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オリックス・杉本「何とか打球が上がってくれてよかった」 先制２ランなど猛打賞
サンケイスポーツ 11/11(木) 20:40
オリックス・杉本の六回の先制２ラン（写真＝京セラドーム大阪 撮影・榎本雅弘）
（パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第２戦、オリックス−ロッテ、１１日、京セラ）オリックスは杉本裕太郎外野手（３０）が六回に２ランを放ち先制した。
「打ったのはスライダーです。何とか打球が上がってくれてよかったですし、先制点になってくれてよかったです！」
杉本は前日の第１戦は３打数無安打に終わったが、この第２戦では二回に中前打、四回に左前打、そして六回に２ランと大暴れ。八回の第４打席は申告敬遠で、全打席で出塁した。
今季は３２本塁打で初のキングに輝いたが、そのうち１３本をロッテから放っていた。短期決戦でも変わらない�爛蹈奪謄�ラー�瓩屬蠅如⊂〕�をグイと引き寄せた。
サンケイスポーツ 11/11(木) 20:40
オリックス・杉本の六回の先制２ラン（写真＝京セラドーム大阪 撮影・榎本雅弘）
（パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第２戦、オリックス−ロッテ、１１日、京セラ）オリックスは杉本裕太郎外野手（３０）が六回に２ランを放ち先制した。
「打ったのはスライダーです。何とか打球が上がってくれてよかったですし、先制点になってくれてよかったです！」
杉本は前日の第１戦は３打数無安打に終わったが、この第２戦では二回に中前打、四回に左前打、そして六回に２ランと大暴れ。八回の第４打席は申告敬遠で、全打席で出塁した。
今季は３２本塁打で初のキングに輝いたが、そのうち１３本をロッテから放っていた。短期決戦でも変わらない�爛蹈奪謄�ラー�瓩屬蠅如⊂〕�をグイと引き寄せた。
【オリックス】杉本裕太郎、均衡破る弾丸２ラン ＣＳ初アーチを含む猛打賞
スポーツ報知 11/11(木) 20:42
６回２死一塁から先制２ランを放った杉本裕太郎（写真）
◆２０２１パーソル クライマックスシリーズ パ 最終ステージ第２戦 オリックス―ロッテ（１１日・京セラドーム大阪）
オリックスの杉本裕太郎外野手が均衡を破る一撃を放った。両軍無得点のまま迎えた６回２死一塁から打った瞬間、打球の行方を確信する２ラン。「打ったのはスライダーです。何とか打球が上がってくれてよかったですし、先制点になってくれてよかったです！」と声を弾ませた。
直前には、３番・吉田正がロッテ先発・美馬を強襲する内野安打。その右腕の負傷降板で代わりにマウンドに上がったばかりの東妻の初球を捉えた一撃だった。
シーズンからＣＳへと舞台が代わっても、脅威の４番としてロッテ投手陣に襲いかかった。２回先頭の打席では外角変化球を捉えた中前打でＣＳ初安打を放ち、４回２死の打席でも変化球を軽く左前に運んだ。シーズンでは対ロッテ戦は打率４割３分、１３本塁打、２３打点。ＣＳ最終ステージ初戦は１四球を選んだものの、３打数無安打１三振に終わっていた。一振りで前夜の鬱憤（うっぷん）を晴らした。
スポーツ報知 11/11(木) 20:42
６回２死一塁から先制２ランを放った杉本裕太郎（写真）
◆２０２１パーソル クライマックスシリーズ パ 最終ステージ第２戦 オリックス―ロッテ（１１日・京セラドーム大阪）
オリックスの杉本裕太郎外野手が均衡を破る一撃を放った。両軍無得点のまま迎えた６回２死一塁から打った瞬間、打球の行方を確信する２ラン。「打ったのはスライダーです。何とか打球が上がってくれてよかったですし、先制点になってくれてよかったです！」と声を弾ませた。
直前には、３番・吉田正がロッテ先発・美馬を強襲する内野安打。その右腕の負傷降板で代わりにマウンドに上がったばかりの東妻の初球を捉えた一撃だった。
シーズンからＣＳへと舞台が代わっても、脅威の４番としてロッテ投手陣に襲いかかった。２回先頭の打席では外角変化球を捉えた中前打でＣＳ初安打を放ち、４回２死の打席でも変化球を軽く左前に運んだ。シーズンでは対ロッテ戦は打率４割３分、１３本塁打、２３打点。ＣＳ最終ステージ初戦は１四球を選んだものの、３打数無安打１三振に終わっていた。一振りで前夜の鬱憤（うっぷん）を晴らした。
【４番のひと振りで先制】パＣＳ オリックス・杉本裕太郎 先制の特大２ランＨＲ
日本テレビ系（NNN） 11/11(木) 20:42
オリックス・杉本裕太郎（写真）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第２戦 オリックス×ロッテ（１１日、京セラドーム大阪）
パ・リーグ優勝のオリックスは２位のロッテと対戦。
オリックスは両チーム無得点で迎えた６回、２アウトランナー無しの場面で３番指名打者の吉田正尚選手がロッテ先発・美馬学投手を強襲する内野安打で出塁します。
打球の当たったロッテ美馬投手はここで降板。代わって２番手で東妻勇輔投手がマウンドへ上がります。
２アウト１塁で打席には４番の杉本裕太郎選手。今シーズンロッテから１３本のホームランを放っているロッテキラーの杉本選手。
その初球でした。強振した打球はレフトスタンドへ。杉本選手は打った瞬間にホームランを確信し、ベンチに向かってＶサインを出しました。
杉本選手の均衡を破る先制２ランでオリックスが２点を先制しました。
日本テレビ系（NNN） 11/11(木) 20:42
オリックス・杉本裕太郎（写真）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第２戦 オリックス×ロッテ（１１日、京セラドーム大阪）
パ・リーグ優勝のオリックスは２位のロッテと対戦。
オリックスは両チーム無得点で迎えた６回、２アウトランナー無しの場面で３番指名打者の吉田正尚選手がロッテ先発・美馬学投手を強襲する内野安打で出塁します。
打球の当たったロッテ美馬投手はここで降板。代わって２番手で東妻勇輔投手がマウンドへ上がります。
２アウト１塁で打席には４番の杉本裕太郎選手。今シーズンロッテから１３本のホームランを放っているロッテキラーの杉本選手。
その初球でした。強振した打球はレフトスタンドへ。杉本選手は打った瞬間にホームランを確信し、ベンチに向かってＶサインを出しました。
杉本選手の均衡を破る先制２ランでオリックスが２点を先制しました。
ヤクルト、オリックス王手 CSファイナル第2戦
共同通信 11/11(木) 18:17
巨人に連勝し、喜ぶ塩見（左から2人目）らヤクルトナイン（写真＝神宮）
プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ（6試合制）は11日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン1位のヤクルトが3位巨人を5―0で、パは25年ぶりにリーグ制覇したオリックスが2位ロッテを2―0で下し、ともに2連勝でリーグ優勝のアドバンテージを含め3勝0敗とした。
両チームは12日の第3戦で勝つか引き分ければ日本シリーズ進出が決まる。オリックスが進出すれば1996年以来、ヤクルトは2015年以来となる。
共同通信 11/11(木) 18:17
巨人に連勝し、喜ぶ塩見（左から2人目）らヤクルトナイン（写真＝神宮）
プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ（6試合制）は11日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン1位のヤクルトが3位巨人を5―0で、パは25年ぶりにリーグ制覇したオリックスが2位ロッテを2―0で下し、ともに2連勝でリーグ優勝のアドバンテージを含め3勝0敗とした。
両チームは12日の第3戦で勝つか引き分ければ日本シリーズ進出が決まる。オリックスが進出すれば1996年以来、ヤクルトは2015年以来となる。
【オリックス】ラオウ弾で日本シリーズへ王手！ロッテ2番手東妻の初球をCS1号2ラン…2試合連続完封勝利
中日スポーツ 11/11(木) 20:43
６回、先制２ランを放ち、吉田正と昇天ポーズを決めるオリックス・杉本（写真）
◇11日 パ・リーグCSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスが本塁打王の一撃で一気に王手をかけた。両軍無得点で迎えた6回に杉本裕太郎外野手（30）が左越えに先制2ラン。自身ポストシーズン初本塁打となる一撃が決勝点となった。投手陣も第1戦の山本に続き、先発の田嶋は6イニングを77球で3安打無失点。7回以降は「勝利の方程式」で逃げ切り、2試合連続完封勝利を飾った。
杉本はダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、青学大の後輩でもある吉田正と一緒に右拳を突き上げる「昇天ポーズ」を披露。試合後は田嶋とともにお立ち台に上がっり、「甘い球は初球からいこうという気持ちだった。サイコーで〜す！」としてやったり。この日は2回、4回も安打を放っており、3安打2打点の猛打賞だった。
ロッテは無失点投球を続けていた先発の美馬が6回2死から吉田正のライナーを右膝上に受けて緊急降板。後を継いだ東妻が初球をいきなり杉本に被弾した。
ペナントレースを制してアドバンテージの1勝があるオリックスは第1戦から2連勝でファイナルステージ突破に王手をかけた。
中日スポーツ 11/11(木) 20:43
６回、先制２ランを放ち、吉田正と昇天ポーズを決めるオリックス・杉本（写真）
◇11日 パ・リーグCSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスが本塁打王の一撃で一気に王手をかけた。両軍無得点で迎えた6回に杉本裕太郎外野手（30）が左越えに先制2ラン。自身ポストシーズン初本塁打となる一撃が決勝点となった。投手陣も第1戦の山本に続き、先発の田嶋は6イニングを77球で3安打無失点。7回以降は「勝利の方程式」で逃げ切り、2試合連続完封勝利を飾った。
杉本はダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、青学大の後輩でもある吉田正と一緒に右拳を突き上げる「昇天ポーズ」を披露。試合後は田嶋とともにお立ち台に上がっり、「甘い球は初球からいこうという気持ちだった。サイコーで〜す！」としてやったり。この日は2回、4回も安打を放っており、3安打2打点の猛打賞だった。
ロッテは無失点投球を続けていた先発の美馬が6回2死から吉田正のライナーを右膝上に受けて緊急降板。後を継いだ東妻が初球をいきなり杉本に被弾した。
ペナントレースを制してアドバンテージの1勝があるオリックスは第1戦から2連勝でファイナルステージ突破に王手をかけた。
オリックス、2連勝で日本シリーズ進出に王手 杉本決勝2ラン、2戦連続零封勝ち
Full-Count 11/11(木) 20:43
決勝2ランを放ったオリックス・杉本裕太郎【画像：パーソル パ・リーグTV】
○12日の第3戦で勝つか、引き分けでCS突破が決まる
■オリックス 2ー0 ロッテ（CSファイナル・11日・京セラドーム）
オリックスが2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。11日に本拠地・京セラドームで行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦。6回に杉本の2ランで先制すると、投手陣は2試合連続でロッテ打線を完封。日本シリーズ進出まであと1勝とした。
オリックス先発の田嶋、ロッテ先発の美馬の息詰まる投手戦が中盤まで続いた。均衡が敗れたのは6回。2死から吉田正の痛烈な打球が美馬の右脚に直撃し、右腕は緊急降板に。続く杉本は、代わったばかりの東妻の初球を捉え、弾丸ライナーで左翼スタンドに突き刺した。
この2ランで奪った2点を投手陣が守った。先発の田嶋は6回まで3安打無失点と好投。7回からは吉田凌、ヒギンス、守護神の平野と繋いでリードを守り切った。これでアドバンテージの1勝を含めて対戦成績は3勝0敗に。12日の第3戦で勝つか、引き分けで、日本シリーズ進出が決まる。
Full-Count 11/11(木) 20:43
決勝2ランを放ったオリックス・杉本裕太郎【画像：パーソル パ・リーグTV】
○12日の第3戦で勝つか、引き分けでCS突破が決まる
■オリックス 2ー0 ロッテ（CSファイナル・11日・京セラドーム）
オリックスが2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。11日に本拠地・京セラドームで行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦。6回に杉本の2ランで先制すると、投手陣は2試合連続でロッテ打線を完封。日本シリーズ進出まであと1勝とした。
オリックス先発の田嶋、ロッテ先発の美馬の息詰まる投手戦が中盤まで続いた。均衡が敗れたのは6回。2死から吉田正の痛烈な打球が美馬の右脚に直撃し、右腕は緊急降板に。続く杉本は、代わったばかりの東妻の初球を捉え、弾丸ライナーで左翼スタンドに突き刺した。
この2ランで奪った2点を投手陣が守った。先発の田嶋は6回まで3安打無失点と好投。7回からは吉田凌、ヒギンス、守護神の平野と繋いでリードを守り切った。これでアドバンテージの1勝を含めて対戦成績は3勝0敗に。12日の第3戦で勝つか、引き分けで、日本シリーズ進出が決まる。
オリックス２連勝で日本Ｓ進出に王手！杉本Ｖ弾！田嶋ら４投手で完封リレー
デイリースポーツ 11/11(木) 20:44
６回、左翼へ２ランを放ちベンチにアピールしながら駆け出す杉本（写真＝撮影・神子素慎一）
「パＣＳファイナルＳ・第２戦、オリックス２−０ロッテ」（１１日、京セラドーム大阪）
オリックスが２戦連続の零封勝ちで２連勝。アドバンテージを含めて３勝０敗として、２５年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
息詰まる投手戦の均衡を破ったのは、主砲の一撃だった。六回２死一塁、今季の対ロッテ戦で１３本塁打を放っている４番・杉本が代わった直後のロッテ・東妻のスライダーを捉え、左翼にライナーで突き刺す先制２ラン。盛大な拍手を一身に浴びながら、悠々とダイヤモンドを回った。
直前、吉田正の強烈なライナーが美馬の右太もも側部に直撃。美馬は緊急降板となったが、代わったばかりの東妻の初球を主砲が捉えた。
投手陣も奮闘。先発の田嶋が６回３安打無失点と好投すると、七回からは吉田凌、ヒギンス、平野佳が完封リレー。前日のエース山本由伸が作った流れに乗り、ロッテ打線をねじ伏せた。
デイリースポーツ 11/11(木) 20:44
６回、左翼へ２ランを放ちベンチにアピールしながら駆け出す杉本（写真＝撮影・神子素慎一）
「パＣＳファイナルＳ・第２戦、オリックス２−０ロッテ」（１１日、京セラドーム大阪）
オリックスが２戦連続の零封勝ちで２連勝。アドバンテージを含めて３勝０敗として、２５年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
息詰まる投手戦の均衡を破ったのは、主砲の一撃だった。六回２死一塁、今季の対ロッテ戦で１３本塁打を放っている４番・杉本が代わった直後のロッテ・東妻のスライダーを捉え、左翼にライナーで突き刺す先制２ラン。盛大な拍手を一身に浴びながら、悠々とダイヤモンドを回った。
直前、吉田正の強烈なライナーが美馬の右太もも側部に直撃。美馬は緊急降板となったが、代わったばかりの東妻の初球を主砲が捉えた。
投手陣も奮闘。先発の田嶋が６回３安打無失点と好投すると、七回からは吉田凌、ヒギンス、平野佳が完封リレー。前日のエース山本由伸が作った流れに乗り、ロッテ打線をねじ伏せた。
オリックス 主役が輝きシリーズ王手! 田嶋が6回零封!主砲・杉本がV弾放った
スポニチアネックス 11/11(木) 20:45
＜パCSファイナルS オ・ロ（2）＞6回無失点の好投を見せたオリックス・田嶋（写真＝撮影・坂田 高浩）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルラウンド第2戦 オリックス2ー0ロッテ（2021年11月11日 京セラD）
主役が期待通りの働きを見せ、オリックスが2連勝。1勝のアドバンテージを含め3勝0敗とし、25年ぶりの日本シリーズ出場へ力強く王手を掛けた。
シーズン8勝の左腕が、先発投手の重責を十分に果たした。抜群の制球力で、田嶋はロッテ打線に的を絞らせない。6回までに許した安打はわずか3本。二塁さえ踏ませず、最強ブルペン陣にバトンを渡した。
「とにかく、楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに、目の前の打者一人一人に集中していこうと思ってマウンドに上がっていました。何とか0に抑えることができて良かった」
待望の快音が生まれたのは6回だった。2死から吉田正の放った一撃が好投の美馬を直撃。右腕はマウンドから姿を消し、続く杉本がロッテ2番手・東妻の代わりばなを捕まえた。左翼へ豪快な先制2ラン。投手戦の重苦しい空気は消え、スタンドが歓喜に包まれた。
「打ったのはスライダー。何とか打球が上がってくれて良かった」
ベンチで、ヒーローが声を弾ませた。リリーフ陣もスキを見せず、第1戦の山本完封に続き、第2戦は零封リレー。ロッテに18イニング本塁を踏ませないまま、シリーズへあと1勝とした。
スポニチアネックス 11/11(木) 20:45
＜パCSファイナルS オ・ロ（2）＞6回無失点の好投を見せたオリックス・田嶋（写真＝撮影・坂田 高浩）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルラウンド第2戦 オリックス2ー0ロッテ（2021年11月11日 京セラD）
主役が期待通りの働きを見せ、オリックスが2連勝。1勝のアドバンテージを含め3勝0敗とし、25年ぶりの日本シリーズ出場へ力強く王手を掛けた。
シーズン8勝の左腕が、先発投手の重責を十分に果たした。抜群の制球力で、田嶋はロッテ打線に的を絞らせない。6回までに許した安打はわずか3本。二塁さえ踏ませず、最強ブルペン陣にバトンを渡した。
「とにかく、楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに、目の前の打者一人一人に集中していこうと思ってマウンドに上がっていました。何とか0に抑えることができて良かった」
待望の快音が生まれたのは6回だった。2死から吉田正の放った一撃が好投の美馬を直撃。右腕はマウンドから姿を消し、続く杉本がロッテ2番手・東妻の代わりばなを捕まえた。左翼へ豪快な先制2ラン。投手戦の重苦しい空気は消え、スタンドが歓喜に包まれた。
「打ったのはスライダー。何とか打球が上がってくれて良かった」
ベンチで、ヒーローが声を弾ませた。リリーフ陣もスキを見せず、第1戦の山本完封に続き、第2戦は零封リレー。ロッテに18イニング本塁を踏ませないまま、シリーズへあと1勝とした。
オリックス、25年ぶり日本シリーズ進出に王手 杉本が決勝のアーチ
朝日新聞デジタル 11/11(木) 20:46
六回裏オリックス2死一塁、杉本（右）は左越えに先制の2点本塁打を放ち、ベンチ前で走者吉田正（中央）とポーズをとる（写真=金居達朗撮影）
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ（CS）最終ステージ（S、6回戦制）は11日、京セラドーム大阪で第2戦があり、リーグ1位のオリックスが2位ロッテを2―0で破り、2連勝とした。
リーグ1位に与えられる1勝のアドバンテージを含め対戦成績はオリックスの3勝となった。
12日の第3戦（午後6時開始）にオリックスが勝つか引き分ければ、1996年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。
オリックスは0―0で迎えた六回2死から吉田正尚が投手強襲の内野安打を放って出塁。続く4番の杉本裕太郎が左越え2ランを放って均衡を破った。
先発した田嶋大樹は6回3安打無失点と好投、救援陣がリードを守った。
ロッテ打線は前夜の第1戦に続いて、無得点に終わった。CSで2戦続けて零封負けを喫するのはパでは初めて。
第3戦の予告先発はオリックスが山崎颯一郎、ロッテが岩下大輝と発表された。
朝日新聞デジタル 11/11(木) 20:46
六回裏オリックス2死一塁、杉本（右）は左越えに先制の2点本塁打を放ち、ベンチ前で走者吉田正（中央）とポーズをとる（写真=金居達朗撮影）
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ（CS）最終ステージ（S、6回戦制）は11日、京セラドーム大阪で第2戦があり、リーグ1位のオリックスが2位ロッテを2―0で破り、2連勝とした。
リーグ1位に与えられる1勝のアドバンテージを含め対戦成績はオリックスの3勝となった。
12日の第3戦（午後6時開始）にオリックスが勝つか引き分ければ、1996年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。
オリックスは0―0で迎えた六回2死から吉田正尚が投手強襲の内野安打を放って出塁。続く4番の杉本裕太郎が左越え2ランを放って均衡を破った。
先発した田嶋大樹は6回3安打無失点と好投、救援陣がリードを守った。
ロッテ打線は前夜の第1戦に続いて、無得点に終わった。CSで2戦続けて零封負けを喫するのはパでは初めて。
第3戦の予告先発はオリックスが山崎颯一郎、ロッテが岩下大輝と発表された。
【オリックス】ラオウ弾で日本シリーズ進出王手 ４投手で完封リレー
スポーツ報知 11/11(木) 20:47
好投したオリックス先発の田嶋（写真）
◆２０２１パーソル クライマックスシリーズ パ 最終ステージ第２戦 オリックス２―０ロッテ（１１日・京セラドーム大阪）
オリックスが連勝し、１勝のアドバンテージを含めて３勝０敗として日本シリーズ進出へ王手をかけた。
この日の立役者は４番・杉本だった。０―０で迎えた６回２死一塁で先制２ラン。代わったばかりの２番手・東妻の初球スライダーを弾丸ライナーで左越えへ運び「何とか打球が上がってくれてよかったです」と声を弾ませた。
先発・田嶋も「とにかく楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに目の前の打者一人一人に集中していこうと思った」と６回を３安打無失点。吉田凌からヒギンスへとつなぎ、最後は守護神・平野佳が無失点リレーを締めた。
１２日の第３戦は５年目右腕・山崎颯が先発。一気の３連勝で突破を目指す。
スポーツ報知 11/11(木) 20:47
好投したオリックス先発の田嶋（写真）
◆２０２１パーソル クライマックスシリーズ パ 最終ステージ第２戦 オリックス２―０ロッテ（１１日・京セラドーム大阪）
オリックスが連勝し、１勝のアドバンテージを含めて３勝０敗として日本シリーズ進出へ王手をかけた。
この日の立役者は４番・杉本だった。０―０で迎えた６回２死一塁で先制２ラン。代わったばかりの２番手・東妻の初球スライダーを弾丸ライナーで左越えへ運び「何とか打球が上がってくれてよかったです」と声を弾ませた。
先発・田嶋も「とにかく楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに目の前の打者一人一人に集中していこうと思った」と６回を３安打無失点。吉田凌からヒギンスへとつなぎ、最後は守護神・平野佳が無失点リレーを締めた。
１２日の第３戦は５年目右腕・山崎颯が先発。一気の３連勝で突破を目指す。
オリックスが２５年ぶり日本シリーズに王手！ 杉本Ｖ弾＆田嶋は６回無失点
サンケイスポーツ 11/11(木) 20:48
六回、オリックス・杉本裕太郎が先制の左越え２点本塁打を放つ（写真＝京セラドーム大阪 撮影・荒木孝雄）
（パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第２戦、オリックス２−０ロッテ、オリックス３勝、１１日、京セラ）オリックスが勝利し、リーグ優勝のアドバンテージも含めて対戦成績を３勝０敗とした。２５年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
１０日の１戦目では山本が完封勝利。２戦目を託されたのは田嶋だ。三回を終えて１安打無失点。四回から六回までは走者を許したが、二塁すら踏ませない圧巻の内容だ。６回７７球、３安打無失点で味方の援護を待った。
打線が応えたのも六回だ。２死から吉田正が投手強襲の内野安打。打ちあぐねていた美馬が降板となると、２番手は東妻。打席に入ったのは杉本だ。その１球目、１３３キロをとらえると打球は弾丸ライナーで左翼席に着弾。こん身の一撃で試合を動かした。
オリックスは七回から継投に。七回は吉田凌が無失点。八回はヒギンスがしのぐと、九回は平野が無失点で締めた。オリ投が２試合連続でロッテ打線をシャットアウト。２５年ぶりの日本シリーズに王手をかけた。
サンケイスポーツ 11/11(木) 20:48
六回、オリックス・杉本裕太郎が先制の左越え２点本塁打を放つ（写真＝京セラドーム大阪 撮影・荒木孝雄）
（パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第２戦、オリックス２−０ロッテ、オリックス３勝、１１日、京セラ）オリックスが勝利し、リーグ優勝のアドバンテージも含めて対戦成績を３勝０敗とした。２５年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
１０日の１戦目では山本が完封勝利。２戦目を託されたのは田嶋だ。三回を終えて１安打無失点。四回から六回までは走者を許したが、二塁すら踏ませない圧巻の内容だ。６回７７球、３安打無失点で味方の援護を待った。
打線が応えたのも六回だ。２死から吉田正が投手強襲の内野安打。打ちあぐねていた美馬が降板となると、２番手は東妻。打席に入ったのは杉本だ。その１球目、１３３キロをとらえると打球は弾丸ライナーで左翼席に着弾。こん身の一撃で試合を動かした。
オリックスは七回から継投に。七回は吉田凌が無失点。八回はヒギンスがしのぐと、九回は平野が無失点で締めた。オリ投が２試合連続でロッテ打線をシャットアウト。２５年ぶりの日本シリーズに王手をかけた。
オリックス、日本シリーズに王手 ラオウ杉本が弾丸ライナーで決勝２ラン
日刊スポーツ 11/11(木) 20:49
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死一塁、2点本塁打を放ちポーズを決める杉本（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスが杉本裕太郎外野手（30）の1発でロッテから勝利し、日本シリーズに王手をかけた。
投手戦の中、6回2死一塁から杉本が左翼席に弾丸ライナーで2ランを放ち先制点を挙げた。お決まりの「昇天ポーズ」もCS初披露となった。
投げては先発の田嶋大樹投手（25）が6回3安打5奪三振の好投。二塁を踏ませない投球でラオウ弾につなげた。7回以降は継投でリードを守り抜き、2戦連続完封勝ち。プレーオフ、クライマックスシリーズの初戦から2試合連続0封勝ちはパ・リーグでは史上初となった。
これで、アドバンテージの1勝を含めて3勝0敗。日本シリーズへあと1勝とした。
日刊スポーツ 11/11(木) 20:49
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死一塁、2点本塁打を放ちポーズを決める杉本（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスが杉本裕太郎外野手（30）の1発でロッテから勝利し、日本シリーズに王手をかけた。
投手戦の中、6回2死一塁から杉本が左翼席に弾丸ライナーで2ランを放ち先制点を挙げた。お決まりの「昇天ポーズ」もCS初披露となった。
投げては先発の田嶋大樹投手（25）が6回3安打5奪三振の好投。二塁を踏ませない投球でラオウ弾につなげた。7回以降は継投でリードを守り抜き、2戦連続完封勝ち。プレーオフ、クライマックスシリーズの初戦から2試合連続0封勝ちはパ・リーグでは史上初となった。
これで、アドバンテージの1勝を含めて3勝0敗。日本シリーズへあと1勝とした。
オリックス、日本シリーズ進出王手 ロッテに2連勝 CSファイナル
毎日新聞 11/11(木) 20:49
【オリックス−ロッテ】六回裏オリックス2死一塁、杉本が左越えに2点本塁打を放つ（写真＝京セラドーム大阪で2021年11月11日、藤井達也撮影）
プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）は11日、セ、パ両リーグのファイナルステージ（6試合制）第2戦があり、パ（京セラドーム大阪）はレギュラーシーズン1位のオリックスが同2位のロッテを降して2連勝とした。
オリックスには1勝のアドバンテージがあり、対戦成績を3勝として、日本一になった1996年以来25年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
第3戦は12日午後6時から同球場で行われる。
◇オリックス・中嶋監督
点をやらない投手陣が良かった。田嶋はシーズン中なら（七回も）続投だと思うが、飛ばしていったので（代えた）。
◇ロッテ・井口監督
（好投の美馬が負傷降板）本当に（内容は）良かったが（続投は）ちょっと厳しかった。（相手に王手をかけられたが）勝つしかない。
毎日新聞 11/11(木) 20:49
【オリックス−ロッテ】六回裏オリックス2死一塁、杉本が左越えに2点本塁打を放つ（写真＝京セラドーム大阪で2021年11月11日、藤井達也撮影）
プロ野球のクライマックスシリーズ（CS）は11日、セ、パ両リーグのファイナルステージ（6試合制）第2戦があり、パ（京セラドーム大阪）はレギュラーシーズン1位のオリックスが同2位のロッテを降して2連勝とした。
オリックスには1勝のアドバンテージがあり、対戦成績を3勝として、日本一になった1996年以来25年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
第3戦は12日午後6時から同球場で行われる。
◇オリックス・中嶋監督
点をやらない投手陣が良かった。田嶋はシーズン中なら（七回も）続投だと思うが、飛ばしていったので（代えた）。
◇ロッテ・井口監督
（好投の美馬が負傷降板）本当に（内容は）良かったが（続投は）ちょっと厳しかった。（相手に王手をかけられたが）勝つしかない。
オリックス先発の田嶋大樹が大仕事「集中した」6回無失点で2戦連続完封演出【パCS】
中日スポーツ 11/11(木) 20:58
ロッテ戦に先発したオリックス・田嶋（写真）
◇11日 パ・リーグ CSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
先発したオリックスの田嶋大樹投手（25）が大仕事でチームの2試合連続完封勝利の立役者となった。6イニングを3安打、1与四球、5奪三振の無失点。救援陣もゼロ封リレーを演じ、6回に4番の杉本が放った先制弾の2点を守り切った。
登板中はベンチでも表情をまったく変えなかった田嶋の顔に笑みが広がった。「すごく幸せな気持ち。とにかく楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに目の前の打者一人ひとりに集中していこうと思って、マウンドに上がっていました。ストレートも走っていたし、しっかりコーナーに投げ分けもできた。目の前の打者を打ち取って、チームにいいリズムを与えようと投げていた」と喜びをかみしめた。
マウンド上では「自分の心が豊かになることをつぶやいていた」という。お立ち台では、登板後のやりとりを聞かれ、「ちょっと質問が難しいんですけど…」とファンの爆笑を誘った。4年目の今季は自己最多となる24試合に先発して自己最多の8勝（8敗）。シーズン同様、平常心を強調して先発のマウンドへ上がり、大仕事をやってのけた。
中日スポーツ 11/11(木) 20:58
ロッテ戦に先発したオリックス・田嶋（写真）
◇11日 パ・リーグ CSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
先発したオリックスの田嶋大樹投手（25）が大仕事でチームの2試合連続完封勝利の立役者となった。6イニングを3安打、1与四球、5奪三振の無失点。救援陣もゼロ封リレーを演じ、6回に4番の杉本が放った先制弾の2点を守り切った。
登板中はベンチでも表情をまったく変えなかった田嶋の顔に笑みが広がった。「すごく幸せな気持ち。とにかく楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに目の前の打者一人ひとりに集中していこうと思って、マウンドに上がっていました。ストレートも走っていたし、しっかりコーナーに投げ分けもできた。目の前の打者を打ち取って、チームにいいリズムを与えようと投げていた」と喜びをかみしめた。
マウンド上では「自分の心が豊かになることをつぶやいていた」という。お立ち台では、登板後のやりとりを聞かれ、「ちょっと質問が難しいんですけど…」とファンの爆笑を誘った。4年目の今季は自己最多となる24試合に先発して自己最多の8勝（8敗）。シーズン同様、平常心を強調して先発のマウンドへ上がり、大仕事をやってのけた。
オリックス２戦連続０封勝ちで日本Ｓ王手、ロッテは継投に反撃封じられる
日刊スポーツ 11/11(木) 20:58
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死一塁、左越え2点本塁打を放つ杉本（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇11日◇京セラドーム大阪
序盤は両チームともに無得点。オリックスは2回に1死一、二塁の好機をつくるも、安達の二直による併殺で先制はならなかった。
オリックスが6回に2点を先制した。2死から吉田正が投手強襲の安打で出塁。続く杉本が左翼へ2ランを放った。
オリックスは7回から継投でロッテの反撃を封じて2試合連続で0封勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけた。
日刊スポーツ 11/11(木) 20:58
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死一塁、左越え2点本塁打を放つ杉本（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇11日◇京セラドーム大阪
序盤は両チームともに無得点。オリックスは2回に1死一、二塁の好機をつくるも、安達の二直による併殺で先制はならなかった。
オリックスが6回に2点を先制した。2死から吉田正が投手強襲の安打で出塁。続く杉本が左翼へ2ランを放った。
オリックスは7回から継投でロッテの反撃を封じて2試合連続で0封勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけた。
ヒーローインタビュー Ｖ弾のオリックス・杉本「きのうは何もできなかった。きょうは絶対に打ってやろうと」
サンケイスポーツ 11/11(木) 21:17
スタンドに向かって敬礼するオリックス・杉本裕太郎（右）と田嶋大樹（写真＝京セラドーム大阪 撮影・荒木孝雄）
（パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第２戦、オリックス２−０ロッテ、オリックス３勝、１１日、京セラ）オリックスがリーグ優勝のアドバンテージも含めて対戦成績を３勝０敗とした。６回無失点で白星を手に入れた田嶋大樹投手（２５）と、決勝弾を放った杉本裕太郎外野手（３０）がお立ち台に上がった。主な一問一答は以下の通り。
（以下、田嶋）
−−６回無失点。内容については
「調子もよく、これだけ多くのファンの方々の前でいいピッチングができたので。すごく幸せな気持ちです」
−−よかったのはどこか
「ストレートも走っていましたし。コーナーに投げ分けができたので、よかったんじゃないかなと思います」
−−きのうはいつも通りと言っていたが、マウンドに上がってみて
「すごくわくわくした気持ちの方が強くて、緊張せずに打者に向かっていきました」
−−０−０で試合が進む中でどんなことを考えていた
「目の前の打者を一人ずつ、積み重ねて。チームにいいリズムを与えられるように投げていました」
−−何かをつぶやいているように見えたが
「自分の心がすごく豊かになることをつぶやいていました」
−−六回を終えて、投手コーチからどんな言葉を
「言葉…。すみません、質問がちょっと難しいんですけど（球場内が笑いに包まれる）」
−−失礼しました
「言葉ですよね、『次の登板があるときにまた頼む』ということで。まだクライマックスは終わっていないので、気を引き締めてあしたから練習したいと思います」
−−あす以降に向けて
「きょうもこんなに多くのオリックスファン、野球ファンの方々がきてくれて本当にすごく幸せですし、何かひとつでも元気というか、一歩踏み出せる力とか、そういうふうな野球をしたいと思うので。あしたからも応援よろしくお願いします」
（以下、杉本）
−−打った瞬間の感触は
「まずきょう、僕と（吉田）正尚の大学時代の監督である河原井監督が応援にきてくださったので。いつも打たなくて怒られているので、きょう打ててよかったです！」
−−吉田正が２安打。試合に出ている姿を見て感じることは
「試合に出てくれるだけで僕たちは頼もしいですし。勝てるという気持ちになるので。あしたも打ってください」
−−投手が代わって１球目だった。狙いは何だったのか
「田嶋がすごく頑張っていたので。なかなか点を取れなかったんですけど。甘い球を初球からいこうという気持ちでいきました」
−−きのうの試合も踏まえて心境の変化など
「僕自身はきのうは何もできなかった。きょう絶対に打ってやろうと打席に立ちました」
−−吉田正と拳を突き上げた気持ちは
「最高です！」
−−日本シリーズまであと１勝
「あと１勝で日本シリーズなので、ファンのみなさん、あしたも応援よろしくお願いします！ ありがとうございました！」
サンケイスポーツ 11/11(木) 21:17
スタンドに向かって敬礼するオリックス・杉本裕太郎（右）と田嶋大樹（写真＝京セラドーム大阪 撮影・荒木孝雄）
（パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第２戦、オリックス２−０ロッテ、オリックス３勝、１１日、京セラ）オリックスがリーグ優勝のアドバンテージも含めて対戦成績を３勝０敗とした。６回無失点で白星を手に入れた田嶋大樹投手（２５）と、決勝弾を放った杉本裕太郎外野手（３０）がお立ち台に上がった。主な一問一答は以下の通り。
（以下、田嶋）
−−６回無失点。内容については
「調子もよく、これだけ多くのファンの方々の前でいいピッチングができたので。すごく幸せな気持ちです」
−−よかったのはどこか
「ストレートも走っていましたし。コーナーに投げ分けができたので、よかったんじゃないかなと思います」
−−きのうはいつも通りと言っていたが、マウンドに上がってみて
「すごくわくわくした気持ちの方が強くて、緊張せずに打者に向かっていきました」
−−０−０で試合が進む中でどんなことを考えていた
「目の前の打者を一人ずつ、積み重ねて。チームにいいリズムを与えられるように投げていました」
−−何かをつぶやいているように見えたが
「自分の心がすごく豊かになることをつぶやいていました」
−−六回を終えて、投手コーチからどんな言葉を
「言葉…。すみません、質問がちょっと難しいんですけど（球場内が笑いに包まれる）」
−−失礼しました
「言葉ですよね、『次の登板があるときにまた頼む』ということで。まだクライマックスは終わっていないので、気を引き締めてあしたから練習したいと思います」
−−あす以降に向けて
「きょうもこんなに多くのオリックスファン、野球ファンの方々がきてくれて本当にすごく幸せですし、何かひとつでも元気というか、一歩踏み出せる力とか、そういうふうな野球をしたいと思うので。あしたからも応援よろしくお願いします」
（以下、杉本）
−−打った瞬間の感触は
「まずきょう、僕と（吉田）正尚の大学時代の監督である河原井監督が応援にきてくださったので。いつも打たなくて怒られているので、きょう打ててよかったです！」
−−吉田正が２安打。試合に出ている姿を見て感じることは
「試合に出てくれるだけで僕たちは頼もしいですし。勝てるという気持ちになるので。あしたも打ってください」
−−投手が代わって１球目だった。狙いは何だったのか
「田嶋がすごく頑張っていたので。なかなか点を取れなかったんですけど。甘い球を初球からいこうという気持ちでいきました」
−−きのうの試合も踏まえて心境の変化など
「僕自身はきのうは何もできなかった。きょう絶対に打ってやろうと打席に立ちました」
−−吉田正と拳を突き上げた気持ちは
「最高です！」
−−日本シリーズまであと１勝
「あと１勝で日本シリーズなので、ファンのみなさん、あしたも応援よろしくお願いします！ ありがとうございました！」
ヤクルト、オリックスが日本シリーズ進出へ王手！両リーグの優勝チームがともに無傷で王手は初
スポーツ報知 11/11(木) 21:22
ヤクルト・高津臣吾監督（左）とオリックス・中嶋聡監督（右 写真）
◆２０２１ ＪＥＲＡ クライマックスシリーズ セ 最終Ｓ第２戦 ヤクルト５―０巨人（１１日・神宮）
◆２０２１パーソル クライマックスシリーズ パ 最終ステージ第２戦 オリックス２―０ロッテ（１１日・京セラドーム大阪）
プロ野球のクライマックスシリーズ最終ステージ（Ｓ）は１１日に第２戦が行われ、セ、パともに優勝チームが連勝した。
セ・リーグはヤクルトが巨人のエース・菅野智之から５点を奪い、２試合連続０封勝利。またパ・リーグもオリックスがロッテに２試合連続の０封勝利を収めた。ヤクルトとオリックスはアドバンテージの１勝と合わせて、今ステージ３勝目となり、ともに日本シリーズに王手をかけた。
両リーグの１位チームがともに無傷で日本シリーズ進出に王手をかけたのは、史上初となった。また、両リーグともに無失点で王手まで勝ち上がったのも史上初となった。
スポーツ報知 11/11(木) 21:22
ヤクルト・高津臣吾監督（左）とオリックス・中嶋聡監督（右 写真）
◆２０２１ ＪＥＲＡ クライマックスシリーズ セ 最終Ｓ第２戦 ヤクルト５―０巨人（１１日・神宮）
◆２０２１パーソル クライマックスシリーズ パ 最終ステージ第２戦 オリックス２―０ロッテ（１１日・京セラドーム大阪）
プロ野球のクライマックスシリーズ最終ステージ（Ｓ）は１１日に第２戦が行われ、セ、パともに優勝チームが連勝した。
セ・リーグはヤクルトが巨人のエース・菅野智之から５点を奪い、２試合連続０封勝利。またパ・リーグもオリックスがロッテに２試合連続の０封勝利を収めた。ヤクルトとオリックスはアドバンテージの１勝と合わせて、今ステージ３勝目となり、ともに日本シリーズに王手をかけた。
両リーグの１位チームがともに無傷で日本シリーズ進出に王手をかけたのは、史上初となった。また、両リーグともに無失点で王手まで勝ち上がったのも史上初となった。
日本S王手に導いたオリ・田嶋 マウンドでは熱く、お立ち台では脱力系 一瞬、絶句した質問とは
スポニチアネックス 11/11(木) 21:24
＜オ・ロ＞6回無失点の力投を見せたオリックス・田嶋（写真＝撮影・長久保 豊）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルラウンド第2戦 オリックス2ー0ロッテ（2021年11月11日 京セラD）
気迫で圧倒したマウンドと違い、試合後の田嶋は本来のクールさを取り戻していた。6回無失点と好投し、日本シリーズまで「あと1勝」に導いたお立ち台。「今日は調子が良くて、これだけのファンの前で投げられて、幸せな気持ちです」。静かに喜びをかみしめた。
エース山本の完封劇を受け、託された第2戦のマウンド。球威、球のキレ、制球と非の打ちどころがなく、6回まで被安打、二塁さえ踏ませずにゲームメイクした。「ストレートは走っていたし、しっかりコーナーを投げ分けられて、良かったんじゃないか、と」。クライマックスシリーズは自身初登板。ただ、重圧を感じることはなかったという。「すごくワクワクが強くて、緊張せず打者に向かっていけた」
淡々と、冷静に振り返っていた「脱力系」左腕が、一瞬絶句したのが続く質問だった。「マウンドで何かつぶやいていらしたようですが…」。少し間をおいて、こう“告白”した。
「自分の心が豊かになることをつぶやいてまして…」
あまりに意外で、ミステリアスな答えに、場内からどよめきが…。マウンドでのつぶやきといえば、かつては巨人・桑田の「代名詞」だった。25年ぶりの夢舞台まで、あと一つ。背番号29が次につぶやく舞台は、日本一を決める戦いに違いない。
スポニチアネックス 11/11(木) 21:24
＜オ・ロ＞6回無失点の力投を見せたオリックス・田嶋（写真＝撮影・長久保 豊）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルラウンド第2戦 オリックス2ー0ロッテ（2021年11月11日 京セラD）
気迫で圧倒したマウンドと違い、試合後の田嶋は本来のクールさを取り戻していた。6回無失点と好投し、日本シリーズまで「あと1勝」に導いたお立ち台。「今日は調子が良くて、これだけのファンの前で投げられて、幸せな気持ちです」。静かに喜びをかみしめた。
エース山本の完封劇を受け、託された第2戦のマウンド。球威、球のキレ、制球と非の打ちどころがなく、6回まで被安打、二塁さえ踏ませずにゲームメイクした。「ストレートは走っていたし、しっかりコーナーを投げ分けられて、良かったんじゃないか、と」。クライマックスシリーズは自身初登板。ただ、重圧を感じることはなかったという。「すごくワクワクが強くて、緊張せず打者に向かっていけた」
淡々と、冷静に振り返っていた「脱力系」左腕が、一瞬絶句したのが続く質問だった。「マウンドで何かつぶやいていらしたようですが…」。少し間をおいて、こう“告白”した。
「自分の心が豊かになることをつぶやいてまして…」
あまりに意外で、ミステリアスな答えに、場内からどよめきが…。マウンドでのつぶやきといえば、かつては巨人・桑田の「代名詞」だった。25年ぶりの夢舞台まで、あと一つ。背番号29が次につぶやく舞台は、日本一を決める戦いに違いない。
ヤクルトとオリックスが日本Sへ王手 同一年に両リーグで無傷の王手は史上初 その進出確率は100％
スポニチアネックス 11/11(木) 21:25
＜パCS オ・ロ（2）＞6回2死一塁、先制に2点本塁打を放ちVサインでベースを回るオリックス・杉本（写真＝撮影・後藤 正志）
セ・リーグとパ・リーグは11日、クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第2戦が行われ、セはヤクルトが5─0で巨人を下し、パはオリックスがロッテに2─0で勝った。これでヤクルト、オリックスともにアドバンテージの1勝を含め、通算3勝0敗とし、日本シリーズ進出へ王手をかけた。両チームともに、12日の第3戦に勝つか、引き分けで進出が決まる。
過去、日本シリーズ出場をかけたプレーオフ、CSで無傷で王手をかけたのは、過去18度あり、すべてが日本シリーズ進出を果たしている。
スポニチアネックス 11/11(木) 21:25
＜パCS オ・ロ（2）＞6回2死一塁、先制に2点本塁打を放ちVサインでベースを回るオリックス・杉本（写真＝撮影・後藤 正志）
セ・リーグとパ・リーグは11日、クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第2戦が行われ、セはヤクルトが5─0で巨人を下し、パはオリックスがロッテに2─0で勝った。これでヤクルト、オリックスともにアドバンテージの1勝を含め、通算3勝0敗とし、日本シリーズ進出へ王手をかけた。両チームともに、12日の第3戦に勝つか、引き分けで進出が決まる。
過去、日本シリーズ出場をかけたプレーオフ、CSで無傷で王手をかけたのは、過去18度あり、すべてが日本シリーズ進出を果たしている。
オリックスが2戦連続の完封勝利で日本シリーズ進出に王手
ベースボールキング 11/11(木) 21:27
杉本が左越えに先制2ランを放つ（写真）
【CSファイナルステージ第2戦】
○ オリックス 2 − 0 ロッテ ●
＜11月11日 京セラD大阪＞
『2021 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファイナルステージ第2戦が11日に行われ、4番の一振りと投手陣の好投で接戦を制したオリックスが優勝アドバンテージを含めた対戦成績を3勝0敗とした。
オリックスは前日の山本由伸に続いて、先発の田嶋大樹が好投。「とにかく楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに目の前の打者一人一人に集中していこうと思ってマウンドに上がった」という左腕が、6回までロッテ打線を散発の3安打に抑えると、6回裏二死走者なしから、吉田正尚がピッチャー強襲のヒットで出塁し、4番の杉本裕太郎が2番手・東妻勇輔の初球をレフトスタンドへ運んだ。
杉本の2ランで先制したオリックスは、7回から継投に入り、7回を吉田凌、8回をヒギンス、9回を平野佳寿が無失点で繋ぎ、2試合連続でゼロ封勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけることに成功した。
ベースボールキング 11/11(木) 21:27
杉本が左越えに先制2ランを放つ（写真）
【CSファイナルステージ第2戦】
○ オリックス 2 − 0 ロッテ ●
＜11月11日 京セラD大阪＞
『2021 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファイナルステージ第2戦が11日に行われ、4番の一振りと投手陣の好投で接戦を制したオリックスが優勝アドバンテージを含めた対戦成績を3勝0敗とした。
オリックスは前日の山本由伸に続いて、先発の田嶋大樹が好投。「とにかく楽しむ気持ちを忘れず、後先を考えずに目の前の打者一人一人に集中していこうと思ってマウンドに上がった」という左腕が、6回までロッテ打線を散発の3安打に抑えると、6回裏二死走者なしから、吉田正尚がピッチャー強襲のヒットで出塁し、4番の杉本裕太郎が2番手・東妻勇輔の初球をレフトスタンドへ運んだ。
杉本の2ランで先制したオリックスは、7回から継投に入り、7回を吉田凌、8回をヒギンス、9回を平野佳寿が無失点で繋ぎ、2試合連続でゼロ封勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけることに成功した。
ヤクルトは15年ドラ1、オリックスは23歳に命運託す セパCS第3戦の先発投手は？
Full-Count 11/11(木) 21:29
ヤクルト・原樹理（左）と巨人のCC・メルセデス【写真：荒川祐史】
■崖っぷちの巨人はメルセデス、ロッテは岩下がそれぞれ先発
日本野球機構（NPB）は11日、「JERA クライマックスシリーズ セ」と「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第3戦の予告先発投手を発表した。
セ2連勝で王手をかけたヤクルトの先発は原樹理投手。今季は9試合に登板して3勝1敗、防御率2.30。前半戦はわずか1試合の登板だったが、後半戦だけで3勝をマーク。特にシーズン終盤は好投を続け、対巨人は2試合で1勝0敗、防御率1.59としている。
2連敗で崖っぷちに立たされた巨人はCC・メルセデス投手に命運を託す。左腕は今季17試合で7勝5敗、防御率3.77。シーズン終盤は勝ち星に恵まれずに、約2か月、白星のないままレギュラーシーズンを終えた。ヤクルトとは4試合で対戦し、1勝1敗、防御率5.14と苦戦を強いられていた。
2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけたオリックスは山崎颯一郎投手が先発。山崎颯は今季9試合に登板して2勝2敗、防御率3.69。後半戦に入って先発を任され、対ロッテは2試合で1勝0敗、防御率2.31の好相性だった。
一方、あとが無くなったロッテは岩下大輝投手が先発。今季開幕ローテ入りを果たした右腕は前半戦で今季チーム2位となる8勝をマーク。だが、後半戦は白星をあげることができず苦戦が続いていた。対オリックスは3試合で2勝0敗、防御率2.45と好成績を残している。
Full-Count 11/11(木) 21:29
ヤクルト・原樹理（左）と巨人のCC・メルセデス【写真：荒川祐史】
■崖っぷちの巨人はメルセデス、ロッテは岩下がそれぞれ先発
日本野球機構（NPB）は11日、「JERA クライマックスシリーズ セ」と「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第3戦の予告先発投手を発表した。
セ2連勝で王手をかけたヤクルトの先発は原樹理投手。今季は9試合に登板して3勝1敗、防御率2.30。前半戦はわずか1試合の登板だったが、後半戦だけで3勝をマーク。特にシーズン終盤は好投を続け、対巨人は2試合で1勝0敗、防御率1.59としている。
2連敗で崖っぷちに立たされた巨人はCC・メルセデス投手に命運を託す。左腕は今季17試合で7勝5敗、防御率3.77。シーズン終盤は勝ち星に恵まれずに、約2か月、白星のないままレギュラーシーズンを終えた。ヤクルトとは4試合で対戦し、1勝1敗、防御率5.14と苦戦を強いられていた。
2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけたオリックスは山崎颯一郎投手が先発。山崎颯は今季9試合に登板して2勝2敗、防御率3.69。後半戦に入って先発を任され、対ロッテは2試合で1勝0敗、防御率2.31の好相性だった。
一方、あとが無くなったロッテは岩下大輝投手が先発。今季開幕ローテ入りを果たした右腕は前半戦で今季チーム2位となる8勝をマーク。だが、後半戦は白星をあげることができず苦戦が続いていた。対オリックスは3試合で2勝0敗、防御率2.45と好成績を残している。
オリックスの3戦目は山��颯一郎！同期・山本由伸の快投に刺激「自分もやってやろうと」
ベースボールキング 11/11(木) 21:32
オリックス・山��颯一郎（写真＝撮影・北野正樹）
◆ 高卒5年目右腕が大舞台のマウンドへ
『2021 パーソル クライマックス シリーズ パ』ファイナルステージ第3戦の予告先発が、第2戦終了後に発表。第2戦を制して日本シリーズ進出に王手をかけたオリックスは、トミー・ジョン手術を乗り越えて今季一軍デビューを飾った高卒5年目右腕の山崎颯一郎がマウンドに上がる。
大舞台のマウンドを託された山��颯は、第2戦を前に「まだ緊張してないです。たぶん試合（第2戦）が始まって画面を見てるぐらいのときから、緊張し始めるんだろうなと思います」とコメント。初戦で同学年の山本由伸が完封劇を披露したこもあり、「自分もやってやろうという刺激になる。イケイケでチームの雰囲気もいいので、そのまま行きたい」と意気込んだ。
今回の先発は「1〜2週間ぐらい前に『最速3戦目あるぞ』と言われて、CSが始まる前の日ぐらいに（投手コーチの）高山さんから言われた」とのこと。高山コーチからは「ストライクをいいところに投げようと思って、小さくなるなと」言われたことを明かし、「そこまでのコントロールはないので。今はただストライクゾーンに自分の強い球を投げられたらいい」と、自身のやるべきことに集中している。
また、「やってやろうという気持ちもありますし、自分はあがり症なので、そこを抑えて冷静にいこうと思う。立ち上がりで変わると思うので、初球ですかね。初球は『こいつ調子いいぞ』と思わせるような球を投げたい。それだけでも威圧になる」「みんな凄いバッターなので、回の先頭打者をしっかり抑える意識でいきたい」」と、初球・先頭の入り方に細心の注意を払う。
トミージョン手術から2年でCSの先発マウンドに上ることになった右腕は「全く思ってなかった。一軍で投げられればいいかなという感覚だったので、今年はツイてると思う。トレーナーの皆さんとリハビリをやって、黒木さんもいたので心強かった」と、ここまでの道のりを振り返り、「スライダー、カーブ、フォークと変化球が試合の中で良くなってきた」と自身の成長に対する手応えも口にした。
取材・文＝どら増田
ベースボールキング 11/11(木) 21:32
オリックス・山��颯一郎（写真＝撮影・北野正樹）
◆ 高卒5年目右腕が大舞台のマウンドへ
『2021 パーソル クライマックス シリーズ パ』ファイナルステージ第3戦の予告先発が、第2戦終了後に発表。第2戦を制して日本シリーズ進出に王手をかけたオリックスは、トミー・ジョン手術を乗り越えて今季一軍デビューを飾った高卒5年目右腕の山崎颯一郎がマウンドに上がる。
大舞台のマウンドを託された山��颯は、第2戦を前に「まだ緊張してないです。たぶん試合（第2戦）が始まって画面を見てるぐらいのときから、緊張し始めるんだろうなと思います」とコメント。初戦で同学年の山本由伸が完封劇を披露したこもあり、「自分もやってやろうという刺激になる。イケイケでチームの雰囲気もいいので、そのまま行きたい」と意気込んだ。
今回の先発は「1〜2週間ぐらい前に『最速3戦目あるぞ』と言われて、CSが始まる前の日ぐらいに（投手コーチの）高山さんから言われた」とのこと。高山コーチからは「ストライクをいいところに投げようと思って、小さくなるなと」言われたことを明かし、「そこまでのコントロールはないので。今はただストライクゾーンに自分の強い球を投げられたらいい」と、自身のやるべきことに集中している。
また、「やってやろうという気持ちもありますし、自分はあがり症なので、そこを抑えて冷静にいこうと思う。立ち上がりで変わると思うので、初球ですかね。初球は『こいつ調子いいぞ』と思わせるような球を投げたい。それだけでも威圧になる」「みんな凄いバッターなので、回の先頭打者をしっかり抑える意識でいきたい」」と、初球・先頭の入り方に細心の注意を払う。
トミージョン手術から2年でCSの先発マウンドに上ることになった右腕は「全く思ってなかった。一軍で投げられればいいかなという感覚だったので、今年はツイてると思う。トレーナーの皆さんとリハビリをやって、黒木さんもいたので心強かった」と、ここまでの道のりを振り返り、「スライダー、カーブ、フォークと変化球が試合の中で良くなってきた」と自身の成長に対する手応えも口にした。
取材・文＝どら増田
オリックス田嶋大樹６回０封「打者に向かっていけた」お立ち台で爆笑も誘う
日刊スポーツ 11/11(木) 21:32
オリックス対ロッテ オリックス先発の田嶋（写真＝撮影・前岡正明）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスは先発田嶋大樹投手（25）の好投でCSファイナルステージ突破に王手をかけた。前日10日にエース山本由伸投手（23）の完封から、2試合連続0封での勝利はパ・リーグのポストシーズンで初めて。
田嶋は1回から球威が光った。1死後に今季27本塁打のマーティンに真っ向勝負を挑み、外角高め速球で空振り三振。速球が走れば変化球も効果的だ。2回無死一塁でエチェバリアにはフォークで引っ掛けさせ、遊撃併殺打に仕留めた。CS初登板は6回を77球の3安打無失点。お立ち台でも「調子がよかった。ストレートが走っていたし、しっかりコーナーに投げ分けできてよかった。すごくワクワクした気持ちが強くて緊張せず、打者に向かっていけた」と声をはずませた。
ファンの前で爆笑も誘った。マウンドでつぶやいていたと問われて「自分の心がすごく豊かになることをちょっとつぶやいていました」とシュールに話すと、場内がドッと沸いた。さらに、6回を投げ終えて、首脳陣にどんな言葉を掛けられたか問われ「言葉…。質問がちょっと難しい」と言うと再び笑いが起こった。上げ潮ムードを保ち、日本シリーズに王手をかけた。
日刊スポーツ 11/11(木) 21:32
オリックス対ロッテ オリックス先発の田嶋（写真＝撮影・前岡正明）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスは先発田嶋大樹投手（25）の好投でCSファイナルステージ突破に王手をかけた。前日10日にエース山本由伸投手（23）の完封から、2試合連続0封での勝利はパ・リーグのポストシーズンで初めて。
田嶋は1回から球威が光った。1死後に今季27本塁打のマーティンに真っ向勝負を挑み、外角高め速球で空振り三振。速球が走れば変化球も効果的だ。2回無死一塁でエチェバリアにはフォークで引っ掛けさせ、遊撃併殺打に仕留めた。CS初登板は6回を77球の3安打無失点。お立ち台でも「調子がよかった。ストレートが走っていたし、しっかりコーナーに投げ分けできてよかった。すごくワクワクした気持ちが強くて緊張せず、打者に向かっていけた」と声をはずませた。
ファンの前で爆笑も誘った。マウンドでつぶやいていたと問われて「自分の心がすごく豊かになることをちょっとつぶやいていました」とシュールに話すと、場内がドッと沸いた。さらに、6回を投げ終えて、首脳陣にどんな言葉を掛けられたか問われ「言葉…。質問がちょっと難しい」と言うと再び笑いが起こった。上げ潮ムードを保ち、日本シリーズに王手をかけた。
“ラオウ”オリックス杉本が決勝2ラン 昇天ポーズで喜び爆発
毎日新聞 11/11(木) 21:36
【オリックス−ロッテ】六回裏オリックス2死一塁、左越え2点本塁打を放ちベンチ前で喜ぶ杉本。左は一塁走者の吉田正（写真＝京セラドーム大阪で2021年11月11日、猪飼健史撮影）
◇○オリックス2―0ロッテ●（11日・京セラ）
オリックスが2戦連続の零封勝ちで25年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
抑えられていた鬱憤を晴らすような、力強い打球だった。オリックスの4番・杉本が六回に放った先制2ラン。今季リーグ本塁打王に輝き、打率3割も達成した30歳の面目躍如たる一発だった。
六回2死一塁。ロッテの2番手右腕・東妻の代わりはなを捉えた。初球の甘いスライダーを豪快に引っ張ると、打球はライナーで左翼スタンドへ。漫画「北斗の拳」のキャラクター「ラオウ」の愛称で親しまれる杉本は、ホームイン後に右拳を突き上げる恒例の「昇天ポーズ」を披露して喜んだ。
前夜の第1戦は無安打で、東妻にも1三振を喫していた。「チームは勝ったが心から喜べなかった」。大舞台で力み、大振りする悪癖が出て外に逃げる変化球に手を焼いていた。
だが、今季の杉本は立ち直り方を知っている。念頭には今年9月に中嶋監督から受けた助言があった。大振りを見かねた監督から、遠征先の風呂場で冗談交じりに「お前は練習で外で打たさんからな」と言われた。ネットに囲まれた室内練習場で打つイメージでコンパクトに振れというメッセージ。その意図をくみ取った杉本は復調した。この日は誰に言われるでもなく室内でバットを振り込んでから試合に臨んだ。
今季の快進撃を象徴する存在の杉本の一振りで、小差の試合をものにしたオリックス。打つべき人が打つチームは、やはり強い。
【石川裕士】
毎日新聞 11/11(木) 21:36
【オリックス−ロッテ】六回裏オリックス2死一塁、左越え2点本塁打を放ちベンチ前で喜ぶ杉本。左は一塁走者の吉田正（写真＝京セラドーム大阪で2021年11月11日、猪飼健史撮影）
◇○オリックス2―0ロッテ●（11日・京セラ）
オリックスが2戦連続の零封勝ちで25年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
抑えられていた鬱憤を晴らすような、力強い打球だった。オリックスの4番・杉本が六回に放った先制2ラン。今季リーグ本塁打王に輝き、打率3割も達成した30歳の面目躍如たる一発だった。
六回2死一塁。ロッテの2番手右腕・東妻の代わりはなを捉えた。初球の甘いスライダーを豪快に引っ張ると、打球はライナーで左翼スタンドへ。漫画「北斗の拳」のキャラクター「ラオウ」の愛称で親しまれる杉本は、ホームイン後に右拳を突き上げる恒例の「昇天ポーズ」を披露して喜んだ。
前夜の第1戦は無安打で、東妻にも1三振を喫していた。「チームは勝ったが心から喜べなかった」。大舞台で力み、大振りする悪癖が出て外に逃げる変化球に手を焼いていた。
だが、今季の杉本は立ち直り方を知っている。念頭には今年9月に中嶋監督から受けた助言があった。大振りを見かねた監督から、遠征先の風呂場で冗談交じりに「お前は練習で外で打たさんからな」と言われた。ネットに囲まれた室内練習場で打つイメージでコンパクトに振れというメッセージ。その意図をくみ取った杉本は復調した。この日は誰に言われるでもなく室内でバットを振り込んでから試合に臨んだ。
今季の快進撃を象徴する存在の杉本の一振りで、小差の試合をものにしたオリックス。打つべき人が打つチームは、やはり強い。
【石川裕士】
【パＣＳ】オリックスがラオウ杉本の一発で王手 中嶋監督「王手関係なく、明日を取りに行く」
東スポWeb 11/11(木) 21:37
６回、先制２ランを放つ杉本（写真＝東スポWeb）
オリックスがラオウ弾でＣＳファイナルステージ突破に王手をかけた。ロッテとの第２戦（１１日、京セラ）は田嶋と美馬の投手戦となるが、６回に試合が動く。二死から吉田正が美馬の右太ももを強襲する内野安打で出塁。美馬は負傷降板となり、代わった東妻に４番・杉本が襲い掛かった。
真ん中に入った初球スライダーを待ってましたとばかりに叩き、左翼席中段の壁に直撃させる豪快な２ラン。吉田正とともにラオウポーズを決め、ベンチはお祭り騒ぎとなった。
投げては田嶋が６回を３安打無失点に抑える好投で試合を作り、７回からリリーフ陣にスイッチ。最後は守護神の平野佳が締め、２―０と連勝した。
３安打２打点の活躍で田嶋とともにお立ち台に上がった杉本は「昨日（１０日）何もできなかったんで今日は絶対に打ってやろうと思って打席に入った」としてやったり。さらに大学の後輩でもある吉田正がケガ明けながらこの日も２安打したことで「試合に出てくれるだけで頼もしく、勝てる気持ちになる。明日も打ってください」と場内をわかせた。
「点をやらない投手陣もよかった。杉本も昨日、力は入っていたけどすぐ修正した。大きいホームランで、何とかやっていけると思った。王手？ 関係なく明日の試合に集中して取りに行きたい」と中嶋監督。２５年ぶりの日本シリーズは目の前だ。
東スポWeb 11/11(木) 21:37
６回、先制２ランを放つ杉本（写真＝東スポWeb）
オリックスがラオウ弾でＣＳファイナルステージ突破に王手をかけた。ロッテとの第２戦（１１日、京セラ）は田嶋と美馬の投手戦となるが、６回に試合が動く。二死から吉田正が美馬の右太ももを強襲する内野安打で出塁。美馬は負傷降板となり、代わった東妻に４番・杉本が襲い掛かった。
真ん中に入った初球スライダーを待ってましたとばかりに叩き、左翼席中段の壁に直撃させる豪快な２ラン。吉田正とともにラオウポーズを決め、ベンチはお祭り騒ぎとなった。
投げては田嶋が６回を３安打無失点に抑える好投で試合を作り、７回からリリーフ陣にスイッチ。最後は守護神の平野佳が締め、２―０と連勝した。
３安打２打点の活躍で田嶋とともにお立ち台に上がった杉本は「昨日（１０日）何もできなかったんで今日は絶対に打ってやろうと思って打席に入った」としてやったり。さらに大学の後輩でもある吉田正がケガ明けながらこの日も２安打したことで「試合に出てくれるだけで頼もしく、勝てる気持ちになる。明日も打ってください」と場内をわかせた。
「点をやらない投手陣もよかった。杉本も昨日、力は入っていたけどすぐ修正した。大きいホームランで、何とかやっていけると思った。王手？ 関係なく明日の試合に集中して取りに行きたい」と中嶋監督。２５年ぶりの日本シリーズは目の前だ。
オリックス杉本裕太郎が恩師前で気合十分の猛打賞「打たなくて怒られてる」
日刊スポーツ 11/11(木) 21:38
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死一塁、左越え2点本塁打を放つ杉本（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス杉本裕太郎外野手（30）の鮮やかな一撃で日本シリーズ進出に王手をかけた。
両チーム無得点の6回2死一塁。2番手東妻の初球スライダーを完璧にとらえると、左翼席にライナーで突き刺さった。値千金の先制2ランが決勝点になった。お立ち台に上がると「まず僕と（吉田）正尚の大学時代（青学大）の監督である河原井監督が応援に来てくださったので、いつも打たなくて怒られてるので今日は打てて良かったです」と笑いを誘った。前日10日は3打数無安打。「僕自身は昨日、何もできなかったので、今日、絶対に打ってやろうと思って打席に立ちました」と気合十分だ。2回に中前へ運ぶと、4回は左前打。猛打賞で勝利に貢献した。「あと1勝で日本シリーズ。ファンのみなさん、明日も応援よろしくお願いします。ありがとうございました」。シーズン32本塁打でパ・リーグ本塁打王。大一番で真価を発揮した。
日刊スポーツ 11/11(木) 21:38
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死一塁、左越え2点本塁打を放つ杉本（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス杉本裕太郎外野手（30）の鮮やかな一撃で日本シリーズ進出に王手をかけた。
両チーム無得点の6回2死一塁。2番手東妻の初球スライダーを完璧にとらえると、左翼席にライナーで突き刺さった。値千金の先制2ランが決勝点になった。お立ち台に上がると「まず僕と（吉田）正尚の大学時代（青学大）の監督である河原井監督が応援に来てくださったので、いつも打たなくて怒られてるので今日は打てて良かったです」と笑いを誘った。前日10日は3打数無安打。「僕自身は昨日、何もできなかったので、今日、絶対に打ってやろうと思って打席に立ちました」と気合十分だ。2回に中前へ運ぶと、4回は左前打。猛打賞で勝利に貢献した。「あと1勝で日本シリーズ。ファンのみなさん、明日も応援よろしくお願いします。ありがとうございました」。シーズン32本塁打でパ・リーグ本塁打王。大一番で真価を発揮した。
【オリックス】青学大コンビで決勝点！吉田正が出塁し杉本が豪快弾！！恩師の前で躍動
中日スポーツ 11/11(木) 21:46
試合後、「昇天ポーズ」をとるオリックス・杉本（中央）と田嶋（右＝写真）
◇11日 パ・リーグ CSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスの「ラオウ」こと杉本裕太郎外野手（30）が日本シリーズへ王手をかける豪快弾を放った。0―0の6回。青学大の後輩でもある吉田正を一塁に置き、東妻の初球スライダーを左翼中段席の壁にぶち当てた。ベンチに凱旋（がいせん）すると、吉田正とともに右拳を突き上げる「昇天ポーズ」を披露した。
「僕とマサタカ（吉田正尚）の青学時代の監督、河原井（正雄、67歳）さんがきょうは応援に来ていて、いつも打てなくて怒られていたので、きょうは打てて良かったです！」
お立ち台では恩師へメッセージまで発信してみせた。
青学大コンビで決勝点を奪ってみせた。6回、2死無走者から出塁したのが吉田正。先発・美馬の右膝付近を直撃する痛烈なライナーの投手強襲安打を放つと、美馬は続投不能。ロッテはすぐさま投手交代し、右腕の東妻が緊急救援した。ここで杉本が狙い澄ましたかのように初球のスライダーをすくい上げた。
39日ぶりにCSファイナルから戦列に戻った吉田正については「試合に出てくれるだけで僕たちはホント頼もしいですし、勝てるという気持ちになれるので、あしたも打ってください」とお願いも。
打席に向かう直前には藤田通訳からのアドバイスもあったという。
「ラベロのほうにアドバイスに来るのかと思ったら通り過ぎて、僕のほうへ。この投手はクイックが速いから気をつけろ、と。日本語だったからあっ僕かと思って。そのアドバイスのおかげでうまくタイミングを取れました」
初戦は3打数無安打に終わったことで、打撃を修正も。「大舞台特有の力んでしまう僕の悪いクセが出たので」。この日はグラウンドでのフリー打撃をやめ、室内にこもって打撃練習をして、試合に備えた。すると美馬から連続安打。そして猛打賞となる決勝アーチを放ってみせた。
このCSファイナル開始から「僕にとって人生のバイブルと言えるぐらい大好きな作品」という漫画「北斗の拳」とのコラボグッズが発売されている。「我がスイングに一片の悔いなし！！」と書かれたTシャツなどだ。「コラボに恥じぬ活躍ができるように、これからも強くて男らしいラオウを目標に頑張ります」とコメントしていた。その宣言通り、大ヒーローになった。
中日スポーツ 11/11(木) 21:46
試合後、「昇天ポーズ」をとるオリックス・杉本（中央）と田嶋（右＝写真）
◇11日 パ・リーグ CSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスの「ラオウ」こと杉本裕太郎外野手（30）が日本シリーズへ王手をかける豪快弾を放った。0―0の6回。青学大の後輩でもある吉田正を一塁に置き、東妻の初球スライダーを左翼中段席の壁にぶち当てた。ベンチに凱旋（がいせん）すると、吉田正とともに右拳を突き上げる「昇天ポーズ」を披露した。
「僕とマサタカ（吉田正尚）の青学時代の監督、河原井（正雄、67歳）さんがきょうは応援に来ていて、いつも打てなくて怒られていたので、きょうは打てて良かったです！」
お立ち台では恩師へメッセージまで発信してみせた。
青学大コンビで決勝点を奪ってみせた。6回、2死無走者から出塁したのが吉田正。先発・美馬の右膝付近を直撃する痛烈なライナーの投手強襲安打を放つと、美馬は続投不能。ロッテはすぐさま投手交代し、右腕の東妻が緊急救援した。ここで杉本が狙い澄ましたかのように初球のスライダーをすくい上げた。
39日ぶりにCSファイナルから戦列に戻った吉田正については「試合に出てくれるだけで僕たちはホント頼もしいですし、勝てるという気持ちになれるので、あしたも打ってください」とお願いも。
打席に向かう直前には藤田通訳からのアドバイスもあったという。
「ラベロのほうにアドバイスに来るのかと思ったら通り過ぎて、僕のほうへ。この投手はクイックが速いから気をつけろ、と。日本語だったからあっ僕かと思って。そのアドバイスのおかげでうまくタイミングを取れました」
初戦は3打数無安打に終わったことで、打撃を修正も。「大舞台特有の力んでしまう僕の悪いクセが出たので」。この日はグラウンドでのフリー打撃をやめ、室内にこもって打撃練習をして、試合に備えた。すると美馬から連続安打。そして猛打賞となる決勝アーチを放ってみせた。
このCSファイナル開始から「僕にとって人生のバイブルと言えるぐらい大好きな作品」という漫画「北斗の拳」とのコラボグッズが発売されている。「我がスイングに一片の悔いなし！！」と書かれたTシャツなどだ。「コラボに恥じぬ活躍ができるように、これからも強くて男らしいラオウを目標に頑張ります」とコメントしていた。その宣言通り、大ヒーローになった。
【４番が決めた】パＣＳファイナル 杉本裕太郎の一撃でオリックスが３勝 日本シリーズへ王手
日本テレビ系（NNN） 11/11(木) 21:48
杉本裕太郎（写真）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第２戦 オリックス２−０ロッテ（１１日、京セラドーム大阪）
パ・リーグ優勝のオリックスは２位のロッテと対戦。
オリックスは初回、先発の田嶋大樹投手がロッテ打線を三者凡退に抑えると、その後は打たせて取るピッチングで６回７７球３安打無失点の好投でマウンドを後続に託します。
すると６回裏、ロッテ先発の美馬学投手に対し、今シーズン首位打者の吉田正尚選手がピッチャー強襲の内野安打で出塁すると、打席には今シーズンロッテから１３本のホームランを放っている４番の杉本裕太郎選手。
ここで杉本選手はロッテの２番手・東妻勇輔投手のスライダーをレフトスタンドに運び２点を先制します。
その後オリックスは、２番手・吉田凌投手、３番手・ヒギンス投手、４番手・平野佳寿投手がそれぞれロッテ打線を無失点で抑える完封リレー。
２点を守り切ったオリックスがアドバンテージを含めて３勝となり、日本シリーズ進出に王手をかけました。
◇杉本裕太郎選手のコメント
「田嶋投手が頑張っていたので、なかなか点が取れなかったけど、甘い球に初球からいこうという気持ちでいきました。今日絶対に打ってやろうと思って打席に入りました。あと１勝で日本シリーズなので、ファンの皆さん、明日も応援よろしくお願いします」
写真：時事
日本テレビ系（NNN） 11/11(木) 21:48
杉本裕太郎（写真）
◇パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第２戦 オリックス２−０ロッテ（１１日、京セラドーム大阪）
パ・リーグ優勝のオリックスは２位のロッテと対戦。
オリックスは初回、先発の田嶋大樹投手がロッテ打線を三者凡退に抑えると、その後は打たせて取るピッチングで６回７７球３安打無失点の好投でマウンドを後続に託します。
すると６回裏、ロッテ先発の美馬学投手に対し、今シーズン首位打者の吉田正尚選手がピッチャー強襲の内野安打で出塁すると、打席には今シーズンロッテから１３本のホームランを放っている４番の杉本裕太郎選手。
ここで杉本選手はロッテの２番手・東妻勇輔投手のスライダーをレフトスタンドに運び２点を先制します。
その後オリックスは、２番手・吉田凌投手、３番手・ヒギンス投手、４番手・平野佳寿投手がそれぞれロッテ打線を無失点で抑える完封リレー。
２点を守り切ったオリックスがアドバンテージを含めて３勝となり、日本シリーズ進出に王手をかけました。
◇杉本裕太郎選手のコメント
「田嶋投手が頑張っていたので、なかなか点が取れなかったけど、甘い球に初球からいこうという気持ちでいきました。今日絶対に打ってやろうと思って打席に入りました。あと１勝で日本シリーズなので、ファンの皆さん、明日も応援よろしくお願いします」
写真：時事
均衡破る杉本の先制２ラン オリ日本シリーズ王手
産経新聞 11/11(木) 21:49
【オリックスーロッテ】六回、先制の２ランを放つオリックスの杉本（写真＝１１月１１日、京セラドーム大阪 榎本雅弘撮影）
両チームとも得点が入らない重苦しいムードを吹き飛ばしたのは、今季のホームランキングの一振りだった。京セラドーム大阪で１１日に行われたロッテとのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第２戦。六回２死一塁から、オリックスの４番杉本が先制２ラン。日本シリーズ進出に王手をかける一打に「打ったのはスライダー。何とか打球が上がってくれてよかった」と笑顔で話した。
２死走者なしから、３番の吉田正がロッテ先発の美馬の右足を直撃する安打で出塁。美馬は降板となり、マウンドに急遽(きゅうきょ)、東妻(あづま)が上がった。その真ん中に甘く入った初球を見逃さなかった。軽く振り抜くと、打球は弾丸ライナーで左翼席へ。歓喜の表情でダイヤモンドを一周すると、ベンチ前では右手を突き上げるおなじみのポーズ。この日は吉田正も加わり、それまで静まり返っていたスタンドを大いに沸かせた。
６年目の今季、過去５年で通算９本塁打の男がレギュラーシーズンで打率３割１厘、３２本塁打と覚醒。なかでもロッテ戦は打率４割３分、１３本塁打と得意とする。この試合の第１、２打席もヒットを放ち、相性の良さを見せつけていた。
山本の快投で「おんぶに抱っこで勝たせてもらった」とＴ−岡田が語ったファイナルステージ第１戦。五回２死満塁の好機に三ゴロに倒れ、悔しい思いをした。４番がその雪辱を果たした。
（鮫島敬三）
産経新聞 11/11(木) 21:49
【オリックスーロッテ】六回、先制の２ランを放つオリックスの杉本（写真＝１１月１１日、京セラドーム大阪 榎本雅弘撮影）
両チームとも得点が入らない重苦しいムードを吹き飛ばしたのは、今季のホームランキングの一振りだった。京セラドーム大阪で１１日に行われたロッテとのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第２戦。六回２死一塁から、オリックスの４番杉本が先制２ラン。日本シリーズ進出に王手をかける一打に「打ったのはスライダー。何とか打球が上がってくれてよかった」と笑顔で話した。
２死走者なしから、３番の吉田正がロッテ先発の美馬の右足を直撃する安打で出塁。美馬は降板となり、マウンドに急遽(きゅうきょ)、東妻(あづま)が上がった。その真ん中に甘く入った初球を見逃さなかった。軽く振り抜くと、打球は弾丸ライナーで左翼席へ。歓喜の表情でダイヤモンドを一周すると、ベンチ前では右手を突き上げるおなじみのポーズ。この日は吉田正も加わり、それまで静まり返っていたスタンドを大いに沸かせた。
６年目の今季、過去５年で通算９本塁打の男がレギュラーシーズンで打率３割１厘、３２本塁打と覚醒。なかでもロッテ戦は打率４割３分、１３本塁打と得意とする。この試合の第１、２打席もヒットを放ち、相性の良さを見せつけていた。
山本の快投で「おんぶに抱っこで勝たせてもらった」とＴ−岡田が語ったファイナルステージ第１戦。五回２死満塁の好機に三ゴロに倒れ、悔しい思いをした。４番がその雪辱を果たした。
（鮫島敬三）
【オリックス】先発・田嶋をスパッと交代…中嶋監督「シーズン中なら続投だった」短期決戦采配ズバリ
中日スポーツ 11/11(木) 21:50
8回、選手交代を告げるオリックス・中嶋監督（写真）
◇11日 パ・リーグCSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスが本塁打王の一撃で一気に王手をかけた。両軍無得点で迎えた6回に杉本裕太郎外野手（30）が左越えに先制2ラン。自身ポストシーズン初本塁打となる一撃が決勝点となった。投手陣も第1戦の山本に続き、先発の田嶋は6イニングを77球で3安打無失点。7回以降は「勝利の方程式」で逃げ切り、2試合連続完封勝利を飾った。オリックス中嶋監督の一問一答は次の通り。
―初戦は1―0で第2戦は2―0
「点をやらないピッチャー陣が本当によかったと思います」
―均衡を破ったのは4番の杉本の本塁打
「ちょっと昨日は力入ってたかなと思ったが、今日は修正してくれた。非常に大きいホームランだと思うし、なんとかやっていけるという感じをつかめたと思う」
―先発の田嶋について
「本当によかったですね。シーズン中だったら続投だと思うんですけど、あれだけの飛ばしていったというのもありましたし」
―一気に王手
「確かにそういうことにはなると思うが、関係なく明日の試合（第3戦）に集中して、取りにいきたいと思います」
中日スポーツ 11/11(木) 21:50
8回、選手交代を告げるオリックス・中嶋監督（写真）
◇11日 パ・リーグCSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスが本塁打王の一撃で一気に王手をかけた。両軍無得点で迎えた6回に杉本裕太郎外野手（30）が左越えに先制2ラン。自身ポストシーズン初本塁打となる一撃が決勝点となった。投手陣も第1戦の山本に続き、先発の田嶋は6イニングを77球で3安打無失点。7回以降は「勝利の方程式」で逃げ切り、2試合連続完封勝利を飾った。オリックス中嶋監督の一問一答は次の通り。
―初戦は1―0で第2戦は2―0
「点をやらないピッチャー陣が本当によかったと思います」
―均衡を破ったのは4番の杉本の本塁打
「ちょっと昨日は力入ってたかなと思ったが、今日は修正してくれた。非常に大きいホームランだと思うし、なんとかやっていけるという感じをつかめたと思う」
―先発の田嶋について
「本当によかったですね。シーズン中だったら続投だと思うんですけど、あれだけの飛ばしていったというのもありましたし」
―一気に王手
「確かにそういうことにはなると思うが、関係なく明日の試合（第3戦）に集中して、取りにいきたいと思います」
【オリックス】CS第3戦先発の山崎颯は初球から全開宣言！一気に日本シリーズ進出決める
中日スポーツ 11/11(木) 21:59
キャッチボールするオリックス・山崎颯（写真）
◇11日 パ・リーグ CSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
日本シリーズ進出へ王手をかけたオリックスは、12日の第3戦に山崎颯一郎投手（23）が先発する。敦賀気比高（福井）からドラフト6巡目入団の5年目で、今季1軍にデビューした身長190センチの右腕は、ロッテには2試合1勝0敗。11イニング3分の0を3失点（自責点3）で、プロ初勝利を挙げた相手でもある。
10日の第1戦は山本がCS初登板で完封勝利。高卒同期入団の山崎颯は「やっぱ、えぐい。えげつない。同級生がやっているので、自分も頑張ろうと刺激にはなりますね。みんなイケイケでいくので、チームの雰囲気も良いと思う」。
立ち上がりから全開宣言だ。「初球ですね。コイツ調子いいぞ、と思わせるような球を投げたいです。それだけで威圧になると思うので」。1番は荻野。まずは150キロを超える速球で活路を開き、一気に日本シリーズ進出へ導く。
中日スポーツ 11/11(木) 21:59
キャッチボールするオリックス・山崎颯（写真）
◇11日 パ・リーグ CSファイナルステージ第2戦 オリックス2―0ロッテ（京セラドーム大阪）
日本シリーズ進出へ王手をかけたオリックスは、12日の第3戦に山崎颯一郎投手（23）が先発する。敦賀気比高（福井）からドラフト6巡目入団の5年目で、今季1軍にデビューした身長190センチの右腕は、ロッテには2試合1勝0敗。11イニング3分の0を3失点（自責点3）で、プロ初勝利を挙げた相手でもある。
10日の第1戦は山本がCS初登板で完封勝利。高卒同期入団の山崎颯は「やっぱ、えぐい。えげつない。同級生がやっているので、自分も頑張ろうと刺激にはなりますね。みんなイケイケでいくので、チームの雰囲気も良いと思う」。
立ち上がりから全開宣言だ。「初球ですね。コイツ調子いいぞ、と思わせるような球を投げたいです。それだけで威圧になると思うので」。1番は荻野。まずは150キロを超える速球で活路を開き、一気に日本シリーズ進出へ導く。
オリックス吉田正尚、青学大恩師の前で２安打も先輩杉本が決勝弾
日刊スポーツ 11/11(木) 22:02
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死、投手強襲内野安打を放つ吉田正（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス吉田正尚外野手（28）が杉本の決勝弾につなぐ快打を放った。
両軍スコアレスで迎えた6回2死。ロッテ美馬の変化球を投手への強襲安打にした。鋭い打球に美馬は反応しきれず、右ひざ上あたりを直撃。「痛」打の右腕はベンチに下がりそのまま交代した。
その直後、杉本の2ランが飛び出し、ベンチ前で昇天ポーズを2人で決めた。互いの恩師である青学大元監督の河原井正雄氏（67）が観戦した試合で、そろって雄姿を披露した。「チームを勇気づけるホームランでした。席を用意したのは僕なんですけど、全部（先輩に）持っていかれましたね」と、笑顔で脱帽していた。
2年連続首位打者は10月2日に右尺骨を骨折。前日のCSファイナル初戦で39日ぶりに復帰したばかりだった。復帰戦の1安打に続いて2安打をマークし、打線を引っ張った。
日刊スポーツ 11/11(木) 22:02
オリックス対ロッテ 6回裏オリックス2死、投手強襲内野安打を放つ吉田正（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス吉田正尚外野手（28）が杉本の決勝弾につなぐ快打を放った。
両軍スコアレスで迎えた6回2死。ロッテ美馬の変化球を投手への強襲安打にした。鋭い打球に美馬は反応しきれず、右ひざ上あたりを直撃。「痛」打の右腕はベンチに下がりそのまま交代した。
その直後、杉本の2ランが飛び出し、ベンチ前で昇天ポーズを2人で決めた。互いの恩師である青学大元監督の河原井正雄氏（67）が観戦した試合で、そろって雄姿を披露した。「チームを勇気づけるホームランでした。席を用意したのは僕なんですけど、全部（先輩に）持っていかれましたね」と、笑顔で脱帽していた。
2年連続首位打者は10月2日に右尺骨を骨折。前日のCSファイナル初戦で39日ぶりに復帰したばかりだった。復帰戦の1安打に続いて2安打をマークし、打線を引っ張った。
オリックス中嶋監督２戦連続無失点勝ち「投手陣が本当によかった」
日刊スポーツ 11/11(木) 22:17
オリックス対ロッテ ロッテに連勝しコーチ陣とタッチを交わすオリックス中嶋監督（写真右奥＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス中嶋聡監督（52）が攻めの継投策で、日本シリーズ王手に導いた。
先発田嶋は6回まで無失点の好投。球数もまだ77球だった。だが、クリーンアップの右打者3人を迎える7回に思い切って右腕の吉田凌を投入した。指揮官は「シーズン中だったら、続投だったと思うが、あれだけ飛ばしていったのもある。球数よりイニングになると思っていた」と説明した。
吉田凌は2死二塁のピンチを招いたが代打佐藤都を一ゴロに片づけた。8回は3番手のヒギンスが、9回は守護神の平野佳がそれぞれ3者凡退。2試合連続完封勝利に導いた。指揮官は開口一番「点をやらない投手陣、本当によかった。どっちも点が入らないのが続いている。しのぎ合いしかないというか、守り合いしかないと思っていた」と振り返っていた。戦況を読んで先手を打つ。シーズン同様のそつのない試合運びは短期決戦でも生きている。
▼オリックスは＜1＞戦が1−0で、2試合合計3点で連勝スタート。ポストシーズンで2試合3得点で連勝したのは、94年日本シリーズで巨人が＜2＞戦1−0、＜3＞戦2−1で西武に連勝して以来27年ぶり2度目。プレーオフ、CSでは初めてで、初戦から3得点で2連勝もポストシーズン初となった。
▼得点は4番杉本の本塁打の2点だけ。プレーオフ、CSで4番が打った本塁打の得点だけで勝ったのは、17年1S＜1＞戦で福留の2ランで2−0の阪神以来5度目。パ・リーグでは、81年＜1＞戦で柏原のソロで1−0の日本ハム以来40年ぶり2度目だった。
日刊スポーツ 11/11(木) 22:17
オリックス対ロッテ ロッテに連勝しコーチ陣とタッチを交わすオリックス中嶋監督（写真右奥＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス中嶋聡監督（52）が攻めの継投策で、日本シリーズ王手に導いた。
先発田嶋は6回まで無失点の好投。球数もまだ77球だった。だが、クリーンアップの右打者3人を迎える7回に思い切って右腕の吉田凌を投入した。指揮官は「シーズン中だったら、続投だったと思うが、あれだけ飛ばしていったのもある。球数よりイニングになると思っていた」と説明した。
吉田凌は2死二塁のピンチを招いたが代打佐藤都を一ゴロに片づけた。8回は3番手のヒギンスが、9回は守護神の平野佳がそれぞれ3者凡退。2試合連続完封勝利に導いた。指揮官は開口一番「点をやらない投手陣、本当によかった。どっちも点が入らないのが続いている。しのぎ合いしかないというか、守り合いしかないと思っていた」と振り返っていた。戦況を読んで先手を打つ。シーズン同様のそつのない試合運びは短期決戦でも生きている。
▼オリックスは＜1＞戦が1−0で、2試合合計3点で連勝スタート。ポストシーズンで2試合3得点で連勝したのは、94年日本シリーズで巨人が＜2＞戦1−0、＜3＞戦2−1で西武に連勝して以来27年ぶり2度目。プレーオフ、CSでは初めてで、初戦から3得点で2連勝もポストシーズン初となった。
▼得点は4番杉本の本塁打の2点だけ。プレーオフ、CSで4番が打った本塁打の得点だけで勝ったのは、17年1S＜1＞戦で福留の2ランで2−0の阪神以来5度目。パ・リーグでは、81年＜1＞戦で柏原のソロで1−0の日本ハム以来40年ぶり2度目だった。
オリックス平野佳寿７年ぶりＣＳでセーブ「シーズンと変わらない」
日刊スポーツ 11/11(木) 22:18
オリックス対ロッテ 9回表、オリックス4番手で登板し力投する平野（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス守護神平野佳寿投手が14年以来、7年ぶりにCSでセーブを挙げた。
2点リードの9回。1番荻野を速球で詰まらせて二飛、主砲マーティンも152キロ速球でファウルの直後、フォークで空を切らせた。3者凡退にも「シーズンと変わらない。由伸も田嶋もいい投球をしてくれた。でも、これもシーズンと一緒。僕は最後に投げているだけ」とサラリ。12日の第3戦も出番に備える。
▽オリックス伏見（先発マスクで2戦連続完封）「抑えるカギは荻野さんの出塁と両外国人の長打、CSで活躍していたエチェバリアと山口。特にマーティンに仕事させていないのがポイントになっている。いまのところうまくいっている」
日刊スポーツ 11/11(木) 22:18
オリックス対ロッテ 9回表、オリックス4番手で登板し力投する平野（写真＝撮影・垰建太）
＜パ・CSファイナルステージ：オリックス2−0ロッテ＞◇第2戦◇11日◇京セラドーム大阪
オリックス守護神平野佳寿投手が14年以来、7年ぶりにCSでセーブを挙げた。
2点リードの9回。1番荻野を速球で詰まらせて二飛、主砲マーティンも152キロ速球でファウルの直後、フォークで空を切らせた。3者凡退にも「シーズンと変わらない。由伸も田嶋もいい投球をしてくれた。でも、これもシーズンと一緒。僕は最後に投げているだけ」とサラリ。12日の第3戦も出番に備える。
▽オリックス伏見（先発マスクで2戦連続完封）「抑えるカギは荻野さんの出塁と両外国人の長打、CSで活躍していたエチェバリアと山口。特にマーティンに仕事させていないのがポイントになっている。いまのところうまくいっている」
4番の一発で王手 杉本、通訳の助言生かす―プロ野球CS・オリックス
時事通信 11/11(木) 22:36
６回に先制２ランを放ち、Ｖサインを出すオリックスの杉本（写真＝１１日、京セラドーム）
0―0の六回2死一塁。
緊迫した展開で、オリックスの4番杉本が打席に向かう直前だった。藤田通訳が、5番のラベロを通り越して声を掛けてきた。「東妻はクイックが早いから気を付けろ」
杉本は笑いながら、その場面を振り返る。「通訳の方って普通、外国選手に話すのかなと思ったら、ラベロじゃなく、俺かと思って。でも、その助言でうまくタイミングが取れた」。初球の変化球を力みのないスイングで捉え、左翼へ2ランを放った。
前日は無安打。短期決戦の重圧から力んだ。シーズン中から無駄な力が入ると、グラウンドでのフリー打撃をせずに、狭い室内でコンパクトに振る練習に切り替える。この日も同様の対策で臨んだ。
「コンパクトに、軽く振るイメージで」。そう心に刻んで結果を出した。二回の中前打は外の変化球を合わせ、四回にも変化球をうまくためて左へ。この意識が3安打目となる値千金の一発も生んだ。
今季ブレークした要因は、修正能力が身についたから。だから短期決戦でも泥沼には入らなかった。「本塁打王は過去のこと。それより、一試合一試合が大事」。日本シリーズに王手をかけても、主砲に慢心はない。
時事通信 11/11(木) 22:36
６回に先制２ランを放ち、Ｖサインを出すオリックスの杉本（写真＝１１日、京セラドーム）
0―0の六回2死一塁。
緊迫した展開で、オリックスの4番杉本が打席に向かう直前だった。藤田通訳が、5番のラベロを通り越して声を掛けてきた。「東妻はクイックが早いから気を付けろ」
杉本は笑いながら、その場面を振り返る。「通訳の方って普通、外国選手に話すのかなと思ったら、ラベロじゃなく、俺かと思って。でも、その助言でうまくタイミングが取れた」。初球の変化球を力みのないスイングで捉え、左翼へ2ランを放った。
前日は無安打。短期決戦の重圧から力んだ。シーズン中から無駄な力が入ると、グラウンドでのフリー打撃をせずに、狭い室内でコンパクトに振る練習に切り替える。この日も同様の対策で臨んだ。
「コンパクトに、軽く振るイメージで」。そう心に刻んで結果を出した。二回の中前打は外の変化球を合わせ、四回にも変化球をうまくためて左へ。この意識が3安打目となる値千金の一発も生んだ。
今季ブレークした要因は、修正能力が身についたから。だから短期決戦でも泥沼には入らなかった。「本塁打王は過去のこと。それより、一試合一試合が大事」。日本シリーズに王手をかけても、主砲に慢心はない。
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