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ネタバレドラゴンハンターズ!コミュの15

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15-1 魔獣?猛攻!

鳥類学者のトリノス先生から久しぶりの依頼よ。

砂漠地帯で、バカみたいに大きい飛ばない鳥が目撃されてるから調べて欲しいんですって。

あの先生、最近元気がないのはダジャレが出尽くしたから?

バカねぇ。

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砂漠に来た。

ギルダも言うとおり、トリノス先生は元気がない。

「鳥の目撃証言を聞くと歩く種類というよりヒナ鳥を思わせるのだが、それにしては巨大すぎる。新種ならば無視はできん」

やっぱり変だ。
ダジャレを言わない上に、妙にマトモだ。
と、その時…

「おーっほっほっほ!」

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また聞き慣れた声が!

「かわいいは正義! 正義を守り自然を守る驚異の魔法プリンセス、もふもふ姫がここに見参よ!」

「ご立派でございます姫様」

「可愛い鳥さんのヒナを食い物にする悪人ども!」

「もふもふ魔獣ヨチヨチぴよちゃんが成敗してくれるのだわ!」

魔獣ぴよちゃんが現れた Lv:350 HP:7200
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倒した

「うわぁぁん! ぴよちゃんに何するのよ!」

いやいや、可哀想なら最初からけしかけないで欲しい。

その言葉に姫が怒って言い返そうとした時、トリノス先生が口を開いた。

「それは、スナクイワシのヒナではないかね? 魔法で巨大化したのか? しかし、エサを食べないだろう?」

「え?あなたは…」

「ワシのヒナは親が半分消化したエサでないと食べられないのだ。トリ扱い方も知らないのに手を出してはいかん。すぐ魔法の影響をトリ除いて親鳥に返しなさい」

「はぁい…。でも、オアシスに集まる旅人がワシのヒナを食べると聞いてガマンできなくて…」

珍しく控えめな態度だ。
そういえば先生は貴族だった。
自然と威厳が伝わるのか。

お説教は続く。

「だが、旅人たちは大昔からスナクイワシを食べてきた。それも自然の一部なのだ。急にワシだけを保護すると数が増えすぎたりして結局はワシのためにならん。動物への愛情を人間の道徳とトリ違えてはいかんのだよ」

「はい、ヒナは魔法を解いて返します。失礼いたしました、トリノス卿」

ボボン!と煙を残して姫たちは消えたが…

彼女は今、先生を「トリノス卿」と呼んだ。
名乗ってないのに。
まさか、知り合い?

「さてなあ。私は、鳥なら忘れないが人の顔はすぐ記憶からトリこぼしてしまうのでね、トリだけに」

「それにしても、鳥なのだから魔獣ではなく魔鳥と言うべきだ。それを伝える前に彼女をトリ逃がしたのが残念だよ、トリだけに」

…元気が出たのは結構だがやっぱりウザい。


15-2 銀の魚人

また魚人から依頼が来たわ。
海の中に、銀の怪物が出るんですって。

魚人も自分たちで冒険者組合を作った方がいいんじゃないの?

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浜で魚人と会った。

「ぎゅぐぐ、げげ、がッ」

通訳してくれた漁師の話だと、海中では銀の怪物が見えにくくかなり危険らしい。
なるほど、魚に銀色が多いのと同じか。

戦う準備を整えると、魚人がムニャムニャとうなって魔法の泡の呪文をかけた。

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海に入る。
頭を包む魔法の泡のおかげで息は楽だ。
魚人の群れと手分けして敵のよく出る地域を探した。

岩の陰、海藻の繁み、難破船の残骸などに注意しつつ海底を歩いているうち…

こつん、こつーん!
と、よく通る音が聞こえた。
あちこちで似た音が飛び交い、魚人たちは泳いで一箇所に集まる。

その後を追うと…いた!

メタルギルマンが現れた Lv:365 HP:5867
敵<photo src="v2:1628398785">

戦いが終わると、魚人たちはそのまま海底の難破船に案内してくれた。

欲しい物があれば持って行け、ということらしい。

船内には、びっしりと貝に覆われた金属製の大きな箱があった。

解錠を使った

固く閉じていた箱を開いた!

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後で漁師に尋ねると、海中で聞こえた「こつーん」という音は魚人が仲間を呼ぶ合図で、歯を打ち合わせる音だそうだ。

他にも、ノドを鳴らしたり歯を摺り合わせたりして「会話」するという。

その音を、いちいち真似てみせる漁師の仕草に笑った。


15-3 石の腕

タチュース峠で道路工事をしていたら、バカでかくて動く石の腕を掘り当てたんで、見に来てほしいって。

でも、腕だけ?
体はどうしたのよ?

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工事を監督しているアレンの話を聞いた。

「崖を削っていると、石の腕が出てきた」

「放っておくと、勝手に岩を砕いたり土を掘ったりしている。そして人間が近寄ると、叩きつぶそうとする」

「このまま掘らせておけば工事がはかどる、という意見もあるが…。どう思う?」

以前見た顔面像の群れに似ている。
たしかに、予定の工事と同じ場所を掘るだけなら利用してもいいが…

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そのとき、石の腕が掘る土の中に、巨大な岩の塊が埋まっているのが見えた。

やや金属質のその表面は、石の腕に似て、隙間からかすかな光が…

いけない、止めなければ!

石の腕が現れた
Lv:375 HP:5636
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監督のアレンに責められた。

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「なぜ、相談もなく破壊した?」

あの土の中を見て欲しい。
石の腕と同じ材質で、はるかに大きい。

あれが石の巨像の本体で、腕はそれを掘り出そうとしていたのなら…

そして、その「本体」の目的がもっと大規模な、街を含む地形全体を変えるような工事だったら…

「なるほど、うかつに触ると大ごとになりそうだな」

「この崖は埋め直して、道路は別の場所を通すように提案してみるが、許可が出るかどうか」

説得が必要なら呼んでほしい。
冒険者は交渉も得意だ。


15-4 消えた滝

さかさまの滝、覚えてる?
水が上に落ちる滝よ。
あの滝が涸れちゃったんで調べてくれって依頼が来たわ。

どういうわけか、レリクス大公から。

あんな所に何の用なの?
学者貴族ってのはよっぽどヒマなのねぇ。

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現場で大公と落ち合った。

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依頼が来たということは、さかさまの滝も古代魔法文明か人類の敵のどちらかに関係があるとお考えで?

「そう思うしかない。実は、君が殺したさまようドラゴンの死骸を解剖していて、これが出てきたのだ」

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光の砂だ。

「君も知るとおり、この光を浴びた物体は重さが減り、軽い物なら空に【落ちる】」

「ある種のドラゴンがごく小さな翼で空を飛ぶのは体内にこの物質の細かい粒が含まれているためだろう」

「巨体に似合わぬ素早さの秘密も恐らくこれだ」

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「仮に『浮揚石』と呼ぼう」

「この滝も浮揚石の影響なら、そして浮揚石が現代では再現不可能な古代の遺物なら、貴重な戦略物資だ。敵が来る可能性は高い」

「そう読んで網を張ろうとしていたときに、先を越されたわけだ」

それは残念ですが、滝を作っていた浮揚石が持ち去られた後でわざわざ調査するのは?

「持ち去った手段がわからないからだ。滝を巻き上げるほど大きく強力な浮揚石をどうやって人知れず運んだか。その手がかりだけでも知りたい」

では、【滝壺】だった池の底を調べることになるが…

水の中といえば、魚人にもらった魔法の泡だ。

小瓶に閉じこめた魔法で顔の周囲に空気の膜を作り池に潜った。

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暗い。

浮揚石のあった付近では水底の泥や砂も空に【落ちた】らしく、本物の滝壺のように深くなっていて、いっそう見通しが悪い。

これは面倒だな、と思いながら足探りで歩いていると…

突然、魔法の泡が消えた!

予期せぬ事態に、思わず水を飲んでしまう。

必死でもがいたが、体が水面に届く前に意識が遠のいてゆく。

その闇の中に…
見慣れた老人の姿が浮かび上がった!

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「わしは確率の神オルター。冒険者の味方じゃ」

「そなたに会うのは何回目になるかな? 今回は苦労しておるようじゃのう」

まさか、こんなときに会うとは!

…でも、いま換金アイテムやスクロールをもらっても困るんですが。

老人はカカカと笑う。

「そう言うな。わしは確率の神じゃ。無数にある可能性の中から、そなたが助かる道をたどらせてやろうぞ」

「ついでに、この池に入った目的のものも授けよう」

「陸に上がったら、右手を開いてみるがよい…」


目を覚ますと池のほとり。

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レリクス大公が顔をのぞき込んでいた。

「よかった、気がついたか。池に突然大きな泡が浮かんだので気になって後を追ってみると、水中に君が漂っていたのだ。いったい何があった?」

魔法の泡が急に消えて、それから…

そうだ、確か右手に…

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手を開くと、真っ黒な石があった。

光をほとんど反射しない。
闇の塊のようだ。

レリクス大公に言われて石を手渡すと…

泡の魔法が再び効いた!

どうやら、この石に触れると魔法が打ち消されるらしい。
さっきおぼれたのも、水中でこれを踏んだせいか。

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大公はもう、新しい発見に夢中だ。

「興味深い…。浮揚石を持ち去った者は、この黒い石で浮揚力を打ち消したのか」

「その黒い石の一部を敵が取り落として、君がそれに触れたために発見することができた…。素晴らしい幸運だな!」

たしかに。
確率に感謝すべきだろう。


15-5 夜の声

街を守る警備兵が、夜間警備の最中に次々と消えてるんだって。

直前に、けたたましい音が聞こえたらしいけど、関係あるのかしら?

仕事がイヤになって逃げたんじゃないの?

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昼間のうちに現場を調べ、状況を聞いた。

最初の夜に一人、やぐらの見張り番が消えた。

次の夜には、二人組の門番が一度に。

昨夜には、街を巡回する5人組の隊が全員いなくなった。

手荷物は詰め所に残っている。
自分から逃げたのではなく、連れ去られたのだろう。

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すべてに共通するのは、失踪の前後に響きわたった耳をつんざく音。

巨大な幼児が金切り声を出したような、巨人の女の悲鳴のような、とんでもない音だったそうだ。

耳栓をして、街の城門の前でたき火をしながら夜を待った。

眠らないようにするのに苦労したが、夜半すぎに…

音が!

キィイイイーン!

確かに、とんでもない!
耳栓がなければ、立ちすくんでいただろう!

次に、上空から叩きつけるような突風!

風の契約を使った

雷の魔力をふるって閃光を放った!

敵はひるんでいる!

キラーオウルが現れた
Lv:375 HP:5359
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やはりフクロウの一種か。
雷の閃光が効いてよかった。

あの、かん高い悲鳴のような声が何人もの警備員を無力化した攻撃の正体だろう。

普通のフクロウやミミズクが空中で絶叫して獲物をパニックに陥れるのと同じだ。

消えた警備員たちの冥福を祈ろう。


15-ボス 大規模工事

大変!
あんたが石の腕を倒した峠の工事現場から、石の巨像が出てきて暴れてるそうよ!

急いで行ってきて!

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現場に駆けつけると、工事責任者のアレンが謝ってきた。

「すまない。あの像は一度埋め戻したが、雨の後の崖崩れで全身が出て、動きだした」

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起こったことは仕方ない。
石の巨像の状況は?

「峠を削って越えた。いまは谷を突き崩しながら南へ向かっている。速さは人の駆け足ぐらいだ」

すぐ南には大きな街がある。
避難も間に合わない。
山地を抜ける前に倒すしかなさそうだ。

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アレンたちに頼んで谷底の巨像めがけて灯油の樽を落としてもらい、火をつけた。

すさまじい炎が上がるが、巨像の動きは止まらない。

次に、水を樽ごと浴びせると…

ブシャアアア!

湯気がもうもうと立ちこめる。
巨像の表面にヒビが入った。

今だ!

巨石像が現れた
<photo src="v2:1628939925">

倒した

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「あの像は何だったんだ?」

前に、顔面だけで動く似た石像を見たことがある。
そいつらは、地形を無視してまっすぐ道を造っていた。

古代人は強力な魔法技術を持っていたらしいから、あの巨像も顔面像も古代に造られた土木用の人造魔法生物かもしれない。

「たしかに、土木には役に立つ道具だったな。俺達が半年かけた峠道を、一日で開通させた。行き先に街がなければあのまま進ませたかった」

「何にせよ、ご苦労。感謝する」

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