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化石ものがたり(つばさ作品集)コミュの映画の話。。その5。。「バルトの楽園」

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長らく放置でゴメンなさいですが。。。

ようやく書いたら。。
昔の日記の再掲載かぁ〜(^^;)って怒らない様に。。。

今回は、映画「バルトの楽園」の事なんですが。。
以前。。日記に書いた事をもう一度載せます。。

戦時中と言う。。人々が狂気に踊らされている時代に
四国の徳島の ある捕虜収容所で起こった奇跡。。
(実話です)を描いています(^▽^)
地元の人。。そして日本の軍人、ドイツの軍人。。
言葉も風習も違い。。ぶつかり合う中で。。。
音楽を通して交流し。。それぞれに対して理解が生まれる。。。
そんな物語です(^―^)


観たのはDVDが発売されてから。。
結構早かったんだけど〜

前にロケセットに行ったり〜
その1
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=236319370&owner_id=2039023
その2
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=236334346&owner_id=2039023

観たかった映画の1つだったんですね〜
でも。。映画館に行けなかった。。。


まぁ。。。
観終わった感想は。。。

正直。。幕末を乗り越えた日本人は
だんだん。。信念を失って行って。。
人となりを掘り下げるべく人物が
いなくなって行ったのでは?と
思っていましたが。。。

硫黄島の栗林さんとか。。
今回の映画の松江さんとか。。

あまり。。歴史の表舞台には取り上げられる事が
ないものの。。素晴らしい人物がいたんだなぁ
と。。。思いました。。。

彼の その後が知りたく思いましたが。。
どなたか知りませんか(^^)



映画については。。
始め。。久留米の収容所が描かれ。。
(なぜか。。九州なのに。。雪。。。
昔は寒かった。。???)
そして。。収容者は、厳しい監視の下
不衛生で過酷な生活や。。監視の軍人
から不当な暴力を強いられる。。

そんなのだから。。脱走者も相次いで。。
また収容所の数も減った事から。。。
その中の一部が徳島に移送される。
捕虜の1人は、「この先。。どんな地獄がボク達を
待っているのか。。」と嘆く。。

トコロが一転。。。
徳島の収容所は。。。。春〜♪。。。
菜の花が咲き。。
道端には桜が咲いてるよ。。。(^^;)

と。。。
ここは天国だよ〜みたいな。。演出。。
何だか。。笑えました。。


ラスト。。第九の演奏が感動的に行われるんの
ですが。。。

「青島」の総督ハインリッヒ少将も松江所長も
途中で席を立ってしまうんですね〜。。
おいおい。。最後まで聴いていけよ〜(^^;)

。。とツッコミ所が満載なのですが。。
良い映画です(^^;)

戦争映画ですが。。。戦闘シーンを描かず。。
(一部出てきますが。。)
戦争を描いてる点や。。
あまり描かれる事の無い、第一次世界大戦の
国内の様子とか。。(ドイツの捕虜が日本各地に
収容されていた事実)など。。が描かれている
点など。。多くの人に観てほしい映画だと
思います。

ちなみに。。ヴァイオリンコミュに。。
この映画で出てくる。。ヴァイオリンについて
書いてます。。良かったら。。こちらも覗いて
くださいね〜(^^)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14693508&comm_id=690849


さてさて。。。映画のお話は。。。

『1914年、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子が暗殺
された。。所謂サラエボ事件を契機に各国を巻き込む世界
大戦に発展した戦争は。。極東の日本をも巻き込む事と
なった。(コレは日英同盟によるものである)

連合国軍として参戦した日本軍は、敵であったドイツの
極東根拠地・中国の青島を攻略し、多数のドイツ兵4700人
を捕虜とした。

軍部は、予想より遥かに多い捕虜の数に。。慌て急遽。。
収容所を増設する計画を立てる。。
その新しく増設された収容所の1つが、この映画の
徳島・坂東収容所であった。

厳しい待遇が当然な収容所だったが。。青島に出身地軍人が
多く参戦した「久留米収容所」の待遇は。。特に酷く。。
ねずみや南京虫の多い不衛生な環境、そして監督軍人の制裁に
「犬小屋以下」と暴動や逃げ出す者も多かった。。

青島の戦闘から2年後。。。
全国12ヶ所の収容所が6ヶ所に統合される事となり。。
全国各地から坂東に収容者が移送された。。
そして。。久留米からも89名が坂東にやってきた。

彼らは、久留米の待遇から。。次の収容所で訪れるであろう
地獄を思い不安に襲われていた。。
ところが、菜の花が咲き。。桜の咲き誇る中
収容所に向かう一団の耳に聞えて来たのは。。
ブラスバンドの演奏だった。。

そして。。同胞が手を振って歓迎してくれている〜
あまりの事に。。駆け寄って抱き合い喜び合う
一団。。。
だが。。ここは。収容所である。。その様子に慌てた
収容所の監視軍人が思わず発砲してしまう。。

シーンと静まる収容所内。。
そこに現れたのが。。堂々とした体格の軍人。。。
彼は、落ちていた帽子を拾うと流暢なドイツ語で
「この帽子は誰のだ?」と問いかける。。
恐る恐る持ち主が手を上げると。。
にこりと笑いながら手渡すのだった。。
彼こそが。。この収容所の所長である。。「松江豊寿」だった。

彼は、部下が発砲した非礼を詫びると共に歓迎の言葉と
再会した仲間との親交を暖めるように言うのだった。

そして。。その夜。。新しく加わった仲間のため
宴会が催される。。。
久留米から来た。。捕虜達は「このような事が許されるのか」
と驚きを隠せない。。

そして、彼らは、今まで出合った事が無い日本軍人のタイプ
である所長に興味をいただくのだった。。

松江所長は、陸軍の上層部の意志に背いてまでも、捕虜達の
人権を遵守し、寛容な待遇をさせた。そこから地元の交流
通して、収容所への理解や。。そして、収容者が持つ先進の
ドイツの技術を得る事ができると考えたのだ。。

収容所内では、パン屋も、印刷屋も、作られて捕虜自ら
自由に作業を行う事ができた。
また楽器を演奏する事も、さらにはビールを飲む事さえ
許されたのである。

久留米の収容所で悲惨な体験をして頑なになった新しい
捕虜達も。。地域住民の暖かさに触れ、収容所生活の中で、
生きる喜びを感じ始めていく。。
特に何度も脱走し、常習者になっていた「カルル」にも
パン職人としての居場所ができ。。自信となっていった。

そんなある日。。「志を」という娘が収容所に訪ねてくる。
青島に参戦したドイツ軍の兵士だった父を尋ねて全国の
収容所を回っているという。。
やがて。。彼は戦死していたと聞き。。ショックを受ける
「志を」。。
だが。。彼が肌身離さずもっていた。。「志を」の写真が
入ったペンダントと死の間際にも、敵とは言え。。
日本を憎めないと語っていた事を知り父の思いに涙するの
であった。。

そして、戦争はドイツを含む同盟国の敗戦となり。。
休戦条約調印、大ドイツ帝国は、あっけなく崩壊する。

捕虜達は、ショックを受け。。意気消沈。。酒びたりに
なるものすら現れる。。
しかし。。一番衝撃を受けたのは。。総督ハインリッヒ少将
だった。。
自殺を試みるが、駆けつけた見回りの将兵の手により。。
急所はそれ。。一命は取り留めるものの。。。
心は閉じたまま。。何も語ろうとしなかった。。

果たして彼らは、祖国復興の意気を取り戻せるのだろうか?
そして。。。ハインリッヒ少将の心は。。開かれるのか。。』

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