さん喬を聴くコミュコミュのさん喬・権太楼師匠からメーセージが届きました。

拡散希望!
今日はさん喬・権太楼師匠から落語の聴きどころについて、メッセージが届きましたので、ご案内します。
落語界の最高峰の噺家です。チケットはまだございます。

噺の聴きどころ
「居残り佐平次」
この噺を「やろう！」と決めたのは、２００２年豪華客船「飛鳥」での３週間の旅が始まる直前の事でした。
シンガポールからアテネまでの３週間、あたしは何もやることがないんで、円生、談志、志ん朝、小三治各師匠の「居残り佐平次」のテープを聞きまくりました。航海中は部屋にこもって「居残り」の稽古ざんまいでした。
亡くなった柳家つば女アニさんに教わったけど、まだ高座にはかけていないし、まだ頭の中に入ってないんだから、とにかく叩き込むしかない。
円生師匠のは凄いんだけど、あたし的には「古い」と感じた。小三治師匠のはとぼけてて面白かった。談志師匠のは、「紅梅さんとこの勝つぁん」が出てくるあたりから、ダーッとたたみかけてくるんだ。
「要するに、佐平次ってやつは、カメレオンなんだなあ」
これが、ありとあらゆる「居残り」のテープを聞きまくって思ったことでした。その場その場で「色」が変わる。
佐平次という男は、まさに詐欺師ですよね。
柳家権太楼

「井戸の茶碗」
井戸の茶碗は、五代目春風亭柳朝師匠に教えて頂きました。
柳朝師匠は江戸っ子気質の粋な噺家でした。
その頃は志ん朝師匠と「二朝会」という会をなさっておいででした。
井戸の茶碗は古今亭の噺として誰もが思っていましたが、
私は、柳朝師匠の演じる、骨太の屑屋の清兵衛が好きでした。
ですが、演ってみるとどうしても好きな筈の清ヱ衛にはならずに、段々と違った人物になってしまいました。
それにより清兵衛を取り巻く人物も、
それに合わせた色合いになってきた様に思います。
今でも鈴本の地下室で、稽古をつけて頂いた時の事を思い出します。
柳朝師匠が、私の井戸の茶碗を今お聞きくださってら、何と仰るか？
きっと怒られるでしょうねー！

柳家さん喬

第五十二回鎌倉はなし会　
柳家さん喬・柳家権太楼二人会　
演題: さん喬「井戸の茶碗」　権太楼「居残り佐平次」他各一席
特別ゲスト: 悠玄亭玉八(幇間)

日時：10月12日(土)　14時半開場　15時開演　

　
場所：鎌倉芸術館小ホール
（ＪＲ大船駅徒歩10分）
主催： 鎌倉はなし会　
　木戸銭：4000円(全席指定)

下記のURLをクリックいただきますと、チラシがご覧になれます。
http://hanashikai.sakura.ne.jp/…/20191012.sankyo.gontarou.o…

【今回の見所】
当代随一の実力と人気を誇る二人会です。柳家さん喬師匠は、艶のある声と柔らかな物腰で女性ファンも多く、江戸の四季を色鮮やかに浮かび上がらせる情景描写や男女の心理描写に定評があります。また、長屋噺を得意とし、長屋の生活描写も味わい深いです。正直者の善人しか出て来ない明るい人情噺「井戸の茶碗」を掛けます。柳家権太楼師匠は現在の落語界を代表する爆笑派の帝王です。郭噺の傑作「居残り佐平次」を掛けます。昨年、大好評を博した幇間の悠玄亭玉八師匠も登場します。

柳家さん喬　五代目柳家小さん門下。人情噺の評価がつとに高いが、滑稽噺にも力量を発揮する実力派の噺家。艶のある声と柔らかな物腰で女性ファンも多く、江戸の四季を色鮮やかに浮かび上がらせる情景描写や男女の心理描写に定評がある。また、長屋噺を得意とし、長屋の生活描写も味わい深い。国立演芸場金賞受賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章など受賞多数。

柳家権太楼　明治学院大学落研で大活躍、大学卒業後1970年、柳家つばめに入門、1974年に師匠他界後、五代目柳家小さんの門下となる。1982年に18人抜きで真打ち昇進。現在の落語界を代表する爆笑派の帝王。趣味ゴルフ、巨人軍を応援すること。若手演芸大賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章など受賞多数。

悠玄亭玉八
1978年、新劇俳優を経て新内・粋曲師の二代目柳家紫朝に師事し、音曲修行。翌年、「最後の幇間」といわれた悠玄亭玉介の一門に。1985年、浅草の見番に登録し、正式に幇間としてお披露目、悠玄亭玉八の芸名をもらう。

●予約／
メールで申し込み（宛先：m-aki@df7.so-net.ne.jp）→銀行か郵便振替にてお振込み→入金確認→チケットを発送という手順になりますので、チケット代＋送料82円（枚数にかかわらずこの金額です）を、お振り込みください。

●お申し込み
送料82円を添えて、枚数分(1枚4000円)をお振り込み下さい。
●振り込み先
三菱UFJ銀行　鎌倉支店　普通0076156
カマクラハナシカイ

※同じ三菱同士だと、手数料が108円です。

郵便振替　鎌倉はなし会　00210-8-92990
※郵便局のATMから振り込むと、手数料が80円です。

ご出席の方は以下のフォーマットに書き込み、m-aki@df7.so-net.ne.jpまでお申し込み下さい。

●鎌倉はなし会出席
お名前（HNではなく本名で）
人数
ご住所　〒
電話番号
メールアドレス
振り込み先(銀行か郵便振替のいずれで振り込むのかを明記してください)

●メールでのお問い合わせ　m-aki@df7.so-net.ne.jp
●電話でのお問い合わせ　0467-23-0992　秋山
　
今後の予定　
◆第五十三回鎌倉はなし会　春風亭一朝・春風亭一之輔親子会
12月13日(金)　19時開演　鎌倉芸術館小ホール　4000円

◆第五十四回鎌倉はなし会　柳家喬太郎・桃月庵白酒二人会
2020年2月21日(金)　19時開演　鎌倉芸術館小ホール　4000円
◆第五十五回鎌倉はなし会　桂米團治独演会　
2020年4月11日(土)　15時開演　逗子文化プラザ　なぎさホール　4000円
◆第五十六回鎌倉はなし会　立川志らく独演会
2020年6月24日(水)　19時開演　鎌倉芸術館小ホール　4000円
◆第五十七回鎌倉はなし会　柳家三三独演会
2020年8月1日(土)15時開演　鎌倉芸術館小ホール　4000円

●メールでのお問い合わせ　m-aki@df7.so-net.ne.jp
●電話でのお問い合わせ　0467-23-0992　秋山

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