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非道徳な上達するピアノレッスンコミュの【分からない事があったら 専門家に聞け】

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1.●今週のレッスン● 分からない事があったら
            
                       専門家に聞け
■―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【今週の解説】


今週のレッスン内容ですが、またまた、【非道徳ピアノレッスン】の

核の部分を話します。

【非道徳ピアノレッスン】の100分の1の内容をです。


今回のレッスンも、ピアノ学習者にも有効ですが、

ピアノを指導している方、ピアノを学習しているお子さんの保護者の方々に

聞いてもらいたい話です。




【分からない事があったら 専門家に聞け】




僕は異常な上がり症です。。。


良く言われた事は、「場慣れすれば大丈夫だよ」でした。

ですが、日本に帰ってから、帰国演奏会を皮切りに色々な演奏会に出演しても、

上がり症が治るどころか悪化していく一方でした。


ある時、友人が「専門家に相談したら」と言ってくれました。


僕は、藁をもすがるおもいで専門家を探しました。



結果、日本でも有名な「自立訓練法」と「催眠療法」の2人の先生にめぐり会い、

あんなに長い年月に渡って悩んでいた事が嘘のように、軽減しました。




ピアノ教師が上がり症を治す事は難しいのです。




ピアニストが自分の経験から得た、上がらない方法はありますが、

それは、全ての人に効き目があるわけではありません。


だからと言って、ピアノの先生に力が無い、という訳ではありません。

専門外だと、言っているだけです。




これは実話ですが、僕の知っている子で、小学生なのに、算数が得意で、

すでに数学のレベルに行ってしまっている子がいました。



「先生、どうしたらいいと思いますか」と、それこそ専門外の質問を

受けました。



僕は悩んだあげく、高校時代の同級生で、某大学で数学を専門にしている、

友人に相談をしたところ、「一度、その子を連れて来て」と言ってくれたので、

その子と、その子の母親と僕で友人のところに行きました。



友人の家に到着して、1時間ぐらい話したのち、僕の友人がその子に、

3問の問題を出しました。

40分後、その子は僕の友人に答案を渡しました。




僕の友人はその解答を見て、唖然としていました。


友人は、ゆっくりとした口調で言いました。

「この子は、今の段階で数学だけだったら、大学に合格しちゃうよ」


僕とその子の母親は、顔を見合わせました。


その子は、それ以来、僕の友人の家に1時間半をかけて通っています。


この話、どう思いますか?



ピアノに関しても、まったく同様です。

僕はリスト音楽院に行ったから、180度考え方が変わったのではありません。


僕は天才、ジュラ・キシュに出会い、師匠の子供達の面倒をみたり、

一緒に食事をとり、お酒を飲んで、それら全ての時間が僕を変えたのです。


でも、日本の音大を卒業する時、迷わず留学を考えていたから可能になった、

とも思っています。


そう、無意識に専門家のところに行こうと考えていたのです。


1989年、どの国がピアニストを沢山輩出しているかは、

僕なりにリサーチはしていましたが、

当時、一番ピアニストを輩出していた国はソビエト連邦でした。


あの頃、よっぽど政治的にコネがないとソビエトの留学は難しいと

考えた僕は、ハンガリーに焦点を絞ったのです。



当時の考えは、ピアニストが沢山いて、日本人があまり居ない国を選ぶという

事でした。



日本人の多い国に行くと、甘えが出ると考えたからです。



結果から言うと、正解だと思っています。


このメルマガを読んで下さって、感想のメールを頂きますが、

いくつかのパターンがあります。



相談のメール。

本当にメルマガの感想。

批評家的メール。

の3パターンです。


どのメールもありがたいのですが、


「批評家的メール」

これは、セミナーに参加する時、後ろの席に座る人と似ています。


本当にセミナーの内容を習得したい人は、出来るだけ講師の近くの前列を

選びます。


その方が、その講師の息づかいまでわかるから、習得度が全然違ってきます。


どれが良いとは言いませんが、僕が発していることは、

遊び半分でやっていないことは確かなので、


あとは、ヒントにするか、実行するかは、


みなさんにかかっています。



ピアノもその他、色々な問題もそうですが、

解決するには、コツがあります。


それは、問題を細分化することです。

これは、後日、お話致します。


それでも解決がつかなければ、その問題の専門家に聞くべきです。


これが、一番速い解決方法です。



ただ、難しいのは、本物の専門家かどうかを見極めるには、

それなりの経験が必要です。

僕自身、失敗した経験があったことは、認めます。


本屋さんに行くと、1500円ぐらいの「ノウハウ本」が氾濫しています。

全てが悪いのではなく、中には素晴らしい本もあります。


しかし、1500円で問題が解決するのなら、毎月、あんなに最新刊が発行

される必要はない、と考えるのは、僕だけでしょうか。


「これだけ覚えればあなたも英語が話せる」というような本を沢山

見かけます。


確かに、その本の中のフレーズを覚えれば、話す事が出来るようになるかも

しれません。

しかし、英語が話せるのが目的ではなく、コミュニケーションが目的なので、

自分が言っている事が伝わったとしても、相手の言っている事が理解出来なければ

会話になりません。


次はリスニングの本を買い込んで聴こえるようにするのだと思います。


「英語をどのように身につけたらいいのですか」と言われると、


僕は迷わず、英語を母国語としている人を探して、


レッスンを受けた方がいいですよ、と言います。

また、グループレッスンよりは、個人的に習った方が良いです、

とも言います。(教養のある方に習った方がいいです)



今回、ピアノから離れていると思われるのを承知して、

書かさせて頂いていますが、

僕の頭の中にはピアノの事を念頭において書いています。


今回のレッスンは、ピアノに転用することが出来ると信じています。



【補足】

今回は補足があまりいらないと考えます。

僕がお話をしたことを、色々な事に置き換えてみて下さい。


出来ない事や悩んでいる事がある人は、

専門家に聞く。

これは、本当に良い方法です。


実行するか、しないかだけで結果が変わってしまうのです。

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