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集中治療部門の看護師コミュのジャクソンリース加圧について

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こんばんは。

当病棟では気管内吸引時、ジャクソンリースを用手的に加圧して吸引を行っています。しかし、ジャクソンリースの具体的な加圧基準がなく、看護師の経験や感覚的に行っているのが現状です。新人指導の際も具体的に指導できていないため、今回指導にも使用できるような、ジャクソンリースの加圧基準を作成することになりました。

 文献を検索した結果
1.換気量は呼吸器の1回換気量の1.5倍が必要
2.ジャクソンリースの排気口の開閉は吸気時に閉鎖し、呼気時に開放する
ということが分かりましたが、具体的に記述された文献があまりありません。

 当病棟は成人・小児混合のICU で、できれば正常な成人、小児の肺、呼吸不全、脳外術後患者、ブラがある肺などで分けて、具体的なジャクソンリース加圧基準を作成したいと考えています。

 もし、ジャクソンリースの基準を作成している施設があれば、参考まで教えてください。また、よい文献があれば紹介してください。よろしくお願いします。

 

コメント(6)

ジャクソンリースにマノメーター(MPI社製)をつけて加圧すると安全に管理ができると思います。使用報告を発表した経験があります。

ですがこの件に関して→→→「換気量は呼吸器の1回換気量の1.5倍が必要」
が判りません。換気量は呼吸器の1回換気量と同じではダメですか?どうしてなのでしょうか?是非教えていただけると幸いです。
うちはやってません。
閉鎖式吸引ですので、ジャクソンでわざわざ加圧する必要性を感じません(意味がなくなっちゃうと思います)
呼吸ケアのセミナーでもある先生が、ルーチンでやる必要はないし、呼吸器の深呼吸モードを使えばいいのではないかと言われてました。

一回換気量分の加圧を手技でするのでしたら、呼吸器にすぐにつないでしまえばいいことでは?
 吸引にて肺胞内気圧が低下するので、ジャクソンリースにて加圧して肺胞を早めに広げてあげた方が良いと習いました。
呼吸器はあくまで機械ですし、深呼吸モードにして看護師の操作ミスによる医療事故も報告されています。
気管内吸引はルーチンでなく、体交や痰貯留音の聴取後に行うべきです。
 加圧する手技は、徐々に強くが基本です。後は上手な人、認定士や医師なんかのを見本にすると良いと思います。そして体で覚えさせることを文章にて後から確認していく方法ではどうでしょう?上手な加圧は呼吸器よりも呼吸状態が安定し、安楽をえられますし、無気肺の改善にもつながります。
 一応、送気量は500ml以下で、強さは呼吸器のPS圧以下にするとかありますが、ホントにケースバイケースだと思います。
 ジャクソンリースの研究を紹介します。
 ジャクソンリースは、手を用いているため,手の感覚で患者に送る圧、量をきめており、その用いられる圧,容量は、不確実であると指摘されています。
 ある研究では、手指の感覚に基づいたバッグの感覚は主観的であり、ジャクソンリース回路などの呼吸器回路内に、圧計を使用することを勧めています。
 他の研究では、圧計を内蔵したモデル肺を用いて、練習装置を作成してその効果を検討し、吸気ポーズの維持、auto-PEEPの減少の点で有効だとしています。
 文献をいくつか紹介します。
Julie Redfern, Elizabeth Ellis, Wendy Holmes, The use of pressure manometer enhances student physiotherapists’ performance during manual hyperinflation, Australian Journal of physioyherapy,44,p121~131,2001
大塚将秀, 山口修, 他, 用手加圧練習装置の試作とその効果-練習間隔の検討,
人工呼吸,18(2),p193,2001
Lorraine Clapham, Jane Harrison, Tina Raybould, A multidisciplinary audit of manual hyperinflation technique in a neurosurgical intensive care unit, Intensive and Critical Care Nursing 11,p265~271,1995
Bredge McCarren, Chin Moi Chow, Manual hyperinflation:a description of the technique, Australian Physiotherapy,42(3),p203~208,1996
Bernard Rusterholz, Elizabeth Ellis, The effect of lung compliance and experience on manual hyperinflation, Australian Physiotherapy, 44(1),p23~28,1998
 海外文献が殆どですが、ここ2〜3年は集中治療医学会などで毎年1個程度はこれに関連する研究が発表されています。
 私たちが行った研究では、モデル肺での練習により圧コントロールは可能であったが、時間がたつにつれ、手の感覚はうすれました。初回測定では、経験豊かな方でもかなり高い加圧を行っている方もいましたし、低コンプライアンスの肺では高圧になりやすかったです。
 人工呼吸器の深呼吸モードは手で加圧するよりも性能が良いのかもしれません。高PEEP高FIO2などでは、下手にジャクソンを使うより、直ぐに呼吸器に戻す方が良いです。閉鎖式吸引では不要ですから、実践で使用する機会はグーンと減っています。いろんな病態の患者様がおられることを考えると、やはり圧計を使用するのが無難かもしれません。・・ご参考まで・・
 
返事が遅くなり、申し訳ありません。皆さんいろいろと貴重な意見ありがとうございました。やはり、それぞれの病院によって閉鎖式、開放式、ルーチンでしないなど方法は様々なんですね。みなさんの意見を参考にして基準作成を検討したいと思います。

ありがとうございました

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