ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

怪談クラブコミュの霊視

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
λ...トボトボさんが紹介してくれたお話です〜


『あるテレビ局の取材班が捜索願の出ている人々の行方を霊視能力者に探させるという番組製作のために、年配の霊視能力者の女性を引き連れて、とある家族の元を訪れたそうです。

家族は母親、息子、娘の3人家族だったそうで、行方不明になった父親を探して欲しいと番組宛に手紙を送ってきたそうでした。

現地にて番組進行の打ち合わせの後、早速撮影が開始されました。

まずは簡単なインタビューを撮影。

母親や子供達は彼等の計画通り、涙ながらに父親の事を話してくれました。

「良いモノが撮れそうだ。」

その様子を見ながら、担当者のAさんは喜んだそうです。

そして、ここで霊視能力者である女性が登場し、霊視が始まりました。

年配の霊視能力者は、父親が着ていた服から霊視(サイコメトリー)をする様でした。

服を握り締める霊視能力者・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長い沈黙

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・またまた沈黙

・・・・・・・・・困った。

何時もは、図々しいぐらいに喋りまくるというこの年配の霊視能力者の女性が、何故か今日は期待に反して、霊視に付いてのコメントがしどろもどろだったそうです。

何とか上手いコメントを引き出そうとするAさんの努力の甲斐も虚しく、結局霊視の良いコメントは撮れませんでした。

・・・・・・・・・スタッフは沈黙。

これでは番組が作れない。

Aさんは

「撮影前に撮った裏山と池の撮影素材ではどうしょうもね〜ぞ!・・・やばいな・・・やばいぞ!仕切直しだぁぁぁ!」

と怒鳴りながらパニック・・・・・・

結局一向はそのまま成す術もなく帰ることになったそうです。

帰りのマイクロバス内のスタッフ達は無言・・・。

Aさん一人が、エキサイトしながら電話で誰かと話していました。

そんなAさんに、霊視能力者がゆっくりと近付いて来ました・・・

Aさんが携帯電話を切ると同時に、霊視能力者は呟きました。

霊視能力者:「惨殺されてるよ。」

Aさん:「え!?」

霊視能力者:「旦那は惨殺されてるよ・・・あの家族に。」

Aさん:「家族に!?」

霊視能力者:「殺人者の前では、わしゃ、言えんよ・・・・・・裏山の土管みたいなもんがある所に埋められているな・・・。」』

コメント(1)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

怪談クラブ 更新情報

怪談クラブのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング