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とにかくうんこを漏らした話コミュの恋のケツマツ

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もうずっと前の出来事。


その日、僕が住む町には季節はずれの大型台風が接近していた。

それでも無知な僕らは身近に迫った脅威に気付くことなく遊んでいた。


22時過ぎ。

「そろそろ帰るね」

彼女が脱いだパンツを手に取り、帰り支度を始めた直後

ドーンと言う雷鳴と共に豪雨と呼ぶのに相応しい雨が降り始めた。

それでもまだ僕には危機感なんてものはなく

「小降りになったら帰ればいいよ」

そんな呑気な事を言っていた。

30分後。

2人で見ていたテレビに緊急の交通情報が流れた。

僕の家の近くを走る私鉄が全線不通になったとの事だった。

彼女は帰る手段を失った。

車で彼女を送る事も出来たかもしれない。

でも彼女の家までは片道30キロ以上。

豪雨の中無事彼女を家まで送り届けられる自信はなかった。

彼女は親に電話をし、今日は帰る事が出来ない事を伝えた。

彼女の親も事情が事情なだけに、許してくれた。

そして思い掛けず訪れた2人だけの夜を楽しんだ。

これが彼女と過ごす最期の夜になるとは知らずに。


翌日。

豪雨の影響で電車は不通のままだった。

しかし、 彼女がどうしても大学に行かなくてはならないと言うので

車で家まで送ることにした。

大通りに出ると普段からは想像できないくらいの

大渋滞になっていた。

そんな中、僕は突如異変に襲われた。


ハラガイタイ・・・

ハラガイタイ・・・

バラライカ・・・


豪雨の影響で急に下がった気温のせいか

下腹部に刺すような痛みが走った。

それは未曾有の便意だった。

ハンドルを握る手は小刻みに震え

額には脂汗が滲んだ。

トランクに積んだウーハーから響く重低音が

便意を助長する。

オーディオを切ろうとした瞬間

「この曲好きなんだ」

ボリュームを上げた。

こんなにも巨大な便意を抱えていることが恥ずかしくて

私は何も言えなかった。

ズンズンズンズン。

便意のカルテット。

帰ったらウーハーは捨てよう。

そう決意した。


自動ドアの様に

少しでも動けばいとも簡単にオープンしそうな肛門を必死に抑えながら

次の信号を曲がればコンビニと言うところまで来た。

うんこは既に腸の最終コーナーを回っていた。

信号まで20m・・・

10m・・・

5m・・・

信号も青・・・

勝った・・・

鼻差での勝利を確信しハンドルを切った。

しかし、次の瞬間私は目を疑った。

そこにあったのはコンビニではなく

コンビニ跡地だった。

取り外されたコンビニの看板が

とっても寂しげだったことを今でも鮮明に覚えている。


ま、まけた・・・?



いや、まだだ。

まだ大丈夫。

パンツにうんこはドントタッチ。

行ける!


僕は再度気と括約筋を引き締めると

約1キロ先にある次のコンビニを目指した。

しかし、大渋滞のせいで僅か1キロ進むにも数十分を要した。

巨大な便意を堪えながらの運転はまさに生き地獄であった。

直腸で八百屋がバナナの叩き売りをしているようであった。

それでも何とか耐えた。

今度は確かにコンビニがあった。

勢いよくコンビニの駐車場に車を滑り込ませた。

そんな僕の目に飛び込んで来たのが


「台風の影響の為本日休業」


の文字。

コンビニが休業だ・・・と・・・

ありえない。

ありえなりかずき。

血の気が引くのをリアルに感じた。

アナルはもう限界だ。

そんな僕の異変に気付いた彼女は優しく

「大丈夫?」

と声を掛けてくれたが答えることはできなかった。

その時頭の中で声がした。


「パンツにウンコが付いたら人生終了だよ」


そうだまだやれる。

小指の爪先くらいは出てる気がするが

接触すると決まった訳ではない。


気持ちを新に車を走らせた。

すると若干渋滞は解消されており

思いの外スムーズに次のコンビニまで辿り着けた。

次のコンビニは跡地でもなく、閉店もしていなかった。

便意の波も落ち着きを見せていた。

後はトイレが空いている事を祈るばかり。


トントントン!

・・・・

ノックに返事はない!

神よ!

その時ばかりは無神論者の僕も神に感謝した。

ドアを開けるとそこには用をたす


お ば さ ん


の姿があった。

開いていたけど空いていなかった。


「きゃーっ!」

「ギャーッ!」


二つの絶叫とともに僕のお腹は急速に下って行った。


水様便の威力は凄まじく

パンツだけに留まらず

ズボンまで被弾した。

パンツは窓から投げ捨て

ズボンは局所だけをトイレにあったホーミングで洗浄した。


処理を終え車に戻ると長い間待たされた彼女はちょっとご立腹の様子だったが

僕は何事もない振りをして彼女の家へ向かった。

暫く経ってから、彼女は突然僕に聞いた。

「・・・たでしょ」

「えっ!?」

「・・・んだけど、・・・でしょ」

「えっ!?」

耳は確かにその振動を音として捉えているが

脳がそれを受け付けなかった。

しかし、次第に苛立ちを露にしながら

同じ質問を繰り返す彼女を無視することはできなかった。

遂に脳がその質問を受け入れた。


「臭うんだけど、もらしたでしょ!?」

答えはもちろんNO!

全力で否定する。

ちゃんと処理したはずだから臭うはずがない。

否定しながらも気付けば車の窓は前も後ろも全開。

そして普段は吸わないタバコを吹かしている。

疑いが晴れる余地はない。

そんな中、以前読んだ心理学の本の内容を思い出した。

「例えば浮気を疑われ場合、全力でその内容を否定すれば怪しまれるだけです。

そこで大切なのが浮気と言うキーワードから焦点をずらす事なのです。

例としては「浮気をしてないって言う事をどうしたら信じてくれるかな?」

と聞いて見てください。そうすれば彼女の意識は浮気と言うキーワードから

どうしたら信じれるかと言う事に移りますから・・・」

これしかない!

僕は早速、実行した。

「漏らしてないって事をどうしたら信じてもらえるかなぁ?」

彼女は即答した。

「お尻みせなさいよ」


逃 げ 場 を 失 っ た。


「早く!!!」

急かす彼女。

彼女の優しさに全ての望みを託し

まだ乾かないお尻を差し出した。

すると・・・

「最低・・・でもしょうがないよね」

彼女は全てを受け入れてくれた。

僕には彼女しかいない!

そう思ったのも束の間3日後に浮気がバレて振られた。

コメント(6)

結局は浮気くらいでガタガタ言う女だったんですよ

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