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【オリックス】山本由伸、WBC球に不安なし！紅白戦初登板で2回4奪三振、最速156キロと手応え
中日スポーツ 2/14(火) 15:38
オリックス・山本（写真）
WBCの侍ジャパンに選出されているオリックスの山本由伸投手（24）は14日、宮崎・清武キャンプの紅白戦（SOKKENスタジアム）に今春初登板し、先発で2イニングを1安打、4奪三振の無失点に封じた。スコアボードに表示された最速は156キロ。順調ぶりを示した。
西武からフリーエージェント（FA）移籍してきた森友哉捕手とバッテリーを組み、立ち上がりから全開だった。好調な1番の太田を148キロのフォークで空振り三振に仕留めると、続く新人の杉沢（東北福祉大）も148キロのフォークで空を切らせた。紅林には156キロの直球を右前安打されたが、4番で育成の新外国人選手セデーニョは154キロの直球で見逃し三振に仕留めた。
2回は日本ハムからトレード移籍の石川とバッテリーを組んだ。来田を左飛、2年目の池田をカーブで見逃し三振、最後は育成の大里を148キロのフォークで中飛に打ち取った。
「全体的にまとまりのある投球ができました。抜け球もありましたが、良い球も多かったので良かったと思います」
滑りやすいとされるWBC球にも不安はない。「多少滑る感覚はありますが、何とか対応できています」。カーブにもフォークにも納得できたと振り返る。
17日からはWBC侍ジャパンの強化合宿（宮崎）に参加する。「代表チームのなかで得ることもあると思います。試合では勝つことに集中して投げたい」と山本。手応え十分の27球だった。
中日スポーツ 2/14(火) 15:38
オリックス・山本（写真）
WBCの侍ジャパンに選出されているオリックスの山本由伸投手（24）は14日、宮崎・清武キャンプの紅白戦（SOKKENスタジアム）に今春初登板し、先発で2イニングを1安打、4奪三振の無失点に封じた。スコアボードに表示された最速は156キロ。順調ぶりを示した。
西武からフリーエージェント（FA）移籍してきた森友哉捕手とバッテリーを組み、立ち上がりから全開だった。好調な1番の太田を148キロのフォークで空振り三振に仕留めると、続く新人の杉沢（東北福祉大）も148キロのフォークで空を切らせた。紅林には156キロの直球を右前安打されたが、4番で育成の新外国人選手セデーニョは154キロの直球で見逃し三振に仕留めた。
2回は日本ハムからトレード移籍の石川とバッテリーを組んだ。来田を左飛、2年目の池田をカーブで見逃し三振、最後は育成の大里を148キロのフォークで中飛に打ち取った。
「全体的にまとまりのある投球ができました。抜け球もありましたが、良い球も多かったので良かったと思います」
滑りやすいとされるWBC球にも不安はない。「多少滑る感覚はありますが、何とか対応できています」。カーブにもフォークにも納得できたと振り返る。
17日からはWBC侍ジャパンの強化合宿（宮崎）に参加する。「代表チームのなかで得ることもあると思います。試合では勝つことに集中して投げたい」と山本。手応え十分の27球だった。
卓越した打撃理論を持つ門田博光さんはなぜ指導者になれなかったのか？ 幻に終わった“2度のオファー”
NEWSポストセブン 2/14(火) 16:15
44歳まで現役を続けた門田博光さんは、なぜプロ野球の指導者にならなかったのか（写真＝時事通信フォト）
南海、オリックス、ダイエーで活躍した門田博光さん（享年74）の訃報から3週間が経つ。王貞治、野村克也に次ぐ歴代3位の通算567本塁打、1678打点を記録した稀代の名選手でありながら、門田さんはなぜ監督やコーチになれなかったのか。（文中敬称略）
「門田さんは球界の常識を打ち破った選手でした。身長170センチと小柄ながらホームラン打者を目指し、『ヒットの延長がホームラン』ではなく『ホームランの打ち損ないがヒット』という考え方で、『全打席ホームランを狙っている』と堂々と公言した。当時は否定的な見方をされていた筋力トレーニングをシーズン中も続けていた。40年前に現代の方法論を取り入れていた。だから40歳で2冠王を獲って、44歳まで現役を続けられたのだと思います。
門田さんは頑固で堅物なイメージがありますが、野球界の常識を疑い、最先端の理論を進んで実行していた。ですから、指導者になったら成功していたのではないか。周りになんと言われようと自分の考えを貫く姿勢は、監督に必要とされる資質の1つです。野村克也さんが『固定観念は悪』とよく言っていましたが、門田さんはまさにその言葉を実行していた」（スポーツライター。以下同）
門田は1969年秋のドラフト2位で社会人のクラレ岡山から南海ホークスに入団。ちょうど野村克也が選手兼任監督に就任した時だった。
「ドン・ブレイザーをヘッドコーチに迎えた野村兼任監督は『シンキング・ベースボール』を掲げ、選手に頭を使うことを徹底させた。野村さんの教え子と言うと、2連覇を果たしたヤクルトの高津臣吾監督や楽天の石井一久監督など1990年代のスワローズの選手たちにスポットが当たりますが、南海時代の“野村チルドレン”も指導者として球界を席巻しました。
広島を1975年に初優勝させ、11年で4回ペナントを制覇した古葉竹識監督は南海・野村兼任監督の元で選手2年、コーチ2年を経験しています。他にも星野仙一監督の元で長年コーチを務めた島野育夫、打撃コーチとして延べ7球団を渡り歩いた高畠導宏、他にも選手に慕われた佐藤道郎、新庄剛志を育てた柏原純一など、数々の名コーチがいます」
>>[963] につづく
NEWSポストセブン 2/14(火) 16:15
44歳まで現役を続けた門田博光さんは、なぜプロ野球の指導者にならなかったのか（写真＝時事通信フォト）
南海、オリックス、ダイエーで活躍した門田博光さん（享年74）の訃報から3週間が経つ。王貞治、野村克也に次ぐ歴代3位の通算567本塁打、1678打点を記録した稀代の名選手でありながら、門田さんはなぜ監督やコーチになれなかったのか。（文中敬称略）
「門田さんは球界の常識を打ち破った選手でした。身長170センチと小柄ながらホームラン打者を目指し、『ヒットの延長がホームラン』ではなく『ホームランの打ち損ないがヒット』という考え方で、『全打席ホームランを狙っている』と堂々と公言した。当時は否定的な見方をされていた筋力トレーニングをシーズン中も続けていた。40年前に現代の方法論を取り入れていた。だから40歳で2冠王を獲って、44歳まで現役を続けられたのだと思います。
門田さんは頑固で堅物なイメージがありますが、野球界の常識を疑い、最先端の理論を進んで実行していた。ですから、指導者になったら成功していたのではないか。周りになんと言われようと自分の考えを貫く姿勢は、監督に必要とされる資質の1つです。野村克也さんが『固定観念は悪』とよく言っていましたが、門田さんはまさにその言葉を実行していた」（スポーツライター。以下同）
門田は1969年秋のドラフト2位で社会人のクラレ岡山から南海ホークスに入団。ちょうど野村克也が選手兼任監督に就任した時だった。
「ドン・ブレイザーをヘッドコーチに迎えた野村兼任監督は『シンキング・ベースボール』を掲げ、選手に頭を使うことを徹底させた。野村さんの教え子と言うと、2連覇を果たしたヤクルトの高津臣吾監督や楽天の石井一久監督など1990年代のスワローズの選手たちにスポットが当たりますが、南海時代の“野村チルドレン”も指導者として球界を席巻しました。
広島を1975年に初優勝させ、11年で4回ペナントを制覇した古葉竹識監督は南海・野村兼任監督の元で選手2年、コーチ2年を経験しています。他にも星野仙一監督の元で長年コーチを務めた島野育夫、打撃コーチとして延べ7球団を渡り歩いた高畠導宏、他にも選手に慕われた佐藤道郎、新庄剛志を育てた柏原純一など、数々の名コーチがいます」
>>[963] につづく
>>[962]は『ヒットの延長がホームラン』という野村さんの考え方に反発したり、『ホームラン狙いのバッティングを辞めろ』と何度も諭されたりするなど、良好な関係には見えなかったかもしれない。しかし、野村さんのフォームを真似るなど、自分に参考になる部分は積極的に取り入れていた。野村さんに影響を強く受けた選手の1人である門田さんは、自分なりの哲学を持って、567本もホームランを打った。つまり、『野村＋門田』の理論があるわけで、“鬼に金棒”のような指導者になる可能性もあったと思います」
松永多佳倫著の『確執と信念 スジを通した男たち』（扶桑社）で、門田は引退後、2度指導者としてオファーがあったと述べている。1度目は引退する1992年、ダイエーの中内功オーナーからハガキをもらったという。この時は自ら話し合いの場にはつかなかったと記述されている。
「門田さんが引退した年のオフに、根本陸夫さんが代表取締役専務兼任で監督に就任した。2年間指揮を執った後は現在のゼネラルマネージャーのような仕事に専念して、ドラフトやトレードなどで徹底的に良い選手を補強してチームを作り上げた。1994年オフには、現役時代から巨人一筋だった王貞治監督を招聘した。王さんをダイエーに呼んだ時点で、長期政権になることは目に見えており、門田さんが古巣で監督になる可能性はかなり薄くなったと思います。
門田さんが、引退直後の1993年に持病の糖尿病を悪化させ、手術を要するほど右足が不自由になったことも大きかった。それでも解説の仕事で球場に足を運んでいたし、まだ40代でしたから、そのうちどこかの球団でユニフォームを着るチャンスはあると思われていました」
■オリックス・仰木彬監督から打撃コーチの依頼
2度目は2005年、近鉄と合併したオリックスの監督に就任した仰木彬から長打力のある打者を育ててほしいという要望で打撃コーチの依頼があったという。断った理由は〈僕が個人に教えるのは難しいんちゃうかと。僕ひとりであればいくらでも努力できますけど、それを押し付けると選手がギブアップしてしまうでしょう。だから指導者には向いてないんでしょうね〉（『確執と信念 スジを通した男たち』）と話している。
「門田さんが指導者への意欲を見せていた時期もありますし、この発言がどこまで本音かはわかりません。70歳を超えて現実的に指導者への道がなくなったことで、『向いていない』と自分を納得させるように言ったのかもしれません。2005年末に脳梗塞を患っていますし、オリックスからオファーがあった時も体調が良くなかったのでしょう。
仰木さんは肺がんを抱えたまま監督に就任し、2005年12月に亡くなりましたが、門田さんを指導者として球界に復帰させるべきだと考えていたのかもしれない。仰木さんは個性派集団の近鉄をまとめてきた。それに、野茂英雄やイチローという特徴のある選手の個性を尊重して、大成させた人だった。門田さんともうまくやれたでしょう」
2006年1月に門田は野球殿堂入り。久々に公の前に姿を現したが、会見には右足をひきずりながら登場していた。当時57歳だったが、指導者としての体力は既になかった。
「もしオリックスのコーチに就任していたら、2006年に“門田監督”が誕生したかもしれません。清原和博、中村紀洋を補強した年ですから、門田監督の元で2人がプレーしていたらと考えるとワクワクしますね。もちろん衝突した可能性もありますが、3人とも我が道を行くタイプのホームランバッターで、ケガと戦ってきた選手ということもあり、どこか精神的に繋がる面もあったのでは。門田さんは野村さんのもとで配球などのキャッチャー心理も教わっていたし、清原さんにそのような指導をしていれば、どうなったか……。一度、門田監督を見てみたかったですね」
現役時代から独自の哲学を確立し、不惑の40歳で2冠王を獲得して44歳まで現役を続けた門田。もしプロ野球の指導者になっていて、その卓越した打撃理論を継承する選手がいたらどうなっていたか──。“門田監督”が幻に終わったことを、残念に思うファンは少なくないだろう。
松永多佳倫著の『確執と信念 スジを通した男たち』（扶桑社）で、門田は引退後、2度指導者としてオファーがあったと述べている。1度目は引退する1992年、ダイエーの中内功オーナーからハガキをもらったという。この時は自ら話し合いの場にはつかなかったと記述されている。
「門田さんが引退した年のオフに、根本陸夫さんが代表取締役専務兼任で監督に就任した。2年間指揮を執った後は現在のゼネラルマネージャーのような仕事に専念して、ドラフトやトレードなどで徹底的に良い選手を補強してチームを作り上げた。1994年オフには、現役時代から巨人一筋だった王貞治監督を招聘した。王さんをダイエーに呼んだ時点で、長期政権になることは目に見えており、門田さんが古巣で監督になる可能性はかなり薄くなったと思います。
門田さんが、引退直後の1993年に持病の糖尿病を悪化させ、手術を要するほど右足が不自由になったことも大きかった。それでも解説の仕事で球場に足を運んでいたし、まだ40代でしたから、そのうちどこかの球団でユニフォームを着るチャンスはあると思われていました」
■オリックス・仰木彬監督から打撃コーチの依頼
2度目は2005年、近鉄と合併したオリックスの監督に就任した仰木彬から長打力のある打者を育ててほしいという要望で打撃コーチの依頼があったという。断った理由は〈僕が個人に教えるのは難しいんちゃうかと。僕ひとりであればいくらでも努力できますけど、それを押し付けると選手がギブアップしてしまうでしょう。だから指導者には向いてないんでしょうね〉（『確執と信念 スジを通した男たち』）と話している。
「門田さんが指導者への意欲を見せていた時期もありますし、この発言がどこまで本音かはわかりません。70歳を超えて現実的に指導者への道がなくなったことで、『向いていない』と自分を納得させるように言ったのかもしれません。2005年末に脳梗塞を患っていますし、オリックスからオファーがあった時も体調が良くなかったのでしょう。
仰木さんは肺がんを抱えたまま監督に就任し、2005年12月に亡くなりましたが、門田さんを指導者として球界に復帰させるべきだと考えていたのかもしれない。仰木さんは個性派集団の近鉄をまとめてきた。それに、野茂英雄やイチローという特徴のある選手の個性を尊重して、大成させた人だった。門田さんともうまくやれたでしょう」
2006年1月に門田は野球殿堂入り。久々に公の前に姿を現したが、会見には右足をひきずりながら登場していた。当時57歳だったが、指導者としての体力は既になかった。
「もしオリックスのコーチに就任していたら、2006年に“門田監督”が誕生したかもしれません。清原和博、中村紀洋を補強した年ですから、門田監督の元で2人がプレーしていたらと考えるとワクワクしますね。もちろん衝突した可能性もありますが、3人とも我が道を行くタイプのホームランバッターで、ケガと戦ってきた選手ということもあり、どこか精神的に繋がる面もあったのでは。門田さんは野村さんのもとで配球などのキャッチャー心理も教わっていたし、清原さんにそのような指導をしていれば、どうなったか……。一度、門田監督を見てみたかったですね」
現役時代から独自の哲学を確立し、不惑の40歳で2冠王を獲得して44歳まで現役を続けた門田。もしプロ野球の指導者になっていて、その卓越した打撃理論を継承する選手がいたらどうなっていたか──。“門田監督”が幻に終わったことを、残念に思うファンは少なくないだろう。
【山田久志】今季初実戦の山本由伸は「今でもGOサイン出せる内容」新フォームもう自分のモノに
日刊スポーツ 2/14(火) 17:34
白組先発で登板し2回を1安打無失点に抑えるオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
WBC日本代表のオリックス山本由伸投手（24）が今季初実戦となる紅白戦に先発した。2イニングを投げ、打者7人に被安打1、4奪三振、無失点。最速は156キロを計測し、カーブやフォークなども交えての投球だった。日刊スポーツ評論家の山田久志氏（74）が現地で山本の投球をチェック。左足を高く上げず、すり足のような新投球フォームを評価した。
◇ ◇ ◇
山本の投球は今でもGOサインを出せる内容だった。本人が取り組んでいる左足を高く上げないフォームを見たのは初めてだが、打者サイドから打ち返せる感じは伝わってこなかった。
今までは左足を上げ、いったん止めるようにして投げた。極端な表現かもしれないが、“間”を省いたイメージだろうか。体重移動を考えているのだろうが、すでに自分のモノにしているようだった。
実は、わたしが中日投手コーチだった当時、若手の朝倉健太に同じすり足のようなフォームを採り入れたことがあった。99年ドラフト1位の有望株だったが、上下のバランスが合わなかったからだ。
しかし、今の山本とは立ち位置が違っている。2年連続で投手として最高の栄誉である「沢村賞」を受賞したにもかかわらず、さらに“変化”を求める向上心に、日本のエースに育った矜持（きょうじ）が感じられた。
実際、新フォームでもボールの威力は相変わらず。もちろん早い仕上がりはWBCに合わせているからだ。本人と話すと、WBC球でスライダー、カットボールを投じるときに若干の滑りは感じるという。今後の調整でクリアするだろう。
宮城、宇田川には調整遅れを感じたが、これから取り戻すはずだ。WBC組の3投手には米国に渡った際の滑りやすいボールに対応、工夫が求められることをアドバイスした。大いに期待したい。
（日刊スポーツ評論家）
日刊スポーツ 2/14(火) 17:34
白組先発で登板し2回を1安打無失点に抑えるオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
WBC日本代表のオリックス山本由伸投手（24）が今季初実戦となる紅白戦に先発した。2イニングを投げ、打者7人に被安打1、4奪三振、無失点。最速は156キロを計測し、カーブやフォークなども交えての投球だった。日刊スポーツ評論家の山田久志氏（74）が現地で山本の投球をチェック。左足を高く上げず、すり足のような新投球フォームを評価した。
◇ ◇ ◇
山本の投球は今でもGOサインを出せる内容だった。本人が取り組んでいる左足を高く上げないフォームを見たのは初めてだが、打者サイドから打ち返せる感じは伝わってこなかった。
今までは左足を上げ、いったん止めるようにして投げた。極端な表現かもしれないが、“間”を省いたイメージだろうか。体重移動を考えているのだろうが、すでに自分のモノにしているようだった。
実は、わたしが中日投手コーチだった当時、若手の朝倉健太に同じすり足のようなフォームを採り入れたことがあった。99年ドラフト1位の有望株だったが、上下のバランスが合わなかったからだ。
しかし、今の山本とは立ち位置が違っている。2年連続で投手として最高の栄誉である「沢村賞」を受賞したにもかかわらず、さらに“変化”を求める向上心に、日本のエースに育った矜持（きょうじ）が感じられた。
実際、新フォームでもボールの威力は相変わらず。もちろん早い仕上がりはWBCに合わせているからだ。本人と話すと、WBC球でスライダー、カットボールを投じるときに若干の滑りは感じるという。今後の調整でクリアするだろう。
宮城、宇田川には調整遅れを感じたが、これから取り戻すはずだ。WBC組の3投手には米国に渡った際の滑りやすいボールに対応、工夫が求められることをアドバイスした。大いに期待したい。
（日刊スポーツ評論家）
宮城大弥「駄目でした」実戦初登板で2被弾3失点 「きょうでとっても不安になりました」【オリックス】
中日スポーツ 2/14(火) 17:34
オリックス・宮城（左は森＝写真）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（宮崎市・ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
ＷＢＣ侍ジャパンに選出されているオリックス・宮城大弥投手が今季実戦初登板した。３回からマウンドに上がり、２イニングを投げて、２被弾の３失点だった。
西武からＦＡ移籍してきた森友哉捕手とバッテリーを組んだ３回、太田に初球スライダーを中堅右へ２ラン、紅林にはカウント３―１からの真っすぐを左翼ポール際へ運ばれた。
２イニング目の４回は日本ハムからトレード移籍した石川とコンビを組み、１四球を与えたものの追加点は許さなかった。
「駄目でした。投げきってないな、という部分を感じました。（ＷＢＣに向けて）きょうでとっても不安になりました」
そう言いながらも、悔しさから紅白戦の登板後にはキャッチボールなどで修正に努めた。
中日スポーツ 2/14(火) 17:34
オリックス・宮城（左は森＝写真）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（宮崎市・ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
ＷＢＣ侍ジャパンに選出されているオリックス・宮城大弥投手が今季実戦初登板した。３回からマウンドに上がり、２イニングを投げて、２被弾の３失点だった。
西武からＦＡ移籍してきた森友哉捕手とバッテリーを組んだ３回、太田に初球スライダーを中堅右へ２ラン、紅林にはカウント３―１からの真っすぐを左翼ポール際へ運ばれた。
２イニング目の４回は日本ハムからトレード移籍した石川とコンビを組み、１四球を与えたものの追加点は許さなかった。
「駄目でした。投げきってないな、という部分を感じました。（ＷＢＣに向けて）きょうでとっても不安になりました」
そう言いながらも、悔しさから紅白戦の登板後にはキャッチボールなどで修正に努めた。
【オリックス】宮城大弥がインスタで山本由伸に完敗？「チョコで勝っても…」「チョコでも勝てんやろ」
東スポWEB 2/14(火) 17:36
オリックス・宮城大弥（写真）
オリックスからWBCに出場する3投手が14日の紅白戦にそろって登板。山本由伸が2回1安打無失点、宇田川優希が1回を無安打無失点と好内容だったのに対し、宮城大弥は2回2安打、3失点と不安を残した。太田に右中間に2ラン、紅林には左越えソロを運ばれた。練習後に球団インスタグラムのライブに登場した宮城は「悔しいです。太田椋さんとクレ（紅林）に…。今は負けましたけど、切り替える。オリックス対ジャパンの試合（3月7日）に（登板が）あるかもしれないのでその時は抑えたいと思います」と同僚へのリベンジを誓った。
ファンからの質問にどんどん答えていった宮城だが、流れはやはり山本先輩の話題に…。この日は3失点だったが、山本から「6失点やなー」とイジられたらしく「倍にされた。ホント意地悪」とブツブツ。するとその�狹慧┃瓩�ら「今日も6失点してましたね」「ホームラン4発」などとコメントがつき「またいじめに来たんかあ。後輩には優しくしましょう」とこぼした。
この日はバレンタインデー。山本に追いつけ追い越せの宮城は「チョコで勝っても、野球で勝てないとどうせ言ってくる。野球で勝ちたいですよ」と言えば、再び「チョコでも勝てんやろ」とピシャリだった。
東スポWEB 2/14(火) 17:36
オリックス・宮城大弥（写真）
オリックスからWBCに出場する3投手が14日の紅白戦にそろって登板。山本由伸が2回1安打無失点、宇田川優希が1回を無安打無失点と好内容だったのに対し、宮城大弥は2回2安打、3失点と不安を残した。太田に右中間に2ラン、紅林には左越えソロを運ばれた。練習後に球団インスタグラムのライブに登場した宮城は「悔しいです。太田椋さんとクレ（紅林）に…。今は負けましたけど、切り替える。オリックス対ジャパンの試合（3月7日）に（登板が）あるかもしれないのでその時は抑えたいと思います」と同僚へのリベンジを誓った。
ファンからの質問にどんどん答えていった宮城だが、流れはやはり山本先輩の話題に…。この日は3失点だったが、山本から「6失点やなー」とイジられたらしく「倍にされた。ホント意地悪」とブツブツ。するとその�狹慧┃瓩�ら「今日も6失点してましたね」「ホームラン4発」などとコメントがつき「またいじめに来たんかあ。後輩には優しくしましょう」とこぼした。
この日はバレンタインデー。山本に追いつけ追い越せの宮城は「チョコで勝っても、野球で勝てないとどうせ言ってくる。野球で勝ちたいですよ」と言えば、再び「チョコでも勝てんやろ」とピシャリだった。
実戦初登板の宇田川優希「大胆に投げられて良かった」 3人ピシャリ 調整不安を一掃【オリックス】
中日スポーツ 2/14(火) 17:41
オリックス・宇田川（写真）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（宮崎市・ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
ＷＢＣ侍ジャパンに選出されているオリックスの宇田川優希投手が今季実戦初登板した。５回に登場し、１イニングを三者凡退に抑えた。
西武からＦＡ移籍してきた森友哉捕手とバッテリーを組んだ。ここまでブルペンでは滑りやすいとされるＷＢＣ球に悪戦苦闘していたが、この日は安定した投球を見せた。代打の佐野如を遊ゴロ、宮城から本塁打を放っていた太田のバットをフォークでへし折って二飛。新人の杉沢（東北福祉大）はフォークで空振り三振に仕留めた。
「良かったです。コースは甘かったですが、力強い真っすぐを大胆に投げられて良かった。指に掛かる感覚があります。真っすぐが走るようになってからフォークの精度も上がってきました」
首脳陣を心配させていた宇田川だが、１７日の代表強化合宿へ一抹の不安は払拭できた。パドレス・ダルビッシュらに「食事面とか生活面で気にしていることを聞きたいと思います」。食事量を制限され、減量をしながらのキャンプとあって、今後の糧となる材料を得るつもりだ。
中日スポーツ 2/14(火) 17:41
オリックス・宇田川（写真）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（宮崎市・ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
ＷＢＣ侍ジャパンに選出されているオリックスの宇田川優希投手が今季実戦初登板した。５回に登場し、１イニングを三者凡退に抑えた。
西武からＦＡ移籍してきた森友哉捕手とバッテリーを組んだ。ここまでブルペンでは滑りやすいとされるＷＢＣ球に悪戦苦闘していたが、この日は安定した投球を見せた。代打の佐野如を遊ゴロ、宮城から本塁打を放っていた太田のバットをフォークでへし折って二飛。新人の杉沢（東北福祉大）はフォークで空振り三振に仕留めた。
「良かったです。コースは甘かったですが、力強い真っすぐを大胆に投げられて良かった。指に掛かる感覚があります。真っすぐが走るようになってからフォークの精度も上がってきました」
首脳陣を心配させていた宇田川だが、１７日の代表強化合宿へ一抹の不安は払拭できた。パドレス・ダルビッシュらに「食事面とか生活面で気にしていることを聞きたいと思います」。食事量を制限され、減量をしながらのキャンプとあって、今後の糧となる材料を得るつもりだ。
打者呆然のビタビタ剛球は「化け物」 山本由伸の新投法は「絶対タイミング合わん」
Full-Count 2/14(火) 17:59
オリックス・山本由伸【写真：宮脇広久】
■先発2回無安打無失点4三振…初実戦で実力通りの結果
オリックスのエース山本由伸投手の“今季初登板”にファンから驚きの声が続出している。3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の日本代表にも選出されている右腕は、最速156キロの直球や切れ味鋭い変化球を投じ「絶対タイミング合わんやろこんなフォーム」「さすがすぎる」。さらに新しい投球フォームに「心配とか言うのがもはや失礼なレベル」との声が集まった。
14日の紅白戦が今季初の実戦登板。左足をほとんど上げない新投球フォームから繰り出す剛球に注目したファンは多かったようで「セデーニョに投げたツーシーム、最強以外の言葉が見つからない」「いつも通り化け物」との声が。結果も上々で、2回を無安打無失点、4奪三振に抑えた。
直球も変化球も、前に飛ばすのも難しいコースに次々決まり打者はぼう然。「パーソル パ・リーグTV」が、公式ツイッターに掲載した動画には「投げ方変えても全く球威は落ちてない、今年も無双しそう」と、さらなる進化を期待する言葉も多かった。
Full-Count 2/14(火) 17:59
オリックス・山本由伸【写真：宮脇広久】
■先発2回無安打無失点4三振…初実戦で実力通りの結果
オリックスのエース山本由伸投手の“今季初登板”にファンから驚きの声が続出している。3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の日本代表にも選出されている右腕は、最速156キロの直球や切れ味鋭い変化球を投じ「絶対タイミング合わんやろこんなフォーム」「さすがすぎる」。さらに新しい投球フォームに「心配とか言うのがもはや失礼なレベル」との声が集まった。
14日の紅白戦が今季初の実戦登板。左足をほとんど上げない新投球フォームから繰り出す剛球に注目したファンは多かったようで「セデーニョに投げたツーシーム、最強以外の言葉が見つからない」「いつも通り化け物」との声が。結果も上々で、2回を無安打無失点、4奪三振に抑えた。
直球も変化球も、前に飛ばすのも難しいコースに次々決まり打者はぼう然。「パーソル パ・リーグTV」が、公式ツイッターに掲載した動画には「投げ方変えても全く球威は落ちてない、今年も無双しそう」と、さらなる進化を期待する言葉も多かった。
【オリックス】昨季は「代打の神様」で新境地開拓 ３２歳・西野真弘は「どんな形でもチームの力になれるように」
スポーツ報知 2/14(火) 19:56
オリックス・西野真弘（写真）
オリックス・西野真弘内野手は「臨機応変」をテーマに調整を進めている。２０年は２３試合、２１年は１８試合と出場機会を失っていたが、プロ８年目だった昨季は４３試合に出場と持ち直し、代打で新境地を開拓。１３打数６安打の打率４割６分２厘と意地をみせた。宮崎キャンプはＢグループ。二塁、三塁で守備練習に取り組むと、個別練習では室内で打ち込むのがルーチンだ。
「力では勝てないので、いい意味で長打は捨てて。僕の場合は確実性と出塁が大事だと思うので」。１６７センチ、７１キロと小柄ではあるが、打率３割と出塁率４割が目標。３２歳のベテランは「レギュラーもあきらめていませんけど、どんな形でもチームの力になれるように。去年のことは少し自信にしながら、臨機応変にやっていきたい」と謙虚さを崩さなかった。
スポーツ報知 2/14(火) 19:56
オリックス・西野真弘（写真）
オリックス・西野真弘内野手は「臨機応変」をテーマに調整を進めている。２０年は２３試合、２１年は１８試合と出場機会を失っていたが、プロ８年目だった昨季は４３試合に出場と持ち直し、代打で新境地を開拓。１３打数６安打の打率４割６分２厘と意地をみせた。宮崎キャンプはＢグループ。二塁、三塁で守備練習に取り組むと、個別練習では室内で打ち込むのがルーチンだ。
「力では勝てないので、いい意味で長打は捨てて。僕の場合は確実性と出塁が大事だと思うので」。１６７センチ、７１キロと小柄ではあるが、打率３割と出塁率４割が目標。３２歳のベテランは「レギュラーもあきらめていませんけど、どんな形でもチームの力になれるように。去年のことは少し自信にしながら、臨機応変にやっていきたい」と謙虚さを崩さなかった。
侍投手陣の大問題…WBC球への“対応力”に明暗「まだ難しい」「力強く投げられた」
Full-Count 2/14(火) 20:58
オリックス・山本由伸（左）と宮城大弥【写真：宮脇広久】
■山本、宮城が紅白戦で相次いで登板 宇田川も1回を3者凡退
侍ジャパンの宮崎キャンプ開始を17日に控え、オリックスの春季キャンプでは14日に紅白戦が行われ、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）出場メンバーの山本由伸投手、宮城大弥投手、宇田川優希投手が白組の先発、2番手、3番手として相次いで登板した。2回1安打4奪三振無失点の快投を演じた山本とは対照的に、宮城は2本塁打を被弾し2回2安打2四球3失点。宇田川は1回無安打1奪三振で3者凡退に片付けた。
山本は27球中、この日最速の156キロを2度計測。「今年初めての実戦で、球種をひと通り投げ、いろいろ確かめることができました」と満足げに振り返った。
山本が過去に侍ジャパンの一員として出場した2019年のWBSCプレミア12、2021年開催の東京五輪は、いずれも日本のSSK社製のボールが使用されたが、WBCでは革質が滑りやすいと言われるMLB公式球。それでも、この日WBC使用球で投球した山本は「多少滑る感覚があり、抜けた球もありましたが、なんとか対応していけるのではないかと思います。力強いボールを投げられたと感じています」と、さすがの対応力を見せた。
3回から登板した宮城は、1死一塁で太田椋内野手に初球の甘く入ったスライダーを中堅バックスクリーンの右へ放り込まれ、痛恨の先制2ランに。さらに2死後、同い年の紅林弘太郎内野手に内角のストレートをとらえられ、左翼ポール際へのソロを浴びた。4回も続投し、こちらの回は無安打1四球無失点でしのいだ。
■第2回大会で日本代表投手コーチを務めた山田久志氏からの助言
宮城はWBC使用球には「慣れてはきましたが、対打者となると、まだ難しいというか、慣れ切っていないところがあるのかな。真っ直ぐは打者の手元で弱さを感じるので、（NPB使用球と）同じ強さで投げられるようにしたい」と現状では違和感を拭えないようだ。
チームのOBで、2009年に第2回WBCを制した日本代表で投手コーチを務めた山田久志氏から、「環境が変わるとボールがよく滑ったりする」と教わり、「自分で何とかしていくしかない」と激励されたという。
5回に登場した宇田川は3者凡退に抑え、3人目の杉澤龍外野手を見逃し三振に仕留めて締めた。WBC球にも「指にかかる感じがありました」と手応えを口にする。しかし、春季キャンプ序盤のブルペンでは、得意のフォークがWBC使用球に限って落ちず、試行錯誤。侍ジャパンのブルペンコーチも務める厚澤和幸投手コーチの指導で、NPB使用球とWBC使用球を交互に投げながら感触を模索するひと幕もあったほどだ。
本番開始まで20日あまり。過去には、使用球に馴染めず国際大会で実力を発揮できなかった例は枚挙にいとまがない。オリックスの3投手は残りわずかな調整期間を有効に使うことができるだろうか。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki
Full-Count 2/14(火) 20:58
オリックス・山本由伸（左）と宮城大弥【写真：宮脇広久】
■山本、宮城が紅白戦で相次いで登板 宇田川も1回を3者凡退
侍ジャパンの宮崎キャンプ開始を17日に控え、オリックスの春季キャンプでは14日に紅白戦が行われ、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）出場メンバーの山本由伸投手、宮城大弥投手、宇田川優希投手が白組の先発、2番手、3番手として相次いで登板した。2回1安打4奪三振無失点の快投を演じた山本とは対照的に、宮城は2本塁打を被弾し2回2安打2四球3失点。宇田川は1回無安打1奪三振で3者凡退に片付けた。
山本は27球中、この日最速の156キロを2度計測。「今年初めての実戦で、球種をひと通り投げ、いろいろ確かめることができました」と満足げに振り返った。
山本が過去に侍ジャパンの一員として出場した2019年のWBSCプレミア12、2021年開催の東京五輪は、いずれも日本のSSK社製のボールが使用されたが、WBCでは革質が滑りやすいと言われるMLB公式球。それでも、この日WBC使用球で投球した山本は「多少滑る感覚があり、抜けた球もありましたが、なんとか対応していけるのではないかと思います。力強いボールを投げられたと感じています」と、さすがの対応力を見せた。
3回から登板した宮城は、1死一塁で太田椋内野手に初球の甘く入ったスライダーを中堅バックスクリーンの右へ放り込まれ、痛恨の先制2ランに。さらに2死後、同い年の紅林弘太郎内野手に内角のストレートをとらえられ、左翼ポール際へのソロを浴びた。4回も続投し、こちらの回は無安打1四球無失点でしのいだ。
■第2回大会で日本代表投手コーチを務めた山田久志氏からの助言
宮城はWBC使用球には「慣れてはきましたが、対打者となると、まだ難しいというか、慣れ切っていないところがあるのかな。真っ直ぐは打者の手元で弱さを感じるので、（NPB使用球と）同じ強さで投げられるようにしたい」と現状では違和感を拭えないようだ。
チームのOBで、2009年に第2回WBCを制した日本代表で投手コーチを務めた山田久志氏から、「環境が変わるとボールがよく滑ったりする」と教わり、「自分で何とかしていくしかない」と激励されたという。
5回に登場した宇田川は3者凡退に抑え、3人目の杉澤龍外野手を見逃し三振に仕留めて締めた。WBC球にも「指にかかる感じがありました」と手応えを口にする。しかし、春季キャンプ序盤のブルペンでは、得意のフォークがWBC使用球に限って落ちず、試行錯誤。侍ジャパンのブルペンコーチも務める厚澤和幸投手コーチの指導で、NPB使用球とWBC使用球を交互に投げながら感触を模索するひと幕もあったほどだ。
本番開始まで20日あまり。過去には、使用球に馴染めず国際大会で実力を発揮できなかった例は枚挙にいとまがない。オリックスの3投手は残りわずかな調整期間を有効に使うことができるだろうか。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki
「頭から足まで落ちてる」バット破壊の“弾丸魔球” 侍の秘密兵器が「ヤバすぎて笑う」
Full-Count 2/14(火) 21:58
キレキレの魔球で三振を奪うオリックス・宇田川優希【画像：パーソル パ・リーグTV】
■侍ジャパンにサプライズ招集、オリックス宇田川優希が1イニングを3者凡退
オリックスの宇田川優希投手が、キレキレの“弾丸フォーク”で不安を払拭した。14日の春季キャンプで行われた紅白戦で、1イニングを3者凡退に抑えた。最後の打者は伝家の宝刀で空振り三振に斬り、「フォーク頭から足まで落ちてて草」との声まであがっている。
昨年7月に育成から支配下昇格し、1軍での経験はまだ通算19登板のみ。それでも3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）にサプライズ招集され、秘密兵器として期待されている。今キャンプでは調整の不安もささやかれていたが、この日は伸びあがる直球と鋭いフォークでバットを破壊し、そんな声を一蹴した。
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは、「【不安払拭】宇田川優希『“弾丸フォーク”冴える！ 1回ピシャリ』」とのタイトルで登板のハイライト映像を公開。「最後のフォークヤバすぎて笑う」「最後のボール意味わからん」「何やこのフォーク笑」「このストレートバケモンやろ」と驚きのコメントが並んでいる。
Full-Count 2/14(火) 21:58
キレキレの魔球で三振を奪うオリックス・宇田川優希【画像：パーソル パ・リーグTV】
■侍ジャパンにサプライズ招集、オリックス宇田川優希が1イニングを3者凡退
オリックスの宇田川優希投手が、キレキレの“弾丸フォーク”で不安を払拭した。14日の春季キャンプで行われた紅白戦で、1イニングを3者凡退に抑えた。最後の打者は伝家の宝刀で空振り三振に斬り、「フォーク頭から足まで落ちてて草」との声まであがっている。
昨年7月に育成から支配下昇格し、1軍での経験はまだ通算19登板のみ。それでも3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）にサプライズ招集され、秘密兵器として期待されている。今キャンプでは調整の不安もささやかれていたが、この日は伸びあがる直球と鋭いフォークでバットを破壊し、そんな声を一蹴した。
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは、「【不安払拭】宇田川優希『“弾丸フォーク”冴える！ 1回ピシャリ』」とのタイトルで登板のハイライト映像を公開。「最後のフォークヤバすぎて笑う」「最後のボール意味わからん」「何やこのフォーク笑」「このストレートバケモンやろ」と驚きのコメントが並んでいる。
【オリックス】山本由伸、今季初実戦１５７キロ２回４Ｋ無失点 新フォーム手応え「いい方向に向かっている」
スポーツ報知 2/15(水) 4:40
紅白戦に先発した山本由伸（写真＝カメラ・渡辺 了文）
◆紅白戦 紅組３―０白組（１４日・宮崎ＳＯＫＫＥＮ）
ＷＢＣ日本代表のオリックス・山本由伸投手（２４）が１４日、紅白戦で今季初めて実戦に登板し、２回を１安打無失点、４奪三振と圧巻の２７球を披露した。球場表示は最速１５６キロだったが、球団のスピードガンでは１５７キロを計測。８日の打撃投手で出した１５６キロを上回った。「まだまだいけそうな感覚はある」と、自己最速１５９キロを更新する１６０キロにも自信を見せた。
３月のＷＢＣへ向けて、また一段、ギアチェンジに成功した。「いい方向に向かっているような気がします。とにかく質を求めてやっていった上で、スピードもついてくると思う」。左足を低く速く踏み出す新フォームは、体重移動を意識し、特に直球の伸びを追求。その手応えは投げるたびに強まっている。
初回先頭の太田は、１５６キロで見逃しストライクで追い込み、１４８キロのフォークで空振り三振。続く杉沢への４球目、外角直球（ファウル）が球団のスピードガンで１５７キロ。次の球のフォークで空振り三振に斬った。太田は「エグいです。いろんな投手の中で一番、フォークが直球に見えます」とお手上げ状態だった。
昨年７月９日のロッテ戦（ほっと神戸）で球団日本人最速の１５９キロをマーク。３か月後のＣＳで同学年の山崎颯に１６０キロで抜かれたが、今年の山本には１６０キロへの期待が高まる。この日は宮城、宇田川との侍リレーで、１７日からの代表合宿への“壮行試合”となった。「すごく楽しみです」と足取りも軽やかに、世界一へ突き進む。
（長田 亨）
スポーツ報知 2/15(水) 4:40
紅白戦に先発した山本由伸（写真＝カメラ・渡辺 了文）
◆紅白戦 紅組３―０白組（１４日・宮崎ＳＯＫＫＥＮ）
ＷＢＣ日本代表のオリックス・山本由伸投手（２４）が１４日、紅白戦で今季初めて実戦に登板し、２回を１安打無失点、４奪三振と圧巻の２７球を披露した。球場表示は最速１５６キロだったが、球団のスピードガンでは１５７キロを計測。８日の打撃投手で出した１５６キロを上回った。「まだまだいけそうな感覚はある」と、自己最速１５９キロを更新する１６０キロにも自信を見せた。
３月のＷＢＣへ向けて、また一段、ギアチェンジに成功した。「いい方向に向かっているような気がします。とにかく質を求めてやっていった上で、スピードもついてくると思う」。左足を低く速く踏み出す新フォームは、体重移動を意識し、特に直球の伸びを追求。その手応えは投げるたびに強まっている。
初回先頭の太田は、１５６キロで見逃しストライクで追い込み、１４８キロのフォークで空振り三振。続く杉沢への４球目、外角直球（ファウル）が球団のスピードガンで１５７キロ。次の球のフォークで空振り三振に斬った。太田は「エグいです。いろんな投手の中で一番、フォークが直球に見えます」とお手上げ状態だった。
昨年７月９日のロッテ戦（ほっと神戸）で球団日本人最速の１５９キロをマーク。３か月後のＣＳで同学年の山崎颯に１６０キロで抜かれたが、今年の山本には１６０キロへの期待が高まる。この日は宮城、宇田川との侍リレーで、１７日からの代表合宿への“壮行試合”となった。「すごく楽しみです」と足取りも軽やかに、世界一へ突き進む。
（長田 亨）
【オリックス】宇田川優希、１５１キロ１回完全 ＷＢＣ球適応「力強い直球、フォークの精度も上がってきた」
スポーツ報知 2/15(水) 4:45
白組３番手で力投する宇田川（写真）
◆紅白戦 紅組３―０白組（１４日・宮崎ＳＯＫＫＥＮ）
ＷＢＣ日本代表のオリックス・宇田川優希投手（２４）が自信を取り戻した。紅白戦は山本、宮城の後を受け、１回を３者凡退。最速は１５１キロで、杉沢からフォークで空振り三振を奪った。
ＷＢＣ球への適応に苦しんできたが「力強い直球が投げられた。直球が走り、フォークの精度も上がってきた」。取り組んでいる減量も目標の９６キロまであと２キロ。厚沢投手コーチは「上（半身）と下がバラバラなフォームではなくなってきた。第１クールに比べて３歩ぐらい進みましたね」と光が見えた様子だった。
スポーツ報知 2/15(水) 4:45
白組３番手で力投する宇田川（写真）
◆紅白戦 紅組３―０白組（１４日・宮崎ＳＯＫＫＥＮ）
ＷＢＣ日本代表のオリックス・宇田川優希投手（２４）が自信を取り戻した。紅白戦は山本、宮城の後を受け、１回を３者凡退。最速は１５１キロで、杉沢からフォークで空振り三振を奪った。
ＷＢＣ球への適応に苦しんできたが「力強い直球が投げられた。直球が走り、フォークの精度も上がってきた」。取り組んでいる減量も目標の９６キロまであと２キロ。厚沢投手コーチは「上（半身）と下がバラバラなフォームではなくなってきた。第１クールに比べて３歩ぐらい進みましたね」と光が見えた様子だった。
オリ山本、実戦で圧巻の27球 WBC代表、最速156キロ
共同通信 2/15(水) 5:00
紅白戦に登板し、好投したオリックス・山本（写真＝宮崎）
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表でオリックスのエース山本が実戦で圧巻の投球を見せた。14日、宮崎市のキャンプで紅白戦に先発して2回1安打無失点。WBC使用球で最速156キロの直球と切れ味鋭い変化球を駆使、打者7人で4三振を奪い「すごく良かった」と自身も納得の27球だった。
一回は三つのアウトを三振で奪い、好調の太田も直球とフォークで寄せ付けず。唯一の安打を右前に運んだ紅林も「低めの直球は伸び、変化の幅も増えた」と脱帽。左足を高く上げる昨季までと違い、キャッチボールのような新フォーム。球速も「まだまだいける」と伸びしろを感じている。
共同通信 2/15(水) 5:00
紅白戦に登板し、好投したオリックス・山本（写真＝宮崎）
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表でオリックスのエース山本が実戦で圧巻の投球を見せた。14日、宮崎市のキャンプで紅白戦に先発して2回1安打無失点。WBC使用球で最速156キロの直球と切れ味鋭い変化球を駆使、打者7人で4三振を奪い「すごく良かった」と自身も納得の27球だった。
一回は三つのアウトを三振で奪い、好調の太田も直球とフォークで寄せ付けず。唯一の安打を右前に運んだ紅林も「低めの直球は伸び、変化の幅も増えた」と脱帽。左足を高く上げる昨季までと違い、キャッチボールのような新フォーム。球速も「まだまだいける」と伸びしろを感じている。
オリックス・山本由伸「いい方向にいっている」紅白戦で最速156キロ ２回無失点に手応え十分
中日スポーツ 2/15(水) 5:00
紅白戦で２イニングを１安打４奪三振の無失点に封じたオリックスの山本（写真）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（宮崎市・ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場する日本代表「侍ジャパン」のオリックス・山本由伸投手が先発し、２イニングを１安打４奪三振、無失点に抑えた。球場のスピードガン表示で最速１５６キロを計測する貫禄の投球だった。
「初実戦としてはすごく良かったと思います。力強い球を投げられたと感じているので、順調だと思います」
初回は西武からＦＡで加入した森とバッテリーを組んだ。先頭の太田は１５６キロを投じた後の１４８キロのフォークで空振り三振とすると、続くドラフト４位新人の杉沢も１４８キロフォークで２者連続の空振り三振。紅林には１５６キロ直球を振り遅れながら右前に運ばれたものの、育成新外国人のセデーニョは１５４キロの直球で見逃し三振に仕留めた。
日本ハムからトレードで移籍してきた石川と組んだ２回は三者凡退。取り組んでいる左足を上げない”すり足投法”もしっくりきているようで「１５６キロを何球も計測した。いい方向にいっていると思います。（球速は）まだまだいけそうな感覚はあります。とにかく質を求めてやっていった上で、スピードもついてくると思います」と手応えは十分のようだ。
変化球はカーブもフォークも宝刀の切れ味。「（ＷＢＣの）試合に臨む上で不安もありますし、みんなあるんじゃないですか」と苦笑したが、周囲に不安は全く感じさせなかった。
中日スポーツ 2/15(水) 5:00
紅白戦で２イニングを１安打４奪三振の無失点に封じたオリックスの山本（写真）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（宮崎市・ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場する日本代表「侍ジャパン」のオリックス・山本由伸投手が先発し、２イニングを１安打４奪三振、無失点に抑えた。球場のスピードガン表示で最速１５６キロを計測する貫禄の投球だった。
「初実戦としてはすごく良かったと思います。力強い球を投げられたと感じているので、順調だと思います」
初回は西武からＦＡで加入した森とバッテリーを組んだ。先頭の太田は１５６キロを投じた後の１４８キロのフォークで空振り三振とすると、続くドラフト４位新人の杉沢も１４８キロフォークで２者連続の空振り三振。紅林には１５６キロ直球を振り遅れながら右前に運ばれたものの、育成新外国人のセデーニョは１５４キロの直球で見逃し三振に仕留めた。
日本ハムからトレードで移籍してきた石川と組んだ２回は三者凡退。取り組んでいる左足を上げない”すり足投法”もしっくりきているようで「１５６キロを何球も計測した。いい方向にいっていると思います。（球速は）まだまだいけそうな感覚はあります。とにかく質を求めてやっていった上で、スピードもついてくると思います」と手応えは十分のようだ。
変化球はカーブもフォークも宝刀の切れ味。「（ＷＢＣの）試合に臨む上で不安もありますし、みんなあるんじゃないですか」と苦笑したが、周囲に不安は全く感じさせなかった。
「僕と太田さんは宮崎でしか打てないと言われて」紅林が山本と宮城撃ち「京セラでも」【オリックス】
中日スポーツ 2/15(水) 5:00
山本から右前安打を放ち、一塁ベースに立つオリックス・紅林（写真＝宮崎・清武のＳＯＫＫＥＮスタジアムにて）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
４年目のオリックス・紅林弘太郎内野手が紅白戦で山本から右前打、宮城から左翼ポール際へ本塁打を放った。３打数３安打に「僕と太田さんは宮崎でしか打てないと言われているので、京セラに帰っても打てるようにもっと練習を頑張りたい」。山本からは１５６キロ直球を捉え、仲のいい宮城からも直球をえじきにした。「（山本）由伸さんのあとだったので、ちょっと遅く見えたというか。由伸さんが速すぎたので」と振り返った。
中日スポーツ 2/15(水) 5:00
山本から右前安打を放ち、一塁ベースに立つオリックス・紅林（写真＝宮崎・清武のＳＯＫＫＥＮスタジアムにて）
◇１４日 オリックス宮崎キャンプ 紅白戦（ＳＯＫＫＥＮスタジアム）
４年目のオリックス・紅林弘太郎内野手が紅白戦で山本から右前打、宮城から左翼ポール際へ本塁打を放った。３打数３安打に「僕と太田さんは宮崎でしか打てないと言われているので、京セラに帰っても打てるようにもっと練習を頑張りたい」。山本からは１５６キロ直球を捉え、仲のいい宮城からも直球をえじきにした。「（山本）由伸さんのあとだったので、ちょっと遅く見えたというか。由伸さんが速すぎたので」と振り返った。
【オリックス】山本由伸、初実戦で全開157キロ 「まだまだいけそう」万全でWBC代表合宿
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
白組先発で登板し2回を1安打無失点に抑えるオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
オリックス山本由伸投手（24）が代表合流を目前に、また加速した。
14日、宮崎キャンプで行われた紅白戦に先発。初の実戦マウンドで2回無失点、4奪三振と圧倒した。すっかり板についた新フォームで、あらゆる球種を操り、最速は球団計測で157キロを記録。「まだまだいけそう」とWBC本番で自己最速159キロから大台到達も見えてきた。
◇ ◇ ◇
今年初のマウンドで山本が仁王立ちした。平日でも客席を埋めたファンは、プレーボールがかかると、神聖なものを見るかのように、静まり返った。
「全体的には、初実戦ですごく良かった。とにかく実戦に慣れるようにと思ってやりました」
初回先頭から太田、杉沢を低めに落とす高速フォークで空振り三振。太田は「フォークを投げる投手がたくさんいる中で、一番直球に見えるフォーク」と脱帽した。紅林には直球を右前に運ばれたが、右打者セデーニョには捕手の森がすべて直球を選択。4球目、154キロを外角にズドンと突き刺し、棒立ちにさせた。
2回の池田は鋭いカーブを外角に制球して見逃し三振。17日から始まる侍ジャパンの合宿を前に、最初で最後の実戦マウンドを圧倒的な内容で終えた。
侍ジャパンの投手陣は合宿までに、おおよその仕上がりを求められている。山本を含む先発候補は実戦で30球程度をこなすのが目安。昨年の日本シリーズ後から長時間かけて逆算した現時点のハードルを、満点回答でクリアした。
球場表示の最速は156キロ。ネット裏の球団スタッフの計測では157キロが出た。基本的にはスピードガンと勝負はせず、スピン量や伸びを重視する。それでも「まだまだいけそうな感覚はある。156キロを何球も計測しているので、いい方向にいっている気がする。質を求めていく上で、スピードもついてくると思う」と自信をにじませた。自己最速は159キロ。WBCで160キロに到達する可能性は十分にある。
左足を上げない新投法は完全マスターに近づいた。「多少、抜け球とかありますし、実戦に入ってきて、細かい技術の部分を詰めていくことになると思う。試合が近づいてきて緊張感はありますが、代表合宿に合流するのはすごく楽しみです」。完全無欠の2年連続沢村賞右腕は、世界を驚かす日を待ちわびているようだった。
【柏原誠】
▼オリックス紅林（紅白戦で山本から右前打、親友宮城から左越え弾）「由伸さんと宮城から打てたのは自信になる。この時期は結果より内容だけど、内容も良かったです」
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
白組先発で登板し2回を1安打無失点に抑えるオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
オリックス山本由伸投手（24）が代表合流を目前に、また加速した。
14日、宮崎キャンプで行われた紅白戦に先発。初の実戦マウンドで2回無失点、4奪三振と圧倒した。すっかり板についた新フォームで、あらゆる球種を操り、最速は球団計測で157キロを記録。「まだまだいけそう」とWBC本番で自己最速159キロから大台到達も見えてきた。
◇ ◇ ◇
今年初のマウンドで山本が仁王立ちした。平日でも客席を埋めたファンは、プレーボールがかかると、神聖なものを見るかのように、静まり返った。
「全体的には、初実戦ですごく良かった。とにかく実戦に慣れるようにと思ってやりました」
初回先頭から太田、杉沢を低めに落とす高速フォークで空振り三振。太田は「フォークを投げる投手がたくさんいる中で、一番直球に見えるフォーク」と脱帽した。紅林には直球を右前に運ばれたが、右打者セデーニョには捕手の森がすべて直球を選択。4球目、154キロを外角にズドンと突き刺し、棒立ちにさせた。
2回の池田は鋭いカーブを外角に制球して見逃し三振。17日から始まる侍ジャパンの合宿を前に、最初で最後の実戦マウンドを圧倒的な内容で終えた。
侍ジャパンの投手陣は合宿までに、おおよその仕上がりを求められている。山本を含む先発候補は実戦で30球程度をこなすのが目安。昨年の日本シリーズ後から長時間かけて逆算した現時点のハードルを、満点回答でクリアした。
球場表示の最速は156キロ。ネット裏の球団スタッフの計測では157キロが出た。基本的にはスピードガンと勝負はせず、スピン量や伸びを重視する。それでも「まだまだいけそうな感覚はある。156キロを何球も計測しているので、いい方向にいっている気がする。質を求めていく上で、スピードもついてくると思う」と自信をにじませた。自己最速は159キロ。WBCで160キロに到達する可能性は十分にある。
左足を上げない新投法は完全マスターに近づいた。「多少、抜け球とかありますし、実戦に入ってきて、細かい技術の部分を詰めていくことになると思う。試合が近づいてきて緊張感はありますが、代表合宿に合流するのはすごく楽しみです」。完全無欠の2年連続沢村賞右腕は、世界を驚かす日を待ちわびているようだった。
【柏原誠】
▼オリックス紅林（紅白戦で山本から右前打、親友宮城から左越え弾）「由伸さんと宮城から打てたのは自信になる。この時期は結果より内容だけど、内容も良かったです」
【オリックス】不振の宇田川優希がWBCへ復活告げる好投 厚沢コーチ「３歩前進」と一安心
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
1回を3人で締めたオリックス宇田川（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
WBC日本代表のオリックス宇田川優希投手（24）が復活をアピールした。
初の実戦で1回を3者凡退。WBC球に苦しんで球威が落ちていたが最速151キロを計測。得意のフォークで太田のバットを折った。「状態は65％くらい。力強い直球、落差のあるフォーク、小さいフォークと納得できる球があったのでよかった」。日本代表のコーチも務める厚沢投手コーチは「キャンプ序盤に比べたら3歩前進」と一安心だった。
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
1回を3人で締めたオリックス宇田川（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
WBC日本代表のオリックス宇田川優希投手（24）が復活をアピールした。
初の実戦で1回を3者凡退。WBC球に苦しんで球威が落ちていたが最速151キロを計測。得意のフォークで太田のバットを折った。「状態は65％くらい。力強い直球、落差のあるフォーク、小さいフォークと納得できる球があったのでよかった」。日本代表のコーチも務める厚沢投手コーチは「キャンプ序盤に比べたら3歩前進」と一安心だった。
【オリックス】宮城大弥は悔しい２被弾「誕生日プレゼントです」 反省して修正に努める
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
2回を投げ終え、石川亮と話すオリックス宮城（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
侍ジャパンのオリックス宮城大弥投手は反省の初実戦だった。
山本の次に登板したが太田、紅林に被弾して2回3失点。制球が甘く、直球の力強さも欠いた。登板後には入念に修正に励んだ。「言い訳ですが太田さんは今日、クレ（紅林）は7日が誕生日なのでプレゼントです。めちゃくちゃ悔しい。キャンプで打たせて、シーズンでは僕が勝つと心に誓いました」と切り替えていた。
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
2回を投げ終え、石川亮と話すオリックス宮城（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
侍ジャパンのオリックス宮城大弥投手は反省の初実戦だった。
山本の次に登板したが太田、紅林に被弾して2回3失点。制球が甘く、直球の力強さも欠いた。登板後には入念に修正に励んだ。「言い訳ですが太田さんは今日、クレ（紅林）は7日が誕生日なのでプレゼントです。めちゃくちゃ悔しい。キャンプで打たせて、シーズンでは僕が勝つと心に誓いました」と切り替えていた。
【オリックス】太田椋が自ら誕生日祝う宮城大弥打ち 山本由伸に続き右中間へ日本代表攻略弾
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
3回表紅組1死一塁、宮城から右中間越えに2点本塁打を放つ太田（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
売り出し中のオリックス太田椋内野手（22）が再び日本代表を攻略した。
3回、宮城の抜けたスライダーを右中間最深部に運んだ。22歳の誕生日を自ら祝うアーチに「中堅から右中間方向に強く、というイメージを常に持って練習しています」と納得の表情。8日には打撃投手を務めた山本からも右中間に1発。12日の紅白戦でも1発放り込んでおりレギュラー獲得へ猛アピール中だ。
日刊スポーツ 2/15(水) 5:01
3回表紅組1死一塁、宮城から右中間越えに2点本塁打を放つ太田（写真＝撮影・和賀正仁）
＜オリックス紅白戦＞◇14日◇清武総合運動公園
売り出し中のオリックス太田椋内野手（22）が再び日本代表を攻略した。
3回、宮城の抜けたスライダーを右中間最深部に運んだ。22歳の誕生日を自ら祝うアーチに「中堅から右中間方向に強く、というイメージを常に持って練習しています」と納得の表情。8日には打撃投手を務めた山本からも右中間に1発。12日の紅白戦でも1発放り込んでおりレギュラー獲得へ猛アピール中だ。
【オリックス】山本由伸「いいボール多い」紅白戦で2回4奪三振 WBC球で最速156キロと順調
日テレNEWS 2/15(水) 5:11
オリックス・山本由伸投手（写真）
◇プロ野球 オリックス春季キャンプ紅白戦（14日、宮崎）
オリックスの絶対的エース、山本由伸投手が白組として先発し、2回1安打無失点、4奪三振の好投で勝利に貢献しました。
山本投手にとって実戦形式はこの日が初めて。「全体的にまとまりのある投球で、抜け球もありましたけどいいボールも多かったので良かった。カーブも1球良かったですし、フォークも空振り取れました」と振り返りました。
WBC球についても「多少滑る感覚もありますけど、なんとか対応していけている」とのこと。ストレートでは最速156キロもマークするなど、「力強いボールが投げられている」と調整は順調なようです。
なお、オリックスのキャンプは3月2日まで続きますが、山本投手は17日から始まるWBC強化合宿に参加するため、途中でチームを離れることになっています。「いよいよ合宿に合流ということで、しっかり自分自身も落ち着いていい調整ができるように頑張りたいと思います。代表チームの中で過ごすことでたくさん得られることもあると思いますし、とにかく試合なので、勝つことに集中してやっていけたらいい結果になると思います」と、WBCに向けて意気込みました。
日テレNEWS 2/15(水) 5:11
オリックス・山本由伸投手（写真）
◇プロ野球 オリックス春季キャンプ紅白戦（14日、宮崎）
オリックスの絶対的エース、山本由伸投手が白組として先発し、2回1安打無失点、4奪三振の好投で勝利に貢献しました。
山本投手にとって実戦形式はこの日が初めて。「全体的にまとまりのある投球で、抜け球もありましたけどいいボールも多かったので良かった。カーブも1球良かったですし、フォークも空振り取れました」と振り返りました。
WBC球についても「多少滑る感覚もありますけど、なんとか対応していけている」とのこと。ストレートでは最速156キロもマークするなど、「力強いボールが投げられている」と調整は順調なようです。
なお、オリックスのキャンプは3月2日まで続きますが、山本投手は17日から始まるWBC強化合宿に参加するため、途中でチームを離れることになっています。「いよいよ合宿に合流ということで、しっかり自分自身も落ち着いていい調整ができるように頑張りたいと思います。代表チームの中で過ごすことでたくさん得られることもあると思いますし、とにかく試合なので、勝つことに集中してやっていけたらいい結果になると思います」と、WBCに向けて意気込みました。
オリ・森 志願のマスクで侍3投手受けた 貴重な機会に「もっとコミュニケーションとっていきたい」
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
白組先発の山本は1回を終わり森とベンチで話し合う（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
西武からFAでオリックスに新加入した森が、紅白戦に守備のみで初出場した。初回の山本、3回の宮城、5回の宇田川と侍ジャパンの3投手と1イニングずつ守り、打席には立たなかった。「3人とも1イニングだけなので、まだまだもっとコミュニケーションはとっていきたい」。WBC決勝まで勝ち進めば開幕までに実戦でバッテリーを組む機会は今回が最後。志願でマスクをかぶった。山本、宮城のそれぞれ2イニング目は日本ハムからトレード移籍してきた石川が守った。
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
白組先発の山本は1回を終わり森とベンチで話し合う（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
西武からFAでオリックスに新加入した森が、紅白戦に守備のみで初出場した。初回の山本、3回の宮城、5回の宇田川と侍ジャパンの3投手と1イニングずつ守り、打席には立たなかった。「3人とも1イニングだけなので、まだまだもっとコミュニケーションはとっていきたい」。WBC決勝まで勝ち進めば開幕までに実戦でバッテリーを組む機会は今回が最後。志願でマスクをかぶった。山本、宮城のそれぞれ2イニング目は日本ハムからトレード移籍してきた石川が守った。
オリ・宮城 太田＆紅林からの“餞別弾”は誕生日プレゼント？「本当はめちゃめちゃ悔しい」
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
3回、太田に右中間2ランを浴び打球の行方を見つめる宮城（右は一塁走者・頓宮）（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
侍ジャパンに選出されているオリックスの宮城は、今春初実戦の紅白戦を2回3失点で終えた。太田に2ラン、紅林にソロを浴び、「ボールは悪くなかったのですが、ちゃんと考えて投げれば大けがはしなかった」と反省交じりに振り返った。
登板した3回は1死から四球後に真ん中に入った初球スライダーを被弾。「ボールでもよかった。何で甘くなったのか。アホやと思いました」。カウント3―1から内角直球を左翼席へ運ばれた紅林は同世代で仲も良く、「（1打席目の）由伸さんの後だったんで（球速が）遅く感じました」と言われた。
侍出発へ激励の意味もこもった“餞別（せんべつ）弾”に「7日が誕生日のクレ（紅林）と、14日の太田さんへのバースデープレゼントです。でも、本当はめちゃめちゃ悔しいです」と苦笑いしていた。
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
3回、太田に右中間2ランを浴び打球の行方を見つめる宮城（右は一塁走者・頓宮）（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
侍ジャパンに選出されているオリックスの宮城は、今春初実戦の紅白戦を2回3失点で終えた。太田に2ラン、紅林にソロを浴び、「ボールは悪くなかったのですが、ちゃんと考えて投げれば大けがはしなかった」と反省交じりに振り返った。
登板した3回は1死から四球後に真ん中に入った初球スライダーを被弾。「ボールでもよかった。何で甘くなったのか。アホやと思いました」。カウント3―1から内角直球を左翼席へ運ばれた紅林は同世代で仲も良く、「（1打席目の）由伸さんの後だったんで（球速が）遅く感じました」と言われた。
侍出発へ激励の意味もこもった“餞別（せんべつ）弾”に「7日が誕生日のクレ（紅林）と、14日の太田さんへのバースデープレゼントです。でも、本当はめちゃめちゃ悔しいです」と苦笑いしていた。
オリ・宇田川 フォーム修正で自信回復！「WBCでは真っすぐとフォークで三振を取りに行く」
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
5回に登板した宇田川はベンチで森と談笑する（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
侍ジャパンに選出されているオリックス・宇田川は1回を打者3人で抑え、最速151キロを4度計測した。太田はバットをへし折って二飛、杉沢は146キロフォークで空振り三振に仕留めた。キャンプ序盤からWBC使用球への対応に苦慮。12日に体の使い方が上半身が縦ぶり、下半身が横ぶりになっていたことを映像で気づき、上下縦ぶりに統一してバランスがよくなり、「WBCでは力強い真っすぐとフォークで三振を取りに行きたい」と完全に自信を取り戻した。
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
5回に登板した宇田川はベンチで森と談笑する（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
侍ジャパンに選出されているオリックス・宇田川は1回を打者3人で抑え、最速151キロを4度計測した。太田はバットをへし折って二飛、杉沢は146キロフォークで空振り三振に仕留めた。キャンプ序盤からWBC使用球への対応に苦慮。12日に体の使い方が上半身が縦ぶり、下半身が横ぶりになっていたことを映像で気づき、上下縦ぶりに統一してバランスがよくなり、「WBCでは力強い真っすぐとフォークで三振を取りに行きたい」と完全に自信を取り戻した。
オリ・由伸 最速157キロも「まだまだいけそう」 初実戦でWBC球＆新フォームに手応え
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
WBCのボールを使いフォークボールを投げ込む山本（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
WBC使用球に問題なし、新フォームには手応えあり。オリックス・山本が14日、今春初実戦として紅白戦に臨み、17日からの侍ジャパン強化合宿へ準備を終えた。2回を被安打1、奪三振4。当然のように無失点に抑えた。
「初実戦ですし、凄くよかったと思います。WBC球は多少すべる感覚はありますが、対応していける。持っている球種も一通り投げました」
初回は太田、杉沢をいずれも148キロフォークボールで連続の空振り三振。紅林には詰まらせた打球が右前に落ちても、セデーニョにはすべて直球で最後は154キロで見逃し三振だ。2回も池田をカーブで見逃し三振など打者3人で斬った。
事前の球種通達だった8日のライブBPで直球を本塁打した太田は“真剣勝負”で完敗。「フォークがエグいです。これまで対戦した投手の中で一番、真っすぐに見えました」。池田は外角低めに曲がり落ちる軌道にまったく反応できなかった。「カーブが意外に速くてグイーンと落ちました」。若い2人がぼうぜんとする姿が印象的だった。
球場の球速表示は8日のライブBPの時と同じ最速156キロ。球団スピードガンでは杉沢の4球目（ファウル）が自己最速に2キロと迫る157キロまで上がった。「球速はまだまだいけそうな気がします。いい方向に行っています」。左足を上げずにスライドさせる新フォームでの160キロ超えにも自信を得た。「ワクワク感もありますし、もちろん不安もありますよ。楽しみです」。現時点の仕上がりに死角は見当たらない。
（畑野 理之）
スポニチアネックス 2/15(水) 6:30
WBCのボールを使いフォークボールを投げ込む山本（写真＝撮影・井垣 忠夫）
◇紅白戦 紅組3−0白組（特別ルール）（2023年2月14日 SOKKEN）
WBC使用球に問題なし、新フォームには手応えあり。オリックス・山本が14日、今春初実戦として紅白戦に臨み、17日からの侍ジャパン強化合宿へ準備を終えた。2回を被安打1、奪三振4。当然のように無失点に抑えた。
「初実戦ですし、凄くよかったと思います。WBC球は多少すべる感覚はありますが、対応していける。持っている球種も一通り投げました」
初回は太田、杉沢をいずれも148キロフォークボールで連続の空振り三振。紅林には詰まらせた打球が右前に落ちても、セデーニョにはすべて直球で最後は154キロで見逃し三振だ。2回も池田をカーブで見逃し三振など打者3人で斬った。
事前の球種通達だった8日のライブBPで直球を本塁打した太田は“真剣勝負”で完敗。「フォークがエグいです。これまで対戦した投手の中で一番、真っすぐに見えました」。池田は外角低めに曲がり落ちる軌道にまったく反応できなかった。「カーブが意外に速くてグイーンと落ちました」。若い2人がぼうぜんとする姿が印象的だった。
球場の球速表示は8日のライブBPの時と同じ最速156キロ。球団スピードガンでは杉沢の4球目（ファウル）が自己最速に2キロと迫る157キロまで上がった。「球速はまだまだいけそうな気がします。いい方向に行っています」。左足を上げずにスライドさせる新フォームでの160キロ超えにも自信を得た。「ワクワク感もありますし、もちろん不安もありますよ。楽しみです」。現時点の仕上がりに死角は見当たらない。
（畑野 理之）
オリ宮城大弥は紅白戦で2発被弾…WBCは生命線のスライダーがカギ
日刊ゲンダイDIGITAL 2/15(水) 6:32
紅白戦に登板した宮城（写真（Ｃ）日刊ゲンダイ）
杞憂に終わればいいのだが……。
昨14日、オリックスの紅白戦でWBCに出場する3投手が白組で登板した。
オリ宮城「700円グラブ男」が3年で稼ぎ1.5億円に！ 矢沢永吉の“成り上がり”を体現
1番手の山本由伸はヒットを1本打たれたものの、2回無失点と変わらぬ安定感。WBC球の扱いに苦しんでいた3番手の宇田川優希も、1イニングを3者凡退でピシャリである。
問題は2番手の宮城大弥（21）だ。直球、変化球ともに制球に苦しみ、特に決め球のスライダーはことごとくストライクゾーンを外れた。
1イニング目に頓宮を四球で歩かせると、太田に2ランを被弾。2死からは紅林にも一発を浴びた。2イニング目は無失点に抑えたものの、それでも四球1つ。終わってみれば2回2安打3失点、2四球と「らしくない」結果に終わった。
滑りやすく、日本の統一球より若干大きいWBC球には多くの投手が苦戦。宮城も例外ではなく、今キャンプ中、日刊ゲンダイの取材に「日本のボールなら、どのあたりに投げたボールが行くかある程度はわかる。でも、WBC球は変化球の曲がり幅が違ったり、投げた後のイメージが湧きにくい」と話していた。
「宮城は変化球のキレと引き出しの多さ、そして制球で勝負するタイプの左腕。中でも最大の武器は変化の大きいスライダー。日本代表の捕手陣もスライダーが良いと認識しているが、この日は外角や低めに大きく外れ、投げた瞬間にボールとわかるものばかり。直球が指にひっかかる場面もあり、こうなると捕手もリードに苦労するでしょう。もちろん、まだ代表合宿前だし、同僚相手の紅白戦は投げにくいのも事実。それでも指がボールにかかる感覚がわずかでも狂えば、大きく崩れかねないですからね」（球界関係者）
試合後は「ダメでした。今日でとっても不安になった」と話した宮城。本戦までにアジャストできるか。
日刊ゲンダイDIGITAL 2/15(水) 6:32
紅白戦に登板した宮城（写真（Ｃ）日刊ゲンダイ）
杞憂に終わればいいのだが……。
昨14日、オリックスの紅白戦でWBCに出場する3投手が白組で登板した。
オリ宮城「700円グラブ男」が3年で稼ぎ1.5億円に！ 矢沢永吉の“成り上がり”を体現
1番手の山本由伸はヒットを1本打たれたものの、2回無失点と変わらぬ安定感。WBC球の扱いに苦しんでいた3番手の宇田川優希も、1イニングを3者凡退でピシャリである。
問題は2番手の宮城大弥（21）だ。直球、変化球ともに制球に苦しみ、特に決め球のスライダーはことごとくストライクゾーンを外れた。
1イニング目に頓宮を四球で歩かせると、太田に2ランを被弾。2死からは紅林にも一発を浴びた。2イニング目は無失点に抑えたものの、それでも四球1つ。終わってみれば2回2安打3失点、2四球と「らしくない」結果に終わった。
滑りやすく、日本の統一球より若干大きいWBC球には多くの投手が苦戦。宮城も例外ではなく、今キャンプ中、日刊ゲンダイの取材に「日本のボールなら、どのあたりに投げたボールが行くかある程度はわかる。でも、WBC球は変化球の曲がり幅が違ったり、投げた後のイメージが湧きにくい」と話していた。
「宮城は変化球のキレと引き出しの多さ、そして制球で勝負するタイプの左腕。中でも最大の武器は変化の大きいスライダー。日本代表の捕手陣もスライダーが良いと認識しているが、この日は外角や低めに大きく外れ、投げた瞬間にボールとわかるものばかり。直球が指にひっかかる場面もあり、こうなると捕手もリードに苦労するでしょう。もちろん、まだ代表合宿前だし、同僚相手の紅白戦は投げにくいのも事実。それでも指がボールにかかる感覚がわずかでも狂えば、大きく崩れかねないですからね」（球界関係者）
試合後は「ダメでした。今日でとっても不安になった」と話した宮城。本戦までにアジャストできるか。
オリックス・宇田川がＷＢＣ日本代表合宿参加前の実戦登板で「三歩前進」
サンケイスポーツ 2/15(水) 7:00
紅白戦で力投した宇田川。悩める右腕が復活の兆しを見せた（写真＝撮影・渋井君夫）
オリックス春季キャンプ（１４日、宮崎）悩みに悩んだキャンプ。さまざまに行ってきた�狷祐唸�事�瓩�実を結んだ。気温１１度と肌寒さが残る宮崎で、宇田川が熱投だ。ＷＢＣ日本代表合宿を目前に、オリックスではラストとなる実戦で意地を見せた。
「真っすぐも力強かったですし、フォークも落差があって、空振りとか取れたので良かったと思います」
０−３の五回から、白組の３番手としてマウンドへ向かった。先頭の代打・佐野如は遊ゴロ。続いては、２番手・宮城から本塁打を放っている太田を迎えた。カウント２−２から５球目のフォークでバットを折り、二飛に斬った。続く杉沢を武器のフォークで空振り三振に仕留め、１回を無失点とピシャリ。球速こそ表示されなかったが、日本代表でもブルペン担当コーチを務める厚沢投手コーチは「（最速は）１５０キロちょいは出てたと思います」と舌を巻いた。
キャンプの序盤から、ＷＢＣ公式球の感覚が合わずに苦しんだ。ＮＰＢ球とＷＢＣ球を交互での投球…。ボールの違いを気にするあまりに崩れたフォームの修正…。厚沢コーチからは「ボールは友達」とも説かれた。実戦で一発回答。昨年の後半戦に見せたパフォーマンスと比べれば「６５％ぐらい」と本人は口にするが、同コーチは「第１クールに比べて三歩くらい進みましたよね」とうなずいた。
体重増にも悩まされ、食事制限にも励む。これまでブルペンで何度も頭を抱え、中嶋監督からは厳しい言葉もかけられてきたが、すべてを力に変えた。オリックスの一員としての残りの時間を有効に使い、侍へと歩みを進める。もちろん、見据えるのは最大の目標だ。
「世界一取れるように、そしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」
誓った言葉にも力が宿った。吹っ切れたその背中は、一段とたくましく見えた。
（北池良輔）
★山本は全て三振で３アウト
ＷＢＣ日本代表の山本は白組の先発としてマウンドに上がり、２回１安打無失点と順調な仕上がり。「実戦にとにかく慣れるということでやりました」。一回は最速１５６キロを計測し、３つのアウトをすべて三振で奪った。二回は変化球を交えながらも三者凡退と貫禄を見せた。１７日に迫った代表合宿前、最後の実戦を終え「（代表合宿に）合流するのはすごく楽しみです」と胸を躍らせた。
★宮城はアレレ２被弾
白組の２番手・宮城は２回を２安打３失点と精彩を欠いた。山本、宇田川と選出されているＷＢＣ日本代表で明暗が分かれ「とても不安になりました」と吐露。三回１死一塁から１番・太田に右中間へ２ランを、３番・紅林にも左越えへソロを浴びた。四回は無失点も不安を残す結果となり「一生懸命頑張って少しでもみなさんに食らいつけるように頑張りたいと思います」と気合を入れた。
サンケイスポーツ 2/15(水) 7:00
紅白戦で力投した宇田川。悩める右腕が復活の兆しを見せた（写真＝撮影・渋井君夫）
オリックス春季キャンプ（１４日、宮崎）悩みに悩んだキャンプ。さまざまに行ってきた�狷祐唸�事�瓩�実を結んだ。気温１１度と肌寒さが残る宮崎で、宇田川が熱投だ。ＷＢＣ日本代表合宿を目前に、オリックスではラストとなる実戦で意地を見せた。
「真っすぐも力強かったですし、フォークも落差があって、空振りとか取れたので良かったと思います」
０−３の五回から、白組の３番手としてマウンドへ向かった。先頭の代打・佐野如は遊ゴロ。続いては、２番手・宮城から本塁打を放っている太田を迎えた。カウント２−２から５球目のフォークでバットを折り、二飛に斬った。続く杉沢を武器のフォークで空振り三振に仕留め、１回を無失点とピシャリ。球速こそ表示されなかったが、日本代表でもブルペン担当コーチを務める厚沢投手コーチは「（最速は）１５０キロちょいは出てたと思います」と舌を巻いた。
キャンプの序盤から、ＷＢＣ公式球の感覚が合わずに苦しんだ。ＮＰＢ球とＷＢＣ球を交互での投球…。ボールの違いを気にするあまりに崩れたフォームの修正…。厚沢コーチからは「ボールは友達」とも説かれた。実戦で一発回答。昨年の後半戦に見せたパフォーマンスと比べれば「６５％ぐらい」と本人は口にするが、同コーチは「第１クールに比べて三歩くらい進みましたよね」とうなずいた。
体重増にも悩まされ、食事制限にも励む。これまでブルペンで何度も頭を抱え、中嶋監督からは厳しい言葉もかけられてきたが、すべてを力に変えた。オリックスの一員としての残りの時間を有効に使い、侍へと歩みを進める。もちろん、見据えるのは最大の目標だ。
「世界一取れるように、そしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」
誓った言葉にも力が宿った。吹っ切れたその背中は、一段とたくましく見えた。
（北池良輔）
★山本は全て三振で３アウト
ＷＢＣ日本代表の山本は白組の先発としてマウンドに上がり、２回１安打無失点と順調な仕上がり。「実戦にとにかく慣れるということでやりました」。一回は最速１５６キロを計測し、３つのアウトをすべて三振で奪った。二回は変化球を交えながらも三者凡退と貫禄を見せた。１７日に迫った代表合宿前、最後の実戦を終え「（代表合宿に）合流するのはすごく楽しみです」と胸を躍らせた。
★宮城はアレレ２被弾
白組の２番手・宮城は２回を２安打３失点と精彩を欠いた。山本、宇田川と選出されているＷＢＣ日本代表で明暗が分かれ「とても不安になりました」と吐露。三回１死一塁から１番・太田に右中間へ２ランを、３番・紅林にも左越えへソロを浴びた。四回は無失点も不安を残す結果となり「一生懸命頑張って少しでもみなさんに食らいつけるように頑張りたいと思います」と気合を入れた。
ついに覚醒か…崖っぷちドラ1が“特大弾”連発 「昨年の後半から」つかんだ意識
Full-Count 2/15(水) 7:20
オリックス・太田椋【写真：宮脇広久】
■2018年ドラフト1位入団も…昨季の1軍出場はわずか32試合
いよいよ開花の年を迎えたか。春季キャンプ中のオリックス・太田椋内野手は22歳の誕生日を迎えた14日、紅白戦に紅組の「1番・二塁」で出場し、侍ジャパンの一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する宮城大弥投手から、バックスクリーン右へ2ランを放った。12日に行われた今年初の紅白戦でも、バックスクリーン左へ2ランを打っている。
太田は2018年のドラフト1位で奈良・天理高から入団し、5年目を迎えた大器だが、昨季1軍出場はわずか32試合で、打率.196にとどまっていた。この日は第1打席で山本由伸投手、第2打席で宮城、第3打席で宇田川優希投手と、WBCに出場する3投手と立て続けに対戦した。山本には、カウント2-2から148キロの“高速フォーク”を振らされ空振り三振。「エグいです。真っ直ぐに見えました」と脱帽するしかなかった。
しかし、3回1死一塁で迎えた第2打席は、左腕の宮城のスライダーをセンターのフェンスの向こうへ打ち返してみせた。「外角の甘い所から、真ん中に入ってきた。思い通りのスイングができました」とうなずく。第3打席は、宇田川のフォークにバットを折られ、二飛に倒れたが、本塁打の感触は消えてはいない。
紅白戦2試合で2発を放ち、いずれも中堅方向。思い起こせば、チームが26年ぶりの日本一を決めた昨年の日本シリーズ第7戦（神宮）では、1番打者に抜てきされ、シリーズ史上初の初回先頭打者初球本塁打を記録したが、これもバックスクリーン弾だった。
■「昨年の後半から常に意識しながら練習しています」
同じ方向への特大弾が続くのは“たまたま”ではないようだ。「昨年の後半からずっと、投手へ向かって踏み込み、センターから右中間方向へ強く打つイメージを常に持ちながら、打撃練習をやっています。試合でもいい方向に飛んでいると思います」と現在の意識を明かす。
「以前は速い球に対応しようとするあまり、体が早くレフト方向を向いてしまっていました。今はしっかり我慢ができていると思います」とかつてない手応えを感じている。このまま伸びていけば、近い将来“ミスター・バックスクリーン”と呼ばれるようになるかもしれない。
オリックスでは、1歳下の紅林弘太郎内野手が遊撃のレギュラーに定着しているだけに、負けていられない。今年の目標を聞くと「レギュラーを獲ることです」と答えるのに一瞬の迷いもなかった。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki
Full-Count 2/15(水) 7:20
オリックス・太田椋【写真：宮脇広久】
■2018年ドラフト1位入団も…昨季の1軍出場はわずか32試合
いよいよ開花の年を迎えたか。春季キャンプ中のオリックス・太田椋内野手は22歳の誕生日を迎えた14日、紅白戦に紅組の「1番・二塁」で出場し、侍ジャパンの一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する宮城大弥投手から、バックスクリーン右へ2ランを放った。12日に行われた今年初の紅白戦でも、バックスクリーン左へ2ランを打っている。
太田は2018年のドラフト1位で奈良・天理高から入団し、5年目を迎えた大器だが、昨季1軍出場はわずか32試合で、打率.196にとどまっていた。この日は第1打席で山本由伸投手、第2打席で宮城、第3打席で宇田川優希投手と、WBCに出場する3投手と立て続けに対戦した。山本には、カウント2-2から148キロの“高速フォーク”を振らされ空振り三振。「エグいです。真っ直ぐに見えました」と脱帽するしかなかった。
しかし、3回1死一塁で迎えた第2打席は、左腕の宮城のスライダーをセンターのフェンスの向こうへ打ち返してみせた。「外角の甘い所から、真ん中に入ってきた。思い通りのスイングができました」とうなずく。第3打席は、宇田川のフォークにバットを折られ、二飛に倒れたが、本塁打の感触は消えてはいない。
紅白戦2試合で2発を放ち、いずれも中堅方向。思い起こせば、チームが26年ぶりの日本一を決めた昨年の日本シリーズ第7戦（神宮）では、1番打者に抜てきされ、シリーズ史上初の初回先頭打者初球本塁打を記録したが、これもバックスクリーン弾だった。
■「昨年の後半から常に意識しながら練習しています」
同じ方向への特大弾が続くのは“たまたま”ではないようだ。「昨年の後半からずっと、投手へ向かって踏み込み、センターから右中間方向へ強く打つイメージを常に持ちながら、打撃練習をやっています。試合でもいい方向に飛んでいると思います」と現在の意識を明かす。
「以前は速い球に対応しようとするあまり、体が早くレフト方向を向いてしまっていました。今はしっかり我慢ができていると思います」とかつてない手応えを感じている。このまま伸びていけば、近い将来“ミスター・バックスクリーン”と呼ばれるようになるかもしれない。
オリックスでは、1歳下の紅林弘太郎内野手が遊撃のレギュラーに定着しているだけに、負けていられない。今年の目標を聞くと「レギュラーを獲ることです」と答えるのに一瞬の迷いもなかった。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki
三塁線から“バズーカ発動” 育成の爆肩が「守備で食っていける」「隠し球見つけた」
Full-Count 2/15(水) 9:33
紅白戦で好守を見せたオリックス・大里昂生【画像：パーソル パ・リーグTV】
■紅白戦で好守連発「打撃次第で支配下」の声
オリックスの育成2年目大里昂生内野手が、14日に宮崎春季キャンプで行われた紅白戦に出場し、三塁守備で好プレーを連発して注目を集めた。三塁線の打球へのダイビングキャッチや正確なスローイングに「守備で食っていける」「ええ肩してるなぁ。打撃次第で支配下やろ」とファンも太鼓判を押した。
大里は2021年育成ドラフト3位でオリックスに入団。昨季は支配下選手登録されることこそなかったが、2軍で73試合に出場してアピールを重ねていた。さらに2軍で7月以降は打率.400をマークするなど、プロの水にも慣れてきた様子で「1番支配下に近い。3連覇の隠し球見つけた」「ソフトバンクの牧原大成のような選手になりそう」と“ジョーカー”的な存在になる気配も漂う。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで「【育成2年目】大里昂生『好守備連発で猛アピール』【おおさとこうせい】」と題して映像を公開。好守を見届けたファンは「この守備力なら1軍に呼んでもいいんでない…？ 中嶋さん頼んますね」「バッティング好調＆内外野どこでも出来そう＆脚力OK。一気に開花してくれ〜」「守備でお釣りくる」「ええ肩してる」と大里の支配下選手登録を期待した。
Full-Count 2/15(水) 9:33
紅白戦で好守を見せたオリックス・大里昂生【画像：パーソル パ・リーグTV】
■紅白戦で好守連発「打撃次第で支配下」の声
オリックスの育成2年目大里昂生内野手が、14日に宮崎春季キャンプで行われた紅白戦に出場し、三塁守備で好プレーを連発して注目を集めた。三塁線の打球へのダイビングキャッチや正確なスローイングに「守備で食っていける」「ええ肩してるなぁ。打撃次第で支配下やろ」とファンも太鼓判を押した。
大里は2021年育成ドラフト3位でオリックスに入団。昨季は支配下選手登録されることこそなかったが、2軍で73試合に出場してアピールを重ねていた。さらに2軍で7月以降は打率.400をマークするなど、プロの水にも慣れてきた様子で「1番支配下に近い。3連覇の隠し球見つけた」「ソフトバンクの牧原大成のような選手になりそう」と“ジョーカー”的な存在になる気配も漂う。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで「【育成2年目】大里昂生『好守備連発で猛アピール』【おおさとこうせい】」と題して映像を公開。好守を見届けたファンは「この守備力なら1軍に呼んでもいいんでない…？ 中嶋さん頼んますね」「バッティング好調＆内外野どこでも出来そう＆脚力OK。一気に開花してくれ〜」「守備でお釣りくる」「ええ肩してる」と大里の支配下選手登録を期待した。
「めっちゃ痩せてね？」 21歳大砲候補の“減量打法”に「結構、身体絞ってる」
Full-Count 2/15(水) 10:48
オリックス・紅林弘太郎【写真：荒川祐史】
■紅白戦で左翼弾を含む3の3「日本代表でもおかしくない」
オリックス紅林弘太郎内野手の“大変身”にファンが驚愕している。巨体だったはずの21歳だが、スリムに見えることから「めっちゃ痩せてね!?」「なんか痩せた？ 気のせい？」との声があがった。14日の紅白戦では3安打と好結果を残し、“減量打法”にファンの注目が集まっている。
14日の紅白戦では第1打席にエース山本由伸投手から右安打、第2打席では“親友”の宮城大弥投手から左翼へ本塁打、第3打席は小野泰己投手から右中間フェンス直撃の二塁打を放った。スリムに変身して3打数3安打の躍動にファンは「結構、身体絞ってるね」「正尚の穴＝外野みたいに言われるけど太田、紅林が成長して打てる二遊間になればええんや」と反応した。
紅白戦に出場したオリックス・紅林弘太郎【画像：パーソル パ・リーグTV】
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで「【右へ左へ】紅林弘太郎 『ホームラン含む“3の3”大暴れ』」とのタイトルで動画を投稿すると「あれだけ守れて打てたらもう日本代表でもおかしくない！」「紅林、太田の二遊間に期待しかない。2人で30本40本ホームラン打てるようになって欲しいです」と、若き主軸候補に3連覇の夢を託した。
Full-Count 2/15(水) 10:48
オリックス・紅林弘太郎【写真：荒川祐史】
■紅白戦で左翼弾を含む3の3「日本代表でもおかしくない」
オリックス紅林弘太郎内野手の“大変身”にファンが驚愕している。巨体だったはずの21歳だが、スリムに見えることから「めっちゃ痩せてね!?」「なんか痩せた？ 気のせい？」との声があがった。14日の紅白戦では3安打と好結果を残し、“減量打法”にファンの注目が集まっている。
14日の紅白戦では第1打席にエース山本由伸投手から右安打、第2打席では“親友”の宮城大弥投手から左翼へ本塁打、第3打席は小野泰己投手から右中間フェンス直撃の二塁打を放った。スリムに変身して3打数3安打の躍動にファンは「結構、身体絞ってるね」「正尚の穴＝外野みたいに言われるけど太田、紅林が成長して打てる二遊間になればええんや」と反応した。
紅白戦に出場したオリックス・紅林弘太郎【画像：パーソル パ・リーグTV】
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで「【右へ左へ】紅林弘太郎 『ホームラン含む“3の3”大暴れ』」とのタイトルで動画を投稿すると「あれだけ守れて打てたらもう日本代表でもおかしくない！」「紅林、太田の二遊間に期待しかない。2人で30本40本ホームラン打てるようになって欲しいです」と、若き主軸候補に3連覇の夢を託した。
オリックス山本由伸 自分を知り尽くしているから得られる「調整力」／侍の宝刀
日刊スポーツ 2/15(水) 11:00
21年7月、東京五輪のドミニカ共和国戦で力投する山本（写真）
＜侍の宝刀（13）＞
WBCに挑む侍ジャパンのメンバー30人が決定した。連載「侍の宝刀」で、30人の選手が持つ武器やストロングポイントにスポットを当てる。
◇ ◇ ◇
NPB最高投手の称号をほしいままにするオリックス山本由伸投手（24）。毎回のように安定した結果を出せる「調整力」がずばぬけている。
「毎年続けていい成績を残すのはすごく難しいこと。波が少ない選手が本当にいい選手だと思う」と話したことがある。1試合だけ、1球だけに限れば、圧倒的なパフォーマンスを出せる投手もいる。だが山本は体調に異変さえなければ、かなりの確率で試合を支配する投球を見せる。史上初の2年連続4冠＆沢村賞の実績が物語っている。
「フォームを再現するという意識ではないです。調子も毎回違うので、今回はこういう風にしたいなと思って、それに向けて（次の先発までの）1週間で作っていく感じです」。1つの型に固執するより、今の自分と相談して最善策を決めるイメージだろうか。
自分をよく知っているのだろう。ブルペンでの姿が印象的だ。捕手に球筋を確認し、1球ごとトラックマン（弾道測定器）の数値をチェック。スピードを中心に、すべての項目を見る。「自分が投げた感覚と、ボールを見た感じと、捕手の感想と、数値を照らし合わせて感覚が正しくなるようにしている」。感覚のズレが小さいのは、自分の体をコントロールできている証し。WBC球をしっかりと操れている理由もそこにあるのかもしれない。
今オフ、左足をほぼ上げない投法に変えたことが話題になっている。従来は足を上げ、1度止めてためを作り、そこから並進させていた。大きな変貌ぶりだったが、変えていく怖さは「全くない」と言い切る。「やっていることは昨年までと全く同じ。だから新フォームと言われると、それは違うなと思います」と平然。単発の取り組みではなく、何年もかけて進めてきたフォーム作りの同一線上にあることを強調した。
中嶋監督も「根本的なもの、やっていること自体は変わっていないと思う」と理解を示している。足を上げた場合とは重心移動のタイミングが変わるが、同量以上のエネルギーを生み出せているようだ。今のテーマである伸びのある直球にもいい効果が出てきた。
もちろん、体を自在に操るには高いレベルの肉体的な要素が必要になる。精神的な安定も調子の波を抑えられる一要素になる。WBCではエース格の役割を期待される。厳しいマウンドでも、ちょっとやそっとでは乱れない土台を24歳は築いている。
【柏原誠】
日刊スポーツ 2/15(水) 11:00
21年7月、東京五輪のドミニカ共和国戦で力投する山本（写真）
＜侍の宝刀（13）＞
WBCに挑む侍ジャパンのメンバー30人が決定した。連載「侍の宝刀」で、30人の選手が持つ武器やストロングポイントにスポットを当てる。
◇ ◇ ◇
NPB最高投手の称号をほしいままにするオリックス山本由伸投手（24）。毎回のように安定した結果を出せる「調整力」がずばぬけている。
「毎年続けていい成績を残すのはすごく難しいこと。波が少ない選手が本当にいい選手だと思う」と話したことがある。1試合だけ、1球だけに限れば、圧倒的なパフォーマンスを出せる投手もいる。だが山本は体調に異変さえなければ、かなりの確率で試合を支配する投球を見せる。史上初の2年連続4冠＆沢村賞の実績が物語っている。
「フォームを再現するという意識ではないです。調子も毎回違うので、今回はこういう風にしたいなと思って、それに向けて（次の先発までの）1週間で作っていく感じです」。1つの型に固執するより、今の自分と相談して最善策を決めるイメージだろうか。
自分をよく知っているのだろう。ブルペンでの姿が印象的だ。捕手に球筋を確認し、1球ごとトラックマン（弾道測定器）の数値をチェック。スピードを中心に、すべての項目を見る。「自分が投げた感覚と、ボールを見た感じと、捕手の感想と、数値を照らし合わせて感覚が正しくなるようにしている」。感覚のズレが小さいのは、自分の体をコントロールできている証し。WBC球をしっかりと操れている理由もそこにあるのかもしれない。
今オフ、左足をほぼ上げない投法に変えたことが話題になっている。従来は足を上げ、1度止めてためを作り、そこから並進させていた。大きな変貌ぶりだったが、変えていく怖さは「全くない」と言い切る。「やっていることは昨年までと全く同じ。だから新フォームと言われると、それは違うなと思います」と平然。単発の取り組みではなく、何年もかけて進めてきたフォーム作りの同一線上にあることを強調した。
中嶋監督も「根本的なもの、やっていること自体は変わっていないと思う」と理解を示している。足を上げた場合とは重心移動のタイミングが変わるが、同量以上のエネルギーを生み出せているようだ。今のテーマである伸びのある直球にもいい効果が出てきた。
もちろん、体を自在に操るには高いレベルの肉体的な要素が必要になる。精神的な安定も調子の波を抑えられる一要素になる。WBCではエース格の役割を期待される。厳しいマウンドでも、ちょっとやそっとでは乱れない土台を24歳は築いている。
【柏原誠】
吉田正尚に「レッドソックス4番」の可能性 指揮官「選択肢はいくらでもある」と起用示唆
日刊ゲンダイDIGITAL 2/15(水) 11:20
吉田は慎重な姿勢（写真（Ｃ）共同通信社）
吉田正尚（29）が移籍したレッドソックスのアレックス・コーラ監督がバッテリー組のキャンプインを前に会見した。
オリックス時代に高い出塁率をマークした吉田はリードオフマンとしての起用を有力視されるが「（吉田と同じ）左打ちの選手が多いので、打線のバランスを考えなければならない」と慎重な姿勢を見せた。
昨季、左打ちのデバース内野手が主に2番で起用されてチームトップの27本塁打を放った。指揮官は左打ちが続くのを避けたい意向を示し「吉田とデバースを離さなければならない。打順については模索する必要がある」と話した。
吉田以外にもリードオフマンは複数の候補がいるだけに「パワーも兼ね備えている吉田の選択肢はいくらでもある」と、状況に応じて4番で起用することを示唆した。
日刊ゲンダイDIGITAL 2/15(水) 11:20
吉田は慎重な姿勢（写真（Ｃ）共同通信社）
吉田正尚（29）が移籍したレッドソックスのアレックス・コーラ監督がバッテリー組のキャンプインを前に会見した。
オリックス時代に高い出塁率をマークした吉田はリードオフマンとしての起用を有力視されるが「（吉田と同じ）左打ちの選手が多いので、打線のバランスを考えなければならない」と慎重な姿勢を見せた。
昨季、左打ちのデバース内野手が主に2番で起用されてチームトップの27本塁打を放った。指揮官は左打ちが続くのを避けたい意向を示し「吉田とデバースを離さなければならない。打順については模索する必要がある」と話した。
吉田以外にもリードオフマンは複数の候補がいるだけに「パワーも兼ね備えている吉田の選択肢はいくらでもある」と、状況に応じて4番で起用することを示唆した。
総合力の森か？守備力の若月か？打撃好調の頓宮か？ オリックスのハイレベルな正妻争いに注目
スポニチアネックス 2/15(水) 11:40
ブルペンで、並んで捕球する（左から）森友哉、頓宮裕真、若月健矢の3選手（写真）
リーグ3連覇、日本一2連覇を目指すオリックスの宮崎キャンプはここまで大きなけが人もなく、順調に調整を進めている。WBCに出場する山本、宮城、宇田川の侍トリオが話題の中心となっているが、私が注目しているのは正捕手争いだ。
本命は西武からFA移籍した森だろう。レッドソックスに移籍した主砲・吉田の穴を埋める活躍が期待される男は、19年に首位打者を獲得した打撃はもちろん、守備も評価が高い。ブルペンではコンビを組んだ投手陣から「キャッチングがうまい」と賞賛の声もあがっている。投手陣とも積極的にコミュニケーションをとるなど、チームにもなじんできているようだ。
森と同学年の若月も負けてはいない。昨年は山本が先発した試合では最多となる21試合でコンビを組んだ。安定感のある守備とリードは首脳陣の信頼も厚く、本人も「自分の持ち味は守備。ブロッキング、スローイング、盗塁阻止といったところでアピールしたい」とエースの相棒を譲るつもりはない。
もう一人、頓宮も仕上がりの良さが目立つ。特にフリー打撃でのスイングの速さ、打球の力強さは目を見張るものがある。見事にパンプアップされた体もオフのトレーニングの充実ぶりを物語る。本人も「今年は30本塁打を打つつもりで」と気合十分だ。
今年は山本、宮城がWBCに出場するため、開幕投手も流動的。誰が開幕・西武戦のマスクをかぶるのか？山本とコンビを組むのは？DHも絡めたハイレベルな争いから目が離せない。
（記者コラム・中澤 智晴）
スポニチアネックス 2/15(水) 11:40
ブルペンで、並んで捕球する（左から）森友哉、頓宮裕真、若月健矢の3選手（写真）
リーグ3連覇、日本一2連覇を目指すオリックスの宮崎キャンプはここまで大きなけが人もなく、順調に調整を進めている。WBCに出場する山本、宮城、宇田川の侍トリオが話題の中心となっているが、私が注目しているのは正捕手争いだ。
本命は西武からFA移籍した森だろう。レッドソックスに移籍した主砲・吉田の穴を埋める活躍が期待される男は、19年に首位打者を獲得した打撃はもちろん、守備も評価が高い。ブルペンではコンビを組んだ投手陣から「キャッチングがうまい」と賞賛の声もあがっている。投手陣とも積極的にコミュニケーションをとるなど、チームにもなじんできているようだ。
森と同学年の若月も負けてはいない。昨年は山本が先発した試合では最多となる21試合でコンビを組んだ。安定感のある守備とリードは首脳陣の信頼も厚く、本人も「自分の持ち味は守備。ブロッキング、スローイング、盗塁阻止といったところでアピールしたい」とエースの相棒を譲るつもりはない。
もう一人、頓宮も仕上がりの良さが目立つ。特にフリー打撃でのスイングの速さ、打球の力強さは目を見張るものがある。見事にパンプアップされた体もオフのトレーニングの充実ぶりを物語る。本人も「今年は30本塁打を打つつもりで」と気合十分だ。
今年は山本、宮城がWBCに出場するため、開幕投手も流動的。誰が開幕・西武戦のマスクをかぶるのか？山本とコンビを組むのは？DHも絡めたハイレベルな争いから目が離せない。
（記者コラム・中澤 智晴）
12球団最少の左腕5人だけ…救援型は“たった1人” オリ3連覇へ右腕でつなぐ覚悟
Full-Count 2/15(水) 12:07
オリックス・山崎福也（左）と田嶋大樹【写真：荒川祐史】
■左右関係なく継投リレーをつなぐ
3連覇＆2年連続日本一を狙うオリックスは12球団最少の左腕5投手（2月15日時点）で挑む。なかでも左腕は2年連続2桁勝利をマークしている21歳宮城大弥投手、昨季自己最多の9勝をあげた田嶋大樹投手、スローカーブやチェンジアップを交えて緩急ある投球が持ち味の山崎福也投手の先発ローテーション組と、ドラフト1位で新加入した先発タイプの曽谷龍平投手で4投手。昨季に能見篤史投手兼任コーチが現役引退したことなどもあり、救援タイプの左腕は山田修義投手“たった1人”となっている。
2023年も早速、中嶋聡監督の「ナカジママジック」が見られそうだ。支配下登録投手の内訳は右腕が24に対して、左腕は5。12球団を見渡しても、左腕投手5人は最少となっている。昨季のポストシーズンでも見られたように、相手打者の左右は関係なく、継投リレーを完成させる算段だ。
自慢の救援陣が3連覇への鍵となる。“吹田の主婦”の愛称でブレークを果たしたイケメン、山崎颯一郎投手は最速160キロを誇る。侍ジャパンにも選出された宇田川優希投手も最速159キロをマークするなど“剛球右腕”がブルペンを牽引する。
昨季の日本シリーズで胴上げ投手となったジェイコブ・ワゲスパック投手、同シリーズ第2戦の延長12回に同点でマウンドに上がった近藤大亮投手は、1点も許せない展開で全12球でストレートを選択した。さらに昨季44試合で1勝3セーブ22ホールド、防御率0.61とブレークを果たした阿部翔太投手らが守護神の平野佳寿投手にバトンを託す方向。“左右関係なし”の継投で、再び頂点を目指す。
Full-Count 2/15(水) 12:07
オリックス・山崎福也（左）と田嶋大樹【写真：荒川祐史】
■左右関係なく継投リレーをつなぐ
3連覇＆2年連続日本一を狙うオリックスは12球団最少の左腕5投手（2月15日時点）で挑む。なかでも左腕は2年連続2桁勝利をマークしている21歳宮城大弥投手、昨季自己最多の9勝をあげた田嶋大樹投手、スローカーブやチェンジアップを交えて緩急ある投球が持ち味の山崎福也投手の先発ローテーション組と、ドラフト1位で新加入した先発タイプの曽谷龍平投手で4投手。昨季に能見篤史投手兼任コーチが現役引退したことなどもあり、救援タイプの左腕は山田修義投手“たった1人”となっている。
2023年も早速、中嶋聡監督の「ナカジママジック」が見られそうだ。支配下登録投手の内訳は右腕が24に対して、左腕は5。12球団を見渡しても、左腕投手5人は最少となっている。昨季のポストシーズンでも見られたように、相手打者の左右は関係なく、継投リレーを完成させる算段だ。
自慢の救援陣が3連覇への鍵となる。“吹田の主婦”の愛称でブレークを果たしたイケメン、山崎颯一郎投手は最速160キロを誇る。侍ジャパンにも選出された宇田川優希投手も最速159キロをマークするなど“剛球右腕”がブルペンを牽引する。
昨季の日本シリーズで胴上げ投手となったジェイコブ・ワゲスパック投手、同シリーズ第2戦の延長12回に同点でマウンドに上がった近藤大亮投手は、1点も許せない展開で全12球でストレートを選択した。さらに昨季44試合で1勝3セーブ22ホールド、防御率0.61とブレークを果たした阿部翔太投手らが守護神の平野佳寿投手にバトンを託す方向。“左右関係なし”の継投で、再び頂点を目指す。
体格差を乗り越え…NPBで活躍する小柄な現役5人（2）日本一のリードオフマン
ベースボールチャンネル 2/15(水) 12:13
プロ野球で活躍する小兵選手5人。
恵まれた体格の選手が揃うプロ野球の世界。しかし、野球は高身長が絶対的に有利なスポーツとは言い切れない。今回は、プロ野球（NPB）に在籍する選手のうち、小柄ながら第一線で活躍を続ける選手5人を紹介していく。
福田周平（167cm）
オリックス・福田周平【写真＝産経新聞社提供】
ポジション：外野手
投打：右投左打
身長/体重：167センチ/69キロ
生年月日：1992年8月8日
経歴：広陵高 - 明治大 - NTT東日本
ドラフト：2017年ドラフト3位
身長167センチと公称されているオリックス・バファローズの福田周平。
ルーキーイヤーから安定した数字を残してきたが、プロ4年目となった2021年は1番・中堅に定着。シーズンを通じてオリックス打線の先頭打者として打線を牽引し、チーム25年ぶりとなるパシフィック・リーグ優勝に大きく貢献した。
バットを短く持ち、ノーステップでボールに食らいつくスタイルが特徴的で、2021年は打率.271ながら出塁率.354を記録した。
また、チームとしては中堅のポジションを固定できたことも大きな好材料だった。小柄な体格ながらグラウンドを広く駆け回る福田の存在は、優勝に不可欠だったと言えるだろう。
2022年は好不調の波があり、スタメンを外れる試合もあったが、外野のレギュラーとして118試合に出場。攻守に渡ってチームを支え、悲願の日本一に尽力した。
ベースボールチャンネル 2/15(水) 12:13
プロ野球で活躍する小兵選手5人。
恵まれた体格の選手が揃うプロ野球の世界。しかし、野球は高身長が絶対的に有利なスポーツとは言い切れない。今回は、プロ野球（NPB）に在籍する選手のうち、小柄ながら第一線で活躍を続ける選手5人を紹介していく。
福田周平（167cm）
オリックス・福田周平【写真＝産経新聞社提供】
ポジション：外野手
投打：右投左打
身長/体重：167センチ/69キロ
生年月日：1992年8月8日
経歴：広陵高 - 明治大 - NTT東日本
ドラフト：2017年ドラフト3位
身長167センチと公称されているオリックス・バファローズの福田周平。
ルーキーイヤーから安定した数字を残してきたが、プロ4年目となった2021年は1番・中堅に定着。シーズンを通じてオリックス打線の先頭打者として打線を牽引し、チーム25年ぶりとなるパシフィック・リーグ優勝に大きく貢献した。
バットを短く持ち、ノーステップでボールに食らいつくスタイルが特徴的で、2021年は打率.271ながら出塁率.354を記録した。
また、チームとしては中堅のポジションを固定できたことも大きな好材料だった。小柄な体格ながらグラウンドを広く駆け回る福田の存在は、優勝に不可欠だったと言えるだろう。
2022年は好不調の波があり、スタメンを外れる試合もあったが、外野のレギュラーとして118試合に出場。攻守に渡ってチームを支え、悲願の日本一に尽力した。
【オリックス】新外国人・ゴンザレス獲得を正式発表 メジャー通算１０７発
スポーツ報知 2/15(水) 14:00
オリックス球団旗（資料写真）
オリックスは１５日、スポーツ報知既報通り、新外国人としてマーウィン・ゴンザレス内野手（３３）＝前ヤンキース＝を獲得したことを発表した。背番号は８。両打ちのゴンザレスは１２年にメジャーデビュー。１３年にはダルビッシュの完全試合を阻止した男としても注目された。アストロズ時代の１７年に自己最多の２３本塁打、９０打点。ワールドシリーズ優勝にも貢献した。メジャー通算１０７本塁打で、二遊間を中心に捕手を除く全ポジションを経験。シュウィンデルとともに、吉田正が抜けた打線の軸として期待される。
また先発候補として、ジェイコブ・ニックス投手（２７）とも契約合意しており、近く正式発表される見通しだ。
スポーツ報知 2/15(水) 14:00
オリックス球団旗（資料写真）
オリックスは１５日、スポーツ報知既報通り、新外国人としてマーウィン・ゴンザレス内野手（３３）＝前ヤンキース＝を獲得したことを発表した。背番号は８。両打ちのゴンザレスは１２年にメジャーデビュー。１３年にはダルビッシュの完全試合を阻止した男としても注目された。アストロズ時代の１７年に自己最多の２３本塁打、９０打点。ワールドシリーズ優勝にも貢献した。メジャー通算１０７本塁打で、二遊間を中心に捕手を除く全ポジションを経験。シュウィンデルとともに、吉田正が抜けた打線の軸として期待される。
また先発候補として、ジェイコブ・ニックス投手（２７）とも契約合意しており、近く正式発表される見通しだ。
オリックス メジャー通算107発の大砲候補を獲得 13年にはダルの完全試合阻止
スポニチアネックス 2/15(水) 14:03
オリックスが獲得したマーウィン・ゴンザレス内野手（写真＝AP）
オリックスが15日、新外国人としてメジャー通算107本塁打を誇るマーウィン・ゴンザレス内野手（33＝前ヤンキース）を獲得したことを発表した。1年契約で推定年俸は1億8000万円。また、背番号は8に決まった。
ゴンザレスはベネズエラ出身で12年アストロズでメジャーデビュー。両打ちで、主に二遊間を守り捕手以外の全ポジションの経験がある。13年4月2日のレンジャーズ戦ではダルビッシュの完全試合を9回2死から阻止。通算1139試合出場で16年には両打席本塁打を記録し17年には自己最多23本塁打、90打点を挙げ、ワールドシリーズ優勝にも貢献した。
オリックスはリーグ2連覇で、昨年は日本一に輝いたが、昨季のチーム89本塁打はリーグワースト。長打力に課題があっただけに、移籍した吉田正の穴を埋める存在としても期待される。
◇マーウィン・ゴンザレス 1989年3月14日生まれ、ベネズエラ出身の33歳。12年にアストロズでメジャーデビューし、17年はキャリアハイの打率・303、23本塁打、90打点。ツインズ、レッドソックスなどを経て今季はヤンキースで捕手と中堅手以外の全ポジションで出場。1メートル85、92キロ。右投げ両打ち。
スポニチアネックス 2/15(水) 14:03
オリックスが獲得したマーウィン・ゴンザレス内野手（写真＝AP）
オリックスが15日、新外国人としてメジャー通算107本塁打を誇るマーウィン・ゴンザレス内野手（33＝前ヤンキース）を獲得したことを発表した。1年契約で推定年俸は1億8000万円。また、背番号は8に決まった。
ゴンザレスはベネズエラ出身で12年アストロズでメジャーデビュー。両打ちで、主に二遊間を守り捕手以外の全ポジションの経験がある。13年4月2日のレンジャーズ戦ではダルビッシュの完全試合を9回2死から阻止。通算1139試合出場で16年には両打席本塁打を記録し17年には自己最多23本塁打、90打点を挙げ、ワールドシリーズ優勝にも貢献した。
オリックスはリーグ2連覇で、昨年は日本一に輝いたが、昨季のチーム89本塁打はリーグワースト。長打力に課題があっただけに、移籍した吉田正の穴を埋める存在としても期待される。
◇マーウィン・ゴンザレス 1989年3月14日生まれ、ベネズエラ出身の33歳。12年にアストロズでメジャーデビューし、17年はキャリアハイの打率・303、23本塁打、90打点。ツインズ、レッドソックスなどを経て今季はヤンキースで捕手と中堅手以外の全ポジションで出場。1メートル85、92キロ。右投げ両打ち。
オリックスが大物ゴンザレス獲得を正式発表 メジャー107発、ダルの完全試合阻止の過去も
Full-Count 2/15(水) 14:09
オリックスと契約合意に達したマーウィン・ゴンザレス【写真：Getty Images】
■2017年には打率.303、23本塁打、OPS.907の好成績も…サイン盗み事件で謝罪
オリックスは15日、昨季はヤンキースでプレーしたマーウィン・ゴンザレス内野手を獲得したと発表した。背番号は8。右投げ両打ちで、バッテリー以外のポジションを守ることができるユーティリティ選手だ。
33歳のゴンザレスは、メジャー通算11年で通算888安打、107本塁打と実績十分。2012年にアストロズでメジャーデビューし、2013年にはダルビッシュ有投手（当時レンジャーズ）の完全試合を9回2死から阻止したことでも有名だ。
2017年には、打率.303、23本塁打、90打点、OPS.907と好成績を残してアストロズの世界一に貢献。MVP投票でも票を得たが、後にサイン盗み事件が発覚し、謝罪に追い込まれた。その後は4球団を渡り歩いたが、打率は2割前後にとどまっていた。
Full-Count 2/15(水) 14:09
オリックスと契約合意に達したマーウィン・ゴンザレス【写真：Getty Images】
■2017年には打率.303、23本塁打、OPS.907の好成績も…サイン盗み事件で謝罪
オリックスは15日、昨季はヤンキースでプレーしたマーウィン・ゴンザレス内野手を獲得したと発表した。背番号は8。右投げ両打ちで、バッテリー以外のポジションを守ることができるユーティリティ選手だ。
33歳のゴンザレスは、メジャー通算11年で通算888安打、107本塁打と実績十分。2012年にアストロズでメジャーデビューし、2013年にはダルビッシュ有投手（当時レンジャーズ）の完全試合を9回2死から阻止したことでも有名だ。
2017年には、打率.303、23本塁打、90打点、OPS.907と好成績を残してアストロズの世界一に貢献。MVP投票でも票を得たが、後にサイン盗み事件が発覚し、謝罪に追い込まれた。その後は4球団を渡り歩いたが、打率は2割前後にとどまっていた。
【オリックス】メジャー通算107発マーウィン・ゴンザレス獲得発表 17年アストロズで世界Ｖ
日刊スポーツ 2/15(水) 14:14
アストロズ時代のマーウィン・ゴンザレス（写真＝2021年9月20日）
オリックスは15日、メジャー通算107本塁打のマーウィン・ゴンザレス内野手（33＝ヤンキース）の獲得を発表した。背番号8。宮崎キャンプ中に合流する予定。
ベネズエラ出身で185センチ、93キロ。右投げ両打ち。17年にアストロズで打率3割3厘、23本塁打、90打点を記録し、世界一に貢献した。翌18年に16本、19年も15本と、両打席からの長打が魅力。バッテリー以外を守ったことがある守備力にも期待がかかる。
昨年はヤンキースで86試合に出場し、6本塁打、打率1割8分5厘の成績だった。
チームに合流しているフランク・シュウィンデル内野手（30＝カブス）とともに新たな4番候補に挙がる。
日刊スポーツ 2/15(水) 14:14
アストロズ時代のマーウィン・ゴンザレス（写真＝2021年9月20日）
オリックスは15日、メジャー通算107本塁打のマーウィン・ゴンザレス内野手（33＝ヤンキース）の獲得を発表した。背番号8。宮崎キャンプ中に合流する予定。
ベネズエラ出身で185センチ、93キロ。右投げ両打ち。17年にアストロズで打率3割3厘、23本塁打、90打点を記録し、世界一に貢献した。翌18年に16本、19年も15本と、両打席からの長打が魅力。バッテリー以外を守ったことがある守備力にも期待がかかる。
昨年はヤンキースで86試合に出場し、6本塁打、打率1割8分5厘の成績だった。
チームに合流しているフランク・シュウィンデル内野手（30＝カブス）とともに新たな4番候補に挙がる。
オリックスが大物新外国人を補強！マーウィン・ゴンザレスの獲得を発表
サンケイスポーツ 2/15(水) 14:35
オリックスは１５日、メジャー通算１０７本塁打を誇るマーウィン・ゴンザレス内野手（３３）＝前ヤンキース＝を獲得することを発表した。背番号は「８」。
右投げ両打ちのゴンザレスは昨季ヤンキースで８６試合に出場し、打率・１８５、６本塁打、１８打点。アストロズ時代の２０１７年には１３４試合で、打率・３０３、２３本塁打、９０打点を残した。
これで、ジャレル・コットン投手（３１）、フランク・シュウィンデル内野手（３０）に次いで、３人目の外国人補強。メジャー移籍した吉田正（レッドソックス）の穴を埋め、リーグ３連覇、２年連続の日本一へ向けて、着々と戦力が固まってきた。
サンケイスポーツ 2/15(水) 14:35
オリックスは１５日、メジャー通算１０７本塁打を誇るマーウィン・ゴンザレス内野手（３３）＝前ヤンキース＝を獲得することを発表した。背番号は「８」。
右投げ両打ちのゴンザレスは昨季ヤンキースで８６試合に出場し、打率・１８５、６本塁打、１８打点。アストロズ時代の２０１７年には１３４試合で、打率・３０３、２３本塁打、９０打点を残した。
これで、ジャレル・コットン投手（３１）、フランク・シュウィンデル内野手（３０）に次いで、３人目の外国人補強。メジャー移籍した吉田正（レッドソックス）の穴を埋め、リーグ３連覇、２年連続の日本一へ向けて、着々と戦力が固まってきた。
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