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オリックス・バファローズコミュのBsデータベース PART 32

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楽天瀧中とオリ増井が先発 13時開始のオープン戦スタメン発表
ベースボールキング 3/18(木) 12:29

楽天・小郷裕哉(写真中央)

楽天 − オリックス
<オープン戦・静岡>

 18日13時から静岡で行われるオープン戦のスターティングラインナップが発表された。

 オリックスは増井浩俊、楽天は瀧中瞭太が先発。両軍ともに先発ローテーションの一角を狙う右腕が先発マウンドに上がる。オリックスはローテ5枠目までが内定しており、増井、張奕らが6枠目の候補と見られる。

 またオリックスは吉田正尚、モヤ、ジョーンズらをスタメンから外し、佐野如一と田城飛翔の育成コンビを1・2番に起用。楽天は外野のポジション奪取を目指す小郷裕哉がリードオフマンを託された。それぞれ支配下昇格と定位置奪取へラストスパートなるか、両軍の若手選手に注目だ。

 発表されたラインナップは以下の通り。 


▼ オリックス
(右)佐野如
(左)田城
(三)大下
(一)T-岡田
(指)頓宮
(中)中川圭
(捕)伏見
(遊)宜保
(二)山足
P. 増井

▼ 楽天
(右)小郷
(遊)小深田
(左)島内
(二)浅村
(指)茂木
(三)鈴木大
(一)横尾
(中)田中和
(捕)下妻
P. 瀧中
楽天は滝中が先発 オリックスは佐野如、田城の育成1、2番コンビ 増井が先発
デイリースポーツ 3/18(木) 12:41

 力投する先発の滝中(写真=撮影・開出牧)

 「オープン戦、楽天−オリックス」(18日、静岡草薙総合運動場硬式野球場)

 スタメンが発表された。

 オリックスは佐野如、田城の育成コンビが1、2番に入った。前日からクリーンアップを入れ替え。吉田正、ジョーンズ、モヤが外れ、大下、T−岡田、頓宮で組む。

 楽天・茂木は前日は本塁打を含む3安打4打点。2安打4打点の島内はここまで打率・368と好調。

 楽天は2年目の滝中、オリックスは昨季シーズン中に先発に転向した増井がオープン戦初先発する。

 【オリックス】

 1番・右翼 佐野如

 2番・左翼 田城

 3番・三塁 大下

 4番・一塁 T−岡田

 5番・DH 頓宮

 6番・中堅 中川圭

 7番・捕手 伏見 

 8番・遊撃 宜保

 9番・二塁 山足

    投手 増井

 【楽   天】

 1番・右翼 小郷

 2番・遊撃 小深田

 3番・左翼 島内

 4番・二塁 浅村

 5番・DH 茂木

 6番・三塁 鈴木大

 7番・一塁 横尾

 8番・中堅 田中和

 9番・捕手 下妻

    投手 滝中
オリックス増井「愛を感じた」地元凱旋で2回無失点
日刊スポーツ 3/18(木) 15:15

楽天対オリックス オリックス先発の増井(写真=撮影・江口和貴)

<オープン戦:楽天7−2オリックス>◇18日◇静岡

2月中旬に左大腿(だいたい)部を痛め、別メニュー調整していたオリックス増井浩俊投手(36)が、今季実戦初登板し、2回1安打無失点と順調な調整を見せた。

「僕自身は初実戦ですけど、チームは仕上げの段階ですし、僕もそのつもりで開幕に向けてという投球でした。舞洲の方では実戦形式でやってきたので、問題なくゲームに投げることができた」

増井は静岡・焼津市出身。故郷での登板に「(静岡出身の)紅林が前日にすごい拍手をもらっていたので、僕もほしいなぁと思っていた。ちゃんと頂けたので、地元の愛を感じました。静岡で投げられてよかったです」と笑顔を見せた。
オリックス増井「地元の愛を感じた」、地元で先発2回無失点
読売新聞オンライン 3/18(木) 16:29

 楽天7―2オリックス(オープン戦=18日)――昨季途中から先発に転向したオリックスの増井が2回を無失点。二回に二塁打と四死球で一死満塁のピンチを背負ったが、田中和をツーシームで遊ゴロ併殺打に仕留めて切り抜けた。出身地・静岡での登板を「拍手をいただけて地元の愛を感じた」と振り返り、「なるべく早い段階で戦力になれるようにどんどん(状態を)上げていきたい」と力を込めた。
楽7―2オ(18日) 滝中は6回2失点
共同通信 3/18(木) 16:30

先発し6回2失点の楽天・滝中(写真=静岡)

 楽天は滝中が毎回得点圏に走者を背負いながらも6回2失点と粘った。外野手の定位置を争っている田中和は八回に2ランを放った。オリックスはキャンプ中に左太もも裏を痛めた増井が今季初の実戦登板で2回1安打無失点だった。
オリックス・増井が実戦初登板で2回1安打無失点 中嶋監督「順調に戻ってきてる」
デイリースポーツ 3/18(木) 18:37

 力投する先発・増井(写真=撮影・開出牧)

 「オープン戦、楽天7−2オリックス」(18日、静岡草薙総合運動場硬式野球場)

 キャンプ中に左足を痛め、調整が遅れていた増井が実戦初登板。2回1安打無失点の投球に中嶋聡監督は「投げられること自体が良かったですね。ケガしましたけど順調に戻ってきてるかなと思います」

 対してオープン戦初登板の張奕は2番手で登板し、5回7安打3死球で4失点と結果を残せなかった。

 「ちょっとストライクを取るのが難しくなっていた。やってもらわないと困りますんで、仕上げていってほしいなと思います」

 この試合では1番に佐野如、2番に田城と育成選手の2人を起用した。

 「育成なんで(1軍の)ゲームは出られませんけど、登録のことも含めて全員戦力だと思っているし、いつ戦力になってもおかしくないと思っている。そのために早めにいっぱい使っておこうと思ってやった。いいものを見せてくれているし、こんなこともできるんだということも、(田城は)捕れなかったですけどあの守備でボールに追いつくんだというのも見せてくれている。良くなっていますよね。最初のころより全然いいと思いますよ。何とかしようというのがすごく見える。気持ちを前面に出してくれるのがいいと思います」

 オープン戦も残すところ19日からの阪神3連戦のみとなった。ここまでを振り返って「残り室内で3試合。キャンプからやってきて、(予定していた)実戦が全部できた。1試合も(雨で)流れなかったので調整としては順調かなと思います」

 総仕上げの3試合をこなし、開幕となる26日・西武戦(メットライフドーム)を迎える。
オリックスの増井、地元で初実戦 プロ野球オープン戦
時事通信 3/18(木) 18:53

力投するオリックスの増井(写真=18日、静岡草薙球場)

 オリックスの増井が、地元静岡県で今季初めて実戦登板した。キャンプで左脚を痛めて離脱していたが1軍に合流。二回は制球が乱れ1死満塁のピンチを招いたが、田中和を遊ゴロ併殺に打ち取り2回無失点に抑えた。「僕自身は初実戦だけどチームは仕上げの段階。僕もそのつもりで開幕に向けて、という投球だった」と振り返った。

 昨季途中から先発に再転向し、今季も本格的に先発として臨む。開幕ローテーション入りは厳しいが、「なるべく早い段階でチームの戦力になれるようにどんどん(調子を)上げていきたい」と今後を見据えた。
オリックス育成佐野如一&田城アピールに監督称賛
日刊スポーツ 3/18(木) 19:14

楽天対オリックス 1回表オリックス無死、右前打を放った佐野如(写真左=撮影・江口和貴)

<オープン戦:楽天7−2オリックス>◇18日◇静岡

オリックス育成1、2番コンビが中嶋監督に称賛された。

育成ドラフト5位の佐野如一(ゆきかず)外野手(22=仙台大)とソフトバンクから移籍した田城飛翔外野手がヒットを放ち、アピール成功。守備でもハッスルプレーを見せ「育成なので(1軍の)ゲームは出られない。でも(支配下)登録を含めて全員が戦力。いつ戦力になってもおかしくない」と評価された。
【オリックス】生え抜き16年目・T―岡田が意地の2安打 増井も帰ってきた
スポーツ報知 3/18(木) 19:52

T−岡田(写真)

◆オープン戦 楽天7―2オリックス(18日・静岡)

 オリックスは生え抜き16年目のT―岡田が意地の2安打だ。若手の台頭に押され気味だった2010年の本塁打王。3回の中前打でオープン戦初打点を記録し、5回も内野安打を放った。一塁、左翼、DHの競争は激しく、ジョーンズやモヤの助っ人勢も好調を維持。オープン戦は残り3試合で「アウトになった打席の内容が悪い。頑張らないといけない。結果が出たことは前向きにやっていきたい」と表情を緩めることはなかった。

 投手では、2月のキャンプ中に左太もも裏を痛めた増井が復帰。地元・静岡での登板は日本ハム時代の16年4月以来だった。「開幕にはちょっと間に合わないかもしれない。なるべく早く、チームの戦力になりたい」と冷静だったが、2回を無失点と再発進。先発枠入りへ、36歳のベテランらしくアピールした。

 中嶋監督は「T(―岡田)の場合は内容ですよね。そういうところ(チャンス)でしっかり打てるというのが役割なので」と和製大砲の勝負強さに期待。「増井は投げられること自体がよかった。本人も『全然大丈夫』と言ってたし、順調に戻ってきてるのかなと思います」とひと安心の様子だった。
オリックス33歳T岡田マルチ安打も「よくない」
日刊スポーツ 3/18(木) 19:53

楽天対オリックス 3回表オリックス1死二塁、中前適時打を放つT−岡田(写真=撮影・江口和貴)

<オープン戦:楽天7−2オリックス>◇18日◇静岡

オリックスT−岡田がマルチ安打&オープン戦初打点を記録した。この日は4番一塁で先発出場。3回1死二塁から外角球に対応し、中前適時打を放った。

結果を残したが「(状態は)よくないですね。アウトになった打席の内容が悪い。結果が出たことには前向きにやっていきたい」と、自らを奮い立たせるように反省を口にした。

試合前のティー打撃では新任の梵打撃コーチを防球ネットの右前に立たせ、左へ流し打つ。スリルある練習には「しっかり打ちにいく形を作ることを考えている」と工夫を説明した。

中嶋監督は「内容ですよね。Tの場合は。タイムリーになったことはいいことだと思います」。若手の躍動が目立つ日々で、チームの日本人野手最年長、33歳のT−岡田は「頑張らないといけない。自分のやるべきことをやって、結果が出ていけば。(若手が)ノビノビしてくれているので、自分も乗っていければ」と気合を入れた。


【真柴健】
オリックス・増井が初実戦!!先発枠入りへ上々2回無失点
サンケイスポーツ 3/18(木) 20:16

先発のオリックス・増井=静岡草薙球場(撮影・戸加里真司)

 (オープン戦、18日、楽天7−2オリックス、静岡)左太腿の違和感のため、調整が遅れていたオリックス・増井が、楽天戦(静岡)に初先発。今年初実戦で2回を1安打1奪三振無失点と、順調な回復ぶりを披露した。

 「この時期なので、僕自身は初(実戦)ですけど、チームは仕上げの段階。僕も開幕に向けて投げていきたい」

 静岡県焼津市出身。地元凱旋とあって大きな拍手で迎えられた一回は三者凡退。二回は1死満塁のピンチで田中和に対し「ツーシームでゴロを」と狙い通りに遊ゴロ併殺に仕留めた。

 先発枠6枚目の争いは、17日の竹安が3回1/3を7失点、この日の張奕も5回4失点と不安定な状況。増井自身は「(開幕は)間に合わないかもしれない」としながらも「なるべく早くチームの戦力になれるように」と話した。先発枠入りを目指し、状態を上げる。


(西垣戸理大)
“夢”を運ぶ猛牛の若武者コンビ【下馬評を覆せ! ペナントを面白くする男たち】
ベースボールキング 3/18(木) 21:46

14日、西武戦の7回に3ランを放って大下(左)とタッチを交わすオリックス・紅林(写真=京セラドーム)

◆ 第3回:期待しかないヤング・バファローズ

 評論家諸氏による順位予想が出揃ってきた。パリーグでは王者・ソフトバンクと田中将大投手の復帰と即戦力ルーキー・早川隆久投手が加入した楽天が対抗。ロッテと西武がそれに続き、日本ハムとオリックスが下位候補というのが大方の見方だ。図式としては“2強2中2弱”といった格好になる。

 こうした中で最も評価が分かれるのがオリックス。

 球界を代表するエースに成長した山本由伸に、山岡泰輔、田嶋大樹と計算できる先発陣に、今季は2年目の宮城大弥の成長も著しい。懸案とされてきた中継ぎ、抑えにも阪神から移籍の能美篤史、メジャーから4年ぶり復帰の平野佳寿らが加わり、投手陣の評価はかなり高い。

 あとは攻撃陣。昨年も首位打者の吉田正尚以外に規定打席に到達したのはT−岡田だけ。アダム・ジョーンズとスティーブン・モヤの外国人選手まではある程度の計算がたっても、その前後がひ弱い。1、2番の上位だけでなく、クリーンアップの後ろを任される下位打線も迫力不足。それがリーグワーストの得点力に表れていた。

 そんな中で、上位進出の鍵と目されているのが紅林弘太郎と太田椋のフレッシュコンビだ。


◆ 超大型遊撃手の飛躍なるか

 チャンスは意外なところからやってきた。3月5日、正遊撃手である安達了一選手がコロナに感染して戦線を離脱。療養や今後の調整を考えると開幕出場は難しい。そこで白羽の矢が立ったのが2年目、19歳の紅林だった。

 一昨年のドラフト2位。静岡・駿河総合高で甲子園出場は果たせなかったが、知る人ぞ知る逸材として評価されている。持ち前のパワーに俊足強肩の持ち主で、一部スカウトからは「巨人・坂本勇人の高校時代より上」という声もあったという。

 ルーキーイヤーの昨年はシーズン終盤の11月に入って一軍に昇格、それでも初出場の楽天戦で則本昂大投手から初打席初安打を記録すると、翌日も涌井秀章投手から初打点となる右前打を放っている。球界を代表するエース級にも手玉にとられないあたり、非凡な才を見てとれる。

 練習試合からオープン戦序盤あたりは三塁と遊撃の併用だったが、開幕まで間近となった今はショートで先発出場の機会が増えた。首脳陣の期待に応えるように10日から17日までの直近6試合では19打数7安打1本塁打で打率は「.368」のハイアベレージを残している。


◆ 御難を乗り越えたドラ1

 もう一人の楽しみな存在は開幕・二塁を当確としている3年目の太田だ。

 こちらは19年ドラフト1位の20歳。父・暁さんが元近鉄の選手で、オリックスの打撃投手を務めているところから“親子鷹”として話題を集めたが、素材の良さはプロ初安打で実証された。2年目となる昨年のソフトバンク戦で待望の一発がバックスクリーン直撃弾、紅林同様に無限の可能性を秘めている。

 入団から2年間は故障に泣いてきた。1年目は教育リーグのソフトバンク戦で千賀滉大投手から死球を受けて右尺骨骨折。右大腿骨を痛めて出遅れた昨年も一軍での活躍直後に、日本ハム戦で走塁中にクリスチャン・ビヤヌエバ選手と交錯して肋骨を骨折と御難続き。まずは万全の状態で勝負のシーズンに挑みたい。

 素質あふれる若武者たちの打撃の特徴は、内角球を巧みにさばけて、右方向にも一発が打てること。まだまだ、粗削りで三振も多いが、中嶋聡監督が辛抱して使い続ければ、将来的には20本塁打以上を放ち、吉田の前後を任せられる強打者に育つことも夢ではない。


 2月23日の対ロッテ練習試合で、そんな夢を運ぶアベックアーチが実現した。初回に太田が右越えに本塁打を放つと、紅林は3回と5回に3ランを2発、6打点の大暴れで首脳陣にアピールした。

 19歳と20歳の若者が二遊間で開幕戦に先発出場すれば、球団史上初どころか、球史にも残る異例の大抜擢となる。そこで期待以上の働きを見せれば、打線に新風を吹き込み、チーム力の底上げにつながるはずだ。

 開幕から西武、ソフトバンク、楽天と難敵が続く。“2弱”の下馬評を覆すためにも、紅林、太田に20歳の宮城を加えたオリックスの「U−20トリオ」の働きから目が離せない。


文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
オリックス・増井 凱旋登板で2回無失点「地元の愛を感じました」 先発ローテ入り目指す
スポニチアネックス 3/19(金) 5:30

<楽・オ>初回を終え、笑顔でベンチへ引き揚げるオリックス先発・増井(写真=撮影・吉田 剛)

 ◇オープン戦 オリックス2ー7楽天(2021年3月18日 静岡)

 オリックスの増井が地元静岡で今季の初登板を果たし2回を1安打無失点。日本ハム時代の16年4月1日ソフトバンク戦以来で大きな拍手で迎えられた。

 「地元の愛を感じましたし、静岡で投げられて良かった」。

 初回を3者凡退で終え、2回は先頭の浅村に二塁打、1死後の連続四死球で満塁としたが、田中和をツーシームで狙い通りの遊ゴロ併殺に仕留めた。

 「舞洲では実戦形式でやってきたので、問題なくゲームに投げることができたかな」。今後は球数を増やし先発ローテーション入りを目指す。
オリックス・T−岡田やっと初打点「結果が出たことを前向きに」
デイリースポーツ 3/19(金) 7:30

 3回、中前適時打を放つT-岡田(写真=撮影・開出牧)

 「オープン戦、楽天7−2オリックス」(18日、静岡草薙総合運動場硬式野球場)

 オリックス・T−岡田が三回1死二塁で中前適時打。出場12試合目にしてようやくオープン戦初打点となった。ここまで20打数3安打の打率・150で、一発も出ていなかった。

 「調子は良くないですね。結果が出たことに関しては前向きに捉えてやっていきたい」

 気がつけば、安達、松井らとともに日本人野手最年長になった。若手野手の台頭が続く中、ベテランの意地を見せたいところだ。

 「もちろん頑張らないといけない。しっかり自分のやるべきことをやって結果が出たらそれが(チームを)引っ張ることになる」

 中嶋監督は「ああいうところでしっかり打つのが役割になる。適時打になったのはいいこと」と評した。杉本、モヤ、ジョーンズが好調の中、開幕スタメンは微妙な情勢。残り3試合で一気に巻き返す。
オリックス・増井 目標の「200セーブ」をかなぐり捨て先発一本で生き残りへ
東スポWeb 3/19(金) 11:20

先発一本で生き残りをかける増井(写真)

 オリックスの増井浩俊投手(36)が一軍生き残りをかけて奮闘を続けている。

 昨季救援、先発と役割が不安定だった増井は今季から本格的に先発一本で臨むことを決意。その勢いでキャンプでは序盤から精力的に投げ込みを行ったものの2月中旬に左足太ももに違和感を生じ調整遅れを招いた。

 それでも18日の楽天とのオープン戦(静岡)で今季初実戦にこぎつけると、先発として2回を投げ1安打無失点(2四死球)。新たなシーズンに向けての第一歩を踏み出した。
「走者を出して四球、死球で制球は乱れたんですけど、その後狙い通りのところで(併殺を)打たせられたので。走者を出してからの投球もできたかなとは思います」とは降板後の増井。久しぶりの実戦登板を故郷・静岡で飾れたことで表情は明るかったが、今年6月で37歳になるベテラン右腕の置かれた状況は厳しい。

 4年契約の3年目だった昨季は先発5試合で2勝止まり。オフには年俸3億円から1億円減の2億円での更改を余儀なくされた。しかも本人が「その数字にはこだわりたい」と長年言い続けてきた通算200セーブまで残り37セーブに迫りながらの先発転向。自身の決断とはいえ今季結果を残せなければ来季以降にも影響を及ぼす可能性がある。

 今後は投球イニングを伸ばしながらチャンスを待つことになるが「(シーズン)開幕には間に合わないかもしれないですけど、なるべく早い段階でチームの戦力になれるようどんどん(状態を)上げていきたい」。

 背水の陣で臨むベテランの復活劇は果たしてどうなるか。=金額は推定=
もし9回打ち切りが昨年導入されていたら…パ・リーグの熾烈なCS争いへの影響は?
Full-Count 3/19(金) 11:23

西武・辻発彦監督、ソフトバンク・工藤公康監督、ロッテ・井口資仁監督(左から)【写真:荒川祐史、藤浦一都】

■昨季が延長10回まで、パ・リーグでは26試合で延長戦に突入した

 日本野球機構(NPB)と12球団は18日、臨時のプロ野球実行委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大を受けた営業時間短縮要請に対応するため、今季は延長戦を行わず9回で打ち切りとし、一部の試合で開始時間を早める方針を固めた。今シーズンを左右するルールとなるが、昨季9回打ち切りなら果たしてどうなっていたのだろうか。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた昨季も特例で延長10回打ち切りだった。パ・リーグでは昨季26試合の延長戦に突入したが、まずは昨季のチーム戦績、延長戦の戦績を見ていきたい。

1.ソフトバンク 73勝42敗5分、勝率.635(延長戦8試合:2勝1敗5分)
2.ロッテ 60勝57敗3分、勝率.513(延長戦8試合:3勝2敗3分)
3.西武 58勝58敗4分、勝率.500(延長戦5試合:1勝0敗4分)
4.楽天 55勝57敗8分、勝率.491(延長戦11試合:2勝1敗8分)
5.日本ハム 53勝62敗5分、勝率.461(延長戦9試合:2勝2敗5分)
6.オリックス 45勝68敗7分、勝率.398(延長戦11試合:0勝4敗7分)

 仮に昨季9回打ち切りが導入されていれば……。パ・リーグ各球団の戦績を出した。

1.ソフトバンク 71勝41敗8分、勝率.634
2.ロッテ 57勝55敗8分、勝率.509
3.西武 57勝58敗5分、勝率.496
4.楽天 53勝56敗11分、勝率.486
5.日本ハム 51勝60敗9分、勝率.459
6.オリックス 45勝64敗11分、勝率.413

 昨季は終盤までロッテ、西武の熾烈なクライマックスシリーズ争いが展開されたが、9回打ち切りルールでもロッテがCS進出。他球団では延長戦11試合で4試合を落としたオリックスが勝率が上がったものの、順位の変動はなかった。

 ただ、昨季の延長10回から9回打ち切りとなれば、救援投手を投入するタイミングも変わる。新ルールでは投手層の厚いチームがより有利になるとの見方もある。いずれにしても、パ・リーグ各監督の手腕が問われることとなりそうだ。
【話の肖像画】「世界の盗塁王」元プロ野球選手・福本豊(73)上田新体制プレーオフ制す
産経新聞 3/18(木) 21:15

近鉄とのプレーオフ第4戦、同点で迎えた九回表に右翼ポール直撃の決勝本塁打を放ち、チームメートに迎えられる(写真右から2人目=昭和50年10月、藤井寺球場)

 ■上田新体制プレーオフ制す

 《昭和49年のシーズンから、37歳の上田利治監督が阪急(現・オリックス)の指揮を執った》

 上田監督はコーチでチームにいてはったからね。ずっと「上さん」と呼んでいたから、「上田監督」と呼ぶのに少し時間がかかった。いつも選手を乗せよう、乗せようと、新しい選手が来たら「ええで、ええで」が口癖。「この子どうや。ええやろ」と言いながら、他の選手の闘争心に火をつけようとしてました。

 試合中はほんまにうるさかった。キャンプでもマイクを持って声を出していたね。練習もよく見ていて、(守備練習で)何回か下手をしたら、「邪魔やから、どいとけー」と言われる。若い子はガチガチになってしまうんで、そんなときに僕は「ランナーもいてないんやから、あわてることない」と言ったり、「普通にしたらええねん」と声を掛けたりしていたね。


 《新監督のもとでの1年目、45年から連続している最多盗塁に加えて2年連続で最多安打を記録したが、チームはプレーオフで敗れてリーグ優勝を逃す。翌50年、新人の剛腕投手、山口高志に新外国人選手のバーニー・ウイリアムスとボビー・マルカーノが入団、さらに後に通算代打本塁打27本の世界記録を打ち立てる高井保弘の台頭で選手層はますます厚くなった。上田新体制は勝負の2年目を迎えた》

 50年はプロに入って一番しんどかった。調子が悪くて成績ががた落ち。打率は2割5分9厘(前年は3割2分7厘)で、特に序盤に打てなかった。故障はしてないし、早出練習もしていて、感じは悪くないんです。けれど試合になるとへばって(疲れて)いた。打球は天プラ(フライ)ばっかり、「どうやったら(スランプを)抜けられるんや」と。そのとき思ったのは、休みも練習のうち、ということ。練習をやりすぎて悪い方、悪い方へといってしまった。僕はわりと気分転換はうまい方なんやけどね。試合には出してくれていたけど、つらかった。四球で出塁すると、まずひとつ良かったと思ってしまう。頑張って夏場で盛り返したけどね。

 高志の球は速かったし、投げ方がギッコンバッタンしており、打席に立つとタイミングが取りづらいなと思った。初めての練習で、上田監督は「フク、ええやろ! ええ球を放るやろ」とうれしそうに言っていたのを覚えてます。高志がおらんかったらこの年、優勝はしてない。何かあったら「高志」やった。それにこの年は10勝以上をマークした投手が5人。先に3点ぐらい取られても、ほんま負ける気がしなかった。みんな余裕を持っていた。この年はぶーちゃん(高井選手)が8月のロッテ戦で通算19本目の代打本塁打を打って世界新記録となった。ぶーちゃんが代打でいったら、みんなが「よっしゃ、いってくれるでー」という気持ちになったし、実際打ってくれた。すごかったよね。


 《この年、プレーオフで前阪急監督の西本幸雄氏が率いる近鉄と対決した。3勝した方がリーグ優勝のプレーオフ、阪急は2勝1敗で王手をかけた》

 あんまりよく覚えてないんやけど、第4戦は高志が中3日で先発して、3−3の九回に僕が右翼ポール直撃の本塁打、加藤(秀司)も右中間席へ放り込んで勝利、初めてプレーオフを制した。西本さんの目前で上田監督が宙に舞った。シーズン中もそうやったけど、やっぱり戦っているときはやりづらかった。西本監督は欠点も何もかもみんな知り尽くしているからね。


(聞き手 嶋田知加子)
オリックスの高卒2年目左腕の宮城 20日阪神戦へ佐藤輝封じに「良い感覚を持って投げられるように」
スポニチアネックス 3/19(金) 16:55

オリックス・宮城(写真=撮影・坂田 高浩)

 20日の阪神とのオープン戦(京セラ)に先発予定のオリックス・宮城がキャッチボールなどで調整を完了。開幕前ラスト登板に向けて意気込みを示した。

 「(前回13日の巨人戦は5回1失点)2回以降は感覚が良かったので、明日は初回からいけるようにしたい」

 オープン戦トップ6本塁打を記録する阪神のドラフト1位・佐藤輝(近大)を始め阪神打線との対峙(たいじ)を前に、「阪神さんも良い打者がいっぱいいるので、良いところを見せつけられるように。良い感覚をもって投げられるようにしたい」と抱負を語った。

 開幕2戦目の27日の西武戦(メットライフ)の登板が有力で、「去年はゆったりな感じでやっていたけど、今年は勝負なので。必死にローテーションを獲るつもりでやってきたので」と力を込めた。
オリックス移籍の能見 試合前に藤浪ら阪神ナインと談笑 
スポニチアネックス 3/19(金) 16:20

<オープン戦、オ・神>試合前練習で能見(写真右)と笑顔で話す藤浪(同左=撮影・坂田 高浩)

 オリックス戦の試合前、阪神ナインが昨年まで在籍した能見とあいさつを交わす場面があった。

 京セラドームでの練習を終えて引き上げる左腕のもとに駆け寄ったのは、自主トレをともにした岩貞をはじめ開幕投手に決まっている藤浪、青柳の投手陣。笑顔で談笑するなど、近況報告を行った模様だ。その後は、同じく自主トレメンバーだった梅野が歩み寄ってグータッチ。長年、タテジマに袖を通してきたベテランの人柄と信頼の強さを感じるワンシーンだった。古巣相手の登板にも期待が高まる。
【ファーム情報】ウエスタン開幕 阪神、オリックスが先勝 オリ・山崎福が8回2失点の好投
スポニチアネックス 3/19(金) 17:15

 プロ野球のファームは19日、ウエスタン・リーグの公式戦が開幕。2試合が行われた。

 オリックスは中日戦(オセアンBS舞洲)に9―2で勝利。先発・山崎福が8回6安打2失点の好投で1勝目を挙げた。若月が5回の1号ソロなど2安打。西野が2安打3打点だった。中日先発・山本は5回9安打9失点(自責7)の乱調で1敗目。

 阪神はソフトバンク戦(タマスタ筑後)に4―2。先発・浜地が5回2安打無失点で1勝目。長坂が2安打1打点だった。ソフトバンク先発・尾形は5回3安打1失点で1敗目を喫した。

 イースタン・リーグは20日に開幕する。
オリックス・山本由伸VS阪神・藤浪晋太郎…スタメン発表
スポーツ報知 3/19(金) 17:34

先発のオリックス・山本由伸(左)と阪神・藤浪晋太郎(写真)

◆オープン戦 オリックス―阪神(19日・京セラドーム大阪)

 【阪神スタメン】

 1(中)近本、2(二)糸原、3(一)マルテ、4(三)大山、5(右)佐藤輝、6(左)サンズ、7(捕)梅野、8(遊)木浪、9(投)藤浪=右

 【オリックススタメン】

 1(中)佐野、2(二)太田、3(指)吉田正、4(一)モヤ、5(捕)頓宮、6(右)杉本、7(遊)紅林、8(左)佐野如、9(三)大下▽投・山本=右
【オリックス】山本由伸が5回4安打1失点4奪三振
スポーツ報知 3/19(金) 20:08

オリックス先発の山本由伸(写真)

◆オープン戦 オリックス―阪神(19日・京セラドーム大阪)

 オリックスの山本由伸投手(22)がオープン戦3度目の先発で、5回を4安打1失点にまとめた。

 3回無死満塁から大山の一ゴロの間に1点を失ったが、佐藤輝、サンズを連続空振り三振。最少失点にとどめた。

 3四球を与えるなど4回を除き毎回走者を背負ったが、粘りの投球。5回87球でマウンドを降りた。直球の最速は156キロで4奪三振。オープン戦最後の登板を終えて、初の大役となる「3・26」の開幕戦へと向かう。
オリックス山本「狙い通り」佐藤輝明封じ5回1失点
日刊スポーツ 3/19(金) 20:12

オリックス対阪神 3回表阪神1死二、三塁、オリックス山本由伸の前に空振り三振に倒れる佐藤輝明(写真=撮影・清水貴仁)

<オープン戦:オリックス1−3阪神>◇19日◇京セラドーム大阪

自身初の開幕投手を務めるオリックス山本由伸投手(22)が5回4安打1失点で、「3・26」の開幕に向けての最終調整を終えた。

オープン戦6本塁打を放ち、球界を沸かせている阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手(22=近大)とは同学年。この日は初回に大きな右飛を浴びたが「(内角に)カットボール(150キロ)を投げたので。パワーのあるバッターなので、あそこまでは飛びますけど、狙い通りかなと思います」と意図を説明した。

3回1死二、三塁では空振り三振に仕留め「ピンチの場面でもう1つギアを上げられる投球ができたらなと。ピンチの場面は三振を狙う配球や心掛けになる。(佐藤とは)ルーキーと思えない素晴らしい選手。対戦できてうれしく思います。初対戦なので、これからの対戦が楽しみ」と笑顔を見せた。

この日の最速は156キロで今季最速を更新。球数87球で調整登板を終えた。

前回登板した12日巨人戦は8回93球で3安打1失点と順調な仕上がりを見せ「いい状態からステップアップできた」と笑顔を見せた。

開幕まで残り1週間。「開幕は絶対に勝ちたい。僕としては、いつも通りをテーマに頑張ります」。チームは12年から開幕戦で9連敗中。若きエースが、負の記録を止める。


【真柴健】
オリックス・由伸 同学年の佐藤輝に貫禄勝ちで開幕予行完了 「しっかり切り替えて抑えることできた」
スポニチアネックス 3/19(金) 20:27

<オープン戦、オ・神>2回表終了後、ベンチに戻る際に笑顔を見せる山本(写真左は頓宮=撮影・坂田 高浩)

 ◇オープン戦 オリックスー阪神(2021年3月19日 京セラドーム)

 開幕投手を務めるオリックス・山本が5回1失点。同学年で阪神のドラフト1位・佐藤輝(近大)を2打数無安打に封じるなど、開幕前ラスト登板で上々の仕上がりを示した。

 「来週、開幕するということで、丁寧に投げようと思っていました。ピンチの場面は最少失点を心掛けていて、今日は点を取られてしまいましたが、しっかり切り替えて抑えることができました」

 振り返ったのは1―0の3回。連打と四球で無死満塁とし、続く大山の一ゴロの間に1点を失っても冷静だった。佐藤輝を146キロフォークで、最後はサンズを外角149キロカットボールで2者連続空振り三振。この日最速156キロをマークするなど被安打4にまとめ5回で降板した。

 初の大役となる「3・26」のマウンドへ、背番号18が予行演習を完了した。
オリックス・山本由伸、開幕前最終登板「丁寧に」「より最少失点に」5回4安打1失点
デイリースポーツ 3/19(金) 20:32

 先発し力投する山本(写真=撮影・飯室逸平)

 「オープン戦、オリックス−阪神」(19日、京セラドーム大阪)

 オリックスは開幕投手を務める山本由伸投手が先発。5回4安打1失点、4奪三振、3四球だった。

 「来週開幕するということでとにかく丁寧に投げていこうと思いました」とこの日の投球のテーマを明かした。

 四回を除く全てのイニングで走者を出しながら、要所を締めた。初回は2死一、二塁から同学年で阪神ドラフト1位の佐藤輝を右飛に打ち取った。三回は無死満塁から大山の一ゴロの間に1点を失ったが、続く1死二、三塁のピンチに佐藤輝、サンズを2者連続空振り三振に仕留めた。

 「三回?ピンチの場面はより最少失点で抑えることを心掛けている。失点してからは切り替えて抑えるように心掛けました。しっくりきてないところもあったのですが、ピンチで集中力も高まりはまった感じもしました」と開幕前の最終登板を振り返った。
オリックス・山本 開幕へ5回1失点 育成の佐野如が3安打の猛アピール
デイリースポーツ 3/19(金) 21:47

 先発し力投する山本(写真=撮影・田中太一)

 「オープン戦、オリックス1−3阪神」(19日、京セラドーム大阪)

 オリックスは開幕投手を務める山本由伸投手が先発。5回4安打1失点、4奪三振、3四球だった。

 初回は2死一、二塁から同学年で阪神ドラフト1位の佐藤輝を右飛に打ち取った。三回は無死満塁から大山の一ゴロの間に1点を失ったが、続く1死二、三塁のピンチに佐藤輝、サンズを2者連続空振り三振に仕留めた。

 「ピンチの場面はより最少失点で抑えることを心掛けている。失点してからは切り替えて抑えるように心掛けました。しっくりきてないところもあったのですが、ピンチで集中力も高まりはまった感じもしました」と開幕前の最終登板を振り返った。

 2番手以降は山田、富山、平野が走者を出しながらそれぞれ1回を無失点投球。九回には抑え候補の漆原が登板。1安打1四球に味方の野選もあって満塁とされ、板山の犠飛で1点を失った。

 打線は4番に入ったモヤが先制適時打を含む2安打。3番・吉田正は1安打2四球で3出塁した。育成の佐野如は8番左翼でスタメン出場。長打2本を含む3安打とアピールした。
オ1―3神(19日) 藤浪、制球難でも崩れず
共同通信 3/19(金) 21:59

オリックス戦に先発、4回1失点の阪神・藤浪(写真=京セラドーム)

 阪神の開幕投手の藤浪は制球がばらついたが、変化球をうまく絡め、4回1失点と崩れなかった。マルテが粘り強く4四球を選んだ。オリックスの山本は球威、切れともに優れ、5回1失点。開幕に向け、順調な仕上がりを示した。
オリックス・山本、開幕へ5回1失点 育成の佐野如3安打、支配下猛アピール!
ベースボールキング 3/19(金) 22:02

オリックス・山本由伸(写真)

● オリックス 1 − 3 阪神 ○
<オープン戦・京セラD大阪>

 オリックスの開幕投手に内定している山本由伸投手(22)が19日、阪神とのオープン戦に先発登板し、5回4安打1失点と好投した。野手では「8番・左翼」で先発フル出場した育成ドラフト5位・佐野如一外野手(22)が、2本の長打含む4打数3安打の大活躍。支配下昇格を猛アピールした。

 山本は初回、二死から得点圏に走者を背負うも、注目のドラ1・佐藤輝を右飛に仕留め無失点スタート。2回もゼロを刻み、無死満塁のピンチを招いた3回に内野ゴロの間に1点を失ったが、なおも一死二、三塁のピンチで5番・佐藤輝、6番・サンズを連続三振に仕留め、大ピンチを最少失点で切り抜けた。

 序盤は走者を背負う投球が続いたが4回以降は再びゼロ行進。5回87球、4安打1失点、4奪三振3四球の粘投でオープン戦ラスト登板を終えた。

 打線は阪神を上回る10安打を放ちながら、拙攻が目立ち残塁の山。その中で支配下昇格を目指す佐野如が、2回の第1打席で阪神先発・藤浪から右翼線を破る二塁打をマーク。8回の第4打席は前ソフトバンク・加治屋から左翼フェンス直撃の三塁打を放ち、3安打の固め打ちでオープン戦打率は.364にアップした。
阪神小林2度ピンチも無失点「課題反省して開幕に」
日刊スポーツ 3/19(金) 22:45

オリックス対阪神 5回裏オリックス1死一、三塁、小林(手前)はモヤを二ゴロ併殺に仕留める(写真=撮影・上山淳一)

<オープン戦:オリックス1−3阪神>◇19日◇京セラドーム大阪

阪神小林慶祐投手が古巣オリックス戦で2度のピンチをしのいだ。

5回1死一、三塁でモヤを二塁ゴロ併殺、6回2死満塁は佐野皓を二塁ゴロに仕留めた。

開幕1軍を目指す右腕は通算3試合で計5回を無失点。「前回、前々回と良い形で抑えられていましたが、今日は思い通りにコントロールできていなかったので球数も多くなりましたし、そこは反省点。ただ0点で抑えられたことはよかったと思うので、今日出た課題を反省して開幕に向けて取り組んで行きたい」と前を向いた。
オリックス 10安打も拙攻、走塁ミスで1点のみ 中嶋監督「ずっと課題」
デイリースポーツ 3/19(金) 22:45

 2回、佐野如は右翼線に二塁打を放つ(写真=撮影・山口登)

 「オープン戦、オリックス1−3阪神」(19日、京セラドーム大阪)

 オリックスは逆転負けでオープン戦3連敗となった。

 中嶋聡監督は10安打を放ちながら1点に終わった打線を冷静に分析した。

 「ずっと課題としているところ。得点圏。いかに点を取るかというところ。走塁ミスもあるし、自分らで流れを止めているところもある。そこをどう考えていくか。言うのは簡単なんでこっちは。ミスしたこととか。やっているのは選手なんで、そこをどうやって自分らでやっていくかですよね。僕らが言うのは結果論であるやろうし、簡単なことなんですけどね。相手の守備位置、相手の肩を考えてすべてを考えながらやってもやっぱりまだミスが出る。もっともっとやっていかないといけない。あと2試合で一気に直るわけじゃないんで、これが現状って思ったらシーズンが始まってもそれをやっていかないといけないと思う」

 オープン戦のチーム打率も高く、昨季よりも得点圏の増加は期待できそう。あとはいかに点を取るか。

 走塁を含めて、開幕後も徹底していくことになりそうだ。
オリックス育成佐野如一3安打「必死さ感じる」監督
日刊スポーツ 3/19(金) 23:13

オリックス対阪神 6回裏オリックス2死一塁、佐野如は右前打を放つ(写真=撮影・前岡正明)

<オープン戦:オリックス1−3阪神>◇19日◇京セラドーム大阪

オリックス育成ドラフト5位の佐野如一(ゆきかず)外野手(22=仙台大)が8番左翼で先発し、3安打で支配下選手登録へ猛アピールした。

「1試合1試合が勝負。1球1球、必死にアピールするだけ、がむしゃらに思い切ってやってます」。中嶋監督は「必死さを感じる。他の選手のいい刺激になる」と評価した。
オリックス育成の佐野如「がむしゃら」に3安打、中嶋監督「あの必死さを他の選手も感じて」
スポニチアネックス 3/20(土) 5:30

<オープン戦 オ・神>8回2死、佐野如は左越え三塁打を放つ(写真=撮影・奥 調)

 ◇オープン戦 オリックス1−3阪神(2021年3月19日 京セラドーム)

 オリックスの育成5位・佐野如(仙台大)が「8番左翼」で先発出場。3安打を放つなど支配下登録へ猛アピールした。

 「1試合1試合が勝負。がむしゃらです」。

 2回の藤浪からの右翼線二塁打を皮切りに、6回は右前打、8回は左翼フェンス直撃の三塁打。本塁打が出ればサイクル安打という内容に、中嶋監督からも「良いアピールをしている。あの必死さを他の選手も感じてほしい」と評価された。
オリックス・由伸「狙って」佐藤輝狩り 開幕投手へ万全調整「勝つ姿を見せたい」
スポニチアネックス 3/20(土) 5:30

<オープン戦、オ・神>初回、アウトカウントをジェスチャーする山本(写真=撮影・坂田 高浩)

 ◇オープン戦 オリックス1−3阪神(2021年3月19日 京セラドーム)

 開幕投手を務めるオリックスの山本が5回1失点。同学年の阪神ドラフト1位・佐藤輝(近大)を「狙って」2打数無安打に封じる圧巻の内容で“予行演習”を完了した。

 「(右飛は)パワーがある打者なので、あそこまでは飛ぶけど、そう(計算通り)ですね。三振は、ピンチでは狙いにいくことを心掛けているので」。

 初回2死一、二塁の第1打席は152キロカットボールで右飛、3回2死二、三塁では外角146キロフォークで空振り三振。球界屈指の好投手に成長した5年目右腕がプロの先輩として貫禄を示した形だ。

 チームは開幕戦は10年の金子(日本ハム)の完封勝利を最後に未勝利。11年の引き分けを挟み12年から「9年連続黒星」はリーグワーストだ。中嶋監督からも「いろいろ試している中で1点だけですし、順調。あとは開幕に向けて仕上がってほしい」と不名誉記録のストップを託された。

 「開幕戦の勝ちは、しばらくないので、絶対に勝ちたい。勝つ姿を見せたい」と山本。「3・26」のマウンドに上がる準備は万端整った。


(湯澤 涼)
オリックス・山本由伸が5回1失点で開幕へ「勝つ姿を見せたい」
ベースボールキング 3/20(土) 6:00

オリックス・山本由伸投手(写真=撮影・北野正樹)

◆ 佐藤輝明との再戦が「楽しみ」

 オリックスの開幕投手を務める山本由伸投手が19日、京セラドーム大阪で行われた阪神とのオープン戦に先発し、開幕前最後のマウンドに登った。

 試合後、「技術的な面でちょっとしっくり来てなかった部分があった」と振り返った右腕は3回、近本光司と糸原健斗に連打を浴びると、「選球眼がいい」と警戒していたマルテに2打席連続で四球を与えて満塁に。続く大山悠輔の一ゴロの間に1点を失うが、「ピンチになって集中力が高まった」と、後続を2者連続三振に斬ってピンチを切り抜けた。

 この日は5回を投げて87球、4安打、3四球、4奪三振、1失点という内容で降板。四球が多くなってしまったことを反省しつつ、多めの配球になった変化球については「どのボールも良い感覚で投げられている」と評価。その上で「もう少しストライクが先行できたら良かったけど、順調にはきている」と語り、「1点を取られてからしっかり切り替えて投げられた」ことには一定の満足感も示した。

 この日はオープン戦最後の登板ということで「丁寧に投げる」ことを意識していたが、1週間後に迫った開幕戦では「絶対に勝ちたいので、いつもどおりをテーマに頑張ろうと思います」と決意を新たにした。


 同級生でもある阪神のドラ1ルーキー・佐藤輝明選手との初対決については、「ルーキーとは思えない素晴らしい選手。きょう対戦が出来て凄く嬉しい。初対戦だったので、これからの対戦が楽しみです」と笑顔を見せ、ライトフライに打ち取った初回の大飛球に関しては、「カットボールだったので狙いどおりでした」と振り返った。

 また、オリックスの中嶋聡監督は開幕を託したエースについて「きょうに関しては制球がイマイチかなと。いろいろ試している部分があるのかなと思いますし、全体で考えたら1点ですけど、順調にここまで仕上がっている」と評価。「あとは開幕に向けて体調に気をつけてもらいたい」と期待を寄せた。

 チームがパ・リーグワーストの開幕戦9連敗中ということもあり、18番を背負う右腕は「開幕戦での勝ち星がしばらくないので、勝つ姿を見せたい。ここまで無事、順調にきているので、良い1週間を過ごして、万全な状態で開幕に挑みたい」と、言葉に力を込めた。


取材・文=どら増田
【オリックス】山本由伸、阪神・佐藤輝封じ 初の開幕投手へ「順調」5回1失点
スポーツ報知 3/20(土) 7:00

5回を1失点に抑えた山本(写真=カメラ・馬場 秀則)

◆オープン戦 オリックス1―3阪神(19日・京セラドーム大阪)

 初の開幕投手に向け、山本が順調な仕上がりをアピールした。3回に2連打と四球で無死満塁のピンチを招いたが、ここでギアチェンジ。大山のボテボテの一ゴロの間に1失点したが、続く佐藤輝、サンズを変化球で連続空振り三振。5回を4安打1失点にまとめた。

 「しっくり来てなかった部分が、あのピンチで集中力が高まってはまった感じ。四球だったり反省点もあるが順調に来ている」。3四球を与えるなど3者凡退は4回のみ。それでも適時打を許さず、直球の最速は156キロと持ち味を発揮して最終調整を終えた。

 同級生の注目新人、佐藤輝を力で圧倒した。初回2死一、二塁の初対決は150キロのカットボールで右飛。フェンス手前まで運ばれたが驚きはなかった。「パワーのある打者であそこまで飛んだけど狙い通り。ルーキーとは思えない素晴らしい選手。対戦できてすごくうれしかった」。2打数無安打に封じ、プロ5年目の“先輩”の余裕をのぞかせた。

 「開幕に向け体調だけ気をつけてほしい」と大役を任せた右腕への中嶋監督の信頼も厚い。「開幕戦は絶対に勝ちたい。いつも通りをテーマに頑張りたい」と山本。気負わず、自然体で「3・26」を勝利に導く。


(宮崎 尚行)
オリックス山本由伸、貫禄の佐藤輝斬り 開幕へ圧巻…今年最速156キロ
デイリースポーツ 3/20(土) 7:30

 先発し5回1失点の山本(写真左は頓宮=撮影・田中太一)

 「オープン戦、オリックス1−3阪神」(19日、京セラドーム大阪)

 オリックス・山本由伸投手(22)はギアを入れ直すと無敵だった。三回無死満塁。大山の一ゴロで1点は失うが、続く佐藤輝を146キロのフォーク、サンズは149キロのカットボールで連続の空振り三振。ピンチを脱した。

 「ピンチの場面でもう一つギアを上げられるような余力を残せるような投球をできたらいいかなと思います」

 序盤はコーナーを突く投球が決まらず球数を要した。ギアを入れ直してからは力でねじ伏せる本来の投球。四回は8球で三者凡退。五回も糸原を154キロの内角直球で見逃し三振など圧倒した。

 MAXは今年最速の156キロを記録して5回4安打1失点。中嶋監督も「きょうは制球がイマイチだったかな。でも全体に考えたら1点。順調にここまで仕上がってる」と手応えを口にした。

 1週間後の開幕に向け、あとは微調整を残すのみ。山本は「あとは投げるだけ。とにかくいつも通り投げたいと思います」。2010年以来遠ざかっている開幕星をチームに届ける。
【話の肖像画】「世界の盗塁王」元プロ野球選手・福本豊(73)日本一にはなったけど…
産経新聞 3/19(金) 21:15

初の日本一を勝ち取り、祝勝会でまわりからビールの集中攻撃を受ける(写真中央=昭和50年11月、西宮球場)

 ■日本一にはなったけど…

 《入団7年目、昭和50年のシーズンは6度目のリーグ優勝に貢献し、日本シリーズを迎えた。阪急(現・オリックス)は前任の西本幸雄監督のもと、V9時代の巨人に5度、日本一を阻まれた。上田利治監督の就任2年目となるこの年、初の日本一を争う相手はセ・リーグ初制覇で勢いに乗る広島だった》

 チームは3年ぶりの日本シリーズ進出を果たしましたが、相手は「赤ヘル旋風」を巻き起こした広島でした。僕らは毎シーズン、目標は「打倒巨人」やったんで、正直に言えば「なんや巨人と違うのか」という感じでした。まあ、ペナントレースで今年の巨人はあかんなと思っていましたし、相手は広島やというのは分かってましたが。

 それに広島と阪急は何かと「つながり」があったんです。イケ(長池徳二、後に徳士)さんは広島の山本浩二(浩司)さんと法政大の先輩・後輩やし、上田監督も広島の選手、コーチでしたしね。今のように交流戦もないから、広島に行ったら浩二さんらと食事してました。違和感もなかったし、なんや紅白戦みたいな感じ。チームも足を使うゲーム運びが似ていたから、兄弟球団みたいやった。


 《阪急は本拠地・西宮球場で迎えた初戦を引き分けたものの、2連勝で優位に。そして赤一色で染まった敵地・広島市民球場での第4戦は、壮絶な幕切れとなった》

 シリーズの流れは第4戦で決まったように思えた。この試合は3−3の同点のまま延長十三回までもつれた。チームはこの回、1点を挙げてリードを奪ったが、その裏、高志(山口投手)が2死満塁から佐野嘉幸さんに中前適時打を浴びた。あと1人というところで同点となり、さらに逆転サヨナラの二塁走者が三塁を回ったのが目に入った。僕は目の前で弾んだ打球を捕球してバックホーム、本塁寸前でタッチアウトに。4時間49分に及ぶ試合はそのまま引き分けた。

 この日本シリーズは最終的に4勝2分け。球団初の日本一になったけど、やっぱり心は「打倒巨人」。ビールかけもしたけど、どんちゃん騒ぎもほとんどせず、さっと終わりました。


 《悲願の日本一を勝ち取っても、翌51年の本拠地の観客動員数は年間44万人弱と横ばいだった。「閑古鳥が鳴く」と称された当時の西宮球場は、スタンドに響くヤジも名物だった》

 今はどこの球場もお客さんが入ってくれるけど、当時は阪神もあまり入ってなかったんちゃうかな。ほんま、お客さんが入ったのは巨人−阪神戦だけです。(3年連続日本一を達成した後の)53年のシーズンは80万人近いお客さんが入ってくれたけど、現実は甘くないよね。お客さんが少ないからヤジはしっかりと聞こえてました。ヤジるために球場に来ていた人もいはったし、スタンドがヤジでどっと沸いた。

 下手な漫才を聞いているよりよかったですよ。僕の場合は「おい福本、じっとしとけー。ちょろちょろするな、アブラムシー」とか(小柄な体格をヤジられ)「子供ははよ家に帰らなー」。笑かしてくれる。ランナーも笑っている。少しも腹は立ちませんでした。必死に応援してくれているんやもんね。相手ファンは活躍されると嫌やから、そんなこと言うんやけど、安全パイと思ったら何も言わへん。ほんま、言われてなんぼなんです。


(聞き手 嶋田知加子)
セパともに超熾烈!「新人王争い」の行方…佐藤輝、早川以外にも逸材ゴロゴロ
日刊ゲンダイDIGITAL 3/20(土) 9:06

持ち前のパワーを発揮する阪神・佐藤(写真(C)共同通信社)

 今季のプロ野球は新人の活躍がやたらと目立っている。昨秋ドラフトで4球団が競合した阪神1位の佐藤輝明(22=近大)は、持ち前のパワーをいかんなく発揮し、オープン戦では新人記録を更新する6本塁打をマーク。広角に打ち分ける技術もあり、気の早い在阪メディアは「セの新人王は間違いナシや!」と興奮気味だ。

 パでは、同じく4球団が競合した楽天1位の早川隆久(22=早大)が前評判通りの投球を披露。14日のDeNA戦でも4回無失点と好投した。前回登板時は変化球を投げる際、腕の振りが緩むクセが露呈したものの、きっちり修正。開幕3戦目(28日=日本ハム戦)での先発が決まった。こちらも新人王の最有力候補とされているが、今季は対抗馬となる新人がゴロゴロいる。


■2番打者の適性

(左から)楽天の早川、DeNAの牧(写真(C)共同通信社)

 セはDeNA2位の牧秀悟(22=中大)の評価が高い。オープン戦では、二塁、一塁を守り、打率.308。スポーツライターの安倍昌彦氏の話。

「バットコントロールに長け、中堅から逆方向への打球が伸びる。大学時代は相手投手の左右を問わずコンスタントに安打を打ち、ポイントゲッターとしての能力も高く、大学代表の4番を任された。プロでは内角の速い球への対応など、課題はありますが、ハンドリングもうまいので進塁打が打てるし、エンドランも仕掛けやすい。『2番』としての適性もあると思う。100試合以上に出場し、打率2割7分以上の成績を残すことができれば、チームの勝利に貢献する回数も多くなる。新人王のチャンスもあるでしょう」


■身体能力高い「北の大器」

(左から)広島の栗林、日本ハムの伊藤大、ロッテの鈴木昭(写真(C)共同通信社)

 広島1位の栗林良吏(24=トヨタ自動車)も、即戦力右腕として期待が高い。17日のヤクルト戦まで対外試合は6試合連続無失点。佐々岡監督には抑え起用の構想もある。広島OBの評論家・山内泰幸氏がこう話す。

「キャンプのブルペンでは少し球が浮きやすいのかなと思いましたが、実戦ではある程度、低いところへ投げられる。例えばフォークにしても高めに行った次のボールをきちんと低めに制球するなど、修正能力があり、相手の打者の反応を見ながら投げられるので、実戦向きの投手だと思います。大学、社会人で経験が豊富で、先発も抑えもできると聞いています。一球一球気合を入れて投げる姿を見ても、リリーフにも向いていると感じます。守護神が予定されていたフランスアが故障で開幕に間に合わない中、思い切って抑えで起用してもいいのかなと思います」

 パでは、日本ハム1位の最速155キロ右腕・伊藤大海(23=苫小牧駒大)が調子を上げてきている。14日の広島戦では7回4安打無失点と好投。それまで3試合の実戦登板(降雨コールドになった紅白戦を除く)ではそれぞれ失点していたが、開幕ローテ入りも視野に入ってきた。

 150キロを超える速球には力があり、変化球も多彩。身体能力も高く、大学最後の試合となった星槎道都大戦では「7番・投手」として打席に立ち、左中間に特大の二塁打。足もめっぽう速いとか。

「投手としては学習能力、修正能力があり、序盤に打たれても試合中に修正できる。課題は体の開きが早く、一塁側に大きく体が倒れるときもあった。打者からすると球が見えやすい部分もあるが、そこは本人も自覚。オープン戦では自身でフォームを微調整するなど、修正する姿勢がうかがえます」(日本ハムOB)

 ロッテ1位左腕の鈴木昭汰(22=法大)は開幕3戦目のソフトバンク戦での先発が内定した。4年連続日本一球団相手に計8イニングを投げて無失点と結果を残す。前出の安倍氏が言う。

「馬力があって、一つ一つの球種はプロで通用するものを持っていると思う。課題は立ち上がりでしょう。大学時代、立ち上がりに球道が乱れるケースが何度かあった。初登板で初回の打者3人をどう抑えるかに、今季の成績がかかっているといっても大げさではないかもしれません。初登板できっかけさえ掴めば、波に乗って、2017年のDeNAの左腕、浜口(10勝6敗)のように好成績を残す可能性を秘めています」


>>[999] につづく
>>[998] のつづき

■新人王資格者ならオリ宮城

(左から)ヤクルトの奥川、ロッテの佐々木朗、オリックスの宮城(写真(C)共同通信社)

 新人王資格がある若手も、虎視眈々とタイトルを狙っている。セではヤクルト2年目右腕の奥川恭伸(19)が一軍キャンプに帯同し、オープン戦でも一軍で投げ続け、登板機会は増えそうだ。

 パは同じく高卒2年目のロッテの佐々木朗希(19)がプロ初登板を果たしたが、こちらは開幕後は二軍で実戦経験を積む方針だ。

「同じ高卒2年目なら、オリックスの左腕・宮城大弥(19)が面白い」とは、オリックスOB。

「すでに開幕2戦目の先発が決まっている宮城は、新人王を取ることを目標に掲げている。最速150キロの速球は右打者に対し、クロスファイアで内角をグイグイ攻められる。コースに投げ分ける制球力もある。1年目の昨季は、3試合に登板し、高卒ルーキー一番乗りでプロ初勝利を挙げるなど、1勝1敗、防御率3.94。この経験を生かし、オープン戦2試合で、2勝、防御率0.90と好投を続けている。キャンプでも、1時間くらい念入りにウオーミングアップをしてから、練習に取り組んでいた。野球への意識、意欲が高く、ハングリーさもあるので一気に飛躍するかもしれません」


 ただでさえ逸材が多い中、今季はコロナ禍で一部の外国人選手の来日が大幅に遅れており、新人はより多くのチャンスを得られるはず。逸材たちによる新人王争いは例年以上に白熱しそうだ。
オリックス、歴代助っ人外国人選手ランキング第4位<野手編>
ベースボールチャンネル 3/20(土) 12:18

 チームの上位進出の鍵となるのが助っ人外国人選手の存在だ。近年では、メジャーリーグ経験のある選手も数多く来日し、1軍登録枠を巡って競争も激しくなっている。今回は、各球団の歴代助っ人外国人選手をランキング形式で振り返り、活躍した選手の傾向を探っていきたい。【オリックス・野手編】

※成績はチーム在籍期間の通算成績、ランキングはこれを基準に作成。

第4位 タフィー・ローズ

左投左打
外野手
在籍期間 3年(2007〜2009)
成績 358試合、打率.289、364安打、104本塁打、276打点、2盗塁

 近鉄、巨人でも活躍したローズ。キャリア終盤になっても圧倒的なパワーで本塁打を量産し続けた。

 アメリカ合衆国出身、身長182センチ、体重100キロ。ウエスタンヒルズ高から、1986年MLBドラフト3巡目(全体68位)でヒューストン・アストロズに指名され契約。マイナーリーグでは、デビューした88年から90年の3シーズンで計107盗塁をマークするなど、俊足を売りとしていた。

 1990年にアストロズでメジャー昇格を果たすと、シカゴ・カブス、ボストン・レッドソックスでもプレー。MLB通算225試合に出場し、打率.224、13本塁打、44打点、14盗塁、OPS.659の成績だった。

 1996年から日本球界に挑戦し、転機を迎える。驚異的なパワーで本塁打を量産すると、近鉄に在籍した8年間で288本塁打をマーク。50本塁打超えも2度記録した。最初の3年間は2桁盗塁を記録するなど、足の強みも生かした。巨人移籍後も近鉄時代同様の活躍。「史上最強打線」の一角を担った。

 2006年に一度現役引退を表明していたが、2007年に入団テストを経てオリックスに入団。39歳とベテランの域であったが、長いNPB経験も活かし初年度から主砲としてバリバリ活躍。42本塁打を放ち、OPS1.000を超えるなど、長打力の健在ぶりを見せつけた。

 40歳のシーズンとなる翌08年には40本塁打、118打点をマークし、打点王のタイトルを獲得。同僚のアレックス・カブレラ(37歳)とともにベテランコンビで強打を発揮し、優勝した西武に2.5ゲーム差まで迫る2位躍進へと導いた。

 2009年シーズンは22本と本塁打こそ減らしたものの、打率は3割超え。しかし、このシーズン限りで退団し、後に2度目の現役引退を表明したが、2015年にはBCリーグ・富山で再度現役復帰した。


前回の【野手編 第5位】はこちら >>[829]

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