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ポテトサラダボーイズコミュのポテトサラダボーイズ会議室〜理想の具について〜

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ポテトサラダの理想の具について考えましょう。
あとジュンの異名を考えました
『ポテサラ合衆国大統領 ジュン・F・ケネディ』

コメント(72)

「はやお、目を背けちゃダメだ!」

そう俺が一喝したときだった。
ハヤトはむくりと起き上がり、
「うるさいー」
といつもの独特のイントネーションで喋った。

「お前意識があるのか!?」
「何がかっちゃ」
驚く俺達を尻目にハヤトはトイレヘ行った。

…何てことだ、そういえばハヤトは前から茶褐色だった。
「ほらな!」


はやとの件は気休めでしかない。俺達はお互いにその事が分かってる。

こういうときは覚悟とか勇気ではない。ジャガダチという強大な敵を相手にするという現実を受け入れられるかどうか。それに全てが委ねられている。俺たちのことも。ジャガダチのことも。俺たちの知らない人の命も。
俺とはやおはこの現状を受け入れる為か、かき消す為か、どちらにしろ何らかのきっかけを求めて一路、高知県へ向かった。

ヤノジュンコの唄を聴きに行ったのだ。
ヤノジュンコの歌小屋に行く道中、俺達は一言も話せなかった。

ただヤノジュンコの歌声を求めていた。
歌小屋でヤノジュンコの歌を聴いた。
瞳には涙が浮かんでいた。
そして歌小屋をでる頃にはもう俺達の心は固まっていたんだ。
そうついに決意した。


俺たちのロックでジャガダチの野望を打ち砕いてやろうと!
しかしポテトサラダボーイズは現在2人。
今のままでは到底太刀打ちできない。
俺達はまずジュンにバンドへの参加を申し出た。
相当悩んでいたようだが、なんとか話を受けてくれた。ロッキンポは眠ったまま。

俺達3人は迷ったが、あいつのもとへ向かった。
そう、'時空の歪みから紛れ込んだ下級悪魔`の異名を持つ男'ユーイチ`だ。

力になるのか、はたまた足を引っ張るだけなのか分からなかったが俺達は賭にでた。
ユウイチの家に着いた。


二階からは歌声が聞こえる。

「ヒャアッホオウ!」
俺達は確信した。

「ユーイチ、俺達と一緒にジャガダチを倒すためにバンドをやってくれないか?」

「ヒイャッホォゥ!!」

こうしてポテトサラダボーイズのメンバーが揃った。
メンバーが揃った日の夜、俺たちは杯を酌み交わした。


アジアカップを見終わった頃、ナオトはおもむろに口を開いた。


「俺たちはこいつらの様に注目を浴びることはない。だが、俺達しかいないんだ。俺達しか知らない。俺達しか気づいていない。俺たちの回りしか被害にあっていない。だから、被害が広がる前に俺達がやらねぇといけないんだ!」


ナオトはそう言うとベッドに横たわり寝げろをした。
俺が寝ゲロにまみれ意識を失う前、
最後に見たのは

「ヒイャッホォゥ!!ヒイャッホォゥ!!ヒィヤッホォォォウ!!!」

と酔って狂乱状態になったユーイチがほぼ全裸になり
それを見た、はやおもジュンもゲロを吐き出した風景だった。

(みんな仲間だ、ウィーアーポテトサラダボーイズ…フフフ…)

やはりあいつの股間は俺には衝撃だったんだ。意識を失って気づいたときにはナオトの部屋はゲロまみれだった。


でもその時確信したんだ。俺たちはつながっているんだということに。
この強い絆をロックにしてジャガダチに立ち向かおう、
みんながそう思った。

昨日、杯を交わしながら俺達は担当を決めていた。

ギターボーカル 7010
ベース ジュン☆矢
ドラム 覇夜王
ヒャッホォウ!! U-1

ゲロまみれの部屋から俺達の物語は始まった。

そして俺達はジャガダチを倒すべく曲を作った。

「ぶっ掘り返す」

俺たちはジャガダチライブというチラシを見つけた。題名は「電脳中枢神経ティスタライブ」


俺たちは一曲とギターをひっさげ、そのライブに潜入したんだ。
中には数えきれないくらい沢山の人がいた。
みんなどこか心が浮き離れたような目をしている。

俺達はライブが始まり、ジャガダチが現れるのをじっと待った。

そのライブのロックバンドはくそだった。


こんなの・・・ロックじゃねぇ!
「ヒイャッホヴ!!!!」
ユーイチも怒りをあらわにしていた。
俺達はステージに駆け上がりその場をジャックした。

「出てこい!ジャガダチ!!」
ジャガダチはまだ出てこない。観客は今俺たちしか見えていない。


俺たちはドラムの音を合図に「ぶっ掘り返す」を全力で演じた。
「〜イモをぶっ掘り返〜す!!イモをぶっ掘り返〜す!!」
「ヒイィィィャッホウ!!!」

演奏が終わる頃には、客席の目の色は変わり
沸き立っていた。
これはいける!


と俺たちが確信した瞬間、スピーカーから声が流れた。


「なーおとくん、あそびましょ。」
「この声はジャガダチ!?」

「どこだ!?出てこい!!」

「ヒャッホ!!ヒィヤッホォウ!!」

そして遂にライブハウスの奥、
暗闇からジャガダチが姿を現した。

「…!!!!?」
じゃがだちはお面を被っていた。見覚えのあるマークがついていたが、皆がそのマークがなんだったかを思い出すことができなかった。
俺は一瞬、
大島ワンニャン王国のマークかと思ったけど違った。

こうして怨敵であるジャガダチと対面した俺達だった。
やつが出てきた途端、会場の雰囲気が変わった。確かに変わったんだ。俺たちはその空気のなか、たっているだけで精一杯だった。


四面楚歌。まさにそんな感じだった。

ヒリつく空気の中、空気を読めない男がここに一人。

「ヒャッホォォォウ!!!」

「ユーイチ!」
やっぱりこういう時頼りになるぜ。

「ジャガダチ、お前の目的は何だ!!」
「ヒャッホゥ!」

「私の目的、それは」
「ヒャッホゥ!」

「ユーイチ、ちょっと黙っ」
「ヒィヤッホォォォウ!!」

…うっとおしい。
ユーイチが食い気味に「ヒャッホゥ!」と言ってくるので話が進まない。
ユーイチの口をふさいだ俺は、質問を続けた。

「目的は何なんだ」

「僕はただ君たちと遊びたいだけなんだ。僕とゲームをしよう。」

「ふざけるな!人の顔を茶褐色にしておいて、何を言ってやがる。」

「君たちが僕を捕まえれば君たちの勝ち、その前に君たちの顔が茶褐色になってしまったら僕の勝ち!」
「なるほど、サルゲッチュみたいな感じってことか」

「差し詰め、イモゲッチュってとこか…クフッ、クヒャヒャヒャヒャ!」
「ギヒョヒョヒョヒョヒョ!!」
「ゲヒュヒュヒュヒュヒュ!!」
「ヒャホホホホホォウ!!ヒィッヤッホホホォウ!!」

俺達は脳に異常をきたしたみたいな笑い方をしたがジャガダチは微動だにしなかった。

「捕まえることが出来たらあの小僧を元に戻してやろう」

俺達はやるしかなかった。
ジャガダチに襲いかかったが黒服に追い出された。


まずは茶褐色にする手段を突き止めなければ。


俺は思い出した。あのマークのことも、俺たちが中学時代に書いたマル秘ノートのことも。
そのノートは今でもあの場所にあるはず。

俺達は、はやおの家に向かった。
「さとしラブラブプロジェク」

そのノートにはそう書かれていた。くだらぬ。
その内容たるやいなや、思春期の男児の脳内全てを物語っていた。

しかしそこにあのマークはあったのだ。
ジャガイモ色のハートマークを矢で射るあのマーク。

確か、ジャガダチの手にもそのマークはあった。
「なんてことだ。ジャガダチは俺たちが作り出したんだ!」
俺たちがそんな疑惑に困惑していると
「奇々怪々なり。」
今までヒャッホゥ!かヒィヤッホゥ!しか口にしてこなかったユーイチがおもむろに口を開いた。
驚いたが俺たちはユーイチの次の句に耳を澄ませた。

「………ヒャホ。」

特に続きがあるわけではなかった。
さすがユーイチだ。
さとしラブラブプロジェクトにはこうも書かれていた。

ひゃっほおおおおう
そしてこうもかかれていた

夕暮れに告る 成功率UP

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