の結果、競技は「餓狼伝説スペシャル」。
格闘ゲームは苦手と公言するコクマイだが第3回夢屋杯でのミハラとの接戦は記憶に新しい。
対するサイトウは「やったことはある」とのことだが実力の程は判らない。

1P側に着いたコクマイの選択したキャラは第3回夢屋杯でミハラをあわやという所まで追い込んだ「ビッグ・ベア」。
サイトウはバランスの良い主人公キャラ「テリー・ボガード」を選択。

1ラウンド
ほとんどプレイしたことのない格闘ゲームでも臆さずレバーとボタンをガチャっていくコクマイ。
操作感を確かめるように通常技・必殺技を出していくサイトウ。
不意な攻撃を受け焦ったように見えたサイトウだが牽制技として優れている立弱キック、距離が離れれば飛び道具「パワーウェイブ」でダメージを奪っていき1本先取。

2ラウンド
先ほどと変わらずガチャプレイだが周りのアドバイスを受けジャンプ強キックを放っていくと判定が強くダメージの大きい攻撃が連続でヒットして体力リードを奪う。
何とか距離を取ってパワーウェイブで突き放したいサイトウだがひたすら突貫してくるコクマイのベアに辟易している様子。
バーンナックル・立強キックでダメージを奪い返すがめげずに前に出るコクマイは空対空のジャンプ弱キックから弱キックを小刻みに出してゲームを振り出しに戻す。

3ラウンド
泣いても笑っても最終戦。
ここでサイトウの動きが一変する。バックステップからパワーウェイブの連打、遠い間合いから突進技バーンナックルでの奇襲。経験者らしい堅い立ち回りを見せる。
2ラウンド目の接戦は何だったのかと思うほどの圧倒的な格ゲー力を見せつけサイトウの勝利。

2-1 サイトウ勝利


下位プレイオフ 最下位決定戦
サイトウの“豪運”の前に為す術無く散ったハセガワ。失意ながらも最終戦に挑む。
卓球でコクマイと激戦を繰り広げたものの惜しくも勝利を逃したオオクラ。ハセガワにはスイスラウンド最終戦でレガシーvsスタンダードで不利を覆され破れている。しかも今日まだ勝ち星が無い為この最終戦は絶対に落とせない、落としたくない一戦。
残り2つとなった選択競技の内選ばれたのはしりとりゲーム「ワードバスケット」。
場に出て表になっているカードの文字を頭文字として手札のカードの文字で終わる言葉を言いながら手札を消化していき手札が先に亡くなったプレイヤーが勝ちとなります。
使える言葉は普通名詞に限りますが有名な人物(例:聖徳太子・織田信長など)や地名(東京・アメリカなど)もOKです。さらにMTGショップらしくMTGのカード名・能力名等もOK。

「これ苦手な奴だ・・・」
「全然出来る気しないんですけど・・・」
二人ともこの手のゲームは不得手な様子。

「ただのしりとりだよw」
このゲームを選択したニシカワから煽りとも励ましともつかない声が飛ぶ。

ゆっくりとしたペースでポツリポツリとをカードを消化していく両名。
手札と場を睨みながら詰まったらリセット、そしてまた消化。
いつまでの続くかのように思われる時間の中、後ろで見ていたニシカワが
「俺なら4回は上がってるわwww」
と激しい煽りを入れる。
これに発奮したかオオクラがペースを上げる矢継ぎ早に手札を消化していく。
ハセガワも難しい札を表にしつつリセットをかけ抵抗を見せるが「リーチ」宣言後小考の後ゲームを締める。
オオクラの勝利!リベンジ成功!!

0-3 オオクラ勝利


プレイオフ決勝戦
上位・下位合わせて7回戦のプレイオフが終わり残すは決勝のみとなった第4回夢屋杯。
決勝で戦うのは第2回王者でMTGラウンド・プレイオフラウンド共に安定した力量を持っているニシカワ ユウジと数々の激戦・接戦を制して第3回夢屋杯王者として臨むミハラ ケントだ。
2度目の王座を目指す両者。前人未到の境地へ至るのはどちらなのか。

最後に残った選択競技はなんと「ワードバスケット」!
ニシカワ以外にもクワハラがこの競技を選択していたため最下位決定戦に続き連続、そして夢屋杯決勝でも第3回・第4回と連続での選出となった。
前述した通りニシカワは自らこの競技を選択しているし節々に自信を匂わせている、しかし先程の最下位決定戦の時に立てまくったフラグを気にしているようだ。
ミハラは第3回夢屋杯でこの競技をプレイ済みではあるが前回はお世辞にも強者たる立ち回りが出来てはいなかった。むしろ苦手であったようにも見受けられたが克服できているのだろうか。

そして始まった最終戦。勝負は正に一瞬であった。
前回の停滞したゲームが嘘のように滑らかに言葉と手札を連ねていくミハラ。
最後の一枚も「リーチ」宣言の後速やかに場に置かれあっという間に手札を消化しきって見せた。
ただ茫然と目の前で重ねられるカードを見つめる事しか出来なかったニシカワは思わず苦笑い。

ミハラはただただ強かった。

0-5 ミハラ勝利
第4回夢屋杯優勝はミハラ ケント!

夢屋杯王者には

・20000円分の夢屋商品券
・YPR大会参加費無料
・YPRリミテッド大会パック代半額
・YPR大会指定席
・YPR大会参加毎に希望のドリンク1本(2ヶ月の任期中最大30本まで)
・YPR大会勝利毎におやつ進呈
・ご来店時に上着・お荷物をお預かりするクロークサービス
・ボードゲーム使用料無料(1卓まで)
・ビデオゲームクレジットサービス
・次回夢屋杯での競技指定権

が贈られます。以降思いつき次第更に王者特権を追加していきます。

最終順位は

優勝 ミハラ ケント様
準優勝 ニシカワ ユウジ様
3位 ヤマモト ショウタ様
4位 クワハラ コウタロウ様
5位 サイトウ アツシ様
6位 コクマイ ヒロカズ様
7位 オオクラ ケンイチロウ様
8位 ハセガワ ガク様

となりました。
皆様お疲れ様でした。


第4回夢屋杯優勝を飾ったのは苦手を克服し更に強くなって戻ってきた前回王者ミハラ様。
この2か月間王者でありながらYPR大会に参加し続け、プレイオフに選ばれそうな競技も日々練習して研鑽を積んだ成果が実を結んだ形となりました。
その真摯な姿勢を普段から見ていた主催の私も感服しきりでした。
本当にお見事という他ありません。
改めまして、第4回夢屋杯優勝、そして2連覇達成おめでとうございます!

今期2ヵ月間に渡って行われたYPR大会、そして夢屋杯でも様々なドラマがありました。
ヴィンテージ勢のYPR参入による順位争いの激化、上位陣の多数欠場による繰上り、YPRのルール理解度向上による駆け引き。
そして参加者各位の頑張りによって大変素晴らしいイベントなりました事を感謝いたします。

夢屋杯参加者、今回は残念ながら参加出来なかったYPR上位陣の方々、そしてYPR大会に参加して下さったプレイヤーの方々、大会の運営を行ってくれたスタッフ各位。
多くの方の尽力によって今回の夢屋杯も非常に盛り上がることが出来ました。誠にありがとうございました!

YPR・夢屋杯は今後も更にお客様を楽しませることが出来るよう精進していきたいと思います。
ご意見・ご感想・ご要望等ございましたらお気軽に店員までご相談下さい。

非常に長い文章を最後までご閲覧ありがとうございました。

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