セシウム牛コミュのブラックボックス

今回の事故で、これまでの想像以上に電力会社の原発に関する隠蔽体質が根深いことがわかったような気がする。

未だ原子炉内の状況の詳細がわかっておらんのに、早々と放射性廃棄物の処理に関心をむけてしまうこのクニのコクミンはシアワセだ。

原爆というコトバの表現は微妙だが、あえていえば原子炉はゆっくりと原爆が爆発している状態なので、温度はあまりあがらんが、遅かれ早かれ放射性の分裂片は原料分だけ出続ける。

また、除染というコトバも微妙で、セシウム137はそのもの自体が毒物ではないので、基本的に解毒という概念は通用しない。ことセシウムに関しては中性子をぶっつけてもほとんど拿捕してくれないので、まぁ、ふたをし続けるしかない。化学反応ではなく物理現象なのだから確率の問題となる。

とにかく、公的資金を出す前に、東京電力の送電部門を全て売却し、１発電会社にしてしまうべきではないかな。