THE　半ば面白い話（仮）コミュのシリアス&ハードボイルド２　（KID）

ここはアンパンマンワールド。

アンパンマンがバイキンマンに必殺のボディーブローで恐怖を植えつけ悪さを出来なくして平和が訪れたかにみえた…

だが…しかし！！！

とぅるるるる

とぅるるるる

がちゃっ

ジャムおじさん『もしもし…』

カバオ母『オタクのあんパン野郎の顔食べたらね。うちのカバオちゃんが腹痛おこして大変なのよ！どう責任取ってくれるの？』

ジャムおじさん『はぁ…それ本当にあんパンマンの顔が原因なの？』

カバオ母『なに疑ってるわけ？誠意を見せなさいよ誠意をね！！！！』

ジャムおじさん『なら３０万だな。』

カバオ母『３０万円！？(ウハウハ)じゃあ早速振り込んでちょうだい』

ジャムおじさん『なに寝言言ってんだ…。てめえんとこのガキが今まで散々食ったあんパンの代金だ。うちも慈善事業じゃねえからよ！！！払うもん払ってもらわねえとな。』

カバオ母『ちょっと…！！！うちのカバオちゃんは腹痛おこしてるのよ！』

ジャムおじさん『あのな。本当は４０万頂きたいとこだがよ。医者代で１０万サービスしてやったんだよ。なあに、払えない金額じゃないさ。なんなら俺が熟女カバマニアが集まる風俗紹介してやるよ。人気者になれるぜ？』

カバオ母『キィー！！！うちの旦那ヤクザよ！！！呼ぶわよ？いいの？』

ジャムおじさん『なるほど腹痛も嘘ですべてそいつの差し金か？だったらよぉ…
とっととそいつ連れてこんかいッ！！！』

カバオ母『ヒィィ』

ガチャ

ツーツーツー

ジャムおじさん『やれやれだぜ』

バタコ『どうしたの？ジャムおじさん…』

ジャムおじさん『なあに…なんでもないよ。それよりお使いを頼まれてくれないか？チーズと一緒に隣町まで。』

バタコ『…はい。』

数時間後

ガンガンガンッ！！！

カバオ父『ごるぁぁ！！！出て来んかい！！！』

ジャムおじさん『来やがったか…』

ガチャ

カバオ父『よう糞野郎！！！』

ジャムおじさん『糞はてめえだよ。』

カバオ父『オイオイ。珍矛組の若頭と盃を交わしたこの俺に随分と舐めた口を聞いてくれるなぁぁ！！！』

ジャムおじさん『お前さ。あんましゃべんなや。息がくせえからよ…』

カバオ父『んだとゴルァァ！！！』

カバオ父が殴りかかろうとした瞬間だった。

ジャムおじさんは後ろに周りこみカバオ父の首筋に手刀をいれ気絶させたのであった。

時間にして

実に３０秒たらず。

恐るべき身体能力…。

そしてカバオ父の手足を縛りつけて樹海の奥深くへ…

カバオ父『ハッ…俺は気絶していたのか？』

ジャムおじさん『よう！目は覚めたか？この樹海はなかなか遺体が発見されねえとこなんだ。つまり…わかるよな？』

カバオ父『そんな…。あの程度で…ここまでする事ないんじゃないですかね…』

ジャムおじさん『あの程度ねえ…。お前さ…蚊にちょっと刺されただけでその蚊殺すだろ？今ちょうど…そんな気分だ…』

カバオ父『ひぃぃぃ…』

ジャムおじさん『ほれ？蜂が寄って来るようにハチミツもたっぷりかけてやるよ。』

カバオ父『やめてくれぇぇ…助けてぇぇ』

アンパンマン『ようシジイ随分血迷った真似してんじゃねえか？』

ジャムおじさん『ア…アンパンマン！？いや…こいつが突っかかってきたからよ…。』

アンパンマン『へぇ…。

必殺ダークネスボディーブロー！！！』

ジャムおじさん『ぐはぁぁぁ』

アンパンマン『オラ…縄ほどいてやっからよ…』

カバオ父『ありがとうアンパンマン。もう二度と悪さはしないよ』

アンパンマン『なあに…人を裁くのはジャムのジジイがすることじゃねえ。……』

裁くのはこの俺だッ！！

必殺ダークネスボディーブロー！！！

カバオ父『ぐはぁぁぁ。心が浄化された気がしなくもない』

誰もが心に狂気を抱えている。

しかしアンパンマンがいる限りもう大丈夫。

僕らの強い味方。

正義のヒーロー

平和を目指して

悪と戦え。負けるな

ウンコパンツマン！！！

完