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みんなのワールド\(^o^)/コミュのさらば愛しきモノよ〜再発〜【金貨作】

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皆様、お元気ですか?

今回は大変、重たいお話です。

正直、書こうかどうしようかと迷いましたが、杭を残したくなかったので書かせて頂きました。

スマホに不慣れな為、誤字脱字が多いかと思いますがどうぞご容赦下さい。

でわ、本文です。アゲ↑

(…4年…そうか。…あれから4年も経ったのか。)

忌まわしい記憶の断片を紡ぎながら歩いていた。

自動ドアを抜け、久しぶりに受付に診察券と保険証を出した。

女「北野金貸(仮名)様、2階の〇〇科にてこちらのカードをお渡し下さい。先にレントゲンを撮ると思いますので。」

事前に症状を連絡しておいたので、速やかに段取りを説明された。


少し話を戻そう。

あれは、約2週間前。

ズキッ!!

あまりの激痛に、私は膝から崩れ落ちた。

そして、久しぶりの脂汗と共に思い出す。

(馬鹿な…この痛みは…!?…まさか…再発!?…かっ…完治したはずだ…!!…まだだ…まだ私は闘える…きっと疲れのせいなのだ…!!)

今、思えば多忙であった事、自分自身の身体への過信。
そして、何よりも愛するモノ達と別れてしまわなければならない恐怖に怯え病院に行けなかった。

この時、迷わず行っていれば変わってたかも知れない。
今更後悔しても仕方ないのだが。

日に日に痛みは増してくる。
が、仕事中はあまり痛まなかった。
それがせめてもの救いだった。

しかし、寝ていて夜中に痛みで目が覚める。
どうやらうめき声を出しているらしかった。

とうとう妻に聞かれた。
「どこか身体の具合が悪いの?」

心配をかけたくなかったので伝えていなかったが、最早ごまかしきれるものでもないのは解っていた。

金「…医者にはまだ行っていないが、…どうやら、再発したみたいや…」

妻は驚いていた。
「そ…そんな!…食事にだって気をつけていたし、あなた、治ったって!!」

金「俺だって気をつけていた!そやけど、この痛みかたは…再発したと判断した方が良いみたいや…」

妻「すぐ病院に連絡しないと。」

金「待ってくれ。もうすぐ月末で忙しなる。まだこの痛みかたやったら、しばらく持つはずなんや。」

妻「…お金と身体とどっちが大事なの!!」

金「頼む。必ず行くから時間をもう少しだけくれへんか?ちゃんとケジメをつけて、…逝きたいんや…」

妻「勝手にすれば!!」バン!!

結婚して8年。妻と喧嘩どころか言い争いすらした事がない。

前回の時から彼女は食事には特に気をつけていてくれたのも判っていた。

こんな時になって気付く。
本当に私には過ぎた妻だ。ありがたい。

痛みと闘いながら月末を迎えた。

やはり仕事は忙しかった。
併せて痛みもピークを迎えていた。

私は意を決して病院に連絡した。

金「…すいません。診察ガード〇〇〇〇〇の北野と申します。明日、〇〇科の予約をお願いします。…ハイ、症状ですか…実は…」

電話を切り、妻にメールをした。
「明日、病院の予約が取れた。心配をかけてすまない。ア…愛している。」

しばらくすると返信が来た。
「そう。大丈夫?無理しないで。」

思ってたより仕事は早く済んだので、私は出掛ける事にした。

ある友人との約束を果たす為。

行きしなに花屋に寄り薔薇を一輪買った。
約束の一環だったが彼は喜んでくれた。

私は彼のステージを見ながら、しばらくは飲めなくなるであろうビールを飲み干した。

満足だった。それから行きつけの何軒かに顔を出し帰宅した。

嘘のように痛みは麻痺していたのか思いの外ぐっすり眠れたと思う。

そして、運命の日。

さて、話を元に戻そう。

男「北野さーん、レントゲン室にお入り下さーい。」

数枚のレントゲンを撮られ、再び待合室に戻る。

無理な態勢をしたせいか、患部の痛みは酷いように感じていた。

再度、名前を呼ばれ今度は診察室に入る。

金「…ご無沙汰しております、先生。」

レントゲン写真を食い入るように見つめながら顔を向けずに

先生「これは……いつから痛みが出ていたのですか?」

金「…約2週間程前でしょうか…」

先生「……!……それは、さぞかし痛かったでしょう…見て下さい。ここに以前よりは遥かに大きいのが写っています。早急に処置しないと…」

私は目の前が真っ暗になりながら、声を絞り出す。

金「…やはり、射たなくてはなりませんか?」

先生「でないと、痛みは取れないどころか酷くなりますよ。」

金「…わかりました。では、お願いします。」

先生の指示で慌ただしく看護婦が動く。

私は服を脱ぎベッドに横たわる。

しばらくすると先生が口を開く。

先生「では、行きますよ。よろしいですか?」

金「…はい。」

私は歯をくいしばった。

さようなら、みんな。
ありがとう。きっと忘れない。

プスッ!

患部に針が刺さる。
と共に激痛が走る。

私はあまりの痛さに声にならない呻き声を上げる。

「…!!…!!…ア…!……!!…ゲ……!!」

先生「ハイ、少し痛むよ。」

更に患部の奥に針が入る。

気が遠くなる痛みだった。
しかしその瞬間

先生「…ハイ、終わりましたよ。」

ゆっくりと私は眼を開ける。

先生「北野さん、これで痛みはマシになるはずですが、四十肩も出てきますから痛くなったらすぐに来ないダメですよ。痛風は。」

金「アゲ…ハイ。」

先生「症状が良くなるまで、飲酒はダメですよ。また高カロリーなものは極力抑えて、野菜中心の食事を心がけて下さいね。次回の診察はと…」

あぁ、愛しいビールよ。焼き肉よ。マヨネーズよ。しばらく、さようならだ…

37歳で右肩の痛風になり、今再び二度めの痛風になった北野病院物語。

東宝シネマ 2013年 新春ロードショー!!

…の話は今の所来ていない。

〜注射怖いんだもの アゲオ〜

コメント(12)

(´_>`)もーっ!
金貸しゃんのバカバカバカバカッ!
途中まで本気で心配したじゃんか。


(´_>`)/ 痛風かよ!
お大事にアゲぴかぴか(新しい)
虫歯かな〜って思ったら…痛風(;´д`)

金貨さんのアゲ楽しみにしてる人多いとおもいますし…体には気を付けてくださいねq(^-^q)
肩の痛風ですか(^_^;) あまり聞いたことがないですが痛風だからさぞかし痛いのでしょう(>_<)

暑い夏にビールが飲めないのは残念ですが体を労ってくださいね指でOK

優しい奥さんと可愛いお子さんにアゲグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
痔たと思ったんですがね…

でも私の父も痛風持ち
大丈夫なんかなぁー
すいませんm(__)m

ちとドタバタしておりました(^-^;

今はすっかり良くなっております↑

但しマヨネーズは制限されておりますがorz

コメントありがとうございますアゲ↑
痛風の発作はとても辛いと聞いてます。
今は元気なようなのでホントに良かったです。

プリン体の多い物は食べちゃダメですよ(゚∇^d)

とはいえ、私もkikkoさんと同じく
ずっと痔の話だと思いながら読んでいました…(゚ー゚;Aゴメンナサイ
金貨さんのトピックには初コメでしょうか…?
いつも拝読しておりますわーい(嬉しい顔)

ギックリ腰かと思ってましたあせあせ(飛び散る汗)
煮干しも食べられないなんて、痛風って怖いですよね…げっそり

お大事になさってくださいわーい(嬉しい顔)

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