THE　半ば面白い話（仮）コミュの【SDV】 トイレの発明　（ﾖｰﾃﾞﾙ）

下ネタです。


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我が家のトイレには完全防水のテレビがある。


「風呂場じゃあるまいし防水の必要があるのか？」

うん、至極まっとうな疑問だと思う。
しかし完全防水加工は不可欠。
なぜならそのテレビは、

男用（小）便器の内部に埋め込まれているからだ。

トイレの前に立ち、小便をすると
ちょうど放物線の先がテレビの画面にヒットする絶妙なその位置にインしている。


用途は後述するとして、まずはそのテレビの生い立ちを説明したい。


俺の祖父は自称発明家だった。
過去形なのはもうこの世にいないからで、そのテレビはこれまで使えないガラクタばかりを発明してきた彼の、最後の発明品なのだ。

「末代まで『便器画面』を守りぬくように」
※そのテレビを祖父は便器画面と呼んだ

遺書にそう記すほど祖父・衛（まもる）は便器画面に愛着を持っていた。
製作に幾度と無く挫折し、その度に壁を乗り越えてようやく完成した一品。

この物語は、２０ｃｍ四方という狭い空間に情熱を傾けたある男の物語である。


ダダッダダッ　ダダッダダーン♪
ダダッダダッ　ダダッダダーン♪


かーぜーの中ーのすーーばる〜〜
すーなーの中ーのぎーーんが〜〜

あしおとーだけをのこして〜〜
闇にきーえーるシルエッ〜〜〜ト

満たされーーはばーーたき〜〜
女神がーー背中むーけーてー…　今ぁ〜〜〜

だーーかーーらー
今日より　明日より 愛がほーしい〜
夢より　愛する　君がほーーしいぃ

全てがぁぁぁ〜〜〜〜♪





衛（まもる）がまずぶつかったのは漏電の危険である。
「小便してるのに漏電されたら感電してまうわ〜どないしょどないしょ〜」

そこで思いついたのが、、、





ってかこのくだりつまんないので割愛




さて、

テレビなのに用を足してる間はよく見えないというこの困惑品
その用途は祖父の説明によるといたってシンプル

「むかつく奴がテレビに出てたら小便をひっかける事が出来る」


である。


バカじゃねーの（笑）



当時はそう笑っていたがいざやってみるとなかなかどうして楽しいじゃないの♪

居間でテレビを鑑賞
　　　　↓
嫌いな出演者が出て来る
　　　　↓
トイレに向かい「バーカバーカ！」と言いながら放尿


うむ
排泄時独特の開放感と共に一種の優越感に浸ることができ快感も倍増！

最初のうちは尿意のコントロールが出来ず、タイミングが合わない事もしばしばだったがバイオリズムを把握し呼吸法を取り入れた結果、好きなタイミングでの排泄が可能となった！


そうやってむかつく芸能人をかたっぱしから小便の刑に処す無邪気（？）な少年時代を経て、俺は思春期に突入した。

色々なことを学んだ。
…もちろん主にオナニーとかオナニーだ。
ぶっこきまくる日々の始まりである


そんなある晩、俺は悲しみの淵にいた。
長いこと片想い中だった女子に一大決心をして告白するもあえなく撃沈

部屋で呻きながら枕を濡らしていた。
どれくらいの時間が経ったろう、自部屋のテレビをつけっぱなしにしていた事に気づき、消して寝ようとしたその時、

深夜ドラマだろうか、テレビ画面に中谷美紀が映っていた。


(あの娘に…よく似てる)


そう思ったと同時に俺の手は股間に伸びていた。
「くそったれー！くそったれーー！ﾊｧﾊｧ」
この気持ちは、ただのオナニーではおさまらない

よし


ぶ っ か け て や る


沸き起こる欲望に従うまま、そそり立つ肉棒を握りしめ、俺はトイレへと向かった！(息は荒いが忍び足)


廊下の角を曲がり

いざトイレのドアに左手を掛け…




！！？！？？？




視界に入ったその光景に俺は自分の目を疑った




「ヤス子ぉ〜ヤス子ぉ〜ﾊｧﾊｧ」

ドアが全開になっているトイレで、
母とは違う女の名前を呼びながらオナっている父の背中が眼前にあった









急速に萎えた




父は俺には一切気づかず全力稼動中


(あれ？)


ちらっと見えた便器画面から中谷美紀の姿が…



(はぁ…血は争えんな。てか、じゃあなんでうちの母親は兵藤ゆき似なんだ？)


そんなことを考えながら部屋に戻って寝た







〜翌朝〜




俺「なぁ父ちゃん、昨晩便器画面の前でオナってなかった？」

父「ありゃありゃ？バレちゃってた？いかにも！」

妹「ねぇオナるってなにー？」

父「チンチンをしごくことだよ」

妹「へー」

父「でもね、ヨーデル聞いてくれよー、早撃ちには自信があったんだけどよりによってイク瞬間にシーンが変わっちゃってさ。父さん田中要次に顔射しちゃった」

母「まぁ、あなたったらおっちょこちょい♪」

俺「バカスｗｗｗｗｗ」

妹「顔射ってなーにー？」

父「ふふふ、お前にはちょっと早いかなー」

妹「ぶーぶー」

一同「アハハハハー」



＜完＞