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ヤクルト・石井“朝風呂健康法”…体を温めてけが撲滅

　ヤクルト・石井弘寿投手（２７）が５日、沖縄・浦添キャンプで投手１７人の“オオトリ”としてブルペン入りした。２年続けて右脇腹痛に悩まされたリリーフ左腕は練習前、わざわざ球場内で風呂を浴び、体を温めてストレッチ。独自の“朝風呂健康法”で１年間、闘う肉体を作る。〔写真：さっぱりした顔でグラウンドに向かう石井（中央）。秘けつは朝風呂です＝撮影・今野顕〕

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　かぁ、風呂あがりの１杯、いや１球がたまらん！？　キャンプ初日からブルペン入りした同僚を横目に、黙々と体を作ってきた左腕・石井が、ついにブルペンに登場。

　「感覚を思いだす感じで投げたけど、野球ができてホッとした。今年はとにかく、けがをしないことだけ。けがをしなかったら、成績を残す自信はある」。３１球の“初投げ”を終え、さっぱりした表情を浮かべた。

　練習前に一番風呂。この調整法が今年の日課。この日ももちろん、朝風呂済みだった。理由がある。昨年はキャンプ終盤の練習試合で、１５６キロの剛速球を披露。周囲の度肝を抜いた次の日に、右脇腹痛で離脱。開幕直後に復活すると、５月には左太ももに肉離れを起こしてしまった。

　「投げる前に筋肉が硬いまま、ストレッチしないようにしている。風呂に入って、温かくしてからです」。今キャンプではチームバスより３０分早く、独自にタクシーで球場入り。ロッカー内の１０人用の大浴槽を１０分間、独占し、朝の一番風呂を浴びている。その後、温熱パッドで脇腹を温め、さらに２０分ほど入念にストレッチしてから、全体練習に参加。細心の注意で肉体を作っている。

　チーム内では宮本も朝風呂派だが、小林トレーナーは「あまり熱い温度でなければ湯冷めもしない」と効果を認める。

　今オフ、ポスティングシステム（入札制度）でメジャー移籍を目指す石井。１年間、闘うことが最大の移籍条件であることは自覚している。朝風呂が、メジャーへの近道かもしれない。

（河野聖）

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200502/bt2005020612.html

朝風呂のスペシャリストですね。ヤヴァイです！！