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とあるそにつくの東雲研究所コミュのセシウムの経口摂取について(計算ミス訂正完了)

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セシウムの経口摂取について考察します。
コメント1とコメント2にグラフがあります。
そして今回はかなり難しいデータになってしまったので、コメント3に私なりの結論をまとめてあります。


【ベクレルによる考察】
セシウム137の放射能について(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=61095870&comm_id=5544421)より、セシウムを経口摂取した場合、90%が体内へ吸収されるとされています。

そして生物学的半減期についてなのですが・・・
ICRPでは110日としていますし(前トピに追記しました)、70日という記述や200日という記述も・・・

今回は半減期が70日、110日、200日について考察します。
また、プルシアンブルーを用いると半減期が39日になったというデータがありましたので、39日についてもコメント欄にグラフを載せておきます。

ということで、
・半減期70, 110, 200日について
・吸収率90%で
・毎日100ベクレルのセシウムを摂取したとして

体内に蓄積したセシウムをグラフにしたものをコメント1に写真で添付します。左から70日、110日、200日です。
横軸の右端は3年(1095日)です。
もしも200ベクレルを摂取し続けたならY軸を二倍に、500ベクレル摂取し続けたなら五倍にしてください。





100ベクレル摂取で、半減期70日で9000ベクレル程度で頭打ち。
半減期110日で14000ベクレル程度
半減期200日で25000程度・・・か

今、ほうれん草のセシウム137の制限が1kgあたり500ベクレルです。
まあ、ほうれん草だけを200g食べると100ベクレルになって、こんなにもほうれん草を食べるのってものすごく大変なのですが・・・(っつーか、青物食べ過ぎて消化不良起こすと思います)
他の食品も汚染されている可能性を考えると、この規制値でも一日100ベクレルの摂取は有り得そうですよね・・・。
もっと多くなる可能性もあるかと。

ぬー・・・セシウムだけでこれか・・・
60kgの人間の体内に7000ベクレルとすると、元からある放射能+セシウムの量は

半減期70の場合2.4倍。
110の場合3倍
200の場合4.6倍

に増加。
まあ、ICRPを信用するべきなんでしょうけど。

平時の3倍になるといっても、割と影響は少ないこともあります。

癌の原因は放射能だけではありません。
紫外線、活性酸素やウィルスによるダメージなどがあります。
体内の放射能が二倍になったからといって癌のリスクが二倍になりはしません。

それと、ヨウ素131をアルブミンに結合させた薬液を静脈注射する診断方法がありますが、一度に数メガベクレル単位(1メガベクレル=1,000,000ベクレル)の量を入れます((((;;゚Д゚))
ヨウ素が排出または放射能が消えるまでこいつらが体内を循環します。

それと比較すれば、そこまで大きくありません。
ただ、ヨウ素は半減期が8日なので、比較的早く無毒化されます。

ヨウ素の1ベクレル≠セシウムの1ベクレルであることは注意してください。

【実効線量を用いた計算】※3/26昼・計算ミスを訂正

(計算ミスしたので3/26昼に計算しなおしています_| ̄|○|||
大事なことなので2度)

ICRPの定めるセシウム137の実効線量から被曝量を推算します。
これによると、セシウム137を1ベクレル摂取すると1.3×10^-5【ミリシーベルト】 の被曝になります。

上述の仮定通り一日100ベクレル取ったとして、一年間で0.474ミリシーベルト。

大したことなかった_| ̄|○|||
計算ミスごめんなさい。

体内に平時の3倍量の内部被曝を入れ続けてこんなものらしいです。


なお一日に口にしたのが50ベクレルなら、半分の0.237ミリシーベルト/年になります。
200ベクレルなら0.948ミリシーベルト/年です。
この計算はとても単純です。

【悪い情報】
セシウムは、しばらくはセシウム134(半減期2.06年)がセットになります。
2倍にはなるかもしれませんが、3倍にはならないレベルです。

また、ストロンチウム90やヨウ素131の影響は考えていません。
ヨウ素131は無毒化が早いのですが・・・。

もうひとつ。
実効線量係数がどれだけ正しいか、今のところ私にはよくわかりません。
たとえばヨウ素は甲状腺に集まりやすい性質を持ちますが、ヨウ素131の実効線量係数は、その性質を加味していません。
セシウムは体中に分布するため、理論的には合致しています。
係数の算出までの過程が・・・詳しいところまでわからないので、微妙ですが。
次の調査対象になりそうです。

【そにつくからのまとめ】
実効線量係数を信じれば、問題ないと思います。
体内に3倍とか残るのは結構気持ち悪いですが(^ー^;

あくまでデータを算出して、それを元に各自が判断して欲しいと思います。

暫定基準値の上限の食物をずっと取り続けても、リスクはほとんど発生しないレベルのようです。


しかしながら、悪いことに・・・
3/24日に、飯舘村の雑草から1kgあたりセシウム137が265万ベクレル。
原発から飛散したセシウムを土壌から巻き上げてる可能性が高いと思うんですよね・・・

残念ながら、福島産の野菜は、これ以降、廃棄が妥当かもしれません・・・
事故直後ならまだしも、15日という時間は長いのでしょう・・・

ヨウ素の放射能は(笑)でしたが、セシウムはリスクがあると言わざるを得ないようです。
(計算ミスを補正しても)

【結論】
さすがに難しいので、結論をまとめます。

1. セシウム137を生物学的半減期を110日として、1日100ベクレルの摂取を長時間行った場合、体内に存在する放射能は約14000ベクレルになると考えられる。これは体内に通常存在する自然放射能7000ベクレルとあわせてを21000ベクレルになり、約3倍である。(この値は他の元素からの放射能を考えていない)

2. 実効線量を用いた計算で、セシウム137を1日100ベクレル、365日摂取した場合、0.474ミリシーベルトになる。
これは影響が出始めるといわれる年間200ミリシーベルトよりはるかに小さい。

3. 事故後セシウム134(半減期2.06年)も必ず一緒に出ているため、ストロンチウム90やヨウ素131の影響をまったく考慮しなかった場合でも、セシウムによる被曝量は上述より大きくなる。
ただし、これは二倍になることはあっても、三倍にはならないレベルです。

4. 実効線量係数を信じるなら、暫定基準値の500ベクレル/kgでリスクはほとんど生じないと考えられる。

コメント(7)

半減期ごとの、体内へのセシウム137の蓄積のグラフ。
左:プルシアンブルー摂取時のセシウム137の蓄積量(・・・毎日飲んでて大丈夫なものかはわかりませんけど・・・染料なので排泄物が青くなりますしあせあせ(飛び散る汗)

真ん中:プルシアンブルー摂取時、新たなセシウム137の摂取がなかった場合の、体内に残留するセシウム

右:半減期110日として、新たなセシウム137の摂取が摂取がなかった場合の、体内に残留するセシウム
> そにつく@妖夢使いさん

おはようございますわーい(嬉しい顔)
調べて下さって有難うございましたexclamation ×2
難しいので理解には不安がのこりますが
グラフと結論にてだいぶ納得は出来ました。
ヨウ素と比べ、ネットでも資料が少ないセシウムなので
蓄積率などは今回初めて目にしました手(パー)

福島の地形もあると思うのですが
飯館、福島市は原発の影響が出やすく
会津や新潟方面には出にくいという
県の見解はでているみたいですが…。
取り立てて飯館の汚染は深刻ですね…。
福島は一度測定値を公開したきりなので
出来れば毎日公開して欲しいなとは思ってますバッド(下向き矢印)
政府は廃棄措置は早い癖にきちんとした検査や説明が
ホントに疎かでがっくりですあせあせ(飛び散る汗)
そにつくさん、ホントに有難うございました手(パー)
見直した結果、実効線量係数について訂正しました。
よく見たらミリシーベルト/ベクレルだった・・・_| ̄|○|||

この場を借りて、深くお詫びいたしますm(_ _;)m

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