自分探しの就活しませんか??コミュの住友商事株式会社

◆会社概要　1919年設立。資本金2192億円。連結売上高7兆7671億円（2010年3月期）。従業員数5218人（2010年4月）。国内26、海外115事業所。本社は東京都中央区。

◆採用計画　2011年春の新卒採用予定数は基幹職（総合職）124人、事務職25人。2012年春採用の基幹職の締め切りは今月中旬（既卒可）。事務職は詳細未定。ともに筆記試験（言語・計数・英語）による選考後、面接を複数回。

終戦の1945年に商事会社として再出発し、「熱心な素人は玄人に優る」を合言葉に、先行する総合商社を追いかけてきました。若手にもどんどん仕事を任せるのが、当時から続く伝統です。

社員間のお歳暮のやりとりなどは古くから禁止。上司に対してもストレートにものが言える、風通しの良い会社だと思います。

好不況にかかわらず、しっかり収益を出すことが企業の社会貢献の第一歩です。特定の事業部門を偏重すると全体の収益が不安定になりやすいため、常に各事業のバランスの取れた経営を心がけています。

ライバルは国内商社でなく、全世界。各部門で、世界の一流と言われる企業を相手にしています。

求めるのは、多少、破天荒なところがあっても成長が期待でき、世界を舞台に活躍できる人です。旺盛な好奇心や探求心、挑戦心、あきらめない意志を持ち、勉学を怠らず自分で考える習慣がついている人、いろんな経験を積んできた人には魅力を感じます。

会って話すことがビジネスの基本です。採用でも面接を重視しており、エントリーシートは選考の材料にしていません。社内講座でいくらでも知識は得られるので、語学や資格などは一切問いません。

入社してすぐに格好良い仕事はできません。10年間は、「商社人」の基礎をしっかり学ぶ時間と位置づけており、その間に2回ほど異動を経験します。個々人がいろんな引き出しを持つことは本人だけでなく、会社にとってもプラスになります。

商社の人間が新聞を読むのは当然のことです。日本との関係を意識しながら海外のニュースを読む習慣をつけると、さらに新聞が面白くなると思います。

2011年3月1日読売新聞より抜粋、一部加筆訂正