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THE 半ば面白い話(仮)コミュの面接ネタその2【汁面(仮)】※加筆修正版※ (ヨーデル)

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「一日の始まりに美味しいお汁を飲むことが出来れば、きっとその日は素敵なものになる、そんな気分にさせてくれるんだよ」







僕は物心ついた時からずっと、
毎朝父に「おいしいお味噌汁」の作り方の指導を受けてきた。

朝食の味噌汁作りは父の日課だった。
僕はそのかたわらに張り付いて調理の順序や父の手際を眺めていた。

中学に上がると包丁を握るのを許可された。
味噌汁調理の補助についたわけだが、やる気とは裏腹にうまくいかず毎日父に怒鳴られてばかりだった。
父の作るお汁はどれも格別で、それを飲む母の穏やかな表情はいつまでも僕の記憶の中で色褪せない。
いずれ僕も、父のような味噌汁職人になりたい。
その想いを胸に秘め日々を過ごしていた。

ちなみに他の料理はすべて母が作った。
父が担当したのは味噌汁だけであった。

「どうしてお父さんはあんなにお汁にこだわるの?」

以前そう母に尋ねてみたが微笑むだけで決して答えてはくれなかった。
そしてそれを父本人に聞くことも、もう出来ない

僕が18になる年のある夏の日、
父は、僕と母の前からこつぜんと姿を消したのだ。
思い当たる事なんて一つもなかった。
考えうるあらゆる手立てを講じて捜索したが、父が見つかることはなかった。

それ以降
母は落胆し、塞ぎこんでしまった。
口数が減り、やつれていく母にもう一度笑顔を取り戻したい。
僕は父に代わり毎朝毎朝お汁を作り続けた。
しかし母の表情は一向に晴れる気配を見せない。


父が消えてから10年経った今でも。


…実は薄々気付いていた。
母の気を重くしているもうひとつの理由。




僕がニートだって事。



ダメなんだ、
このままじゃいけないんだ!!!!
よしッ!!
僕は決意した。


おずおずと求人情報誌を購入し帰宅。
震える手でページをめくる
すると

!!?!!?!?

これは!?


僕はあるページに目を奪われた。
そこに書かれていたのは



 汁 男 優 募 集 ! !
〜君もスープ・マンになろう〜


という文字


これだ!!!!



正直
汁男優という言葉は初めて目にしたがこれはきっと「お汁を作るシーンを演じる俳優」という意味に違いない!かなりピンポイントだけど絶対そうだろ!!

…いや
もしかしたら

汁料理専門の料理番組を任されるのかもしれない!!

僕の脳内で、も○ズキッチンのオープニングが流れる。そこに映されているのはもちろんもこ○ちじゃなく僕だ!「ここで味噌をファサーーーー♪」っとかなんとか決めちゃったり♪ニヤニヤ

これこそ僕の為に用意された仕事だ!
それに、、、
採用されれば父がどこかで見てくれるかもしれない!!


迷う間もなく即決応募!


そして、面接日を向かえる。
普段内向的な僕だがこの日は違った。
長年培われたノウハウに裏打ちされたマイお汁スキルに並ぶものなどいるはずがない!
僕は無敵だ


ついに時はきた!


僕「よろしくお願いします」

履歴書をパラリと見てから面接官は質問を始めた。

面接官「では、今回応募された動機を聞かせて下さい」

僕「はい、実は10年前に父が蒸発しまして、それ以降母はすっかり塞ぎこんでしまいました。私は母を元気づけようと毎日お汁を出し続け、飲んでもらっていたのですが効果がなく…

面「え?汁を母親に飲ませるのですか?」

僕「はい。でもどうやら自己満足に過ぎなかったみたいです…。」

面(なんかヤバい人キターーー!!話題を変えよう)ゴホンッ

僕「えーと、ではマスターベーションは週に何回くらいされますか?」

僕(カチン!こいつ!たしかに自己満足とは言ったけどそこまでハッキリ言うか普通?むぅ)

僕「…父がいなくなってからは朝と夜の2回です。」

面(ん?なんか不機嫌?いやそれにしても)

面「10年間ずっと週に14回ですか!?それはすごい!その際、例えばどんなオカズを?」

僕(具のことかな?)「私が好むのは主に貝やワカメです。」

面(例えるのが好きなのかな?)「なるほど。」

面「人前での自慰行為になりますが、平気ですか?」

僕(こいつまた言いやがった!)「私は人前でしかしたことありません!!」

面(!??なんという強者wwwwwwwぐっくく、一旦話題を戻そう)

面「た、頼もしいです。えと、先ほど回数をお聞きした際、お父様の存在に触れられてましたが何か関係が?」

僕「関係大アリです。父がいたころは父が家族みんなにお汁を出してましたから。」

面「え!??つまりあなたも飲んだことがあると??」

僕「当たり前じゃないですか」

面(どんな家庭やねーーーーんwwww)

面「その、、おいしかったですか?」

僕「もちろんです。父は職人でした。一滴残さず飲み干したあと、すぐにおかわりを求めるほどにうまかったです」

面(どんだけーーーwwwww クッ、こらえろ!こらえるんだ!俺www)

僕「母の満足そうな顔が印象的で…

面(やwwめwwてwwwwwwwww)

面「エッフエッフ!はぁ…」

面「…か、かなり変わったご家庭だったんですね」

僕「ええ、かなりかどうかはわかりませんが少なくとも周りにはいませんでしたね。小さい時分からおいしいお汁を出すために父にシゴかれていた子供は」

面(え?え?父にシゴかれ!?え!?!!!!)

僕「父はスパルタでした。昔私が父にシゴかれている時に、母がたまらず横から口を出そうとしたらひどく叱られてました。『これは男と男のやりとりなんだ!邪魔するな!』って」

面「ぼはしゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

面「ハァハァ…。ま、参りました。あなたをこの場で採用します!」

僕「本当ですか!!?やったーーー!!!!!!ありがとうございます!!!!」

面「今ちょうど隣のスタジオで撮影中なので見学していって下さい」

僕「はい是非!」

面「では案内します。こちらへどうぞ」

僕(やったーやったー♪ルンルンルン♪)

面「ってどこ行くんですか!?そっちじゃないですよ!!」

僕「あ、すみません///興奮して先走っちゃいましたハート

面(…もしかしてギャグ?)

面「はは…。あ、そうそう、今回のはごっくんではなくぶっかけになりますので」

僕「え…、白米に…ですか?」

面「え?(何言ってんのこいつ?S●Dの企画モノじゃないんだから)いや、もちろん顔にですよ」

僕「ちょっ!?それ火傷するじゃないですか!!!!」

面「え?」

僕「え?」

面(…まぁ見てもらった方が早いな)

面「またまたー。あ、着きましたよ。このドアの向こうです。」

僕「は、はい(ドキドキ)」


よーし! 


母さん、そして父さん、
見ててね!!
僕、男になるからッ!!


ガチャッ

<完>




コメント(31)

いきなり呼び方がお汁になるのはよくない。
前置きを作るのだ
タイトルは汁面でいんぢゃね?
なんか半面ぽいしw
> シャナク
そこなんだよねー。
わかってはいるが難しい(-_-)

> ゆうちん
君の好きそうな話を考えてみたよハート




面接のやり取りももっとアイデアがあったんだが長くなりそうでカットした。


面「オカズは何を?」
俺「私が好むのは貝やワカメですね」


面「今回はごっくんではなくぶっかけなんですが」
俺「え?白米にですか?」
面「え?いえ、もちろん顔にです」
俺「ちょ、それ火傷するじゃないですか!!」
面「え?」
俺「え?」


俺「以前私が父にシゴかれている時に、母が横から口を出そうとしたらひどく叱られてました。『これは男と男のやりとりなんだ!邪魔するな!』って」





とかね。
うまく入れられなかったけど。
↑入れるべきw
主人公が真面目で無垢なのがとてもよいから、やり取りは下品(に見える)でも全然かまわないw
 
話はニヤニヤしたが、タイトルはちょっとだな。
面接。味噌汁とオトンとボクと、時々、オカン
みたいに味噌汁やお涙っぽいのを前面に出したのを希望w
なるほど入れた方が良いか。
ふむー、面接シーン長くなるけど大丈夫かな。

タイトルは汁面にするよ。気に入った。
だんぞうさんのタイトル案も捨てがたいんだけどね(笑)



てかまず、
チンピラ社長の話とこっちの話、どちらを出すべきだと思う?

気持ち良く書けたのはこっちなんだが。
実話として出すならあっちの方が向いてるけど君の好きにすればいい
おれはこっちのが好きですwwwwwwwwwwwwww
そしてそのクダリ挿入した方がいいと思います。
シャナク
しょこたん

よし!面接シーンに手を加えてこっちを出す!

オチの案として、
手に負えなくなった面接官が判断を仰ぐため社長を呼ぶがその社長が実の父親だった。

っていうのも考えたんだがくどい気もして却下したんだ。
どーだろう?
社長的に風水かなんかよくわからんけどこだわりあってとかどうですか?
いや、単なる思い付きですwwwwww
どうしよう、しょこたんが何を言いたいのか俺のレベルではわからない\(^O^)/

というわけでシャウト案にします(笑)

ヒョォォォォォーーーーーーーーwwwww
ごめんなさいwwwwww

謝罪の理由は…おれ自身も今振り返ると何をいってるのか全く分からないことです。

一体その瞬間何を思ったんだろう…

でも、きっと何かを思ったんです。でも、リアルに今読んでも何を言いたかったのか分からないんですwwwwww
〇液じゃなくて味噌汁かけてそう(^w^)
> ぼコサん
白子だとデュルルッて感じだね(^O^)
オエ(-.-;)


> ゆあ
君がこれ嫌いなわけないよねw
てかどういう味なの?


> ↑KID↓
アゲも含めサンキューです\(^O^)/


> かず∞さん
わーいかずさんからコメもらえたー\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/
ありがとー♪


> 隼トン
哭けるよね涙
さ、ちんち○を拭いて。


> ショコタン
なんという無責任wwww
あ、わかったあれだ、残りの2/3のイケナイ感情がそうさせたんだね。
君も大変だなぁ(^O^)


> オチぽん
((((;゚Д゚)))))))斬新過ぎるだろそのAV
タイトルにもあるように加筆修正しました。
会話の流れや心理をより自然に出来たはず。
一度読んでくれた人も読み返して改良前と比べてもらえると嬉しいです。

こんなに色々な人からコメントを貰えたのは初めてかもしれません。ありがとー(^O^)
途中から一人称 俺 になったのは自信がみなぎったから?
> ヨーデル@UTさん

そうそう。
わざとだよ。
> Эーデル@UTさん

<おかしい>
?面白い
?変だ
?狂ってる
?趣がある


どれだよ!w
そーか、違和感あったか。。。
直しとく
>>[030]

アタコはなんも悪くないって!


てか改めて読むとこれ面白いな…。ほんとに俺が書いたのか?

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