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青森大学・青森山田高校新体操部コミュのご意見のご報告

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こんにちは、

先日はお忙しいところ皆様には男子新体操に関するご意見をお寄せいただきありがとうございます。 皆様のご協力に感謝いたします。 本日は皆様から寄せられたご意見・ご感想などを集計しました報告をさせていただきます。 今回は項目別に掲載させていただきます。 

国体に関して

国体競技から男子新体操が休止となった背景には国体の規模縮小に伴った体操競技の参加人数枠が18%削減され、体操、トランポリン、新体操を3つの競技を比較した際、普及していない、そして国際大会が無いということで男子新体操が国体競技から休止という形で無くなりました。 

国体競技には各都道府県からの強化費用が出るということですが、国体競技から男子新体操が休止扱いを受けたということは、各都道府県からの財政援助が少なくなる、またはなくなるという事になり男子新体操の普及を妨げる大きな要因になっているようです。 

回答を寄せていただいた皆様全員が国体競技への復帰を強く要望している現状です。 現在、男子新体操は女子新体操と交互で演技・競技をするため、女子新体操と設備または施設を利用して男子新体操の競技実施はできるはずですが、というご意見もいただきました。 まだ女子新体操関係者からのご意見は伺っていないのですが、競技会での施設または運用にかかる費用や時間的制約などの課題があるように思います。

普及に関して

普及していない理由を挙げますと、おおまかに、男子新体操を監督できる指導者不足、資金不足、練習する場所がない、そして多くの人がやりたいと思ってもやる場所がない等が、普及のまず手始めとして直面する最初の課題のようです。 また小学校の体育の授業にマット運動が非常に少ない今、体操そのものに触れ合う機会が子供たちの間で少ないのも体操という競技そのものに触れ合う機会がなくなっているという問題のご指摘もいただきました。 

運よく新体操を近所で教えているところがあっても大半は学校で、学校が違えば入りたくても入れない現実もあります。 また例え受け入れられたとしても、施設の運用面や受け入れ態勢に限界があるという事もいえばす。 機会そのものが少ないというのが痛手ではないでしょうか。 どのようにして機会を増やせるかが、普及につながるカギの一つのようです。

男子新体操の中学校での運営に関して

高体連には男子新体操がありますが、中体連には男子新体操が無いということで、中体連を設けてほしいという声がありました。 ただ新体操部を設けている中学校の数は高校の数と比べて非常に少ないということもわかってきました。 おそらく中体連の体操の一部として扱ってほしいという嘆願書や要望を出すことができるとは思いますが、どうでしょう。 

男子新体操の位置づけについて

みなさんから頂いた意見も拝見した限り、皆様全員が男子新体操は女子新体操と別物と明記しておりました。 その理由についての意見が無かったので、私くなりで恐縮ですが、考えてみました。

陸上競技の100メートル走を例に挙げますが、男子でも女子でもやっている事は全く同じで、唯一の違いは性別だけです。 男女別の競技は基本的な違いは性別で、内容は同じなんです。 ただ新体操となるとと違いは性別だけでなく、やっている内容そのものが違う点です。 あるいは名前は似ているけど、違うスポーツといってもよいのかもしれません。 特に違いが顕著なのは男子新体操の団体の演技です。 ボールやリボンを使ってのそれらを使った演技を中心とした女子新体操団体の競技内容をそのまま男子バージョンにした競技は無いからです。 だから女子新体操とは違うって言う方が大半だと思います。 演技の性質も明らかに違うと思います。 もし男子が女子新体操でやっている内容をしたとすれば、(生理的な反応は別として)性別が違うだけでやっている事は新体操と言えますが、そうなってはいません。 また、もし女子が、現在行われている男子新体操と同じ競技内容をしたいとすると、今度は、女子新体操は何かという問題も起きてくるかもしれません。 名前は男子新体操でも、やはり女子新体操とはまったく別個の競技だと言わざるを得ないですね。 ただ、その独自性から日本発祥のオリジナルのスポーツで誇れるものではないでしょうか。

男子新体操と日本体操協会と関連した位置づけについて

やはり日本体操協会の一部として男子新体操を扱うべきという位置が良いと思っている方もいれば、男子新体操の独自性から別に扱うべきかもという意見もありました。 ただ日本体操協会の一部として扱うべきという声が多いようです。

運営の状況

日本体操協会内では、運営が非生産的という意見がありました。 また意見を寄せていただいた方からは、新体操に携わっている多くの方々が大変な努力をされているということも明らかになりました。 運営そのものはただでさえ数が少ないと思われる関係者や元選手の方々で行われているようです。 採算化してほしいという意見もありました。 

スポーツ倫理と採算化に関する問題点

各大会やエキシビジョンのビデオをDVD化して販売してほしいという声が聞かれます。 そこでまず問題になるのが著作権ですが、現在は日本体操協会はすべての著作権を持っています。 普及そして採算化を狙ってDVDを制作そして販売すること自体は決して難しくありません。 問題はスポーツを、そして選手を、金儲けの道具としてよいのか等のスポーツ倫理にあります。 社会人ならまだしも学生や生徒となると教育理念とも照らし合わせて考えると難しいものがあるように思えます。 

短期・中期・長期的展望

ご意見を下さった皆様が同じ回答をしました。 短期では普及、中期では国体復帰、そして長期では国際大会の実施ということです。 

国際化に関する問題点

海外でも指導者不足、資金不足から実際に男子新体操をしているのは2003年ごろは7カ国で現在は約3カ国程度だそうです。 これまでに挙げてきた問題点は男子新体操をはじめようとすると直面する課題と言えます。 国際化での問題は、他国で大きく普及するとその国のルールに変更されてしまうという懸念があります。 実際にすぐにそうなるとは思えませんが、発想を変えてみると、日本国内でのルールのあいまいさが指摘されます。 

ルール設定について

意見を下さった方々がそろえて口にしたのは現行のルールの曖昧さです。 ただほとんどの方が、付け加えたのがルールが曖昧な半面、各新体操の団体が独自の技術を編み出して、独自の表現するという醍醐味もあるということです。 まさにその通りだとおもいます。 あまりにもルールを厳格化すると独自性そして芸術性が損なわれるという懸念があります。 

今後の普及についての展望

もちろん男子新体操の醍醐味を知ってもらう最大のチャンスはエキシビジョンでの演技や、大会に足を運んでいただく事ですが、やはり実際に体験してみる機会が増え、そして興味を持った方々が地元でやっていける環境ができればよいという意見をいただいました。 

多少長くなりましたが、本日まで来たご意見の集計をいたしました。 皆様が既に感じられていることが多く重複しての報告となってしまうかと思います。 今後も、男子新体操の普及そして発展への期待を胸に、皆様との意見交流や、皆様からの感想などもお聞かせいただければとおもいます。

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