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げーむれぽ@しぐしぐコミュのN◎VA 伊都寺師 賀陽

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由来書き(オルダー) 伊都寺師 賀陽 (イトジシ カヤ)

フェイト◎ タタラ● ハイランダー

性別:♀ 年齢:22歳 身長:158cm 市民ランク:B EXP::44

フレーバーどんな人?
・和服を着て、モノクルをかけている古風な探偵
・今まで解決してきた事件を小説として執筆しながら、グリーンエリアで探偵事務所の経営をしている
・依頼を受ける条件は、興味を引かれるかどうか。金銭よりは不可解な出来事にひかれる


データどんな人?
・情報捜査と知覚担当
・スタイル感知とプロファイリングを打っていってスタイルを調べる
・戦闘は導きの羽で再行動を促す




「……ええ、いいでしょう。なにより面白そうですから」

 伊都寺師 賀陽はやたら古風な女性だ。由緒正しい和服、書類のデータを読むときなんてモノクルをかけている。この格好が、一番彼女が落ち着く格好なのだから仕方がない。
 そんな彼女だが、探偵としての手腕は一流だ。グリーンエリアの陽のあたる場所に、探偵事務所を構えて事業が存続している言えば伝わるだろうか。
 来客がないときには、彼女は安楽椅子に腰かけながら日光浴を楽しむ。そして、指先はリズミカルに途切れることなく動き続ける。これは彼女のもう一つの仕事だ。
 もう一つの仕事とは、なんてことはない。小説の執筆だ。彼女が金銭よりも事件の興味深さを優先するのは、そのためだ。なんでも、事件の解決に至るまでの道筋に、インスピレーションを掻き立てられるのだそうだ。
 最初は小説ではなく日記を書いているだけだった。その日記を書くのも、自分からやり始めたことではない。彼女に探偵としての技術を教えた師匠、そして探偵事務所の創立者である先代のすすめであった。
 では、なぜ、先代が日記を書くことをすすめたのか? それには、彼女の少し厄介な生い立ちに関係している。
 彼女には幼少期の記憶がなかったのだ。少なくない金額のデータを持って街道を歩いていて、覚えていることといえば、自分の名前が「伊都寺師賀陽」であるということのみ。
 途方にくれていたところ、オールドタイプな探偵事務所の探偵に助けられ厄介になり……、気が付けば助手になり、あれよあれよと探偵事務所の経営者だ。ちなみに先代は、「ゆっくり茶が飲みたい」と言って隠居した。月に一度はお茶を飲みに彼の元に出かけているそうだ。
 話がそれたが、先代が日記をすすめたのは記憶喪失対策というわけだ。
 そして文章を書いているときに、気が付いた。自分は他人の感情にやたら執着している節があると。自身の日記に出てくる登場人物はこの時どんなことを考えていたのだろうか?
 考え出したら止まらなかった。喜んでいた、嬉しがっていた、はたまた憎悪していた……。
 その想像を文章にしていき、また理路整然と文章を正していった結果、小説となっていたわけだ。
 これを面白がった先代が、出版社に無断で投稿し、見事に出版の流れとなったわけだ。……もちろん、登場人物たちの名前は、出版前にすり替わったわけだが。
 こうして彼女は二足のわらじをはくことになり、今に至る。
 最初はやらされていた執筆も、今では自分なりに意味を見出したようだ。探偵業でたまったフラストレーションを、執筆業で発散する。なかなかにいい環境じゃないか。
 今日も彼女は来客を切実に欲している。人々の感情を物語として連ねていく、由来書きの手は止めることが出来ないのだから。

「なるほど。わかっちゃいました、この事件の全容。それでは、紡がせていただきましょうか」


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