岡山で『名探偵コナン』好き！コミュのいきものがかり、ニューシングルには3人の思い出も!?！。

いきものがかり、ニューシングルには3人の思い出も!?

オリジナルアルバム『NEWTRAL』が
2週連続ランキング1位を記録したいきものがかりが、
早くもニューシングル『ハルウタ』を4／25にリリースする。
劇場版
『名探偵コナン 11人目のストライカー』
主題歌のこの曲には、
大人になる前の3人の思い出も隠されている!?

――新曲『ハルウタ』は、劇場版“コナン”の主題歌で。
山下　
“コナン”の映画の曲で、
サッカーをフィーチャーした話だというので、
バラード寄りではなく、
ミディアムからアップテンポな感じで、
というイメージで作りました。
『名探偵コナン』については、
僕は原作は小学校の頃に読んでたんだけど、
吉岡はアニメを観てたんだよね。

吉岡　
そう。中学くらいのときに、
小松未歩さんが歌っていた
主題歌『願い事ひとつだけ』という曲がすごく好きで、
歌い方をマネしてみたり、
カラオケで歌ったりしていたんです。
今回、夢中でレコーディングしている途中で思い出して、
自分たちの曲もそんな風に印象に残るかもしれないと思うと、
緊張感がありますね（笑）。

水野　
山下の曲の中では、
すごくキャッチーな印象だよね。
僕は山下が歌っているデモではじめて聴いたんですけど、
その段階でも十分メロディが伝わってきた。
実際に、吉岡が歌ったり、
歌詞がハマッてきてからも、
“コナン”での事件が起こるスリリングさ、
少し陰のある部分やドキッとする部分、
そして疾走感があって爽やかな部分も両立されているなと。
歌謡ロックっぽい感じとか、
非常に僕ららしい曲になったと思います。

――聴いた人のパーソナルな感情や人生、
思い出をも呼び起こす力があるような気がします。
山下　
いろんな捉え方ができるように書いたつもりではいて。
“僕”と“君”という対比で描いてはいるんですが、
その“君”が例えば過去の自分だったりとか。
あとは“コナン”での主人公、
新一と蘭ちゃんの恋愛なのか友情なのかという
微妙な関係性も意識してます。
プラス、小学生のキャラクターだったりするので、
自分の経験も振り返りつつ。
僕が小学生の頃に仲良かったコが引っ越してしまって、
またいつか会おうねと約束していたのが、
二十歳ぐらいで再会できたんです。
そんなことも少し反映しながら書いてみました。

――水野さん、吉岡さんが個人的なことでイメージされたことは？
吉岡　
季節柄というのか、春は少し、不安定な気持ちにはなるよなぁっていう。
学生ではないので、
何かから卒業したりとか環境が変わったりはしないんですが、
この季節特有の、木の芽が芽吹く前の不思議な感覚、
体がぞわっとする感じというか。
歌詞を読んだときも、
絶対的なストーリーがあるというよりは、
感覚的な部分がポイントなんだろうなって。

水野
個人的には、ライヴでやるって想像がすごいしやすかった。
ツアーも控えてるから、
“やる……のかな!?”って（笑）。
アレンジャーさんが、ギターをどんどん重ねてくるんですよ。
スタジオで作業しながら、
“これ、できるのか!?”って。
やりますけどね！
たぶん（笑）。

Profile 吉岡聖恵（Vo）、
水野良樹（G&リーダー）、
山下穂尊（G&Harmonica）。
99年2月結成。06年3月、シングル『SAKURA』でメジャーデビュー。
2／29に発表した5thアルバム『NEWTRAL』が
初登場から2週連続1位を獲得した。
4／14（土）より、
全国ツアー
『いきものがかりのみなさん、こんにつあー!! 2012 ～NEWTRAL～』が
スタート。

※当インタビューはエンタテインメント情報誌『オリ★スタ』4／30号に掲載。
誌面ではさらにインタビュー、
写真などたっぷり紹介していますのでお見逃しなく！