THE　半ば面白い話（仮）コミュの寺生まれのペペ第三話

おいどんの名はペペでごわす。

寺生まれ牧場育ち。今は訳ありでホストやっている。

今日はホストの仕事はお休みなので。実家に帰ってきた。

ぺぺ「帰ってきてやったぜクソジジイ」

「ごるぁ！！！ペペ！！！なにしに帰ってきよったんや？おまえは勘当したはずや！！！」

このくそ坊主の名はブロッコ・リー。俺の父であり寺の住職である。

ぺぺ「実は親父に頼みがありまくりすてぃー。」

ブロッコ「貴様ッ！！！相変わらず舐めたやつじゃな。それが人に物を頼む態度か？」

ぺぺ「やれやれだぜッ！！！」

俺はそう言いながら左ポケットからモイスチャーミルクを華麗に取り出すと親父のハゲ頭にゆっくりと塗りたくった。

俺は昔から話を聞いてもらいたい時はこの儀式を欠かさないッ！！！

ブロッコ「コラ、貴様ッ！！！やめんか！！！」

フッ…親父の頭がモイスチャーミルクまみれになるのを見るのも久方ぶりだ。

そんなノスタルジーに浸りながら右ポケットからアロエエキスを取り出すと親父のハゲ頭に優しく塗りたくってやった。

フフフ…

ペペ「さて本題に入ろうかッ！！！」

ブロッコ「…帰れ。おまえの話を聞く気はさらさらない」

ぺぺ「やれやれだぜッ！」

俺はそう言いながら内ポケットからオロナインを取り出すと親父のハゲ頭に優しく、時に激しく「悪霊退散」とつぶやきながら塗りたくってやった。

フフフ…

面白い…

狂気の沙汰ほど面白いっ

ぺぺ「さて本題に入ろうか。」

ブロッコ「本題に入っていいから。ちゃんと聞いてやるからもうなにも塗るんじゃねぇぇ！！！」

ペペ「本当になにも塗らなかったらちゃんと俺の話を聴いてくれるのか？」

ブロッコ「ああ。聞こう。」

ペペ「だが断る」

俺はバッグの中から日焼け止めクリームを取り出すと親父のハゲ頭に塗りたくってやった…

塗りたくってやったぜッ！

ぺぺ「で…本題に」

ブロッコ「帰れ」

俺はリュックからファンデーションを取りだ…（以下省略）

寺生まれのペペ第三話

完
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