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超難問なぞなぞ☆コミュの事件の真相は? case1『sorry』

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今回、みなさんに当てて頂きたいのは、「一体、この事件はとのようにして行われたのか?」ということです。
その名も、『事件の真相は?』です。

今回は、既に容疑者が定まっております。その容疑者の取り調べが書かれていますので、そこから推理して事件の真相を当てて下さい。

それでは、参ります。


「事件の真相は? case.1 『Sorry』 」

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【事件概要】

被害者:巣鴨太郎(62歳、無職)、巣鴨智恵(59歳、主婦)
容疑者:巣鴨元(32歳、会社員)

事件現場:巣鴨家のリビング
事件:4/3の14:03、容疑者・巣鴨元が巣鴨家近くの交番に自首してくる。その後、警察が現場検証を行う。警察が向かった時には、被害者・巣鴨太郎は壁にもたれかかって倒れていた。もう1人の容疑者はリビングの机の側に倒れていた。リビングは特に暴れた形跡はなかった。

死亡推定時刻:巣鴨太郎…12:45頃、巣鴨智恵…13:45頃。
死亡原因、その他損傷:巣鴨太郎…窒息死、巣鴨智恵…中毒死
その他人体損傷:巣鴨智恵…後頭部打撲

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【警察署:取り調べ室】

刑事「お前が、巣鴨元(すがもげん)……だな?」

巣鴨「はい」

刑事「よし、ではこれより取り調べを始める。私の名前は、川島勘五郎(かわしまかんごろう)だ。私の聞くことに正直に答えてくれ。いいか」

巣鴨「はい」

川島「よろしい。ではまず、お前の現在の仕事と住んでいる所を教えてくれ」

巣鴨「自分は現在東京の印刷会社に勤めています。そのため、現在は東京に住んでおります」

川島「それでは事件発生時刻になぜ、事件が起こった埼玉県の実家に来ていたんだ?」

巣鴨「それは……一昨日の4/1に母から「4/3の13:00に家に帰って来なさい、今までの『復讐』をするわよ」と電話があったんです。それで有給を使って実家に向かうことにしました」

川島「その『復讐』というのはどういうことだい?」

巣鴨「自分は今日(4/3)の13:00ちょうどに時間に着いたんです。それでインターホンを鳴らしたんですが反応がなく、カギが開いていたんで入ってリビングに向かったんです。すると、リビングでは、母が父の首をしめていたんです。すると母は自分に気づき、『あんた、ほら、これはあなたと私の復讐だよ』と言ってきたんです。父はもうその時ぐったりしていました。ただ、母のただならない様子と、今までの自分の過去を考えると、いてもたってもいられず、そのまま自分が首をしめました。」

川島「ふむ……、ということは、君とお母さんの2人は、今まで巣鴨太郎さんに何かされてきたていうことかね?」

巣鴨「………。父はヒドイ男でした。母とは30歳の時に結婚しましたが、その前に2度離婚をしていました。そして母と結婚するきっかけは、母が自分をはらんだからでした。父は自分の世話は全て母に任せ、家にほとんど寄りつきませんでした。仕事もせず、友達と遊び歩き、たまに家に帰って来ては母に金をせびり、母が渡さないときは暴力を振るっていました。その暴力は、時には自分にも及んでいました。その結果、10歳の頃に父に殴られてから、自分は左目の視力がほとんどなくなってしまいました。そんなこともあり、自分と母は、父に強い恨みを持っていました。最近は行く当てもなくなり、家にずっといるということは母から聞いていましたので、母から電話があった時にはすぐに『復讐』の意味が理解できました」

川島「………なるほど…。そういうことがあったんですね。『復讐』の意味は分かりました。ただ、ここで1つ疑問が生まれます。お父さんの巣鴨太郎さんは確かに復讐されても仕方ないとしましょう、しかし、お母さんの巣鴨智恵さんが殺される理由が見つからないのですが、これはどうゆうこでとしょうか?」

巣鴨「………」

川島「そしてもう1つ疑問が。お母さんの後頭部の打撲は机の角にぶつけたからだと考えられます。この打撲はなぜ生まれたのか?お父さんと争った時にぶつけたと考えるのが普通です。しかし、それだと1つおかしいことが。そう、ではなぜ争った形跡がないのか?なぜリビングはキレイな状態だったのか?普通争えば、イスが倒れたり、机が動いたりするはずです。そういった形跡がほとんど見られませんでした。これはどういうことでしょうか?」

巣鴨「………」

川島「さらにもう1つ。リビングの食器棚の上に、ビンが置かれていました。これ見よがしに。そしてその中のビンには、2つの薬品が入っていたのです。1つは睡眠薬、もう1つは遅効性で飲んで1時間ほどで死んでしまう毒物。ただこの2つの薬品、水に溶けると成分が酷似してしまうため、ご両親のどちらにどの薬品が使われたかまでは分かりませんでした。おかしな点は、この2つの薬品がなぜ1つのビンに入っていたかということです。何の目的で、何のために…?」

巣鴨「………なるほど、では自分が知っていることをお話すれば、ほぼ事件は解決かも知れませんね」

川島「ほう………、ではお話願いましょうか」

巣鴨「自分はしばらく父の首を締めたハッと我に返りました。そして実の父を殺してしまったことをひどく後悔しました。すると、その自分の様子を見た母は、『あんたは悪くない。全てはこの男が悪いんだ。これから工作をしよう。これを殺人ではなく、正当防衛にするんだ』と言ってきました。パニックになっていた自分は冷静に考えることができず、その母の指示に従うことにしました」

川島「………」

巣鴨「まず、母が父に襲われたという形跡を作るため、母の後頭部を机の角に打ちつけました」

川島「………それはどうして?」

巣鴨「父と争ってできた、ということにするためです。これで、あの男が母を襲ってきたので、自分を守るために首を絞めた、ということが成り立ちます。正当防衛だと見せるためです」

川島「なるほど…」

巣鴨「そして次に、母に言われていた通りに机の上のビンを棚の上に乗せました。母が『それがあると、あんたが怪しまれるから、ビンを棚の手前に置いておきなさい。奥に置くと、かえって怪しまれるからね』と言ったからです。言われた通りにビンを棚に置き、そのあとリビングを片づけました。特に荒れていた訳ではないんですが、自分がビンを棚の上に乗せる時に使ったイスを直すときに、他のイスも少し揃えて置きました。ただ自分の几帳面な性格が出ただけです」

川島「では、あなたがあのキレイなリビングを作り上げたのですね?」

巣鴨「作り上げたというか……もともと荒れてなかったので。ただ、自分の使ったものを元に戻した感じです。机の上には何もなかったので、最初からキレイな状態でしたよ。そして、そのあと、母に言われていた最後の行動をしました」

川島「最後の行動…?」

巣鴨「探偵の宮田政夫さんへの連絡です」

川島「探偵へ…?」

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【宮田探偵事務所】

川島「では、あなたが巣鴨元さんからの依頼を受けた宮田探偵ですか?」

宮田「はい、自分が探偵の宮田政夫です。まぁ…依頼を受けたってほどではなく、話を手紙で聞いた程度なのですが……。それで、彼はなぜ、私に手紙を送ってきたのでしょうか?」

川島「それに関しては、巣鴨元はこう言ってました。『母は、棚の上にビンを隠したら、そのままこの手紙をポストに入れなさいと言って、自分に手紙を渡していたんです。なので、ビンを隠し終えたら、そのまま外のポストにこの手紙を入れ、家に戻りました。リビングに戻ると、母はまだ起き上がっていなかったので、言われたこと全てやってきたよ、と言って母の肩を叩いたのですが、一切反応がありませんでした。まさかと思い、心臓に耳を当てると、鼓動がしませんでした。そのため、警察を呼ぶことにしたのです。そして、母とあの男を殺した罪を償おうとしたのです』と。これに関してはどう思います?」

宮田「事件の内容は、彼からの手紙で伺っていました。手紙通りの内容です。そうですか……。ちなみに、彼の逮捕の決定的なきっかけとなったものはなんですか?」

川島「もちろん、彼の自供が一番のきっかけですが、他にも重要なことがあります。それは、母・智恵のダイイングメッセージです」

宮田「ダイイングメッセージ?」

川島「彼女は、死ぬ間際、爪で床に『もげん』と記していたのです。恐らく、「すがもげん」の『もげん』かと。彼女は、名前の全てを書く前に力尽きてしまったと考えられます。また、爪で書かれたため、巣鴨元はこのダイイングメッセージ気づくことができなかったと思われます」

宮田「なるほど…。そうですか………。やっぱりそうゆうことだったんですね」

川島「……ん、どうゆうことですか?」

宮田「実は、被害者、巣鴨智恵は私の学生時代の同級生でした。同じ大学の法学部に在籍していまして、彼女は常に一番の成績をおさめていました。彼女のような人のことを『天才』というんでしょうね。そんな彼女から手紙が来るとは、何か嫌な予感がしていたんです。それが、的中してしまいましたね……」

川島「手紙の宛名は、巣鴨智恵さんからだったんですか?」

宮田「はい。彼女の名前で、彼女の字で書かれた手紙でした」

川島「なるほど……。ご協力ありがとうございました。あとは、警察の方で対処していきます」

宮田「………彼女は昔よく言っていました」

川島「……はい?」

宮田「息子はよく言うことを聞いてくれる、ただ夫は聞いてくれない…と」

川島「………」

宮田「そしてこうも言っていました。『自分が息子の立場だったら、さぞ夫を殺したいだろう。ただ、それは息子にとっていいことではない』と。苦悩する毎日だったのでしょう」

川島「そうですか……。分かりました。ご協力ありがとうございました」

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宮田「さて、今回の事件ですが、実はそれほど難しい事件ではありません。ただ、あることが最後にひっかかると思います。そこをうまく突破してください。みなさんの素晴らしい解答をお待ちしております。解答は自分宛にメッセージをくださるか、このトピックにコメントしてくれれば、後日メッセージにて解答をお送りします。よろしくお願いいたします。」

コメント(9)

いくつか仮説は立つんですけど、どうしても“もげん”と繋がらない……。

ヒント下さいorz
えっと……。
一応自分なりに答えを出せたと思うんですが、それってここに書きこんじゃって大丈夫なんでしょうか。

トピ主さんにメッセを送っても返信ないし……。
みたいですね。トピ主もスルー決め込んでるみたいですし。

もしかしてナポリタン?

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