小嶋陽菜はコジハルで！コミュの日刊記事　小嶋陽菜

５月２６日の日刊スポーツ新聞に陽菜ちゃんの記事が載ってたので紹介します。

日刊スポーツ 2008/05/26
アイドル探訪
AKB48 小嶋陽菜

　歌手になりたかった少女がいた。小嶋陽菜(はるな＝20)は、その思いを抱いて芸能界へと飛び込んだ。自らオーディションに応募、夢をかなえた。今は「AKB48」のメンバーとして歌い、フジテレビ系「無理な恋愛」(火曜午後10時)では女子大生を演じている。夢はまだまだ大きく膨らんでいる。

週半分学校からステージ

　まだ、あどけない20歳。昨年の大みそか、NHK「紅白歌合戦」に出湯した。アイドルユニットAKB48のメンバーとして、センターでマイクを握り、踊った。
　「AKB48のオーディションには、自分でケータイの写真を送ったんです。小学生の時にSPEEDやチェキッ娘にあこがれていたんです。楽しそうだなって。それまでは、読者モデルとして活動していました」
　高校2年生のときだった。週の半分は学校からステージヘと直行した。ハードな毎日も気にならなかった。
　「歌が大好き、アイドルが好き。ずっとアイドル歌手にあこがれていたから、全然平気。それに、何よりもAKB48は楽しい。でも、もしかしたら自分で歌うよりも、アイドル歌手を見る方が好きなのかもしれない(笑い)。モーニング娘。をよく見て、よく踊りながら歌ってました」。
　歌だけではない。お芝居も少しずつステップを踏んでいる。昨年、TBS系「山田太郎ものがたり」で女優デビュー。今年に入ってからテレビ朝日系「コインロッカー物語」で連続ドラマに初主演した。AKB48だけじゃなく、ドラマでもセンターを経験。現在はフジテレビ系「無理な恋愛」に、主演の堺正章(61)の娘の女子大生役で出演中だ。
　「『コインロッカー物語』は、すごい楽しかった。でも、お芝居は難しい。すごく考えながらやらなくちゃいけませんから。堺さんには『ミスター隠し芸』のイメージがあって、すごい人なんだと思ってました」。
　芸歴40年以上の堺。グループサウンズ「ザ・スパイダース」のボーカルとして、トップアイドルでありながらバラエティーの司会もこなす。そう、今のSMAPの中居正広(35)のように…。
　「え～っ、中居さん!?　そうなんですか？　普通に話しているときは、普通のお父さんていう感じで接してくれるんですけどねえ。でも、撮影の時になると、すごいオーラがあってびっくりしました。そうですか、中居さんですか…」。
　大物を相手にしても、若さがある。萎縮(いしゅく)することなく、素直に真正面から向き合う。それは母親役の夏木マリ(56)に対してもだ。
　「夏木さんは、すごく優しくてきれい。美に対する意識が、すごく高いんです。だから美容法とかの話を聞いてると、本当にすごい。女優さんだなっていう感じですね」。
　ドラマの中では、堺と離婚した夏木が自分より10歳も年下の尾美としのり(42)と再婚ラブラブな２人にクールな視線を送る。
　「夏木さんと尾美さんは、ラブラブで楽しい夫婦役。そして娘をすごくかわいがる。オーディションとかの根回しまでしてくれちゃう。実際に、あんなに世話を焼く両親だったら嫌ですね」。
　ケータイ写真を自分で送り道を切り開いた自信。そしてドライな現代っ子ならではだ。

「グラビア挑戦したい」

　「休みの日は岩盤浴に、よく行きます。気休めなんでしょうが、自分が磨かれている気がします。AKBの前田敦子ちゃんと、一緒に行ったりします。あと、カラオケも。今後はグラビアに挑戦してみたいですね」。
　AKBのメンバーとしてデビューして2年たった。
　「アッという間でしたね。何もないところから始まって、本当に早い」と振り返る。
　まだ、20歳。道は、まだまだ果てしなく、広く開けている。
【小谷野俊哉】

●小嶋陽菜(こじま・はるな)1988年(昭63)4月19日、埼玉県生まれ。中学生時代からタレント活動を始め、05年にAKB48のメンバーに。06年「桜の花びらたち」でCDでデビュー。07年、TBS系「山田太郎ものがたり」で女優デビュー、NHK紅白眼合戦出場。08年2月から放送されたテレビ朝日系「コインロッカー物語」で連続ドラマ初主演。164?、B82-W58-H85?。血液型O。