げーむれぽ＠しぐしぐコミュのN◎VA 天之原創一

"審美眼"天之原創一（あまのはら　そういち）

コモン◎ シキガミカブキ●

年齢：16歳
性別：♂

フレーバー三行
・将来を決められた少年
・とある絵画に一目ぼれし、絵画の道を目指したかったが諦めた
・心のどこかで諦めきれておらず、燻っている

データ
・シキガミによるアタッカー

「一度諦めた道だけど……やっぱり諦めたくないんだってわかったんだ」

父が一代で起業を為したエグゼクであり、企業の後を継ぐことを義務付けられた少年。
性格としては大人しく、非常にお行儀がよろしい。
そんな少年も一度だけ父に反抗したことがある。
それはよくある自分の将来の話。
そのきっかけはとある絵画。教養を深める一環で美術館を訪れた少年はとある絵画に心奪われた。
瞼の裏にはその情景が焼き付き、その絵画のことを考えずにはいられなかった。
そして次第にその道へと進みたいと考えるのは自然なことだった。
そのことを素直に父へと打ち明けた少年。返ってきたのは、柔らかい笑顔の父親。そして否定だった。
いくら言葉を重ねようとも、どんなに行動を起こそうとも、父には響かず、届かなかった。
それから、少年は諦めてしまった。自分の行動は無意味なものだと、心が諦念に支配されてしまった。
そして、いつしか憧れ焦がれた情景も決められた道筋に塗りつぶされていく。
だが、心のどこかで自分が自分に問いかけていた。「このままでいいのか？」と。
ハンドルの由来は芸術の道を諦めきれず、芸術に関わろうとした結果である。学生の仲間内で囃し立てられているが、腕前ではなく見る力のみが上がっていることを、本人は自嘲している。

「だからもう諦めるのは、なしだ！　ボクは……俺は自分の道を行く！」