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プーアール茶コミュの【転載】製法と熟成でピンキリ、プーアルの世界は奥が深い

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赤くても黒茶、選ぶにはとくかく味覚を鍛えなくちゃ
by anoma亭主:星川康江

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■黒茶の代表「プーアル」は香港でも人気

 独特の香りと味わいで一部に熱狂的なファンを持つのがプーアル(普〓)茶。一時、ダイエットに効果があるといわれて日本でも話題になったお茶です。黒茶を代表するお茶ですが、プーアル茶のすべてがそうということではありません。(〓はさんずいに耳)

 プーアルというのは地名で、雲南省にあるお茶の集積地のこと。黒茶とは後発酵茶。つまり一度製茶されたものが、さらに菌の作用を受けて出来上がったお茶の総称です。

 ちなみに、プーアルというのは北京語の発音で、広東語の発音ではポーレイ。香港にこのお茶のファンが多いことから、こちらの呼び方もポピュラーになりました。

 香港に行く機会があれば、美味しそうな店を探してポーレイ茶をいただきながら、飲茶(ヤムチャ)でブランチというのはいかがでしょう。気分はすっかり香港人です。

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■「黒茶」「プーアル」といっても千差万別

 分類上は「黒茶」ということになるのですが、水色は黒ではなくて、オレンジ色や紅色、中にはまるで赤ワインのような色合いを持ったものまで実に多彩です。英語で紅茶のことをブラック・ティといいますからますますややこしくなってしまいます。

 おまけに広西チワン族自治区で2百年以上の歴史を持つ六堡茶や、内モンゴル自治区でよく飲まれる湖南省産の青磚など、雲南省以外以外にも黒茶があります。本当にややこしくて困ってしまうのですが、お茶好きにとってはそのややこしさを一つひとつひもといていくのも、楽しみです。

 いずれにせよ、黒茶を代表するものといえば、やはりプーアル茶。ただし、プーアル茶といっても熟茶と生茶があり、味わいもまったく異なります。渥堆と言い、重ね上げた茶葉に水をかけ、麹菌を付着させ発酵させてから餅茶などに加工する熟茶に対して、緑茶のまま時間をかけて自然発酵させるのが生茶です。

 どちらも新茶のまま売られるものもあれば倉庫で熟成させてから売るものもあります。温度や湿度の違う様々な倉庫がありますから、たとえ同じ時期に作られたものでも、条件によって多種多様のお茶が出来上がるわけです。

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■難しいからこそ楽しい「プーアル茶選び」

 茶葉を押し固めない状態の散茶。餅のような形の餅茶。正方形は方茶で煉瓦のような長方形の磚茶。そしてお椀型の沱茶と、形状によって名称が異なるのもプーアル茶。もちろん、地域や葉の等級、水色や味わいも様々です。

 良いプーアル茶、黒茶を手に入れようと思ったら、すでに美味しいお茶を持っている人に飲ませて貰って味を覚える。信用できるお茶屋さんを見つけるか、紹介して貰う(お茶の過ごしてきた茶歴を判っている範囲で教えてくれるはずです)。餅茶、磚茶などは崩したものを少量購入して経験を積んでゆく。といったことをお勧めします。

 何十年ものというヴィンテージ茶でも、保存状態によっては雲泥の差。なかには黴(かび)臭くてとても飲めないような代物でも、平気で売りつけてくる業者だって少なからずいるのですから、まずはある程度自分の味覚を鍛えなければ、良いものにはなかなか出会えないのです。緑茶や紅茶などに比べると選ぶのが難しいお茶といえるかもしれません。

 それだけによいものに出会えた喜びは格別。どんな能書きよりも、自分で飲んで美味しければ大丈夫。これも中国茶を楽しむ醍醐味の一つなのではないでしょうか。)


ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060519-00000010-scn-cn

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