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機器分析コミュの検量線について教えてください

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初心者ながら、HPLCの定量分析(移動相は逆相系、UV検出器を使用)の実験を行っている者です。検量線の作成方法について教えてください。
濃度が5〜200μg/mLの試料を定量しようと思うのですが、検量線の濃度範囲およびポイント数はどのように設定するのがベストなのでしょうか??
よろしくお願いします。

コメント(7)

自分だったら… 0、50、100、150、200μgっていう高濃度バージョンと
0、3、5、7、10、20、30、50μgっていう低濃度バージョン作るかなぁ。
だいたいポイント数は5〜7点くらい… っていうのは自分の癖ですw

測定対象物が何かが判りませんが。濃縮や溶媒交換なしで直接LCに注入出来ると仮定して。

0,2,5,10,25かな。
ダイナミックレンジを広く取ると低濃度の誤差が大きくなるのでね。
で、サンプルは20倍希釈で様子見て、低いのだけ原液を注入します。手間は掛かるけど、高濃度の分析するリスクを避けます。
測定対象もわからんし感度もわからんし、
しかも趣味も入りますのでご承知おきを。

感覚的にはタツキ☪ฺ さんに近いですね。

まず、ICP-AES,MSなんかのように直線性は良くないです。
まずもって良くないです。
RIDやUVでやってると、婉曲する場合があるのでまずそこチェックです。

次に、検量線の考え方に入ります。
私は内挿はアリだと思っています。
そして、検量線の各点は均一であるべきと思っています。
故に、自分なら50,100,150,200で引きます。
点数は趣味です。3〜5ぐらいでしょうか。
この際、相関係数・直線性は基より、必ず自己参照濃度を確認すること!
ここで、下限値5を求めるからと言って検量線の点に5を入れるのは意味がありません。
なぜなら寄与率が低いから。
重み付き最小二乗法では濃度の高いプロットに寄与率が行きます。
故に、5だけ外れていても、傾きも相関係数も変動しません。

ではどう確認するか。
作成した検量線に、5のシグナルを入れて定量してみます。
この時目標精度(この場合はaccuracy)を達成できなかった場合、
その検量線は5の定量に使えないということになります。
この場合、5,10,15,20くらいで低濃度定量用の検量線を作成します。

というわけで、結果的にはタツキ☪ฺ さんと同様、とあせあせ

あとは対象試料の濃度上限にどれくらいの信頼性があるかですね・・・。
とんでもないものブチ込まれた日には復旧で半日かかりますから泣き顔
そういう意味では、まつ・ さんのような考え方も当然アリだと思います。
保険かけて、定量範囲に入る程度で数倍希釈してから測定するとか。

以上、ご参考になれば。
うちは正確性あんま重視してないので、批判を受けそうですが2点で検量線引っ張っちゃって…
低濃度と高濃度で分けてやってます。


測定したい範囲を挟む濃度2点で。
今回の検量線の件について回答してくれた皆様、どうもありがとうございました。非常に参考になりました。なるべく精度の高い定量ができるよう努力します。

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