自分探しの就活しませんか??コミュの株式会社牧野フライス製作所

　◆会社概要　１９３７年創業。資本金１９２億円。連結売上高９５１億円（２０１１年３月期）。従業員数１３６２人（今年３月）。本社は東京都目黒区。韓国、中国、ドイツ、アメリカなど１５か国で事業展開。

　◆採用計画　２０１２年４月の新卒採用数は技術系３０人、事務系１０人程度。説明会参加が必須。筆記試験（英語、一般常識、適性検査など）による選考後、面接を３回。

　工作機械が専門のメーカーです。取引先は、世界的な大企業から社員数人の町工場までさまざま。当社の機械は、航空機や自動車のエンジン、半導体など、高い精度が要求される製品を製造、加工するのに用いられています。

　創業以来７０余年、高性能、高品質にこだわる一方、世界中の産業を調べて、近い将来にどんなものが求められるか予測し、そのための機械や技術を先回りして開発し、新しい需要を生み出してきました。

　本社の所在地は東京ですが、ものづくりの会社は生産現場と開発、管理部門が一体であるべきと考え、本社機能は神奈川県の工場に置いています。

　これらのこだわりを理解してもらうため、文系、理系を問わず、応募希望者には必ず工場を見学してもらっています。いくら成績が優秀でも、企業姿勢に共感できない人は採用できませんから。

　オフィスでは、重役と若手社員が席を並べて仕事をしています。社長室はガラス張りで、ドアは常時開放。風通しが良く、自由な雰囲気のある会社だと思います。その自由さに甘えずにしっかりと自分を磨き、成長していける人材を求めています。

　工作機械は、日本が非常に強い分野の一つです。当社でも、海外市場の売上高が７割を占めています。
　海外子会社の運営は、現地スタッフに任せています。各部門とも、日常的に英語や中国語でやりとりをし、海外出張も頻繁です。コミュニケーションのツールとして、一定の語学力は必要です。そうでなければ、仕事の幅は広げられません。

　新聞は最も身近な情報源。同じ題材でも新聞社によって書き方は違うので、その背景を考えることも、ビジネスマンには必要です。

2011年8月2日、読売新聞より抜粋、一部加筆訂正