MTG専門店　『夢屋』コミュの【結果】第2回夢屋杯

いつも夢屋をご愛顧いただき誠にありがとうございます！

嬉しいことに2回目を数えることが出来ました夢屋杯なのですが8月は夏休みやイベント目白押しでしたので出場選手の予定が合わず分割での開催となりました。
スイスラウンド1～2回戦を2回に分けて、スイスラウンド3回戦を3回に、そしてまた別の日にプレイオフと関係者の皆様には非常にご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。

しかしこの大変な日程をこなし、なんとか第2回目となります夢屋杯が8/23（日）に全日程を終了しました！
今回も熱い戦いの足跡を記していこうと思います。

第1回の結果報告から繰り返しになりますがまず夢屋杯についてのご説明を。

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR＝夢屋ポイントランキング大会の上位7名+前回王者によるインビテーショナル形式の大会です。
8名でのMTGスイスラウンド3回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

今期の出場者はこちら↓
前回王者　24　ササキユウキ様
1位　67　コクマイヒロカズ様
2位　56　ヒロサワユウキ様
3位　51　ハセガワガク様
4位　50　オオヒラシンイチ様
5位　47　カタヤナギシゲヒサ様
6位　46　ニシカワユウジ様
7位　46　タヤケンタロウ様

本来ですとここまでが出場枠なのですが2位のヒロサワ様が都合により棄権とのことで
8位　44　コセキユウジ様
が繰り上がりで出場枠を獲得しました。
（※この後敬称略）

夢屋杯のスイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの内YPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。（※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1）

前記いたしましたが今回の夢屋杯は全員が集まれる日程が作れず分割開催となりました。

まずは予定の合う選手を集めMTGスイスラウンド1～2回戦を2回分けて行う。
8/13（木）に1位コクマイ、3位ハセガワ、4位オオヒラ、5位カタヤナギの4名での対戦。
8/15（土）前回王者ササキ、6位ニシカワ、7位タヤ、8位コセキでの対戦。

スイスラウンド1回戦
スタンダード：○コクマイvsオオヒラ×
モダン：○ハセガワvsカタヤナギ×

スタンダード：ササキ×vsタヤ○
スタンダード：○ニシカワvsコセキ×

この対戦ではランキング上位側のプレイヤーが順当に勝ち上がりましたが前回王者ササキが敗れる番狂わせが起きる！
ランキングポイントを見る限りでも最近はMTGをプレイする頻度が下がっていると思われる前回王者、前日組み上げたというデッキでは調整が甘かったか？

スイスラウンド2回戦
スタンダード：×コクマイvsハセガワ○
スタンダード：○オオヒラvsカタヤナギ×

モダン：○ニシカワvsタヤ×
スタンダード：×ササキvsコセキ○

この結果で
2-0：ハセガワ、ニシカワ
1-1：コクマイ、オオヒラ、タヤ、コセキ
0-2：ササキ、カタヤナギ
となり、2-0の2名はプレイオフ進出を確定！
逆に0-2となってしまった2名は残念ながらプレイオフの芽がなくなってしまった。
前回王者は事故に次ぐ事故に見舞われMTGをさせてもらえず王座陥落が確定となる。

スイスラウンド3回戦は3回に分けての対戦。
まずは2-0同士の対戦が8/17（月）にプレイオフへのバブルマッチとなる1-1対決は8/19（水）、念願の1勝を欲する0-2対決は8/20（木）に行われた。

スイスラウンド3回戦
モダン：×ハセガワvsニシカワ○
スタンダード：×オオヒラvsコセキ○
スタンダード：○コクマイvsタヤ×
スタンダード：○ササキvsカタヤナギ×

これでプレイオフ進出選手が決定！
1位3-0　ニシカワユウジ
2位2-1　ハセガワガク
3位2-1　コクマイヒロカズ
4位2-1　コセキユウジ

夢屋杯プレイオフでは事前に指定した競技から無作為に一つ選出し対戦することに。
ここでそれぞれが指定した競技を見ていこう。
ササキ：KOF2002
コクマイ：卓球
ハセガワ：KOF98
オオヒラ：ファイターズヒストリーダイナマイト（以下FHD）
カタヤナギ：ごきぶりポーカー
ニシカワ：フライングパワーディスク
タヤ：FHD
コセキ：卓球

格闘ゲームが半分を占めており人気の高さ、やり込みの度合いが見て取れる。
特にオオヒラは来店の度、平日大会の前後、ラウンドの合間にまで練習をするというやり込み具合。土日のYPR大会プレイオフではその力を見せつけ圧勝していただけにプレイオフ進出がならなかったのには悔しい思いをしたと思う。

卓球を指定したコクマイ・コセキもその実力をこれまでも披露しており自らの対戦のときに引ければ勝てる、と自信を覗かせていた。

様々な思惑が交差する中プレイオフ開始！
夢屋杯プレイオフは8/23（日）夜に開催となった。

準決勝第1試合2位ハセガワvs3位コクマイは厳正な抽選の結果『卓球』での対戦に決定。
競技が決まった瞬間「あぁ～～・・・」と落胆の声を上げるハセガワ、グッとガッツポーズが出るコクマイと明暗が分かれた。

結果は・・・4-7でコクマイの勝利！
ハセガワも善戦したのですが、コクマイも自ら指定した競技で負ける訳には行かない。
数字の上では余裕を持った勝利ですが実際はかなりの熱戦だった！

続く準決勝第2試合1位ニシカワvs4位コセキはまたも『卓球』！
指定競技を引き当て歓喜を露わにするコセキと自信無さげな印象のニシカワ。
しかし結果は7-2でニシカワの圧勝！
多くのサーブをミスしながらも厳しいラインを突く試合巧者ぶりを見せコセキにペースを握らせずに勝ち切ったニシカワの勝負強さが光る一戦となった。

指定競技を引かれ善戦したものの苦杯を舐め失意を隠せないハセガワ。
指定競技を引き当て勝てる戦いを落としながらもさっぱりと次を見据えるコセキ。
立場も真逆、対戦に対するスタンスも真逆な二人による3位決定戦は『FHD』で決することとなる。
プレイオフの出場選手が出揃った時点で格闘ゲームなら有利と見られていたハセガワが指定競技とは違うものの待望の格闘ゲームでの対戦。
コセキは前回夢屋杯で初めて格闘ゲームをプレイしたとの事で格闘ゲームを苦手としていることは既に周知、事前に練習はしていたが培った時間・年月のアドバンテージは揺るがないか。

順位が上のハセガワは1P側に座った。選択するキャラによっては2P側が有利になるゲームではあるがCPU戦で練習した環境を大事にしたようだ。
両者共にキャラはレイ・マクドガルを選択。
有名格闘ゲーム「ストⅡ」のリュウを強化したような性能を持つレイ、強化版波動拳ともいえる飛び道具ビッグトルネードと昇竜拳と竜巻旋風脚を足して更に強くしてしまったホイールキックを持っているため牽制・対空に優れ、画面の端から端を高速で移動する突進技ダイナマイトタックルでコンボも痛い。
ジャンプはほぼホイールキックで対空出来るため地上での牽制がメインとなりやすいマッチアップだが・・・。

ビッグトルネードの撃ちあいから硬直中にジャンプで接近して攻撃するという格闘ゲームの基本ともいえる攻防の末、ハセガワがコマンド入力精度・立ち回りで地力の違いを見せ2-0で勝利し3位入賞！
前回に比べれば格段の進歩を見せたものの経験の差を埋めるには至らなかったコセキが4位。

そして決勝戦。
残る競技はKOF98、KOF2002、FHD、フライングパワーディスク、ごきぶりポーカー。
ビデオゲームはほぼ未経験のコクマイ。
どれもやり込んでいるとは言えないもののプレイ経験があり確かな地力を持っているニシカワ。
このされた競技を見る限りニシカワ有利であると思われる。

しかし、対戦競技はなんと『ごきぶりポーカー』となる！

ごきぶりポーカーは手札として持っているゴキブリ・カメムシ・クモ・ネズミ・カエル・ハエ・コウモリ・サソリの8種類の嫌われ者の動物を押し付け合うカード型ボードゲーム。

『ごきぶりポーカー』→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%94%E3%81%8D%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC

通常のルールでは8種類各8枚のカードを全て人数で割って配り
・押し付けられた動物カードの内、同じ動物のカードが8枚中4枚揃った。
・押し付けられた動物カードが、8種類全て揃った。
・手元のカードが全て無くなった。手札が無くなった時点ではプレイを続行できるが、手札が無くなった状態でカードの押し付け合いに負けると、次の出題が不能となるため敗北となる。

敗北条件を満たした者から脱落となるが今回は2名での対戦となるので
・10枚無作為に裏向きで追放する。
・残りを2つに分配。
・分配されたカードの中から手札5枚、押し付けられた状態5枚を選択し、残りを全て公開。
というゲーム開始準備の後
・押し付けられた動物カードの内、同じ動物のカードが8枚中3枚揃った。
・押し付けられた動物カードが、8種類全て揃った。
・手元のカードが全て無くなった。手札が無くなった時点ではプレイを続行できるが、手札が無くなった状態でカードの押し付け合いに負けると、次の出題が不能となるため敗北となる。

という特別ルールでの対戦となる。

かなりプレイしているというコクマイに対して初プレイのニシカワ。
ゲーム自体は確率計算とシンプルな駆け引きに集約されるので普通はこのゲームに精通しているコクマイ圧倒的有利だが特別ルール施行でどの程度影響が出るのかは未知数。

しかし蓋を開けてみれば僅か3手目にしてコクマイのところに3匹目のサソリが住み着きゲームエンド。

それによって第2回夢屋杯優勝はニシカワユウジ様となりました！
優勝したニシカワ様は夢屋杯王者特権として次回夢屋杯までYPR大会参加費無料・YPR大会リミテッド費用半額+副賞が与えられます。

最終順位は

優勝　ニシカワユウジ様
準優勝　コクマイヒロカズ様
3位　ハセガワガク様
4位　コセキユウジ様
5位　タヤケンタロウ様
6位　オオヒラシンイチ様
7位　ササキユウキ様
8位　カタヤナギシゲヒサ様

となりました。
夢屋杯にご参加いただきました8名、そして6月・7月にYPR大会にご参加いただきました108名のプレイヤーの皆様、ありがとうございました！

次回第3回夢屋杯は10/11（日）に開催します！
夢屋杯出場を狙っているプレイヤーの方は8月9月のYPR大会に是非継続してご参加ください！

夢屋杯・YPR大会共に今後も進化・向上を目指して頑張って行きますので皆様どうぞよろしくお願いいたします！