七針コミュの 10/7 上映会"007 CASINO ROYALE"

10/7 上映会"007 CASINO ROYALE"

■　DVD上映会

2006年 10月 7日　土曜日

19:00

ヴァル・ガスト
ケン・ヒュージス
ジョン・ヒューストン
ジョセフ・マクグラス
ロバート・パリッシュ

「カジノ・ロワイヤル」

(1967) 131分米英
カラー　字幕

（19:00まで展覧会）
19:00開映

（会場は24:00 閉場）

飲食持込み可
喫煙可
入場無料

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「純粋なスパイ」であるがゆえに、恋人の女スパイ、マタ・ハリの命を奪ってしまった初代ジェームズ・ボンド卿。以来現役を引退し、豪奢で健全なな隠遁生活を送っていた所へ英米仏ソ連の諜報機関幹部が訪れる。曰く、国際陰謀機関スメルシュの手で各国の諜報員が次々と消されているという。卿の現役復帰を願う幹部たちは極めて強引にボンドを説き伏せ、再び彼を戦いに送り出す。二代目ボンドはテレビ出演にかまけていて既に除名済み、甥のジミー・ボンドはカリビアで行方知れず。その他女好きの祟った各国のスパイたちもスメルシュが美女スパイ団の色仕掛けで粗方取り殺してしまっていることを知ったボンド卿はAFSD（対女スパイ機構）を組織し、女に強い「007ジェームズ・ボンド」の名を継ぐ男前スパイを召集＋養成する。その中にはバカラ賭博の達人イヴリン・トレンブルの姿もあった...。

イアン・フレミングの007原作のうち、「正規」ボンド映画のUIPが唯一持っていない版権を利用してコロンビアが製作した、オースティン・パワーズの先祖に当たるようなしつこいパロディー映画。船頭多くして船何とやらという感じで、監督五人連名でいじくりまわした結果、筋はバラバラ、原作者からは苦情、そして制作費は＄６００万予定が＄１２００万に。ピーター・セラーズ、オーソン・ウェルス、ウディ・アレン、ウルスラ・アンドレス、デビッド・ニーヴン、ウィリアム・ホールデン、J.P.ベルモンド、他ボンドガール二百余名。凝ったオープニングクレジットや、また西ベルリンのシーンがドイツ表現主義風であったり、イヴォル・べドーズなどによる美術でも芸の細かさが披露されています。白眉のサウンドトラックはバート・バカラックによるもの。公開当時筒井康隆氏が絶賛したということからもわかるように当時も今も極端に評価の偏る傾向にある豪華絢爛巨大失敗作。

→予告編動画（YOUTUBE）
http://www.youtube.com/watch?v=ghKOV68Wo4M

＊次次回第七回は
10/21（土曜）
ジョルジュ・フランジュ
「顔のない目」

会場：七針
http://www.ftftftf.com/pp_chizu.gif
〒104-0033
東京都中央区新川2-7-1
オリエンタルビル　地下

■　常設展

9/2　から、七針は基本的に
個展、企画展の無い期間の
土曜の13時～19時まで
木曜の17時～22時まで
"常設展示"　として毎週作品を展示販売しています。

比較的小振りのものを中心に、一点から平面／立体作品の依託販売を承ります。
ジャンルは問いません。詳しくは御相談下さい。

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個展、企画展示枠あります。
一枠6日間、￥60000より。
メールで御連絡下さい。

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以上
以下次号

文責：林谷英昭
f@ftftftf.com
http://www.ftftftf.com/

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